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稲荷神社とは何の神様?狐との関係・ご利益・怖い噂までやさしく解説

稲荷神社とは何の神様?狐との関係・ご利益・怖い噂までやさしく解説

この記事は2分で読めます

稲荷神社とは何の神様?狐との関係・ご利益・怖い噂までやさしく解説
日本全国に3万社以上あると言われる稲荷神社。朱色の鳥居や狐の像が印象的で、街の小さな祠から大きな神社まで、最も身近な神社のひとつです。しかし一方で、「稲荷神社って何の神様?」「なぜキツネなの?」「怖いって聞いたけど本当?」など、疑問を抱く人が多いのも事実です。その理由を本記事ではやさしく解説します。

【目次】

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稲荷神社とは何の神様なのか?

稲荷神社とは何の神様なのか?
稲荷神社が祀る神様は「食・暮らし・豊かさ」を司る神様です。
古くは農業の神として信仰されていましたが、時代が進むにつれて商売・仕事運・家内安全など、生活全体の繁栄の神さまとして広く信仰されるようになりました。

稲荷神社は「食・暮らし・豊かさ」を司る神様

稲荷神社の主祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。古代から「食物を生み出す神」とされ、特にお米を中心とした穀物の豊作を祈るために祀られてきました。日本では古くから「食が安定する=生活が安定する」という考え方が根付いており、食物の神は人々の暮らしを守る大切な存在でした。

その後、商工業が発展する時代になると、「商売繁盛」「家業繁栄」などの願いとも結びつきます。現代では、会社員・クリエイター・フリーランスなど職業に関わらず、“生活を豊かにする神様”として慕われています。

稲荷神社のご利益一覧

稲荷神社のご利益は幅広く、日常生活に結びついているものばかりです。

五穀豊穣
商売繁盛
仕事運アップ
金運・財運
家内安全
新しい挑戦を後押しする力


どのご利益も“豊かさ(繁栄)”につながるもので、食物を司る神様の広がった形といえます。

稲荷神社とは?稲荷って何?神様は別にいるの?

稲荷神社とは?稲荷って何?神様は別にいるの?
稲荷神社は「狐の神様」「商売の神様」と理解されることが多いですが、実際には異なります。
この章では、「稲荷」という言葉の意味、祀られている神様、伏見稲荷が総本宮と言われる理由をやさしく説明します。

「稲荷(いなり)」という名前の意味

最も一般的な説は、“稲が成る(いねなり→いなり)” から来ているというものです。
つまり「稲が実る場所」「豊かな実りをもたらす神」を表す言葉でした。
お米が生活の中心だった日本では、“稲が実る”ことは生命そのものの象徴です。

そのため「稲荷」は、生活を豊かにしてくれる存在として全国に広がりました。

稲荷神社の主祭神・宇迦之御魂神とは?

先に述べた 宇迦之御魂神(食物の神) が稲荷信仰の中心です。
漢字が難しいですが、意味はとてもシンプルで、「食を生み出し、人々の暮らしを支える神」です。
また、食はすべての産業の土台になるため「仕事運」「金運」といったご利益としても受け継がれています。

伏見稲荷大社が「総本宮」と呼ばれる理由

京都の伏見稲荷大社は、全国にある稲荷神社の“総本宮”。
奈良時代(711年)に創建され、ここから全国へ信仰が広がりました。
千本鳥居で有名な神社で、稲荷信仰の象徴となっています。

稲荷神社とは何の神様?歴史的な背景も合わせて紹介

稲荷神社とは何の神様?歴史的な背景も合わせて紹介
稲荷信仰を理解するうえで、歴史を少しだけ知っておくと意味が深まります。ここでは、なぜ稲荷神社が「農業の神→商売の神」へと広がったのかを解説します。

稲荷信仰の歴史|農業の神 → 商売の神へ

古代の日本は農業国家でした。特に「稲作」は生活の根であり、米の収穫は“村全体の生命線”でした。そこで「稲がよく実るように」と祈られるのが稲荷信仰の始まりです。

時代が進むと、米の流通・売買が経済を動かすようになり、「食の神→商売の神」へと結びついていきます。江戸時代には、商人や職人が商売繁盛を願って稲荷神を祀り、“仕事運の神様”という現代につながるイメージが強まりました。

秦氏と稲荷神社の関係

稲荷信仰のルーツには“秦氏(はたうじ)”という渡来系の一族が深く関わっています。秦氏は高度な土木技術や稲作技術を持ち、日本の農業発展に大きく貢献したと言われています。そのため「食の神」を大切に祀った秦氏と、稲荷信仰は密接に結びついたとされます。

稲荷信仰を“食を支える技術者集団が広めた信仰”と理解すると、稲荷神社が「豊かさの神」とされる背景が見えてきます。

稲荷神社と狐|“狐は神様”ではなく“神様のお使い”

稲荷神社と狐|“狐は神様”ではなく“神様のお使い”
稲荷神社といえば「狐」。しかしこれは「狐=神様」という意味ではありません。
この章では、なぜ狐の像があるのか、なぜ巻物や鍵をくわえているのかを説明します。

なぜ狐の像が置かれているのか?

