業界に入ってからどのくらいですか?
私は入社してやっと1年が過ぎたばかりのまだまだ新人です。
葬儀業界に入ろうと思ったきっかけを教えてください。
以前より自分には接客業が合っていると思い 過去には、ショッピングモールのサービスカウンターで勤務し その後も、ホテルのフロント業務に携わって参りました。 娘2人が大きくなり、仕事が出来る時間も自由になった事を機に以前から興味のあった葬儀業界に飛び込みました。 周りに葬儀関係の方は、全くおらず なんの知識ない素人でありましたが 自分の人生最後の転職には直感で葬儀社を選びました。
この業界に入る前と後のギャップについて教えてください。
今までは明るい笑顔と親切さを強みに業務にあたっていましたが葬儀のお仕事はご家族を亡くされた方の大切なお別れをお手伝いするのが役目です。 私が思っていた以上に覚えないといけない知識も多く故人様のお迎え、ご対応 ご納棺ご家族様からのご相談、お見積り、ご葬儀、お骨上げまで、やり直しのきかない事ばかりで緊張感と責任感の重さは想像以上でした。 ですがその分、無事にお見送りが終わった時のご家族様からの言葉や少し安心して頂けた表情は何よりも私のやりがいに繋がりこの仕事に出会い携われている事を誇らしく思えています。
新人時代のことで記憶に残っていることはありますか?
入社して1年、今も十分新人のレベルで 3人の先輩にご指導いただきながら日々奮闘しております。 1番記憶に残っている事は、ストレッチャーの練習です。 何も乗っていないストレッチャーの 操作はすぐに出来ますが、故人様をお乗せした時やお棺を 乗せた状態だと相当な重さになります。 重さにも慣れる為、先輩がストレッチャーに 寝てくれて、寝台車への乗降を練習させていただいたのですが、 重さと緊張で、寝台車からストレッチャーを下す際、操作を誤りストレッチャーがガタンと斜めになってしまい 思いっきり先輩が転げ落ちました。 幸い大きな怪我はありませんでしたが、もしお棺がのっていたらと思うと、ゾッとします。 この大きな失敗経験のお陰で今でもストレッチャーの操作は緊張感を持って行う事が出来、先輩には感謝しております。
仕事をする上で最も重要だと思うスキルは何ですか?
今までの接客業とは違い、大切な方を亡くされたばかりのご家族様のお話を聞き、後悔の無いご葬儀を提案しないといけません。 その中で大切なのは、ご家族様の思い、故人様の生前のご意向ですが良い物をと思うとキリがありません。 その中でご家族様のお話に向き合い、心にある思いとご予算どちらも希望に近づく様に提案していける知識と考えの柔軟性 ご家族の心を少しでも軽くできる様な安心感を感じてもらえる細かな対応力が大切だと思っています。
葬儀で最も注意を払っている点は何ですか?
限られた時間の中で、厳かな儀式を進めていく事はとても重要ですがご家族様が故人様とちゃんとお別れできたと思ってもらえる事が何よりも大切です。 その為に、事前の打ち合わせ、準備を怠らず当日ご家族様には進行の上ではご心配をおかけせず、安心して任せていただける様に何事にも落ち着いて対応する事を心がけています。
仕事の中で一番やりがいを感じるのはどんなことですか?
一番やりがいを感じるのは、ご家族の想いにしっかりと寄り添えたときです。 事前の打ち合わせから式当日まで、一つひとつ丁寧に向き合い、“駕徳(かごとく)にお願いしてよかった”と声をかけていただけた瞬間は、心からホッとし嬉しく思える時間です。 自分の仕事がご家族の支えになれたと実感できることつらい時間の中でも、少しでも安心してお見送りができるよう力になれたとき、この仕事の意味を強く感じます。
御社の強みはどこですか?
株式会社駕徳(かごとく)は地元の皆様に支えられて100年以上の歴史があります。 ネット環境がない時代からもしもの時は駕徳に電話すれば安心だと、思って頂き今も続いている会社です。 沢山の葬儀社が増えたこの時代でも駕徳(かごとく)を頼ってくださる方々がいらっしゃるのは長らく積み重ねてきた信頼があるからこそだと思っています。
その強みが活きたエピソードを教えてください。
株式会社駕徳(かごとく)を選んでくださるお客様はリピーター様がとても多く、それぞれのご家族様に信頼して頂けている証だと感じています。
株式会社駕徳(かごとく)様の宝物は何ですか?
創業から長く地域の皆さまと歩んできた“信頼”と“ご縁”こそが、私たちの宝物です。
何をしている時が一番幸せですか?
仕事が無事終わり、ホッとして家に帰りお酒を飲みながら美味しいご飯を食べ娘達と過ごす時間が1番幸せです。
今一番やりたいことは何ですか?
旅行が大好きなので温泉に入ったり、美味しいご当地ご飯を食べて、綺麗な景色をみて残りの人生目一杯楽しみたいです。
葬儀業界の中で、駕徳様の目標は何ですか?
株式会社駕徳(かごとく)は、創業以来、地域に根ざした葬送サービスを通じて、 ご遺族の想いに寄り添い、心を込めたお見送りを大切にしてきました。 私たちの目標は、どんなときも「株式会社駕徳(かごとく)に任せてよかった」と感じていただける存在であり続けることです。 時代の変化に合わせた柔軟な対応と、創業時から受け継いできた“まごころ”を大切にしながら、 地域の皆さまに信頼される葬儀社を目指しています。
その目標を達成するための取り組みを教えてください。
ご家族一人ひとりの想いを大切にし、丁寧で温かい接客を全スタッフが心がけています。 他にも接遇マナーや宗教儀礼の知識、最新の葬儀スタイルへの理解を深めるための社内研修を継続的に行い、ご葬儀の進行から式場設備、アフターケアまで、安心してお任せいただける体制を整えています。 家族葬や一日葬、オンライン対応など、多様なご希望に応えられるよう、サービス内容も進化させています。