臨済宗の葬儀にはめずらしい儀式が多いですが、それぞれの作法には故人を安らかに旅立たせるための大切な意味があります。今回は臨済宗の葬儀の儀式や意味、参列する際の注意点などをご紹介しています。事前に理解を深めておき、より心に残るお見送りの時間を持ちましょう。
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葬儀社 | |||
料金 | 206,800円〜 | 170,500円〜 | 136,000円〜 |
評価 | 4.6 ★ (5件) | 5 ★ (2件) | ー |
電話 | 相談する050-5231-1515 | 相談する050-5231-2038 | 相談する050-5231-2048 |
目次
臨済宗は鎌倉時代に栄西が中国から日本に伝えた、日本三大禅宗の一つです。
天龍寺・金閣寺など有名な寺を本山とする宗派も多く、茶などの文化面にも大きく影響しました。
臨済宗の基本は、坐禅を行って自分の持つ仏性に気づけば悟りを開けるという「自力」の教えです。師と対面して問題をいただく「看話禅(かんなぜん)」を行い、自分を見つめ全身を使って理論をこえた答えにたどりつくことを大切にしています。
臨済宗では、葬儀を「自分の仏性に気づき、目覚める儀式」と解釈します。
「お釈迦様の教えは言葉で表せない」と考え、特定のお経(経典)ではなく「南釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」という念仏や般若心経などの経典を唱えます。
また葬儀は主に「授戒(故人を仏様の弟子にする)」、「念誦(ねんじゅ=経典を唱える)」、「引導(故人を仏の世界へ導く)」の3つで構成されます。
読経中に導師が「喝!」と唱える儀式は、現世への未練を断ち切り安らかに浄土へ導かれるように、松明(たいまつ)を回し投げる儀式は、悪霊や煩悩をはらうために行います。
① 僧侶の入場
② 授戒の儀式
・剃髪(ていはつ=剃刀を持ち、「剃髪の偈」を唱える)。
・懺悔文(ざんげもん=生前の罪を反省する)
・三帰戒文(さんきかいもん=仏法僧に帰依すると誓う)
・三聚浄戒(さんじゅうじょうかい=法性水を注ぎ、灌頂を行う)
③ 念誦の儀式
・入龕諷経(にゅうがんふぎん=納棺の読経)
・龕前念誦(がんぜんねんじゅ=閉棺の読経)
・鎖龕諷経(さがんふぎん=蓋をする時の読経)
・山頭念誦(さんとうねんじゅ=成仏を願う読経)
④ 引導の儀式
・引導(浄土へ送り出す作法)
⑤ 焼香
⑥ 出棺
はじめて臨済宗の葬儀に参列すると、特徴的な儀式に驚くこともあると思います。簡単にでも内容や意味を知り、儀式の理解を深めておきましょう。
こちらでは中でも特徴的とされる、2つの儀式をご紹介します。
葬儀の前半に行われる「授戒の儀式」は、故人を仏様の弟子にするための作法です。
故人の頭を剃り生前のさまざまな罪を反省させた後、導師が故人に戒律を授け、戒名をつけて仏弟子であることを認めます。 葬儀では「血脈(けちみゃく・お釈迦様から血を受け継いだことを示す系譜図)」を授与して、その証とします。
「引導の儀式」は故人を仏の世界へ導き入れるための重要な作法で、導師が引導法語を唱えて進めます。
読経の最中に「喝!」と唱える作法は特徴的で、これによって未練を断ち切り仏の道へ進ませます。またシンバルのような楽器(妙鉢)や太鼓を鳴らし、供養をします。
引導法語の前には松明(たいまつ)に模したものを空中で回し投げますが、これも煩悩や悪霊・未練を断ち切り成仏へ導く意味があります。
臨済宗の葬儀でも他の仏教宗派と同じように、戒名を授かりお布施をお渡しします。事前に一般的な知識を把握しておけば、意図せずお寺に失礼になってしまうことはないでしょう。
こちらでは、いくつか注意点をご紹介します。
臨済宗の葬儀におけるお布施の相場は、約15万~50万円です。お布施は読経のお礼なので、あわせて御車料や御膳料もお渡ししましょう。
戒名へのお布施は別に用意し、ランクによって「信士・信女」は30万~50万円、「居士・大姉」は50万~80万円、「院居士・院大姉」は100万円~と金額目安が変わります。
戒名は仏様に帰依した証であり、生前に修行者が菩提寺の住職からいただくものです。
「生前戒名」が本来の形であり、仏教の教えを日常に反映できるので最も望ましいと考えられます。
現代では葬儀中に戒名を授ける「没後戒名」が一般的ですが、霊となった故人を仏様とつなげ成仏へ導く役割を果たしています。
臨済宗の葬儀では、参列者側にもやはり独特なマナーや作法があります。
ですが他の仏式葬儀と変わらない部分も多いので、参列する前に確認し必要に応じて準備をしておきましょう。
臨済宗の正式な数珠は、「看経念珠(かんきねんじゅ)」と呼ばれます。玉が108個と長く、曹洞宗のような銀の輪はついていません。
