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葬儀に心付けはいらない?必要性や渡し方、相場を解説!

葬儀に心付けはいらない?必要性や渡し方、相場を解説!

この記事は2分で読めます

葬儀に心付けはいらない?必要性や渡し方、相場を解説!
葬儀を執り行う際、「心付け」は必要なのか、どのように渡すべきか迷う方は多いのではないでしょうか。感謝の気持ちを伝えるための心付けですが、地域や状況によってその必要性や方法が異なります。また渡し方を間違えると相手に不快な思いをさせるのではないかと不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、心付けの基本的な意味や背景から、渡すべき相手や金額の相場、渡し方のマナー、心付けが不要な場合の対処法までを詳しく解説します。

【目次】

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葬儀での心付けとは?

葬儀において心付がどのような意味をもっているのか、解説します。

葬儀における心付けの意味

本来の心付けの意味は、特定の労力や時間を割いてくれたことに対する「心ばかりの謝礼」を示すものです。
葬儀においては、火葬場の職員や運転手など働いてくれる方々への感謝の気持ちを表すために金銭を渡すことがあります。

心付けの由来

心付けの歴史は、日本の伝統的な贈答文化に根ざしています。もともと、葬儀の場では地域の人々が協力して準備や運営を行っていました。その際、手伝ってくれた人々や働いてくれた専門職の方々に感謝を伝えるため、金銭や品物を渡す風習が始まりました。

地域の互助精神が強かった時代には、心付けが形式的なものでなく、自然発生的な感謝の表現でした。しかし、近年では葬儀がプロの業者によって行われることが増え、心付けが一部のサービスに限定される傾向があります。

また、地域や宗教的な影響も心付けの慣習に影響を与えています。例えば、関西地方では心付けが一般的とされる場面でも、関東地方では不要とされることがあります。

心付けは必要?

近年では、葬儀業界全体で「心付け不要」を掲げるサービスも増えています。これは、サービス料金の中に必要な費用が含まれているため、追加で感謝を伝える必要がないという考え方に基づいています。ただし、一部の地方では「渡さないと失礼」とされるケースもあり、地域ごとの風習を事前に確認することが重要です。

葬儀で心付けを渡す相手とタイミング・金額相場

葬儀で心付けを渡す相手とタイミング・金額相場
葬儀には多くの人がかかわるため、それぞれに心付けを渡すべきか迷うでしょう。
こここでは心付けを渡す相手やタイミング、金額相場についてご紹介します。

葬儀社の担当の場合

葬儀社の担当者は、葬儀の準備や進行を全般的にサポートしてくれる重要な役割を果たします。基本的には葬儀社のスタッフに心付けを渡す必要はありません。サービス料金に必要な費用が含まれているためです。
また会社として心付けの受け取りを禁止している場合もあります。

感謝の気持ちを伝えたい場合は、感謝の手紙やちょっとした菓子折りなどをお送りしましょう。

寝台車の運転手の場合

寝台車の運転手は、故人を病院や自宅から葬儀会場まで運んでくれる役割を担います。心付けを渡すべきかどうかは地域や業者によりますが、渡す場合は3,000円〜5,000円が目安とされています。
安置場所についた段階でお渡しします。
寝台車の運転手への心付けもサービスの費用として入っているため、渡さなくていい場合もあります。不安な場合は葬儀社に確認しましょう。

ハイヤーの運転手の場合

遺族や参列者、僧侶などが火葬場に行く際にタクシーやハイヤーを手配することがあります。
基本的に心付けは不要ですが、渡す場合には1,000円程度が相場となります。

納棺師や湯灌業者の場合

納棺師や湯灌業者は、故人の身体を整える役割を担います。心付けを渡す場合、5,000円〜10,000円が目安です。
渡す際には、作業終了後に感謝の言葉とともに手渡しするのが基本です。

火葬場職員の場合

火葬場職員に心付けを渡す習慣は、地域差が大きいポイントです。関東地方では不要とされることが多いですが、関西地方や一部の地域では慣例的に渡す場合があります。渡す場合の金額は3,000円〜5,000円が目安です。

公営の火葬場では心付けを受け取らないため準備は不要です。

霊柩車の運転手の場合

霊柩車の運転手は、故人を葬儀場から火葬場へ移送する重要な役割を担います。心付けを渡す場合の金額は3,000円〜5,000円です。

渡すタイミングは火葬場到着後が一般的で、白い封筒に入れて感謝の言葉とともに渡します。特に長距離移送の場合は、運転手の負担を考慮し、金額を若干上乗せすることもあります。

