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御母堂の正しい意味や読み方は?知っておきたい注意点をわかりやすく解説

御母堂の正しい意味や読み方は?知っておきたい注意点をわかりやすく解説

この記事は2分で読めます

御母堂の正しい意味や読み方は?知っておきたい注意点をわかりやすく解説
葬儀の弔電やお悔やみメールを作成している時に、「先方のお母様を何と表現すれば良いのだろう?」と疑問に感じる方もおられると思います。葬儀には伝統的なマナーが多く、弔事の文章に使われる「御母堂」などの言葉もそのひとつです。
故人様への敬意やお悔やみの気持ちをきちんとお伝えするために、「御母堂」の言葉の意味や使い方を知っておきましょう。

【目次】

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御母堂とは?意味と使い方

「御母堂(ごぼどう)」とは、弔事などの際に「ご遺族の実の母親」を意味する敬語表現です。
「母堂」には「他人の母を敬ってさししめす言葉」という意味があり、「御(ご)母堂様」などとして亡くなった方への敬意を伝えます。主に文章(弔電やメールなど)で、お悔やみを伝える際に使われる言葉です。他者の視点で喪主の母親を表現するものなので、自分の母親には使いません。

御母堂は生きている人にも使って良い?

「母堂」は「他者の母親」であり、「亡くなった母親」ではないので、もちろん使えます。
ただし生前に使用する場合は、正式な文書の中で特に敬意が必要な方の母親をさすという特徴があるので、注意してください。また日常会話で気軽に「御母堂様」と呼ぶと、大げさなニュアンスになり驚かせてしまいます。

御母堂と似た意味の敬称との違い

葬儀の場面では、「お母上・お母様」などの呼び方をされることもあります。御母堂には似た言葉が多いので、事前に把握しておきましょう。

ご尊母との違いは?

葬儀では「御母堂」に対して、ご遺族の父親を「御尊父(ごそんぷ)」と呼ぶことが多いです。この2つが主に対として使われるので、「御尊母(ごそんぼ)は間違った言葉」と考える方もおられるようです。
ですが「尊母」も母親に敬意を含めた言葉として存在しており、さらに敬意を強調したい時に使われます。

お母様との違いは?

「御母堂」は、フォーマルな場面の文章で使われる敬称です。わたしたちにもなじみのある「お母様」や「お母上」はより自然なニュアンスがあり、日常会話や弔辞・口頭でのお悔やみで柔らかい印象を与えられます。特に親しかったならば、お悔やみメールなどの中で「生前はお母様によくしていただき…」と表現した方が良いこともありますので、状況によって判断しましょう。

御岳母・御丈母との違いは?

葬儀で初めて知る方が多いかもしれませんが、「御岳母(ごかくぼ)」は夫の母親、「御丈母(ごじょうぼ)」は妻の母親を意味しています。現代では男女平等の背景で区分けはあいまいですが、基本的にご遺族しか使わないと思っておきましょう。喪中ハガキには、「岳母○○が〇歳で永眠しました」などと記載します。

ビジネスシーンでの御母堂の適切な使い方

ビジネスシーンで礼節が問われる場面の文書でも「御母堂」を使って敬意を伝えられます。
フォーマルな文書を作成する際に使えば、マナーをふまえた人と思っていただけるでしょう。

弔電やお悔やみメールでの使用文例

「御母堂」は、弔電やお悔やみメールで使われる機会が多いでしょう。
「御母堂様のご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます」
「御母堂様の安らかなご永眠をお祈りいたします」


「○○部○○部長の御母堂様が○月○日にご逝去されました」など、社内の訃報連絡にも使えます。

フォーマルな手紙やビジネス文書での使用文例

取引先や目上の方などへ宛てたビジネス文書やフォーマルな手紙では、「御母堂」を使って先方の母親へ丁寧な敬意を示す場面が多く見られます。「先日は弊社の〇周年記念セレモニーに、御母堂様にもご出席いただき誠にありがとうございました」「御母堂様より賜りましたお心遣いに、社員一同感謝の言葉もございません」など、挨拶状や御礼状に使いましょう。

御母堂には、必ず「様」をつけるもの?

敬語である「母堂」+「様」は二重敬語となり、本来は「見下している・マナー違反」ととらえられてしまう文法上の間違いです。ですが「御母堂様」は正式な場面でより敬意を表現できるとして一般化しており、使っても問題はありません。先方が言葉の専門家などの場合は、気にされるかもしれません。

御母堂を使う際の注意点は?

「御母堂」という言葉には、適した場面と控えた方が良い場面があります。文章を作成する前に、一度注意点を確認しておきましょう。

生前と故後で、使い方が違う

年上の方や上司など特に礼節を必要とする人へのフォーマルな文書では、生前の母親を「御母堂様」と呼びます。
対して葬儀の弔電やお悔やみメールでは、「御母堂様のご逝去に際し…」と、亡くなった方をさす表現として使い分けられます。
基本的に文章に使い、日常会話で使うにはどちらも堅苦しいニュアンスになってしまうでしょう。

「様」をつけるのが通例

古く武家や公家などの格のある人々は、母親を「母堂」と呼びました。時代とともに位はなくなりましたが、言葉だけが敬語として残り現代でも正式な場で使われています。文法的には「母堂」+「様」は二重敬語で失礼になるのですが、「母堂」に関しては、「御」や「様」をつけることでさらに敬意を表現できるとして慣習化しており、現代でも多くの方がマナーとして使っています。

まとめ

「御母堂」という言葉は、一般的に葬儀の場面で耳にする方が多いでしょう。葬儀ではご遺族への配慮として、伝統的な作法やマナーが重んじられます。「御母堂」は主に文章で使われる言葉なので、弔電やお悔やみメールを送る際には、事前にマナーや文例を確認して丁寧に作成しましょう。

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よくある質問

Q

御母堂とはどのような意味ですか?

「御母堂(ごぼどう)」は、他者の母親を敬う表現で、特に葬儀や弔電の文章で使われます。故人の母親に対して敬意を示す言葉で、自分の母親には使用しません。主にフォーマルな場面での文章に適した敬称です。

Q

御母堂を生きている人に使っても良いですか?

はい、生前の母親にも使えますが、正式な文書やビジネスシーンに限られます。日常会話では大げさに聞こえてしまうため避けるのが無難です。特に格式を重んじる相手に使うと丁寧な印象を与えられます。

Q

「御母堂」と「お母様」の違いは何ですか?

「御母堂」は文章で使われるフォーマルな敬称で、特に葬儀などの儀礼的な場面で適しています。一方、「お母様」は日常会話やカジュアルな弔辞で使われ、より柔らかい印象を与える表現です。状況に応じて使い分けましょう。

Q

御母堂という言葉を使う際の注意点は何ですか?

文法上は「御母堂様」とするのは二重敬語で誤りですが、現在では一般化しています。正式な場での敬意を強調する目的で使われることが多いです。ただし、言葉の専門家が相手の場合、使い方に気をつけると良いでしょう。

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この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
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代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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