千葉さんが描いた富士山の祭壇
お別れ会で飾られた祭壇は、千葉真一さんが生前に書いた油絵を元に、白い富士山をモチーフにしたもの。
約4000本の菊や桔梗が用いられた豪華な祭壇で、千葉真一さんの壮大さが表現されていました。
千葉さんの人柄を表した遺影

遺影に使用された写真は、映画「戦国自衛隊」の撮影の際にオフショットとして撮影されたもの。
青空のもと、筋骨隆々の上半身裸でほほ笑む写真は、千葉真一さんの力強さと優しさが一枚で感じられるものとなっていました。
数々の映画や写真が映し出されたスクリーン

祭壇上に設置されたLEDスクリーンには、千葉真一さんが生前出演された映画作品、息子である新田真剣佑さん、眞栄田郷敦さんと肩を組む姿、またまだ2人が幼いころに親子3人でお風呂に入る姿などの写真が映し出されました。
また千葉真一さんの人生を振り返るメモリアルムービー、そして生前行われた千葉さんの芸能生活60周年記念パーティーの一部映像も公開。
60周年記念パーティーの映像の中では、千葉さんが恩人である高倉健さん、深作欣二監督、大山倍達さんへ感謝のメッセージを述べ、また眞栄田郷敦さんが吹くサックスに合わせて歌唱する姿。
まるでそこに千葉さんがいるような臨場感のある映像作品でした。
弔辞やコメントと連動したスクリーン
スクリーンには、弔辞やコメントが読まれている間、その所縁の画像が映し出されました。
息子である新田真剣佑さん、眞栄田郷敦さんはそれぞれ別の仕事のため、お別れ会には欠席でしたが、両名からの連名でのコメントが発表されました。
その際スクリーンに映し出されたのは、三人で肩を組んでいる写真、そして三人でお風呂に入っていると思われる幼少期の写真。
他にも、岡崎二朗さん、若山騎一郎さん、清水節子さん、義家弘介さんが弔辞を読まれた際には、スクリーンに千葉真一さんと弔辞を読まれている方々との所縁の写真が映し出されました。
故人の人生を作品にする「映画葬」

今回のお別れ会は千葉真一さんの人生を映像や写真で振り返る日本初の「映画葬」として行われました。
手掛けたのは東京都大田区、稲城市に事務所を構える「株式会社セロニアス」です。
”感動葬儀”をモットーに遺族、参列者になにか温かいものを持って帰ってほしいという想いのもと、数々の葬儀を手掛けてきました。
音楽事業や映像事業も手掛けている株式会社セロニアスならではの、他にはない心に残る演出の葬儀を行うことができます。
写真を繋ぎ合わせたスライドショーのようなものは様々な葬儀社で作ることができますが、「映画」のような作品に仕立ててくれるのは、株式会社セロニアスだけ。
スタッフの中には、元大手テレビ局で映像編集をしていた方もいらっしゃいます。
今回の千葉真一さんのお別れ会でも、スクリーンにはまるで千葉真一さんの人生を表した「一本の映画」が映し出されているかのようでした。
一般の方でも、故人の生前の映像や写真をまとめて「映画」のような作品を作ることが可能。
「映像は持っていない」「写真が10枚ちょっとぐらいしかない」という場合でも、5分ほどの作品に仕上げくれるそうです。
葬儀で流すことで、遺族や参列者が故人を思い出し、偲ぶことができます。
また昨今では新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、大人数を呼んでの葬儀ができなかったり、本来は呼びたかったはずの方を呼べないということもあるかもしれません。
そんな時でも故人の人生をあらわした映像をお送りして見ていただくことで、故人との思い出を振り返っていただくこともできます。
大切な人の映像作品を作ってみたい、自分自身の人生を振り返った映像を葬儀で流してほしい、そうお考えの方は一度株式会社セロニアスに問合せをしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
亀井 洋一 (葬儀の口コミ編集部)
東京都出身。親の葬儀を経験したことで葬儀業界に興味をもち、大学を卒業後葬儀社で勤務。10年の現場経験を経て、退職。
消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「葬儀の口コミ」を運営している。