花祭壇は、故人への想いや感謝の気持ちを表現できます。しかしどのようにデザインを選び、費用を抑えつつ希望を叶えるか悩まれているかもしれません。この記事では、花祭壇のデザインの選び方、費用相場、理想の花祭壇を実現するためのポイント、花祭壇にこだわりを持つ葬儀社まで詳しく解説します。
目次
花祭壇とは、花で飾られた祭壇のことです。生花が使われているものは生花祭壇とも呼ばれます。 以前は白木の祭壇がいっぱんてきでしたが、現在では花祭壇が使われることが多くなっています。 花祭壇は、故人の趣味にまつわるデザインや好きだった花で飾ることもできるため、遺族はもちろんのこと参列者の心にも癒しや感動を与えられるのが魅力です。
【花祭壇で使われる花】
花祭壇には菊や胡蝶蘭 が使われることが一般的でしたが、近年ではカラフルな カーネーションやバラ、スプレーマムなど色とりどりの花が使われることもあります。
花祭壇のデザインはどのように選んだらいいのでしょうか?
①カタログから選ぶ
葬儀社のカタログからデザインを選ぶ方法があります。 多くの葬儀社では、さまざまなテーマやスタイルの花祭壇をカタログで紹介しています。過去の事例なども紹介してくれる場合もあるでしょう。カタログから選ぶことで、初めての方でも安心してデザインを決めることができます。時間が限られている場合や、具体的なイメージが湧かない場合はカタログから選びましょう。 カタログの内容を基にデザインを変えていくこともできます。
②故人の好きだった花や色で選ぶ
故人が生前に好んでいた花や色を取り入れることで、より故人らしい祭壇を作ることができます。例えば、バラが好きだった方にはバラを中心に、青が好きだった方には青い花を多く使うなど、個性を反映させることが可能です。参列者にも故人の人柄が伝わります。
③故人の趣味をモチーフにする
趣味や職業をデザインに取り入れることで、オリジナリティあふれる花祭壇を演出できます。 ゴルフ好きであればクラブやグリーンをモチーフに、釣りが趣味だった場合は海や釣竿、魚をイメージするなどの事例があります。
④季節の花を使う
季節の花を使用することで、自然で鮮やかな花祭壇を作ることができます。 春には桜やチューリップ、夏にはひまわりやアジサイ、秋にはコスモスやダリア、冬にはシクラメンやポインセチアなど、その季節ならではの花を取り入れると良いでしょう。
花祭壇の費用は大きさやデザイン、使用する花の種類によって大きく異なります。ここでは一般的な費用相場と、費用を抑えるためのポイントについて詳しく説明します。
大きさや種類によって大きく異なる
花祭壇の費用は、祭壇のサイズや使用する花材、デザインの複雑さによって変動します。 一般的な費用相場は、30万円から100万円程度とされています。豪華なデザインや希少な花を使用する場合はさらに高額になることもあります。具体的な費用は葬儀社によって異なるため、事前に複数の葬儀社から見積もりを取ることが大切です。
祭壇の費用を抑えるには
祭壇の費用を抑えるには大きく3つの方法があります。
1.花を内製化している葬儀社を選ぶ
花を自社で扱っている葬儀社であれば、花屋に払うマージン分がかからないため比較的低価格で花を用意することができます。元々花屋から葬儀社になったところもあれば、自社に生花部門を抱えている葬儀社もあります。
2.供花の組み祭壇にする
第三者から供花をいただくことがあります。その供花を花祭壇の周りに飾るのではなく、花祭壇の中に組み込むという方法があります。対応できる葬儀社とそうでない葬儀社があるので相談してみましょう。
3.小さな祭壇にする
花祭壇の費用は大きさや花の種類や数で決まります。家族葬であればこじんまりとしたサイズでも華やかに飾ることができるでしょう。
葬儀で使用された花祭壇の花は、葬儀後にどのように扱われるのでしょうか。
棺に入れられる
花祭壇に飾られた花は、出棺の前に故人と一緒に棺に納めることが一般的です。 出棺の準備では飾られていた花々をお盆に載せ、参列者に手に取っていただき、棺に納めていきます。故人を参列者みんなで送り出す最後の儀式です。
参列者に配られる
参列者にお花をお持ち帰りいただくこともあります。 これには自宅でも故人を偲んでいただくという意味もありますし、葬儀社のPRとしてロゴ入りのセロファンで包まれていることもあります。
花祭壇で故人を見送ることには様々なメリットがあります。
故人の人生を反映できる
花祭壇は、故人の好きだった花や色、趣味や職業をデザインに取り入れることができます。これにより、故人の個性や人生を祭壇に反映させることができ、遺族や参列者にとっても故人を深く偲ぶ場となります。
