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諡は何て読む?おくりなの意味や由来を解説

諡は何て読む?おくりなの意味や由来を解説

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諡は何て読む?おくりなの意味や由来を解説
「諡(おくりな)」という言葉は、故人の生前の行いに対して敬意を払い贈られる、特別な名前のことです。日本では天皇や身分の高い方へ「諡号(しごう)」が贈られ、また、神道においては仏教で授かる戒名に相当する役割を果たします。この記事では、諡の持つ意味や歴史、現代での使われ方について分かりやすく説明します。

【目次】

      諡とは
    1. 意味
    2. 背景
    3. 日本における諡号
      神道の諡
    1. 諡の付け方
      まとめ
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諡とは

諡とは
神道形式の葬儀の場面で、「おくりな」という言葉を耳にしたことがある人も少なくはないでしょう。
古代中国で始まったこの風習は、どのような意味を持ち、どのように名付けられているのでしょうか。

意味

「おくりな」と読まれる諡は、身分や地位の高い人が亡くなった後に、生前の功績や人となりに合わせて贈る名前のことです。

「諡号(しごう)」や「贈り名」とも呼ばれ、日本では主に歴代天皇や偉人に与えられてきました。また死後に故人へ贈られる名前として、ほかにも「追号(ついごう)」があります。こちらは故人との縁が深い地名や、年号からつけられ、たとえば明治以降の天皇は、在位中の元号が追号となっています。

背景

「おくりな」の起源は、古代中国と言われています。発祥当初は功績による諡の善悪はありませんでしたが、次第に徳を称える美諡(びし)、中立的な平諡(へいし)、評価の良くなかった人への悪諡(あくし)の三種類へと分けられました。

例として、「文」や「昭」は美諡とされており、有名な劉備玄徳は諡号として「昭烈皇帝」が付けられています。

日本における諡号

中国から伝わった「おくりな」の風習により、日本では奈良時代頃から天皇へ諡号が贈られるようになりました。

天皇の諡号は、中国の漢字で記される「漢風諡号」と日本語で記される「和風諡号」があります。たとえば桓武天皇の実名は「山部(やまべ)」でしたが、和風諡号では「日本根子皇統弥照天皇(やまとねこあまつひつぎいやてりのみこと)」と呼びます。一方で、明治以降は慣習が変化したため、明治天皇や昭和天皇といった一つの諡号のみとなりました。

このように、死後に名を贈る文化は時代とともに形を変えながら、人々の評価を表すものとして受け継がれています。

神道の諡

神道の諡
神道においては、仏教のような戒名の文化は存在せず、代わりに「諡」が故人へ与えられます。
神道の考えでは、人間は死後に神々の世界へと戻り、祖霊として子孫を見守るとしています。そのため諡は、故人を敬い、祖霊を祀るための重要な役割を果たすものとなります。

諡の付け方

戒名とは異なり、諡は故人の生前の功績や人となり、社会的地位とは関係なく、誰にでも平等に与えられるものです。
戒名を僧侶から授かるときにはお布施を納めますが、神道ではその必要がなく、故人の性別・年齢ごとに区分された決まった呼称を付けることとなります。

【性別・年齢ごとの諡】

~3歳:嬰児
~6歳:稚児
~15歳:童男 、童女
~19歳:彦・比古、姫・比女
~40歳:郎男 、郎女
~70歳:大人 、刀自
それ以上:翁 、媼


これらの諡を本名の後ろに付け、一番後ろに「命(~のみこと)」を加えることで正式な諡号となります。たとえば30代の女性であれば、「○○郎女命(○○いらつめのみこと)」というような諡号になります。

しかし、近年ではこうした区分が単純化され、子どもには「彦・姫」、成人には「大人・刀自」とすることが多くなっています。

まとめ

「おくりな」は没後に贈られる名称で、歴代天皇の呼び方がこの諡号にあたります。

故人の生前の行いにもとづいて名が選ばれるものであるほか、神道においては亡くなった方全員に平等に諡が与えられて、奥津城(お墓)へ刻まれます。これにより、故人が尊ばれ祖霊として祀られるようになります。いずれの場合においても、諡は称号としての役割だけでなく、故人への敬意を示すものとして贈る大切な名前と言えます。

よくある質問

Q

「諡名」の読み方は?

諡名はおくりなと読み、霊号と同様に亡くなった方の御霊(みたま)につけられる名前となります。神道において人間は、死後に祖先神となって子孫を見守ると考えられており、すべての人に対して等しく諡名が与えられます。そのため戒名のようなお布施を納めることは不要で、本名と年齢・性別に合った敬称をつけて、霊璽(れいじ)に記します。霊璽は神棚などに置かれ、故人を祀る対象になります。

Q

「諡す」の読み方は?

「おくりなす」と読み、天皇や身分の高い人に諡号を贈る行為のことを表し、ほかに「贈諡(ぞうし)」「諡号を奉る」といった表現が用いられます。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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