大切な方を失った深い悲しみの中で、「どうやって最後のお別れをしてあげればいいんだろう」「お金のことも心配だし、どうしたらいいか分からない」と途方に暮れていませんか。そんな時に選択肢として考えられるのが、直葬(火葬式)という形のお別れです。実際、東京都では3組に1組のご家族が直葬を選んでいます。この記事では、直葬について知っておきたいことを、できるだけ分かりやすくお話しします。
※表は横にスワイプして比較できます
目次
直葬(ちょくそう)とは、お通夜や告別式を行わず、ご家族だけで火葬場にてお別れをする、最もシンプルな葬儀の形です。「火葬式」とも呼ばれています。
『葬儀の口コミ』の調査によると、直葬を経験されたご家族は全体の半数近くにもなります。意外と多く、驚かれるかもしれませんね。実は、現代のご家族の事情に合った、とても現実的な選択肢なんです。
この表を見ていただくと分かるように、直葬は時間もお金も手間も、すべて最小限に抑えられる選択肢です。「故人をないがしろにしているわけじゃないの?」と心配される方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
実際に直葬を選ばれた方の理由は以下の通りです。
「経済的な理由で」(34.77%の方)
「正直、お金が厳しくて。でも、精一杯の気持ちで送ってあげたかった」
「故人の希望だったから」(28.13%の方)
「生前に『大げさなことはしないでほしい』と言われていて」
「家族が少ないから」(20.70%の方)
「呼ぶ人もそんなにいないし、身内だけで静かに送りたかった」
みなさん、それぞれの事情や想いがあって直葬を選ばれているんですね。決して「手抜き」なんかじゃありません。ご家族なりに一生懸命考えて出した答えなのです。
突然のお別れで混乱している中、「何から手をつければいいの?」と戸惑ってしまうのは当然のことです。ここでは、直葬の流れを順番に、できるだけ分かりやすくご説明しますね。
ご逝去・死亡診断書をもらう
⏱️ 30分-1時間
まず、お医者さんに故人の死亡を確認してもらい、死亡診断書を書いてもらいます。
📋 この時にすること
お医者さんによる死亡確認
死亡診断書をもらう
葬儀社に第一報を入れる
葬儀社に連絡して、お迎えに来てもらう
⏱️ 1-2時間
葬儀社に詳しい状況をお話しし、故人をお迎えに来てもらいます。
📋 この時にすること
葬儀社との詳しい打ち合わせ
どこに安置するかを決める
故人を安置場所まで運んでもらう
大まかな葬儀の内容を相談
24時間安置いただく・葬儀社との相談
⏱️ 24時間以上
法律で、亡くなってから24時間は火葬できないことになっています。この間、故人にはゆっくりお休みいただきます。
この時にすること
市役所などに死亡届を出す
火葬許可証をもらう
火葬場の予約を取る
参列していただく方に連絡する
細かい段取りを葬儀社と相談
納棺
⏱️ 30分-1時間
火葬の前に、故人をお棺に納める「納棺」を行います。直葬では簡単に行うことが多いですが、故人の愛用品やお花を一緒に入れてあげることもできます。
火葬場でのお別れと火葬
⏱️ 約2時間(火葬時間も含めて)
いよいよ火葬場での最後のお別れです。その後、火葬を行います。火葬中は控室で待機します。故人との思い出を語り合ったり、軽食を取ったり、ご家族それぞれの過ごし方で大丈夫です。
お骨上げ(収骨)
⏱️ 30分-1時間
火葬が終わると、故人のお骨を骨壺に納める「お骨上げ」を行います。これで直葬のすべての工程が完了です。お骨上げは、ご家族みんなで一緒に行います。
『葬儀の口コミ』の調査を見ると、直葬の費用は本当に幅広く、10万円未満の方から65万円以上かかった方まで様々です。
やはり東京などの都市部は高めで、地方は少し安くなる傾向があります。これは火葬場の利用料や人件費の違いが影響しています。
直葬の費用を細かく見ていきましょう。
基本的にかかるお金
火葬場関連
その他
これらすべてが必要というわけではありません。本当に必要なものだけを選んで、費用を抑えることも可能です。
経済的に厳しい中でも、心を込めて故人を送りたい—そんなご家族のために、費用を抑える方法をお話しします。
何社かに見積もりをお願いする
同じ直葬でも、葬儀社によって10-20万円も差が出ることがあります。大変な時期ですが、できれば3社くらいに相談してみてください。
公営の火葬場を使う
民営の火葬場より、市営・県営の火葬場の方がずっと安いです。東京の例だと、民営が5-6万円なのに対し、公営は1-2万円程度です。
平日を選ぶ
