お通夜への参列、通夜振る舞いのマナー

最新編集日:2022年03月17日

お通夜への参列、通夜振る舞いのマナー

お葬式は大抵の人が人生の中で数回は経験するかと思います。しかし、そこまで頻繁にあるものでもないので、どのように振る舞えばいいのか忘れがちです。ここでは遺族に失礼のない通夜でのマナーをご紹介します。

  

通夜でのマナー

まずは通夜の一連のマナーをご紹介します。

参列される場合

お通夜は大体午後6時より始まり午後9、10時頃までおこなわれます。参列される際は、10分前を目安に着く位がいいと思います。
受付での受け答えなどは、「このたびはご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます」「大変お気の毒でございました。」等があります。

これはあくまで一般的なお悔みの言葉ですが、宗教によっては必ずしも正しいとは言えないので注意しましょう。
例えばキリスト教では、死は悲しみにくれるものではなく、神のもとに召されるというものです。
この点で仏式とまた違うものですので、お悔やみの言葉は「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」といった方が良いでしょう。

通夜の会場での会話について

通夜では普段集まらない遠方の親戚などが集まって近況を話したり、久しぶりに会う友人などと故人についての昔話にはながさくかもしれません。
しかし、通夜はあくまで故人の死を悼む場ですので小声を基本として、挨拶などをするときも黙礼するくらいにしましょう。

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注意したい言葉(忌み言葉)

受験のときなどに「滑る」「落ちるな」という言葉を避けるように、お悔みの言葉にも使ってはいけないものがあります。
・不幸が重なることを連想させる言葉「重ね重ね」「たびたび」「ますます」等
その他にも直接的な言葉も言い換えるようにしましょう。「亡くなる」「死去」などもいっけん大丈夫そうですが「ご逝去」「他界される」などにしましょう。

通夜に参列できないとき

通夜に参列できない場合には、次のような対応をしましょう。

都合が合わなくていけない

通夜に参列できない場合は、欠席の返事を出しましょう。その際、詳細などは具体的にあげなくても大丈夫です。「やむを得ない事情がありまして」「どうしても都合がつかず」という言葉を添えましょう。欠席理由を詳細に伝えてしまうとかえって遺族の方に失礼となる可能性もあります。

弔電を打つ場合

やむを得ず欠席しても、弔意を伝いたいときなどは弔電が便利です。電報でお悔みの言葉を送ることができます。NTTをはじめ様々な会社が取り扱っており、それぞれ異なった特徴があります。また、申込方法もインターネットなど手軽にできるものもありますので、ご自身にあった弔電を選びましょう。

香典を渡す

通夜に参列する場合は、受付に渡す又は遺族に手渡しなどできますが、香典を送る場合は、参列される他の者に一緒に渡してもらったり、香典袋に入れ、表書きに御霊前と書き、お悔みの手紙を同封し現金書留で郵送といった方法があります。表書きは宗教により異なり、神式は「御神前」「御玉串料」、キリスト教式は「御花料」などがあります。

通夜振る舞いについて

通夜の後に食べる料理、通夜振る舞いについてのマナーをご紹介します。

地域によって様々

宗教や地域の慣習により異なりますが、読経と焼香の行われた後は、通夜振る舞いがあります。これは参列された弔問客への感謝と故人への供養を兼ね、お料理やお酒が振る舞われるものです。

通夜振る舞いでのマナー

通夜後、案内がありましたら基本参加しましょう。あまり食べる気分ではなくても、一口程度は頂きましょう。これは、食べることにより故人の供養になると言われてします。また、振る舞いの席は、故人を偲ぶ場ですので、あまり故人に関係ない話、大きな声や度が過ぎた笑い声など控え節度を守りましょう。

遺族を気遣いつつ、長居はしない

通夜振る舞いは基本的に1~2時間で行われるものです。ですが、故人、遺族などと親しい付き合いのある方ではない場合、あまり長居はせず、大体30分程度で退席しましょう。

事情があり通夜振る舞いを断らなければならない時

通夜には参列出来ても、その後に予定があり通夜振る舞いに参加できない方もいるかもしれません。そのような場合は、遺族、世話人に挨拶、退席などの場合も隣り合った席の方に挨拶をして退席しましょう。

遺族の気持ちを第一に

どのような形式の葬儀であれ、遺族にとって大切な時間です。また、葬儀をあげるまでの精神的、肉体的にも疲れていることもあるかもしれません。参列される場合はそのようなことも考えつつ接したいものです。

この記事を書いた人

亀井 洋一 (葬儀の口コミ編集部)

東京都出身。親の葬儀を経験したことで葬儀業界に興味をもち、大学を卒業後葬儀社で勤務。10年の現場経験を経て、退職。
消費者に有益な情報を届けたいという想いから、現在「葬儀の口コミ」を運営している。

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