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寺と院の違いとは?由来や意味・してはいけないマナーについて解説

寺と院の違いとは?由来や意味・してはいけないマナーについて解説

この記事は1分で読めます

寺と院の違いとは?由来や意味・してはいけないマナーについて解説
寺院の名称は、「〇〇寺」や「〇〇院」など、寺とつくものと院とつくものがあります。
寺と院の名称の違いについては、現代では大きな機能的差がありません。
しかし、もともと寺と院はそれぞれ由来があり、異なる意味を持っていました。
当記事では、寺と院の違いについて由来や意味を詳しく解説し、寺院でしてはいけない行為やマナーについても紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

      寺と院の違いは?
    1. 寺と院がつくお寺の違いとは?
    2. 寺の由来と意味は?
    3. 院の由来と意味は?
    4. 山の由来と意味は?
      寺院でしてはいけない行為と禁止される理由
    1. 大声や携帯電話の使用
    2. 無断でドローン・写真撮影
    3. お賽銭の乱雑な扱い
    4. 喫煙・飲酒
    5. 建物の中に勝手に侵入する
    6. 遺跡や展示物に触れる
    7. 予約時間を厳守しない
    8. 柏手を打つ
      まとめ
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寺と院の違いは?

寺と院の違いは?
寺と院の違いについては、もともとは異なる意味を持ってましたが、現代では名称の違いに大きな機能的差はなく、どちらも寺院としての役割をはたしています。
しかし、もともとは寺と院の名称には、由来があり、異なる意味を持つ場所でした。
次に、寺と院の由来と意味を歴史的背景に触れながら解説していきます。

寺と院がつくお寺の違いとは?

お寺の正式名称は、「〇〇山(山号)〇〇院(院号)〇〇寺(寺号)」というように、長い名称です。
現代のお寺では「寺」や「院」や「山」の部分をとって略称名にしていますが、それぞれに格の違いはなく、仏像をまつって礼拝や修行を行う場所であるという内容に違いもありません。
山号・院号・寺号の中で、どの部分をとってお寺の名称とするのかという決まりは特になく、現代も昔ながらの呼びやすい略称で呼ばれています。

寺の由来と意味は?

寺の由来は、中国の漢時代までさかのぼります。
中国の漢時代で「寺」は、使臣(君主の代わりや国の代表として外国に派遣される使者)を宿泊させる役所や官庁を指す名称でした。
インドから仏教僧が来朝した際に、鴻臚寺(こうろじ)という名称の役所に宿泊したことから、「寺」は仏像をまつり、礼拝や僧侶が修行を行う場所に変わっていきました。
また、「寺(てら)」という呼称の由来は所説あり、インド古語のパリー語で長老を表す「テーラ」、韓国語で礼拝所を表す「チョル」、日本語の「照らす所」から転化したと言われています。

院の由来と意味は?

院は、漢語で周囲にめぐらした垣根や垣をめぐらした建物を意味します。
「院号」は平安時代以降に、皇族が住職となっている寺院に対して呼ぶようになったことが始まりです。
上皇の称号や天皇の追号、女院の称号でもあり、貴族や天皇家との関連が深いことを意味しています。
また、院にはもともと、僧侶の居住するところという意味があり、昔は「院」が「寺」よりも格上とされていました。
現代では「院」は、寺そのものの名称として呼ばれていたり、寺内にある寺に付随する施設の名称となっています。

山の由来と意味は?

山号には、寺院の所在地の山名がつけられています。
昔は、ほとんどの寺院が山の中に建設されており、その寺院の所在地をわかりやすくするために山の名前をつけていたことが「山」の由来です。

寺院でしてはいけない行為と禁止される理由

寺院でしてはいけない行為と禁止される理由
寺院でしてはいけない行為や守るべきマナーがあります。

・大声や携帯電話の使用
・無断でドローン・写真撮影
・お賽銭の乱雑な扱い
・喫煙や飲酒
・建物の中に勝手に侵入する
・遺跡や展示物に触れる
・予約時間を厳守しない
・柏手を打つ