土日祝日は料金が高く設定されていることが多いです。可能なら平日に。
本当に必要なものだけを選ぶ
「これもあった方がいいですよ」と勧められても、本当に必要かよく考えて。
直葬を選ばれた方の中には、「普通の葬儀にすればよかった」と後悔されている方もいらっしゃいます。実際、4人に1人の方が何らかの後悔を感じているというデータもあります。
だからこそ、メリットもデメリットもお話しして、あなたのご家族にとって本当に良い選択かどうか、一緒に考えてみたいと思います。
お金の負担がぐっと軽くなる
これは一番大きなメリットです。一般的な葬儀だと100万円以上かかることも珍しくありませんが、直葬なら20-50万円程度で済みます。「お金がないから故人に申し訳ない」と思われる方もいますが、故人もご家族が経済的に苦しい思いをすることは望んでいないはずです。
準備の大変さが段違い
通夜・告別式の準備、たくさんの方への連絡、料理の手配...など、直葬なら、そうした煩雑な準備が不要です。
家族だけでゆっくりお別れできる
参列者への気遣いに追われることなく、本当に大切な人たちだけで、静かに故人との時間を過ごせます。
宗教にこだわらなくていい
「うちは何宗だっけ?」「お坊さんはどうやって探すの?」といった悩みから解放されます。ご家族の価値観に合った形でお別れできます。
親戚とのトラブルになることがある
一番気をつけなければいけないのがこれです。
「なんで相談してくれなかったの?」
「故人がかわいそう」
「世間体が悪い」
などと言われて、ご家族が辛い思いをするケースがあります。
お墓の問題が出てくることがある
代々のお墓がある菩提寺に事前に相談せずに直葬を行うと、「うちのお墓には入れられません」と言われてしまうことがあります。
心の整理がつきにくい場合がある
「あっという間に終わってしまって、実感が湧かない」
「ちゃんとお別れできた気がしない」
こうした心理的な負担を感じる方もいます。通夜・告別式は、故人の死を受け入れるための大切な時間でもあるのです。
後から大変になることがある
直葬のことを知った方々が後から弔問に来られたり、「なぜ知らせてくれなかったの?」とお叱りを受けたりして、かえって大変になるケースもあります。
悲しみの中で葬儀社を選ぶのは本当に大変です。でも、ここで手を抜くと後で必ず後悔します。
選ぶときは下記を参考にしてください。
料金がはっきりしている
見積書が分かりやすい
「後から追加で〇万円かかります」なんてことがない
支払い方法が相談できる
スタッフの対応が丁寧
忙しそうにしない、急かさない
専門用語を使わず、分かりやすく説明してくれる
こちらの事情をよく聞いてくれる
実績があって評判がいい
直葬をたくさん手がけている
近所での評判がいい
必要な許可をちゃんと取っている
アフターケアもしっかりしている
飯塚市で直葬を取り扱う葬儀社を紹介します。
365日24時間対応しているので、直葬に関する費用や流れについての不安なことがあれば、電話で相談してみてください。
相談ダイヤル
050-5231-2038
直近で13人が相談しています!
葬儀場併設
「まごころ社(まごころホール)」は、筑紫野市の葬儀社です。筑紫野市を中心に福岡県で20年以上葬儀をお手伝いしてきました。 お客様のご要望やご予算にあわせた多彩なプランをご用意しています。大切な方とのお別れを、経験豊富なスタッフがお手伝いいたします。24時間365日ご対応いたしますので、お急ぎの方はいつでもご相談ください。
火葬式
132,000円〜
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
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申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-1930
直近で6人が相談しています!
葬儀場併設
筑紫野市の「メモリードホール筑紫野美しが丘」は、家族葬から一般葬まで対応可能な葬儀場。明るく落ち着いた空間と充実の設備で、ご遺族と参列者が安心して過ごせるセレモニーをご提供します。
火葬式
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
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申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-3448
直近で1人が相談しています!
