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一周忌のトラブルを回避するには?日程調整や会場の手配、参列する際のマナーまで解説!

一周忌のトラブルを回避するには?日程調整や会場の手配、参列する際のマナーまで解説!

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一周忌のトラブルを回避するには?日程調整や会場の手配、参列する際のマナーまで解説!
一周忌は、故人を偲ぶとともに遺族にとって喪が明ける大切な節目です。ところが、親族への連絡不足や日程の重複、僧侶の手配トラブルなど、準備を怠ると人間関係に亀裂が入ったり、当日の進行に支障が出たりすることも少なくありません。
この記事では、一周忌のトラブルを避けるためのポイントを解説します。日程調整や会場の手配といった準備段階から、参列時の服装・香典・焼香マナーまで網羅的に紹介。
これから一周忌を迎える方が安心して準備できるよう、具体的な注意点と対策をまとめました。

【目次】

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一周忌はいつ?

一周忌は、故人が亡くなってから1年後に行う法要を指します。
必ず命日当日に行わなければならないわけではなく、親族が集まりやすい日程で執り行って大丈夫です。

ただし「一回忌」と「一周忌」の違いについて混乱しやすいので、

・命日に行わなくてもいいのか
・一回忌と一周忌の違い

これらについて整理しておきましょう。

命日に行わなくてもいいのか

近年では、命日からちょうど1年後の日にこだわらず、その前後の土日や祝日に一周忌を営むケースが増えています。仕事や遠方からの移動を考えると、日程調整がしやすいためです。

命日以外の日に行っても供養として問題はなく、大切なのは故人を偲ぶ気持ちです。一周忌は、故人を供養するだけでなく、遺族の喪が明ける大事な節目でもあります。気持ちの整理がつきやすいタイミングで行うことが大切です。

一回忌と一周忌の違い

仏教では「一回忌」と「一周忌」は同じ意味で使われます。つまり、亡くなった翌年の命日が「一回忌=一周忌」です。

その次に行う「三回忌」は、亡くなった年を1回目と数えるため、実際には2年後の命日に営まれます。

このように仏教の年忌法要では偶数を避け、奇数の年に供養を行うのが一般的です。偶数は「区切り」「終わり」を意味するとされるため、故人が円満に成仏できるように、奇数の節目で供養を重ねていくのです。

知人に案内を出す際や日程を決める際には、一回忌と一周忌が同じであること、三回忌が2年後であることを理解しておくと間違いを防げます。

一周忌は何をやる?

一周忌は何をやる?
一周忌は法事として重要な節目であり、主に以下の流れで執り行われます。

・僧侶による読経
・焼香
・会食(お斎)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

僧侶による読経

故人の冥福を祈り、僧侶による読経が行われます。読経は遺族や参列者が善行を積む「追善供養」の一つとされており、故人を偲ぶ大切な時間です。僧侶にお経をあげてもらうことで、供養の儀式として整います。

焼香

僧侶の読経にあわせて、遺族や参列者が焼香を行います。焼香の回数や作法は宗派によって異なりますが、基本的には自分より前の参列者の作法を見て従えば問題ありません。落ち着いて故人を想いながら手を合わせることが大切です。

会食(お斎)

法要後には、参列者で食事を囲む「お斎(とき)」が行われるのが一般的です。料亭や仕出し料理、会館での会食など、規模や予算に応じて準備されます。食事をともにすることで、故人を偲びながら親族や縁者との交流を深める場となります。なお、会食は必ずしも行う必要はありませんが、多くの場合で取り入れられています。

一周忌の参列マナー

一周忌の参列マナー
一周忌は法事のなかでも特に重要な日であるため、参列するときにはマナーを守ることが大切です。ここでは、参列マナーとして押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

・服装
・香典の用意
・焼香のやり方
・数珠の持ち方

特に服装は参列マナーとして最も注意すべき点です。一周忌に参列する予定がある方は、事前にしっかり確認しておきましょう。

服装

一周忌までは「正式な喪服」が基本とされています。男性は黒の礼服に黒ネクタイ、黒靴下、黒靴を着用しましょう。女性は黒のワンピースやアンサンブル、もしくはスーツに黒ストッキング、黒パンプスが一般的です。

ただし地域や遺族の意向によっては、略式喪服(ダークスーツなど)で参列することもあります。迷う場合は、遺族や近親者に確認しておくと安心です。

香典の用意

一周忌では、遺族が法要後の会食や引き出物を用意しているため、香典を渡すのが一般的です。

香典袋は黒白もしくは双銀の結び切りを選び、水引の上には「御仏前」と書きます。金額の相場は以下のとおりです。

・親:1万円〜3万円
・兄弟姉妹:1万円〜3万円
・親戚:5千円〜1万円
・友人・知人:5千円〜1万円


金額は故人との関係の深さによって調整します。

焼香のやり方

焼香は宗派によって回数や作法が異なります。代表的なものは以下のとおりです。

・浄土真宗:1回(おしいただかない)
・浄土宗:1〜3回(おしいただく)
・曹洞宗:2回(1回目はおしいただき、2回目はそのまま)
・臨済宗:1回(おしいただかない)


