Q.　アクセスや設備、広さなどはどうでしたか？

A.　自宅から徒歩で3-5分と近いことと、経営者が両親の知人で、町内の方が徒歩でも参列しやすいこの葬儀場（貝塚メモリアルホール）を選択しました。

葬儀自体は満点近かったですが、以下の問題点があったことを指摘させていただきます。
１）前日の飲食物の提供について
葬式前夜に父の遺体を安置している部屋の前で親族とともに父の思い出話をしながら一夜を過ごしましたが、葬儀社の事務の方も経営者の方も夕刻以降は帰宅するということで親族への食事や飲料等の提供をしてもらえなかったこと
せめて、葬儀場2階の食堂にあるビールやジュース等だけでも有償で提供していただきたかったです。
葬儀前日、葬儀当日は雪がかなり積もっており、極寒の冬季の北欧(昼でも‐10度以下)出張の際に購入した高級なウール製コートを着用しても寒い夜中に、自宅から缶ビールや缶ジュースを運搬するため、徒歩で何往復することになって体調がさらに悪化し２－３日寝込むことになりました。

２）事故発生時の従業員の対応について
葬儀当日に伯母が階段で足を踏み外して転用し軽いけがをしました。幸い、参列者の中に救急救命士の方がおり、転倒時に頭を床にぶつけて動揺しているが外傷はなく意識もしっかりしていることからしばらく安静にしておけば問題ないと言ってもらったので安静にしておくことにしました（ただし、親戚の方1名が万が一のことがあるといけないのとで救急車を呼びこととなり葬儀場が騒然となりました。
通常このような事故が起きれば葬儀場の担当者が何らかの対応をするはずですが、何もせず遠くで様子を見ていただけで何もしていただけなかったのが残念に思いました。

３）経営者の資質（法令を遵守しない性格）に難あり
父の葬儀は香典をいただかない形式で取り行いましたので町内会からは香典は受け取っていません。
それにもかかわらず、この葬儀場で町内会の役員から高額な寄付を強要され、20万円支払わされました。
この葬儀場で葬式をしなかったら、高額な寄付を支払わなくても良かったのかもしれません。
そのため、リーズナブルだった葬儀代が少し高額になってなってしまったのが残念でした。
現在、この葬儀場の経営者が町内会長を務めているので、その寄付金の強制的な支払いを今後は中止するように意見したところ、町内では日本国の憲法や法律・条例より町内会のルール（昔からの風習）が優先されると言われました。
国の法律すら守ることができない方が新型コロナ対策等国や府からの要請を真剣に行っているとも思えず、この葬儀社（貝塚メモリアルホール）の経営者としては適切はないと考えています。
母の葬儀もこの葬儀場を利用する予定でしたが経営者の資質に問題があるので、別の葬儀場を選択します。

Q.　どこの葬儀社にお願いしましたか？覚えていれば記入してください。

A.　貝塚メモリアルホール

Q.　故人との思い出を教えてください

A.　父は兵庫県の山奥の貧困農家の次男として生まれ、地元では就職先がなく貝塚町（現貝塚市）まで職を求めてやってきて、裸一貫から一軒家を建築するまで頑張った苦労人でした。閉鎖的な村社会にとけ込むため、あらゆる村の活動に参加し、やがて閉鎖的な村の方々からも好かれるようになりました。
定年退職後は、町内会のゲートボール大会に頻繁に参加し楽しい老後生活を楽しんでいましたが、その間、何度もがんの手術に耐えてきましたが。最後は手術もできず、最後の入院日から1日以内に亡くなりました。
外部の方々には温和だった父も、自宅では頑固な親父で私と母は大変苦労させられました。
頑固で私達に弱みを見せない父でしたが、亡くなる半年前にたった1度だけ、私の前で「俺、なんか悪いことしたんかな？何も悪いことしてないのに、なんでこんな病気（大腸がん）の激痛に苦しまんといかんのかなあ」と泣いたことがありました。その日のことは今でも忘れることはできません。
もっと高度な医療施設のある大きな施設大学病院等で治療してもらっていれば、もっと長生きできたのではと今も後悔しています。