二重にして房を下に向けて持ち歩き、合掌する際も二重のまま左手の親指と人さし指の間にかけて手をあわせます。ただし参列の際は自身の宗派の数珠で問題はなく、略式数珠を使う方も多いです。
香典袋に関するマナーは、他の宗派と大きな違いはありません。
表書きは「涙で字がにじんだ」という意味になる薄墨を使って、上に「御霊前」や「御香典」、下にフルネームで氏名を書きます。 金額目安も一般的で、関係性や年齢によって知人ならば5,000~1万円、親族ならば1万~10万円ほどでしょう。
臨済宗のお焼香は、「おしいただかずに1回または3回」です。
一般的には1回ですが、宗派によって違いますので事前に確認しておきましょう。
前に進んだらご遺族に一礼し、香炉の前で合掌・一礼します。右手の親指・人さし指・中指で香をつまみ、額まで上げずにそのまま香炉へくべましょう。
特徴的な儀式の多い臨済宗の葬儀ですが、服装は通常の喪服で構いません。
遺族は正喪服を着用するので、参列者は準喪服を用意しましょう。
男性は弔事用の漆黒のスーツに白無地のワイシャツ、黒のネクタイ・靴下・靴・ベルトを。
女性はワンピースなどのブラックフォーマルに、黒の薄手ストッキングを着用します。アクセサリーは結婚指輪やパールなどだけにし、派手な装飾は控えます。
博多区で臨済宗の葬儀を取り扱う葬儀社を紹介します。
365日24時間対応しているので、不安なことや不明なことがあれば、電話で聞いてみてください。
対面相談可
葬儀場併設
イソラメモリアルは、博多区にある創業300年の老舗石材店が母体の葬儀社です。長年地域の方の葬儀にたずさわってきました。ご家族の目線に立ち、初めて喪主を行う方にも安心していただけるサポートをいたします。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
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相談ダイヤル
050-5231-1515
現在営業中
葬儀場併設
福岡市博多区金隈家族葬・葬儀斎場は博多区金の隈、「笹原」駅からタクシー9分のところにある葬儀場です。 事前見積もり、明瞭会計を徹底しているので、費用面で安心してお任せいただけます。
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相談ダイヤル
050-5231-2038
直近で13人が相談しています!
葬儀場併設
れんげ葬祭は博多区にある葬儀社です。花屋が運営しているため花の質には自身があります。 24時間365日電話一本ですぐにお迎えにあがります。素早く対応いたしますので不安な時間は少なく、ゆっくりと故人や葬儀について考えることが可能。また、押し売りなど一切しないので「まずは相談だけでも……」という方でも安心してお尋ねください。
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相談ダイヤル
050-5231-2048
現在営業中
葬儀場併設
福岡市博多区の「メモリードホール桜並木通り」は、家族葬から一般葬まで対応。明るく快適な空間と充実した設備で、ご遺族もご参列者も心穏やかにお過ごしいただけます。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
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相談ダイヤル
050-5231-3448
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葬儀場併設
典礼会館は福岡市博多区に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。
福岡直葬センター/本店は福岡市博多区に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。詳しくみる
福岡市博多区の博多花壇斎場では、LED電飾花環をリース15,000円からご提供しております。省電力設計で経済的な葬儀サポートを心掛けております。お気軽にお問い合わせください。
葬儀場併設
福岡市博多区のシオン金隈ホールでは、故人様を偲ぶ心を大切に、温かな葬儀を提供いたします。24時間365日対応し、事前相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
日本セレモニー. /福岡博多支店は福岡市博多区に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。詳しくみる
よし
喪主である父のサポートをしていた所、担当の飯干さんにはとてもお世話になりました。 こちらの意向を汲み取って下さり、親身かつ丁寧な対応に家族で大変満足しております。 今後もその丁寧で愚直な所を大事にされてください。とてもお世話になりました。ありがとうございます!