葬儀場併設
メモリードは飯塚市に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。
葬儀場併設
飯塚市のきど葬祭やまさ斎場では、安心価格での家族葬を提供しています。事前相談も無料で受け付けており、24時間365日対応で安心のお手伝いをいたします。詳しくみる
葬儀場併設
飯塚市のセレモニー筑豊斎場は、明朗会計でお葬式の費用や準備をわかりやすくご案内いたします。事前相談は無料で、24時間365日対応可能です。心を込めたお別れのお手伝いをします。
火葬式
葬儀場併設
飯塚市の飛鳥会館は、家族葬を通じて大切なお別れの時間を、まごころをこめてお手伝いします。24時間365日対応で、皆様の不安を解消いたします。
火葬式
K
投稿先:飯塚市横田家族葬斎場
私は、父が亡くなった際に、飯塚市横田ホールで家族葬プランの葬儀を行いました。なぜ家族葬にしようと考えたのかというと、父は生前から付き合いがほとんどなく、「家族葬のような小規模の葬儀で良い」と生前から私にも漏らしていました。 長女の私が喪主をする事になったのですが、この父の生前の意見を盛り込み、家族だけの家族葬にすることにしました。 飯塚にはいくつもの葬儀社があります。最近では、葬儀でも、家族葬を選択する家族が増えているということで、どの葬儀社でも、家族葬プランがありました。父が亡くなり、ちょっとバタバタとしていたこともあり、どこで依頼をするべきかと悩みましたが、自宅から車で15分程度の場所に葬儀会館があり、こちらで契約をすることにしました。 インターネット経由で不安はありましたが、家族葬のプランも取り扱っていて、葬儀方法やオプションも選択をすることが出来て、葬儀の費用をおさえることができました。 家族葬というのは初めてで、どんな葬儀になるのかと、初めての喪主を務める上で不安がありましたが、料金に対しての施設の環境についても申し分はありませんでしたし、通夜料理も手配していたけてとても満足しております。 スタッフの対応もよく、人数やそのサービスについても問題がなく、滞りなく葬儀を済ませることが出来て、非常に感謝しています。家族葬といっても、さまざまな形があり、料金を抑えても、これだけきちんとした葬儀をすることが出来るのだと、感心する面がありました。
投稿日:
Y
投稿先:飯塚市横田葬儀斎場
飯塚市柳橋ホールで葬儀を行ったY・S様より。 11年前の父の葬儀の時は会葬者がとても多く、 お花も会場内に収まらないほどで、応対にくたびれてしまったので、 今回はアイリスさんの家族葬でお願いしました。 少人数で寂しいかな?とも思いましたが、 応対がない分、ゆっくり家族だけでお別れができ、 私は満足してます。
投稿日:
K
投稿先:飯塚市若菜葬儀家族葬・葬儀斎場
生前の準備なく父の葬儀で喪主を務めました。 その際は、父の生前に葬儀社への資料請求や相談は一切せず、 父が亡くなった後、病院で葬儀社を探すことから始めました。 インターネットで検索し、福岡県全域に対応している家族葬のアイリスに、 条件の元、家族葬10名の見積もりを算出してもらいました。 人数に対しての相場が分からず基準が不明だったため、 考える時間をいただき携帯で他の飯塚市内の葬儀社にも問い合わせをしました。 3~4社に相談しましたが、家族葬の費用に関しては差ほど差が無かったため、 その場にいてお迎えの寝台車もいち早く手配できる、 家族葬のアイリスさんに依頼することに決めました。 父の体を一旦自宅に返したかったので、自宅に安置してして頂き、 ドライアイスの処置やお線香道具を設置してもらいました。 その時の時間が深夜1時くらいだったと思いますが、 母や私の家族も数日間交代制で付き添っていましたので、 その日は費用等の細かい話はせず、翌日に葬儀社の担当の方と打ち合わせすることとなりました。 それまでの家族葬のアイリスさんの対応としては、 田川市の病院から長時間待つことなく寝台車と呼ばれる車で出発することができ、 すぐに飯塚の自宅に帰ることができ良かったです。 搬送の担当の方も経験の長い様子の男性で落ち着いており安心できました。 