喪服にタイツはOK!女性用喪服の足元マナー、最適なストッキングのデニール数は?

最新編集日:2022年10月13日

喪服にタイツはOK!女性用喪服の足元マナー、最適なストッキングのデニール数は?

葬儀に参列するとなると、悩んでしまいがちな葬儀の足元マナー。
タイツやストッキングを履いていいのか、どのような色やデニールにしたらいいのか、マナーを守った服装を選ぶのは難しいですよね。

結論から言うと、葬儀にタイツは着用OKです。

今回は、
「葬儀にタイツを履いていくか迷っている人」
「どのようなストッキングや靴下であればマナー違反にならないか知りたい人」
にむけて書いています。

防寒をしつつ葬儀マナーを守った格好についてこれから紹介します。

  

喪服にタイツは着用OK!

喪服にタイツは着用OK!

葬儀にタイツは着用して問題ありません。

理由は体調を崩す可能性があるからです。
葬儀場が広かったり、古い建物だったりする場合は暖房が効きづらく体が冷えてしまう場合があります。
寒さを感じることで葬儀に集中できないことや体調を崩すデメリットなどを考えると、暖かさを確保したうえで葬儀に臨むべきでしょう。

もう一つの理由は、タイツを履いていてもそこまで目立たないことです。
大人の女性用の喪服はひざ下丈スカートが多いです。足元は露出が少ないため、タイツを履いていたとしてもマナー違反に感じる人も少ないでしょう。

タイツはマナー違反だと見たことがあるけれど・・・

複数のサイトで葬儀にタイツを履くことはマナー違反であると読まれた方もいるかもしれません。
しかし本当にそうでしょうか。

25年間エンディング関連の仕事に携われた吉川さんは、記事の中で葬儀でストッキングを履かなければならないというマナーを「ヘンテコマナー」と述べています。
また現役の僧侶も防寒のために「タイツのデニールがいくつだろうと問題ない」との意見を述べています。

自分自身の防寒をしっかりとして、故人の死をきちんと悼むことをオススメします。

最適なタイツ・ストッキングのデニール数

最適なタイツ・ストッキングのデニール数

結論から言いますと、最適なタイツとストッキングのデニール数はありません。
参列する日の気温や葬儀の場所によって選ぶのがいいでしょう。

ここでは気温ごとにオススメのデニール数を紹介します。

・気温17度以上
天候にもよりますが、日中は温かさを感じられるでしょう。
20~30デニールの黒ストッキングでも十分に温かく過ごせます。

・気温15度前後
1日中上着を羽織っていないと肌寒く感じられる気候です。
40~60デニール程度のタイツを履くことをオススメします。
一般的に脚が美しく見える厚さは40~60デニールと言われています。

・気温10度前後
非常に寒い日です。
80デニール以上の厚めのタイツを履くことをオススメします。
後述する防寒対策も合わせて使うことでさらに温かさを確保できます。

不安な方は礼装用ストッキングがオススメ

伝統的なマナーを守りたい、格式高い葬儀に参列するなどの理由がある方は、透け感のある黒ストッキングが無難です。

ブラックフォーマルに合わせることを前提とした礼装用ストッキングが無難でしょう。
ストッキング GUNZE 礼装

マナーも守りつつ、防寒対策をきちんとしたい方は、後ほど便利なアイテムを紹介します。

柄や光沢のあるストッキング・タイツは着用NG

柄や光沢のあるストッキング・タイツは着用を控えましょう。
ストライプのような控え目な柄や少しの光沢感でも、周りには華美な印象に捉えられてしまいます。
タイツやストッキングの生地は落ち着いたマットタイプのものにしましょう。

冬の葬儀での足元の防寒対策

冬の葬儀での足元の防寒対策

冬の葬儀は非常に寒いです。
体調を崩さないように防寒対策はしっかりと行いましょう。
ここからは、寒い日の葬儀でできる防寒対策についてお話します。

タイツ・ストッキングの重ね履きをする

まず防寒対策としてオススメなのは、タイツ・ストッキングの重ね履きです。
重ね履きをすることによって、脚に空気の層ができ保温性を高めてくれます。

注意点は着圧が強いタイプのタイツの重ね履きです。
着圧が高いものは脚への締め付けによって血行が悪くなり、かえって冷えを加速させる可能性があります。自分の体形に合った締め付けの強くないタイツを選びましょう。

保温性のあるタイツを着用する

最近ではユニクロのヒートテックなど高機能のインナーが販売されています。
タイツも同じで、さまざまな機能で温かさを保つ商品が多数展開しています。

特にオススメの機能は保温性と裏起毛です。
ヒートテックなどに代表される保温性のあるタイツは、肌から出る水蒸気を熱に変える機能があります。
またタイツの裏側が裏起毛になっているタイプもオススメです。裏起毛によってタイツと肌の間に空気の層を作ってくれるため、非常に温かさを確保してくれます。
しかしタイツの生地が重く着ぶくれして見える可能性があるため、全体のバランスを見ながら考えましょう。

足裏にカイロを貼る

寒い日の葬儀はとにかく足元が冷えます。
室内での葬儀だったとしても、暖かい空気は上の方に上ってしまい、座っている足元までは届きません。

オススメの防寒対策は足裏にカイロを貼ることです。
タイツやストッキングの上から張ることができ、靴を履けば全く分かりません。

靴を脱ぐ場合には黒色のカイロを貼ることで目立ちにくくなります。

フェイクタイツを着用する

フェイクタイツを着用する

透け感のある黒ストッキングの上品さとタイツの温かさを兼ねたいときにオススメなのが、フェイクタイツです。

フェイクタイツとは黒色とベージュの糸を重ねて編みこんだタイツです。
タイツのような厚みがありつつも、ストッキングのような透け感を出せることが特徴です。
フェイクタイツを履くことで喪服に合わせても重くなりすぎず、温かく過ごせます。

オススメのフェイクタイツを紹介します。
・フェイクタイツ 透けて見える ストッキング風
・【ATSUGI公式】 フェイクタイツ 裏ベージュ 80デニール

黒いストールやひざ掛けを持っていく

荷物に余裕がある方は黒いストールやひざ掛けを持っていきましょう。
足元にかけておくだけで足元の冷えを緩和させることができます。

さらには手荷物などにかけて隠したり、肌寒いときには肩に羽織って防寒したりと様々な場面に使えます。一枚持っておくと安心でしょう。

万が一、タイツを指摘された場合は履き替えよう

万が一、タイツを指摘された場合は履き替えよう

何度も言いますが、タイツで葬儀に参列することはマナー違反ではありません。
しかしどうしても葬儀のマナーとは地域差やご遺族の考え方などが色濃く反映される場所でもあります。

万が一、タイツで参列した際にマナー違反だと指摘された場合は、ストッキングに履き替えた方がいいでしょう。
黒ストッキングはコンビニやスーパーでも取り扱っています。
会場が郊外にある場合や不安な方は、一枚購入してから向かうと安心です。

まとめ

タイツで葬儀に参列することは、マナー違反ではありません。
上品さを得て冷えや寒さに耐えるよりも、防寒をしっかりして故人とのお別れの時間を大切にできる方がずっと良いはずです。

寒い日に葬儀に参列する方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人

亀井 洋一 (葬儀の口コミ編集部)

東京都出身。親の葬儀を経験したことで葬儀業界に興味をもち、大学を卒業後葬儀社で勤務。10年の現場経験を経て、退職。
消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「葬儀の口コミ」を運営している。

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