経済的な葬儀を行うには公営斎場が安心。特徴や費用、メリットを紹介

最新編集日:2022年06月05日

経済的な葬儀を行うには公営斎場が安心。特徴や費用、メリットを紹介

葬儀を行う場所選び、選ぶ場所によって費用が全く異なってきます。

その選択肢の1つ、公営斎場をご存知でしょうか?
高くなりがちな葬儀費用。現在住んでいる地域の公営斎場を使うことによって、費用を安く抑えることができます。

今回は公営斎場の特徴と民間斎場との違い・費用を安く抑えるポイントについてご紹介します。
知っているのと知らないのでは大きな差ですよ。

  

公営斎場とは

公営斎場とは、行政が管理しているお通夜や告別式を執り行うための式場です。斎場を運営する組織によって民間斎場と公営斎場に分けられます。

公営斎場には、市区町村が運営しているところと複数の自治体が組合を形成して斎場を運営しているところがあります。後者の例に広域飯能斎場があります。広域反応斎場は狭山市、飯能市、日高市が広域組合を形成、運営している施設です。

公営斎場は本来地域住民のための施設ですが、地域外の人でも利用は可能です。しかし利用料金は高額になる場合が多いので、事前に確認することをオススメします。

公営斎場のメリット

公営斎場のメリットは2つあります。

・葬儀中の移動が少ない
・葬儀の費用が抑えられる


次から詳しく解説していきます。

葬儀中の移動が少ない

公営斎場には斎場と火葬場が一緒になっている施設が多いです。告別式後には必ず故人を火葬をしなければなりません。そのため斎場と火葬場が離れていると、葬儀の途中で移動の必要がでてきます。高齢の方や幼児の方が参加する場合には、移動の少ない公営斎場の方が負担を少なくすることができるでしょう。

葬儀の費用が抑えられる

亡くなった方あるいは喪主がその地域の住人であれば、民間斎場とくらべて安価に葬儀を行えます。

また斎場によっては、もともと祭壇が設置されている場所もあります。そのような斎場を利用すると祭壇費用がかからないため、葬儀全体の費用を抑えることができます。また、地域住民であれば葬儀日程の面でも優先されることが多く、希望する日の予約が取りやすいです。

公営斎場の注意点

メリットがある公営斎場ですが、その反面注意点もあります。

具体的には以下の3つです。
・民間斎場に比べて公営斎場の数が少なく、予約が取りづらい
・住民以外の利用は割高になる
・施設のアクセス・バリアフリーに不備がある可能性


それでは順番に解説していきましょう。

民間斎場に比べて公営斎場の数が少なく、予約が取りづらい

公営斎場は民間斎場に比べて数がありません。したがって予約が取りづらい傾向にあります。例えば東京23区には公営斎場は2つしかなく、混雑している場合には数日間葬儀を待つ場合があります。

さらに注意したいポイントは、葬儀を待つ間には故人の安置費用がかかることです。自宅で故人を安置できない場合、葬儀の準備が整うまで民間または公営の施設で安置します。多くの場合安置の費用は日数で変動するため、斎場が混雑している場合には注意しましょう。

住民以外の利用は割高になる

公営斎場は基本その地域の住民のために開かれている場所です。したがって、基本的に地域の住民は安く利用することができます。また個人か喪主のどちらかがその地域に住んでいなければ利用できないこともあります。

一方で、住民ではないけれどその地域で葬儀を上げたい場合には、住人に比べて費用が高くなります。他自治体地域での葬儀を検討している場合は、その市町村に事前に確認をとると安心です。

施設のアクセス・バリアフリーに不備がある可能性

前述したとおり公営斎場は、火葬場と併設になっているものが多いです。火葬場は市街地に建てられないため、人が多く集まる場所や住宅街からは離れたところに位置していることがほとんど。したがって公営斎場は、駅からの距離が離れており、お年寄りや子ども参列する場合には車でのアクセスが必須になる場合もあります。

また小さな自治体や長い歴史を持つ自治体では、施設が老朽化していることも考えられます。古い施設ではバリアフリーの設備が不十分だったり、冷暖房設備の使用が有料だったりします。お年寄りや子供が参列する場合は事前に会場をチェックしておくことがオススメです。

公営斎場と民間斎場の違い

公営斎場と民間斎場の利用時の違いは大きく分けて2つです。
①費用の違い
②サービス範囲の違い

1つずつ紹介していきます。

①費用の違い

一般的に、民間斎場よりも公営斎場で葬儀を行う方が費用を安く抑えられます。また公営斎場の職員の方への心づけも禁止されているため、その分の費用も抑えることができます。

②サービス範囲の違い

公営斎場で式を行う場合は、葬儀社の手配などの手間や葬儀時間の制限などがあり、こだわった装飾や葬儀はしづらい傾向にあります。一方で、民間斎場は葬儀社を決定すれば斎場・プラン・葬儀の流れなどを担当者に一任することができ、葬儀の相談がしやすいです。また斎場数が多いために予約が取りやすかったり、設備が整備されているため安心して利用することができたりします。

とにかく葬儀費用を抑えたい方は公営斎場、こだわった葬儀にしたい方や葬儀社に柔軟な対応をしてほしい方は民間斎場を選ぶといいでしょう。

首都圏の公営斎場

それではここから首都圏の公営斎場を紹介します。それぞれの施設によって料金や設備・利用条件が異なるため、自宅近くの斎場などをチェックしてください。

東京の公営斎場

〈火葬場併設の公営斎場〉
臨海斎場
府中の森市民聖宛
立川市斎場
南多摩斎場
八王子市斎場
青梅市民斎場
瑞穂斎場
ひので斎場

〈火葬場のない公営斎場〉
万世会館
中央区立セレモニーホール
舟渡斎場
北区セレモニーホール
セレモニー目黒
青山葬儀所
やすらぎ会館
平和の森会館
みどり会館
なぎさ会館
南池袋斎場
富士見斎場
南山ホール

神奈川の公営斎場

〈火葬場併設の公営斎場〉
かわさき北部斎苑
かわさき南部斎苑
横浜市北部斎場
横浜市南部斎場
横浜市戸塚斎場
久保山霊堂
相模原市営斎場
大和斎場
横須賀市立中央斎場
茅ヶ崎市斎場

〈火葬場のない公営斎場〉
藤沢市斎場

千葉の公営斎場

〈火葬場併設の公営斎場〉
市川市斎場
松戸市斎場
浦安市斎場
ウイングホール柏斎場
野田市斎場
関宿斎場
馬込斎場
千葉市斎場
印西斎場
さくら斎場
八富成田斎場

埼玉の公営斎場

〈火葬場併設の公営斎場〉
越谷市斎場
三郷市斎場
川口市めぐりの森
埼葛斎場
浦和斎場
上尾伊奈斎場つつじ苑
県央みずほ斎場
しののめの里
所沢市斎場
広域飯能斎場

〈火葬場のない公営斎場〉
思い出の里会館
ひかり会館
朝霞市斎場
新座市営墓園
市民聖苑やすらぎのさと

まとめ

今回は公営斎場の特徴とそのメリット・首都圏の公営斎場を紹介しました。

公営斎場・民間斎場ともにメリットデメリットがあり、扱える葬儀の内容も変わってきます。自宅近くの斎場がどのようなところなのか調べておくと、いざというときに安心できます。

斎場を選ぶ際にはぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

亀井 洋一 (葬儀の口コミ編集部)

東京都出身。親の葬儀を経験したことで葬儀業界に興味をもち、大学を卒業後葬儀社で勤務。10年の現場経験を経て、退職。
消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「葬儀の口コミ」を運営している。

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