故人に花を手向けられる
花祭壇を飾ることで、故人へ花を手向けることができます。故人をたくさんの花で送ってあげられることが花祭壇の魅力です。
花に癒される
花を含めた植物には人の心を癒す効果があります。大切な人を亡くした悲しみや、葬儀の準備などの疲れなどを癒すことにもつながります。
理想の花祭壇を実現するためには、事前の準備と葬儀社との綿密な打ち合わせが重要です。ここでは、その具体的な方法について説明します。
インスタなどSNSで探す
インスタグラムなどのSNSを活用して、イメージに近い花祭壇の写真を探すと良いでしょう。最近では葬儀社が花祭壇の写真を掲載しています。ハッシュタグで 「#花祭壇」などで検索すると多くの事例が見つかります。
故人の趣味の写真を用意する
故人の趣味や職業に関連する写真やアイテムを用意しておくと、葬儀社が具体的にデザインをしやすくなります。例えば音楽が好きだった方であれば楽器の写真、自然が好きだった方であれば風景の写真などがあります。
下記で品質がいい、また特徴的なデザインの花祭壇を提供してくれる葬儀社をご紹介しています。参考にしてください。
葬儀場併設
下関市の山の田斎場では、10名家族葬プラン187,000円(税込)から、信頼の46年の実績で安心のお葬式を提案いたします。事前相談もお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。
葬儀場併設
楠乃会館は下関市に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。
よー
ここに頼んだことを後悔しています。 ホームページにある基本料金の表示では何もできません。 "斎場でしてくれるサービスにかかる料金表などを記載すべき"です。 もはや詐欺まがいのことをして、遺族からお金を巻き上げようとする気概がとても強く伝わってきました。 高いプランを勧めてきて、断るのが大変です。 宗派についても疎いと言わざるを得ません。 日蓮正宗ではお棺のなかに生花(色花)は入れませんが、こちらにその事の確認はありませんでした。 申し込みの時に宗派を伝えているのでそれに沿った式を執り行うのが最低限だと思います。
投稿日:
リョウ
葬儀代を保険で賄えるところ。お手頃な所が大変助かりました。スタッフの方も何でも分からない事があったら聞いてくださいと仰って下さった事。
投稿日:
だそや
投稿先:ベルコ/シティホール新椋野
参列者:10人未満
少数家族ということもあり、初めから大げさにお知らせして縁者や友人の参列を求めるようなことはしないで、こじんまりしながらも心からの葬送を決めていましたので、母、姉、私(姉の夫)の3人だけの家族葬をしました。義妹から見て二人の甥姪とその4人の子供、そのほかに従兄弟が親類縁者ということですが、また、いろいろ趣味の会で講師を務めるなど多角的な活動をしていましたので知人、友人は多いのですが、お知らせすれば参列を暗に求めることになり、多少なりとも負担を負わせることになるとの3人の考えによって、通知をせず3人だけで行った儀式でした。極々近い関係者だけということで却って密度の濃いお別れ式になったと思います。3人とも心の底から満足のいく式になりました。それは、何よりも当式場の河村様をはじめスタッフの方々が私たちの気持ちをよく理解して希望通りの式を演出していただいたことが一番の要因です。特に棺に花をいっぱい添えてあげたいと希望しましたら、本来はプランから外れる要望だったのですが、聞き入れていただきとてもきれいな花で飾っていただき感動しました。聞くところによると、家族葬とか火葬式という小規模な葬式は儲からないからとぞんざいな扱いがなされて遺族の心証を害することがあるそうで、初めはそのことを懸念したのですが、ベルコ様に関しては全くの杞憂であり、何一つ不満に思う扱いはなく100%満足のできるものでした。加えて葬儀が終わると、事後に控える年金事務所への届、金融機関への届、健康保険組合への届など事細かに、かつ具体的に資料を提供していただき、そこまでしていただけるのかと感謝しかありません。本当にありがとうございました。 いずれ近いうちに96歳になる母、そして私、次いで妻が逝くことになるでしょうが、今回経験したことがそれぞれに再現されると思うと心が晴れやかになります。私たちは必ずベルコシティホール新椋野で葬儀をさせていただきます。
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