父が亡くなった日の対応については慌てていたこともありましたが、 近くにいて頂いた葬儀社に依頼することができ問題は全くないと感じました。 そしてその日は久しぶりに自宅帰って来ることが出来た父とゆっくり過ごすことが出来ました。 その翌日、打ち合わせ担当の方と自宅で打ち合わせすることなりました。 搬送を担当して下さった男性とは全く違う方で年齢は40代ぐらいの男性でした。 とても慣れている対応で、言葉遣いもよく安心できました。 若いから仕方ない部分もあると思い話をしていきましたが、 当初聞いていた概算の費用と、その方に最終的に提案された家族葬の見積もりの金額と 差がなく打ち合わせもスムーズでした。 家族だけ10名程でシンプルに送る家族葬と考え、 費用も出来るだけ安く納めたいと考えていました。 式場の広さと祭壇の費用も寂しくないようにと、 見積内で対応いただけました。 他の葬儀者ではさらに30万~40万の費用の提案を受けたことがあります。 その葬儀社にはそこまで費用をかけるつもりはないと伝えても、 すぐに取り入って頂けず、嫌悪感を感じるまでひたすら押し売りに近い形で進められました。 他の葬儀社と対応が違うと思いました。 追加の費用はかからないと唱っていても、 ホームページやチラシに書いてある金額を鵜呑みにしてはいけないと痛感した苦い経験がありましたが、 家族葬のアイリスは最初に聞いていた金額と差がなかったのでとても信頼ができます。 結果、50万程で考えていた葬儀費用は、40万円もいかない金額で済みました。 葬儀については滞りなく行っていただきました。 遠方に住む親族は参列せず、近しい家族だけで見送ることが出来ました。 葬儀というと香典のやりとりや、受付の対応などをイメージしていましたが、 家族葬では一切そういった負担がなく、周囲の目を気にすることなく過ごすことができ、 ストレスなく父を見送ることができました。 式の運営に関して、唯一不安に感じたことは打ち合わせや実際葬儀を担当される方が 分業制からか違う方だったことです。 どなたもその日に初めて会う方のため、 しっかり引き継ぎがされているか、私たちの意向などの情報が共有されているか 心配でしたが、しっかり引継ぎがされていてその不安は途中で消えていました。 葬儀が滞りがなく終わって良かったですが、葬儀社をきめるまでのバタバタを考えると、 父が体調を崩し入院した時から、事前に複数の葬儀社に問い合わせをし、 資料を取り寄せておけば良かったと思います。 また家族葬のアイリスさんは無料で対面の事前相談をされていると後々に知りました。 アイリスクラブという入会金制度もあり、それに入会しておくと葬儀費用が安くなるといったメリットもあるようです。 余裕をもった対策と準備が必要不可欠であったと思います。 葬儀と考えると、父が元気なうちから準備を始めるのは頑張っている父に申し訳ない。 縁起が悪いと躊躇いましたが、そういった羞恥心を捨て、望んでいればと後悔しています。 >>飯塚市の斎場はこちらへ
投稿日:
Q
直葬の手続きはいつまでに行えばよいですか?
死亡届は死亡から7日以内に提出する必要があり、火葬許可申請も同時に行います。直葬の場合、最短で翌日の火葬も可能ですが、葬儀社との打ち合わせや準備時間を考慮して、2-3日後に設定されることが一般的です。
Q
直葬の費用に含まれるものと含まれないものを教えてください。
基本プランには搬送費、安置費用、棺、骨壺、火葬費用が含まれます。ドライアイス、枕花、お別れ花束、僧侶へのお布施、会食費、返礼品は別途費用がかかることが多いです。事前に詳細な見積もりを確認することが重要です。
Q
火葬の立ち会いは何人まで可能ですか?
火葬場によって異なりますが、一般的には5-10名程度まで立ち会いが可能です。新型コロナウイルス感染症の影響で人数制限を設けている火葬場もありますので、事前に葬儀社に確認しておくことをおすすめします。
Q
直葬でも僧侶に来てもらうことはできますか?
はい、可能です。火葬前の読経や戒名の授与を僧侶にお願いできます。ただし、お布施は別途15-30万円程度が相場となります。菩提寺がある場合は必ず事前に相談し、理解を得てから進めることが大切です。