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お盆は何をする行事?日程や当日やることを解説

お盆は何をする行事?日程や当日やることを解説

この記事は2分で読めます

お盆は何をする行事?日程や当日やることを解説
お盆は、ご先祖さまの霊が現世へ戻ってくるとされている期間です。そのため普段とは少し違うお供え物を用意したり、親戚で集まったりして供養を行います。特に故人が亡くなって初めて迎えるお盆を新盆(にいぼん)といい、より一層心を込めた供養が行われます。この記事ではお盆の由来や当日に向けた準備についてご紹介します。

【目次】

      お盆とは
      仏教の教えとお盆の関係
      お盆に準備するもの
    1. 新盆(にいぼん)の場合
    2. 通常のお盆
    3. お盆の準備チェックリスト
      お盆当日の流れ、日程ごとの過ごし方
    1. 13日:お迎えの日
    2. 14日・15日:法要の日
    3. 16日:お見送り
      お盆の時期に気を付けること
      まとめ
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お盆とは

お盆とは
お盆は日本の年中行事のひとつで、故人やご先祖さまの霊魂を自宅へ迎えて供養を行うものです。一般的なお盆休みは8月13日〜16日となっていますが、地域によっては7月や旧暦の7月15日をお盆としています。

このような日付の違いは、明治に旧暦から新暦へ改暦されたことによって生じました。もともと明治以前のお盆は7月15日の「中元節」に行われていたため、改暦の後、東京などの都心部では日付をそのまま新暦に置き換えてお盆を行いました。一方で、農業の盛んな地域では繁忙期と重なることを理由に、ひと月遅れのお盆が主流となったのです。そのため現代では、8月のお盆のことを「旧盆」、7月のお盆は「新盆(しんぼん)」と呼ぶようになりました。また、沖縄では行事を旧暦で行う文化が根強く残っており、旧暦7月13〜15日がお盆とさるため、毎年日付が変わります。

2025年の旧盆、つまり一般的なお盆休みは8月13日(水)〜16日(土)ですが、17日(日)を含めて5連休となる方も多いでしょう。

仏教の教えとお盆の関係

仏教の教えとお盆の関係
お盆のルーツは仏教の経典『盂蘭盆経(うらぼんきょう)』にあるとされています。
このお経は、目連尊者が餓鬼道にいる母を助けるために、お釈迦さまの助言を得ます。

そして7月15日にたくさんの修行僧へ食べ物を施したところ、その功徳によって母が餓鬼道から解放された、という内容になっています。この教えをもとに、中国で盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれる行事が始まりました。日本では、この盂蘭盆会と、祖先を敬う心が合わさって、お盆が行われるようになったと言われています。

お盆に準備するもの

お盆に準備するもの
お盆は毎年行われる行事ですが、故人が亡くなって四十九日が経過した後に初めて迎えるお盆を新盆(にいぼん)、あるいは初盆(はつぼん)と呼び、特に手厚く弔います。

ここでは普段のお盆や新盆で準備するものをご紹介します。

新盆(にいぼん)の場合

初めてのお盆では、新盆法要と会食を行うことが一般的です。
そのため法要の際に使用するお布施や返礼品の用意、お寺への依頼、会食会場の予約などの準備が必要となります。また、法要に参列する場合、服装は喪服を着用します。