自分の宗派が分からない場合や迷ったときは、前の人のやり方を参考にすれば問題ありません。

数珠の持ち方

数珠は必ず持参するのがマナーです。左手にかけて合掌するのが基本とされます。立礼(立って合掌する場合)でも座礼(座って合掌する場合)でも同じです。

・片手で持つとき:左手の薬指あたりにかけて、手のひらを合わせる
・両手で持つとき:合掌した両手に数珠をかけて、胸の高さで祈る


また、焼香を行う際は数珠を手首にかけたままでも問題ありません。

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一周忌の準備の流れ

一周忌の準備の流れ
喪主、遺族の代表として行う一周忌の準備の流れは以下の通りです。

1.日程調整
2.会場の手配
3.お寺・僧侶に連絡する
4.案内状を送る
5.引き出物を準備する
6.会食を手配する
7.お布施を用意する


一周忌は早めの手配が肝心です。
順番に解説していきます。

1.日程調整

故人の命日を基準に、親族や僧侶の予定を考慮して日程を決めます。命日の前後で都合の良い日を設定するのが一般的です。

2.会場の手配

自宅、寺院、会館、ホテルなどから、規模や予算、アクセスを考えて選びます。法要後に会食をする場合は、移動しやすい場所を意識するとスムーズです。

3.お寺・僧侶に連絡する

読経をお願いする僧侶の予定を確認し、法要の日時を正式に依頼します。戒名や法名を読み上げてもらうために、必要な情報を伝えておきましょう。

4.案内状を送る

親族や故人と縁の深い方に案内を出します。形式ばった招待状でなくても、ハガキやメール、電話などでも構いません。出欠の確認も忘れずに行いましょう。

5.引き出物を準備する

参列者への返礼品を用意します。お菓子やお茶、タオルなど、日常的に使える品が選ばれることが多いです。人数に余裕をもって手配しましょう。

6.会食を手配する

法要後に親族で食事をするのが一般的です。仕出し弁当や料亭、レストランなどを手配します。参列者の人数やアレルギーなども考慮します。

7.お布施を用意する

僧侶への謝礼(お布施)を用意します。金額は地域や宗派によって異なりますが、数万円程度が目安とされます。白い封筒に「御布施」と書いて渡します。

一周忌で起こりがちなトラブル

一周忌は大切な法要ですが、準備や当日の進行によって思わぬトラブルに発展することもあります。

・一周忌の日程を伝えず、親族との関係が悪化
・ほかの法事と重なってしまった
・僧侶が来ない
・ネットで手配したら読経が短い


ここでは上記のような代表的なトラブル例を紹介します。

一周忌の日程を伝えず、親族との関係が悪化

「自分とは関わりが薄いだろう」と考えて一周忌の日程を伝えなかった結果、親族との関係が悪化してしまうケースがあります。
特に「連絡が来るのが当然」と思って待っていた親族がいる場合は、後々のしこりになりやすいでしょう。

一周忌を執り行わない場合でも、その旨を連絡しておくと無用なトラブルを避けられます。

ほかの法事と重なってしまった

四十九日や三回忌など、他の法要と日程が重なることがあります。特に配偶者の実家側と重なると、「どちらを優先するのか」で不満や誤解が生じやすくなります。

夫婦それぞれ別の法要に出席する、日程を早めにすり合わせるなど、柔軟に調整すると安心です。なお、一周忌などの大きな法要は、まとめて行うことは一般的には避けられるため、別々に行うのが望ましいとされています。

僧侶が来ない

事前に依頼していたにもかかわらず、当日になって僧侶が来ない、あるいは遅れて到着するといったトラブルもあります。式が後ろ倒しになると、参列者にも迷惑がかかってしまいます。

当日の朝に再確認の連絡を入れる、普段から信頼できる寺院に依頼するなど、事前の対策を心がけましょう。

ネットで手配したら読経が短い

菩提寺がない場合、インターネット経由で僧侶を手配することがありますが、思ったより読経が短かったり、宗派が合わなかったりするケースがあります。

依頼前に読経の内容や所要時間を確認しておくと安心です。どうしても不満が残る場合でも、必ずしも僧侶の読経がなければ供養にならないわけではありません。お布施の負担が少なくなったと前向きに捉えるのも一つの考え方です。

まとめ

一周忌は法事のなかでも重要な役割があります。適切に執り行うと、故人に想いを伝えることが可能です。

しかし、一周忌は日程の調整や会場の手配など、親族の負担に感じてしまう場面もあります。

そのため、この記事で一周忌について知識を身に着け、スムーズに対応できるようにしましょう。

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よくある質問

Q

一周忌とほかの法要が重なったら?

併修はせず、それぞれ別々に行うのが一般的です。三回忌や七回忌などが重なる場合も、まとめてではなく別々に営む方がマナーとされています。

Q

法事をやらない人はどれくらいの割合ですか?

近年は核家族化や宗教意識の変化により、法要を省略する人も増えています。しかし、親族との関係もあるため、あらかじめ連絡を取るなど配慮のある行動をしましょう。

Q

一周忌は誰も呼ばなくていい?

一周忌は親族を招いて行うのが一般的ですが、近年は「家族のみ」「遺族だけ」で営むケースも少なくありません。誰も呼ばない場合でも、僧侶を呼んで読経をお願いすれば法要として成立します。

Q

一周忌を家族だけで行う場合、何をしますか?

僧侶を呼ばずに家族だけで行う場合は、仏壇にお花や供物を供えて手を合わせる、故人の好物を囲んで食事をするなど、シンプルな供養で問題ありません。会食を兼ねて思い出を語り合うのも立派な供養です。

Q

一周忌の法要をしないとどうなる?

一周忌を行わなくても、法律的・制度的な問題は一切ありません。故人への供養の形は遺族の自由であり、しないからといって罰則があるわけではありません。ただし、親族から「形式を重んじるべき」と思われて関係性がぎくしゃくすることもあるため、事前に話し合っておくと安心です。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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