稲荷神社に狐の像があるのは、狐が稲荷神のお使い(神使)と考えられてきたためです。
狐は田んぼの穀物を荒らすネズミを食べるため、古くから“農作物を守る存在”として大切にされてきました。生活の中心が稲作だった時代、田を守る動物は豊穣の神と結びつきやすく、やがて「稲荷神の働きを助ける存在=神使」として定着します。

また、日本では「田の神は春に里に降り、冬に山へ帰る」という信仰があり、同じ時期に山と里を行き来する狐の姿が、田の神を象徴する動物として重ねられました。信仰が広がるにつれ、神社の入口や社殿前に狐像が置かれるようになり、現在のような“稲荷神社のシンボル”として親しまれています。

狐がくわえている巻物・稲穂・鍵などの意味

稲荷神社の狐像がそれぞれ違うものをくわえているのは、象徴する意味が異なるためです。

巻物:知恵・学び・願いを届ける
稲穂:豊作・繁栄
鍵:蔵の鍵=富や食物を守る象徴
玉:霊力・生命力

これらを知るだけで、神社を訪れたときの“見え方”が変わり、理解が深まります。

「稲荷=狐の神様」というイメージが広がった理由

狐像がとても目立つため、「狐=神様」と誤解されがちです。
また、民間信仰では“狐を祀る祠”も多く、混同されやすい背景があります。
しかし本来は、狐はあくまで神の使い。中心となるのはあくまで宇迦之御魂神であると覚えておくとよいでしょう。

稲荷神社が「怖い」と言われる理由

稲荷神社が「怖い」と言われる理由
稲荷神社には「怖い」「行くと代償がある」といった噂がつきものです。
しかし、これは誤解や民間の言い伝えが混ざったものであり、根拠はありません。

「行くと代償がある」と言われる理由

稲荷神社には「願いを叶えてもらうと代償がある」「軽い気持ちで参拝すると良くない」などの噂が語られることがあります。
しかし、これは神道の正式な教えではなく、歴史の中で広まった俗信や噂が元になっています。古くから、稲荷信仰は商人や職人など“強く願う人々”に広まり、「強力に願いが叶う神」として特別視されてきました。

そのため、願いが叶ったときにきちんとお礼参りをする習慣が強く意識され、「お礼を怠るとよくない」という民間的な価値観が伝わったと考えられます。

稲荷神社に行ってはいけない人はいる?

いません。
“特別な人だけが参拝できる”というものではなく、むしろ地域の人々の日常生活を支えるとても身近な神様です。神道に禁忌はほぼなく、清らかな心で参拝することが大切です。

神道の稲荷と仏教の稲荷(豊川稲荷)の違い

神道の稲荷と仏教の稲荷(豊川稲荷)の違い
「稲荷」と名前がつく寺院がありますが、「寺でも稲荷?」と混乱する人は少なくありません。この章では、神社の稲荷と寺の稲荷の違いを簡潔に説明します。

神社の稲荷と寺の稲荷

神社の稲荷:宇迦之御魂神(食物の神)を祀る
寺の稲荷(例:豊川稲荷):荼枳尼天(だきにてん)という仏教の守護神を祀る

神仏習合の時代に「稲荷」と名前を共有したため、現在も両方が存在しています。

稲荷神社の参拝の仕方

稲荷神社の参拝の仕方
稲荷神社だからといって特別な参拝法はありませんが、知っておくと安心できるポイントをまとめます。

参拝前に知っておきたいマナー

・服装は清潔に
・鳥居の前で一礼する
・参道の中央は避ける
・手水舎で手と口を清める


難しいことはありませんが、“心を整える”ことが一番重要です。

お供え(油揚げ・酒)をする場合の注意点

狐の好物とされる油揚げを供える風習もありますが、現代ではむやみに置かないことが大切です。
衛生面や動物被害の問題があるため、神社が指定している場合のみ行うようにしましょう。
基本は「お賽銭+感謝」で十分です。

まとめ

稲荷神社は、古くから日本人の生活を支えてきた「食と豊かさの神」を祀る神社です。狐の像が印象的ですが、神様そのものではなく“使い”として祀られているだけで、怖がる必要はありません。むしろ、商売や仕事、家庭の安定など、現代の生活にも密着したご利益が期待できます。

初めて参拝する場合でも、難しい作法はなく、感謝の気持ちを持ってお参りすれば十分です。この記事が、あなたが稲荷神社をより身近に感じ、安心して参拝する助けになれば幸いです。

よくある質問

Q

お稲荷さんはなぜキツネなのでしょうか?

神様の“使い(神使)”として信じられているため。穀物を守る動物だったことが由来。

Q

お稲荷様はどんな効果がありますか?

商売繁盛、金運、仕事運、家内安全など“生活の豊かさ”にまつわるご利益。

Q

キツネがお使いの神様は誰ですか?

宇迦之御魂神(稲荷神)。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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