さらに、故人の霊が家まで迷わずに戻れるよう、清らかで穢れのない気持ちで迎えるという意味を込めて、「白提灯」を玄関などに飾るという風習があります。

通常のお盆

普段のお盆では、盆棚を用意して、特別なお供えや位牌などを飾ります。
飾り付けには次のようなものがよく使用されます。

・盆棚:位牌やお供え物を載せる祭壇。

・まこものゴザ:病などを祓う植物として仏事によく使用されるもので、盆棚に敷く。

・盆提灯:故人や先祖の魂が、こちらへ迷わず戻れるようにする迎え火や、あの世へ戻る際の送り火となる。

・精霊馬・精霊牛:ナスやキュウリで作る。魂がこの世とあの世を往復するための乗り物。

・鬼灯:帰ってくる魂への目印。

・水の子:すべての霊魂にお供えが行き渡るように、細かく切った野菜とお米を、蓮の葉にのせたお供え物。

・ミソハギ:お盆の頃に咲く花。お盆に供えるお花の代表。

・そうめん:精霊牛にお土産を乗せたり、手綱として飾るなどさまざまな意味合いを持つ。

お盆の準備チェックリスト

以下は、一般的なお盆で準備しておきたいものの一例です。

□家族や親戚への連絡
□仏壇の清掃
□盆棚の設置
□盆提灯の準備
□精霊馬と精霊牛の作成
□お供え物・線香
□仏花(お墓・仏壇用)

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お盆当日の流れ、日程ごとの過ごし方

お盆当日の流れ、日程ごとの過ごし方
お盆を迎えるにあたっては、まず仏壇の清掃や盆棚の用意を行います。
また、お盆期間中はお寺や神社、会食店が混雑することもあるため、早めの手配がおすすめです。

13日:お迎えの日


  • ・お墓参りをする
  • ・夕方頃から迎え火を焚き、霊を自宅へ迎える
  • ・夜になったら盆提灯に火を灯し、故人を供養する

14日・15日:法要の日

  • ・法要を執り行う
  • ・お供え物を交換し、感謝の気持ちを伝える

16日:お見送り

  • ・送り火を焚く
  • ・お墓参りをして、別れのあいさつをする
  • ・盆棚を片付ける

お盆の時期に気を付けること

お盆の時期に気を付けること
お盆期間中には、「あの世から霊が帰ってきているため、海や川へ入ると足を引っ張られて溺れてしまう」、という言い伝えがあります。霊の存在自体は科学的に証明されていません。しかし、離岸流が発生しやすく、クラゲの増加や、台風・大雨の影響で水位や波が起こりやすいことから、お盆以降の水辺でのレジャーには十分な注意が必要です。

また、昔はお盆期間中の「穢れ」や「殺生」を避けるべきとされていました。そのため出血の危険性がある針仕事を控えたり、精進料理を食べたりする風習もありましたが、現在は地域や家庭によって差があります。

まとめ

お盆は全国各地で宗教を問わずに執り行われていますが、地域によって日程やマナーが異なることがあります。
特に新盆では、法要や会食の準備、白提灯の用意など、通常のお盆とは異なる支度が必要です。あらかじめご家庭や地域で受け継がれている風習を知っておくことで、心静かに故人とご先祖さまの霊を迎えることができるでしょう。

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よくある質問

Q

お盆の意味は?

お盆は正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれ、故人とご先祖さまの霊を供養する伝統行事です。あの世から戻ってくるご先祖さまへ感謝の気持ちと冥福を祈るため、特別なお供えを用意し、家族が集まって過ごす期間とされています。

Q

なぜお盆は8月15日なのですか?

もともとは仏教の経典『盂蘭盆経』を由来として、旧暦の7月15日にお盆が行われていました。改暦の際に、新暦7月15日をお盆とする地域もありましたが、農作業の繁忙期と重なるなどの不都合がある地域では、1か月ずらして8月15日付近をお盆とするようになりました。現在では、8月のお盆が全国的に主流となっています。

Q

お盆にしてはいけないことは何ですか?

古くから、お盆は海やプールなどの水辺に近寄らない方がよいという風習があります。また、お盆はご先祖さまを静かに供養する期間であるため、賑やかなお祝い事を避けるべきといった意見もあります。現代では絶対禁止ということはありませんが、周囲の意見や風習に敬意を払うことが大切です。

Q

お盆の13日にすることは何ですか?

お盆期間のうち、初日13日は故人の霊を自宅へ迎える日となります。日中はお墓参りや迎え火を焚き準備を行います。また夜には盆提灯を灯すことで、ご先祖さまへの目印とすることが一般的です。家族で心を込めて準備を行い、1年に一度の特別な期間を静かに迎えます。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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