マイクロバスの運転手の場合

親族や参列者を送迎するマイクロバスの運転手に対しては、心付けを渡すケースが一般的です。金額の目安は3,000円〜5,000円ですが、短距離の場合は少し低めの金額でも問題ありません。

送迎が完了したタイミングで渡しましょう。

配膳スタッフの場合

配膳スタッフは会食の際にサービスを提供する役割を担いますが、心付けを渡す必要はほとんどありません。サービス料が会食費用に含まれている場合が多いからです。
もし渡す際には、1,000~3,000円程度が目安です。

受付・会計などお手伝いの方々の場合

受付や会計など、葬儀当日にお手伝いをしてくれた方々にはお礼をお渡しするのが一般的です。
3,000~5,000円ほどが相場です。

心付けを渡す相手とタイミング・金額相場
対象者 金額相場 渡すタイミング 補足・注意点
葬儀社の担当者 5,000〜10,000円 特別な対応を依頼した場合 基本的に不要だが、特別な依頼時には渡す。
寝台車の運転手 3,000〜5,000円 移送後 地域や業者によって判断が異なるため確認が必要。
ハイヤーの運転手 3,000〜5,000円 送迎後 サービス料が含まれる場合は不要。
納棺師・湯灌業者 5,000〜10,000円 作業終了後 作業内容や追加依頼の有無に応じて渡す。
火葬場職員 3,000〜5,000円 火葬終了後 公営火葬場では受け取らない場合が多い。
霊柩車の運転手 3,000〜5,000円 移送後 長距離移送の場合は増額を検討。
マイクロバスの運転手 3,000〜5,000円 送迎完了後 短距離の場合は少額でも問題ない。
配膳スタッフ 1,000〜3,000円 特別なお願いをした場合 通常は不要。サービス料に含まれる場合が多い。
受付・会計などのお手伝い 3,000円程度 手伝い終了後

僧侶への心付け

僧侶への心付け
当日読経をしてくれたり、戒名を付けてくれた僧侶に対してお礼をお渡しするのが一般的です。
しかし僧侶への心付けは「お布施」と呼ばれます。

僧侶へは心付けではなく「お布施」

僧侶への謝礼は「お布施」と呼ばれます。

お布施の金額は読経や戒名授与などの内容によって異なります。
地域や宗派、お寺との繋がりの強さによっても異なるため確認が必要です。

また交通費としての「御車代」や、食事を一緒にしなかった場合の「御膳料」が必要になる場合もあります。

お布施の相場

お布施の相場は、僧侶が行う儀式や地域によって異なります。以下は一般的な目安です。

読経のみの場合: 3万円〜5万円
戒名授与を含む場合: 10万円〜50万円
御車代: 5,000円〜1万円
御膳料: 5,000円〜1万円

相場に幅があるのは、戒名のランク(信士・信女や院号など)による違いや、地域の慣習が影響しているためです。事前に葬儀社や寺院に確認することで、適切な金額を準備できます。

お布施の渡し方

お布施を渡す際には、奉書紙または白い無地の封筒に包みます。
渡すタイミングは、葬儀の儀式が始まる前の挨拶のタイミングや終了後が一般的です。

切手盆と呼ばれる小さいお盆の上に載せて、感謝の一言を添えながら両手で丁寧にお渡しします。
・「本日はよろしくお願いいたします。」(儀式前)
・「本日はありがとうございました。」(儀式後)

心付けの渡し方

心付けを渡す際には、適切なタイミングやマナーを守ることが重要です。

封筒の選び方と書き方

心付けを渡す際には、適切な封筒を用意することが大切です。封筒の選び方や表書きの書き方には以下のポイントがあります。

封筒の選び方
白無地の封筒: 最も一般的な選択肢で、シンプルなデザインが望ましい。
奉書紙: より丁寧な印象を与える場合に使うが、扱いが難しい場合は無理に使用しなくても良い。

表書きの書き方
表面には「御礼」や「志」と記載するのが一般的。差出人の名前を下に記載する。
具体例として、「御礼」や「志」と大きく中央に書き、その下に故人の名前または家族の代表者名を記載します。

心付けを渡す際のマナー

心付けを渡す際には、相手が落ち着いたタイミングで、感謝の言葉を添えて両手でお渡しするのがマナーです。
基本的には直接お渡ししますが、場合によっては葬儀社を介して渡すこともあります。