投稿日:
Y
投稿先:福岡市博多区金隈家族葬・葬儀斎場
福岡市博多東ホールで告別式を終え、福岡市葬祭場に移動して火葬をしました。火葬場にはタクシーで移動となったのですが、タクシーもきちんとした数を手配して貰うことが出来て、家族が全員スムーズに移動をすることが出来ました。2時間程度火葬には時間がかかるのですが、家族の思い出話などをしながら、話すことが出来たので、満足をしています。火葬が終わり、骨を骨壺につめて、葬儀は終了しましたが、八幡西区での家族葬は、とても全体的に良かったと思っていますし、快適な環境で、リーズナブルな価格とは思えないぐらい満足度が高かったです。ただ、その日に大きな葬儀が入っており、トイレなど混雑するのではと心配でしたが、フロアが分かれており、そのような心配も必要ありませんでした。スタッフの方は、迅速に対応してくれましたし、司会などもこちらの気持ちを汲み取ってくれていて、速やかなので、良かったと思います。家族葬というのは、簡単な家族だけの葬儀というイメージだったのですが、リーズナブルな料金のわりに、快適な環境のきちんとした葬儀をすることが出来て、亡くなった父も満足しているのではないかと思っています。
投稿日:
Y
昨年父が他界した時のことです。初めての経験で、病院からいつお迎えが来るかと問われ、涙を流す間もなく多数ある小倉の葬儀社の中からどこで営むべきかを決めるのに大慌てをしました。 結局、スマホで小倉葬儀社と検索をしたらトップに出てきたのが、家族葬のアイリスという葬儀社でした。費用も明確に出ていて、「自宅から近い葬祭場を紹介します」と載っていたので、すぐ問合せをしてみました。実家の住所を伝えて、直ぐに対応してもらいました。実家から一番近い葬儀会館を紹介して頂き、この葬儀社に決めました。病院へのお迎えも1時間程で来て頂き、まだこれから葬儀をしなければならない時でしたが、何故か少しほっとしてしまいました。 分からぬ事ばかりでしたが、葬儀社の係の方がいろいろと教えて下さり、あっという間に通夜・葬儀を終えました。本当にバタバタし、涙を流す間もありませんでしたが、敏速に対応してくれる葬儀社と、葬儀を行う会館さえ決めれば、何とかなるものだと感じました。その後、葬儀を終えてお供え物を車に積み込み、葬儀代を支払って帰宅しました。その時は母が顕在で、祭壇や棺や様々な品物のランクは母の意見を尊重して決めました。母には父の最後をみすぼらしいものにしたくないと言う想いが強く、比較的祭壇の花飾りを追加で飾っていただきました。しかしプランの金額が低めだったので、追加でお願いをしたにも関わらず、予想していた料金よりは下回りました。良かったです。 それにしても最初にバタバタとした事が一番大変でした。父親が病気になってからでは、葬儀の話などできず、高齢者が居る場合には、元気な間に兄弟等の関係者で万が一の場合の葬儀のイメージを決め、できれば葬儀社を決めておく事が重要だと感じました。特に小倉の様に、多くの葬儀社がある場合には費用とも関係するので、より重要だと痛切に感じました。
投稿日:
Q
博多区で臨済宗に対応している葬儀社は?
博多区で臨済宗に対応している葬儀社は、博多区下呉服町8-1にある「イソラメモリアル」です。