寺院や周りの人たちに迷惑をかけないように、これらのルール違反に注意が必要です。
次に、それぞれの項目について詳しく解説していきます。

大声や携帯電話の使用

寺院では「静寂」を大切にします。
そのため、僧侶の修行の妨げになったり、周囲の人たちの参拝の妨げになるような、大声での会話や携帯電話の使用は控えなければなりません。
寺院を訪れた際は、小さな声で話すように心がけ、携帯電話はマナーモードにしておき、寺院から離れた場所で使用するようにしましょう。

無断でドローン・写真撮影

寺院では、僧侶の許可なく無断でドローン撮影や写真撮影をしてはいけません。
寺院は歴史が古く、貴重な文化財も多くあるため、文化財保護の観点や宗教的な理由から撮影禁止のエリアがあります。
フラッシュ撮影が禁止されている寺院もあるので、注意しましょう。

お賽銭の乱雑な扱い

寺院でのお賽銭は、感謝と祈りの行為であるため、丁寧に行うことが重要です。
お賽銭を遠くから投げるなどの乱雑な扱いはしてはいけません。

喫煙・飲酒

画像
僧侶が修行をして、参拝者が感謝や祈りを捧げに来ている寺院は静寂を大切にするため、
喫煙や飲酒をするべき場所ではありません。
周囲は山で燃えやすいものが多い中、タバコの不始末による火事や泥酔によるトラブルなども起こる可能性があるため、喫煙や飲酒は絶対にやめましょう。

建物の中に勝手に侵入する

寺院は歴史が古く、文化財として保護していくべき建物が数多くあります。
寺院の貴重な文化財を保護するために、許可が下りて見学できる場所以外は、決して入らないように注意しましょう。

遺跡や展示物に触れる

寺院には、長い歴史を持つ建物や展示物が多くあります。
そのため、建物内を暴れまわったり、むやみに遺跡や展示物に触れて壊したりしないように、注意が必要です。

予約時間を厳守しない

寺院に参拝の予約をした場合、予約時間から問題なくお参りが始まるように、時間を厳守しなくてはなりません。
予約時間前に受付をすませておく必要があります。
万が一、予約時間に遅れた場合は寺院に迷惑がかかるだけでなく、別の参拝予約との関係で参拝ができなくなる可能性もあるので注意が必要です。

柏手を打つ

寺院では、合掌でお参りをするため、神社の参拝のように柏手を打ちません。

寺院の正しい参拝の手順を紹介します。

1.寺院に入る時は、まず山門の前で一礼する。
2.手水舎で手を洗い、口をすすいで身を清める。
3.本堂に入って、お賽銭箱にお賽銭を納める。
4.両手で網を振って鰐口(わにぐち)を鳴らす。
5.一礼して胸の前で静かに手を合わせて祈願をする。
6.最後に一礼する。


寺院のルールに沿って、正しく参拝しましょう。

まとめ

寺と院は、それぞれ異なる由来と意味を持ち、一般的な仏教施設である「寺」と比較して、僧侶の住まいである「院」の方が格上とされていました。
現代では寺号・院号・山号について大きな機能的差はなく、格の違いもありません。
寺院の正しい参拝方法・マナーをぜひ参考にしてみてください。

よくある質問

Q

般若心経の最後に記されている真言「ぎゃーてーぎゃーてー」は、サンスクリット語で「悟りの境地に至る」という意味を持ちます。この真言を唱えることで、悟りを目指し、自分自身の精神的成長を促進すると考えられています。リズミカルなこの真言には、集中力を高め、心を落ち着ける効果があります。

寺とは一般的な仏教施設、院は寺に付随する大規模施設、庵は小規模な修行場や草庵を指しています。

Q

寺と坊の違いは何ですか?

寺は一般的な仏教施設です。坊は僧侶の住まいや信者のために設けた宿泊所を指しています。

Q

〇〇院とは何ですか?

寺院の正式名称は、「〇〇山(山号)〇〇院(院号)〇〇寺(寺号)」です。貴族や天皇家との関連が深い寺院の多くが「〇〇院(院号)」で呼ばれています。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
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株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
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代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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