心付けが不要な場合の対処法

最近では心付けを渡さないケースも増えています。
ここでは心付けが不要な理由や、不要な場合でも感謝を伝えたい場合の対処法をご紹介します。

心付けが不要とされる理由

心付けが不要とされる背景には、以下のような理由があります。

料金にサービス料が含まれている
葬儀費用に必要なサービスがすべて含まれているため、追加で心付けを渡す必要がない場合があります。

公営施設では受け取らない場合が多い
火葬場など公営施設では、規定により心付けを受け取らないことが一般的です。

企業方針で心付けを禁止している場合
葬儀社や関連業者の中には、スタッフが心付けを受け取ることを禁止しているところもあります。

感謝の気持ちを伝える別の方法

心付けを渡さない場合は、次のような形で感謝の気持ちを伝えることができます。

丁寧な感謝の言葉
感謝の気持ちを言葉で伝えることが最も簡単で効果的です。例えば「本日はお世話になります。よろしくお願いいたします」や「ありがとうございました」といった言葉をしっかりと伝えます。

お礼の手紙
時間をかけて丁寧に書いた手紙は、相手に感謝の気持ちを伝える良い方法です。

お礼の品物を贈る
金銭ではなく、お菓子や飲み物などの品物を贈る方法もあります。ただしこちらも公営施設では受け取れないことが多いです。

心付けの注意点

心付けの注意点
心付けに関しては、次のような点に注意しましょう。

断られたら無理強いしない

心付けを渡そうとした際、相手が断る場合もあります。特に葬儀社や公営施設では心付けを受け取らない方針を持っていることが一般的です。このような場合は無理に渡そうとせず、相手の意向を尊重しましょう。

無理に渡すことで相手が困ってしまうこともあります。
断られた場合は無理強いせずに、感謝の気持ちを伝えましょう。

また基本的に公営施設では心付けは不要ですので、初めから用意する必要はありません。

見積もりに含まれていることもある

最近では、葬儀の見積もりに「寸志」や「心付」として、運転手や施設のスタッフに対する心付けが含まれている場合があります。
見積もりに含まれているか否か、含まれていた場合には誰に対する心付けなのかを葬儀社に確認しましょう。

地域による違いもある

心付けに関する慣習は地域によって大きく異なります。たとえば、関東地方では心付けが不要とされる場面が多い一方で、関西地方では心付けが一般的とされています。地域の文化や慣習を事前に調べておくことが重要です。
またどうしても分からない場合は、葬儀社や親せきなどに確認しましょう。

まとめ

心付けは、葬儀を行うにあたって支えてくれる方々への感謝の気持ちを形にしたものです。
渡すか否かは、地域の慣習や葬儀社の方針、サービス内容によって必要性が変わります。判断が難しい場合には葬儀社に確認することをオススメします。
また葬儀社へのスタッフに心付けとして金銭を渡すことはあまりありません。感謝の気持ちを伝える場合は手紙や菓子折りなどを贈ることを検討しましょう。
会社の方針で受け取らないことにしている場合もあるため、断られた場合には無理強いしないようにしましょう。

よくある質問

Q

葬儀で心付けは必ず渡す必要がありますか?

心付けの必要性は地域や状況によります。関東では不要とされる場合が多いですが、関西では渡すのが一般的な場合もあります。葬儀社の見積もりに含まれていることも多いため、事前に確認することが大切です。不要な場合でも感謝の言葉を伝えましょう。

Q

心付けを渡す際の金額の目安を教えてください。

渡す相手によって金額の目安が異なります。寝台車や霊柩車の運転手には3,000円〜5,000円、納棺師や湯灌業者には5,000円〜10,000円が一般的です。金額がわからない場合は、葬儀社に相談して適切な額を確認することをおすすめします。

Q

心付けを渡す際にどんな封筒を使えば良いですか?

白無地の封筒が一般的です。封筒の表書きには「御礼」や「志」と記載し、差出人名を下に書きます。より丁寧にしたい場合は奉書紙を使うことも可能ですが、扱いが難しい場合は無理に使用する必要はありません。

Q

心付けを渡さない場合、感謝の気持ちはどう伝えれば良いですか?

心付けが不要な場合は、感謝の言葉を丁寧に伝えることが最も大切です。例えば「本日はありがとうございました」と直接伝えましょう。また、お礼の手紙や菓子折りを贈ることで感謝の気持ちを示すのも効果的です。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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