一富士二鷹三茄子の続きとは？四扇五煙草六座頭の意味と由来を解説

一富士二鷹三茄子の続きには「四扇五煙草六座頭」のような続きがあるんです。

しかし、四扇五煙草六座頭の意味を把握している方は多くいません。

知っておくとより縁起のいい一年を迎えられるため、四扇五煙草六座頭の意味をそれぞれ解説していきます。

一富士二鷹三茄子には、続きが10まであると言われています。
その続きとして挙げられるのが「七丁髷八薔薇九歌舞伎」です。
ちょんまげとバラと歌舞伎を初夢で見ると、より縁起がいいと言われています。

しかし「七丁髷八薔薇九歌舞伎」は俗説の可能性が高いものです。

国立国会図書館のレファレンス協同データベースの事例では、10以降の続きは過去の文献から見つけられないという調査結果が示されています。

そのため「七丁髷八薔薇九歌舞伎」は庶民の言葉遊びとして広まったものと考えられます。

とはいえ、初夢はあくまで縁起担ぎです。薔薇や歌舞伎が好きな方なら、夢に出てきたことで元気がもらえる、という受け止め方でも問題ありません。自分が好きなものが初夢に出てきたら、「今年はいい一年になるかもしれない」と前向きに過ごすきっかけになるでしょう。

しかし、なぜ一富士二鷹三茄子なのでしょうか？
特に3つ目が茄子である理由は、疑問に思う方も多いでしょう。

一富士二鷹三茄子の由来には、大きく3つあると言われています。

・駿河国説：徳川家康ゆかりの地との関係
・江戸・駒込地域との関連説
・縁起の良い音の語呂合わせ説

それぞれ解説していきます。

一富士二鷹三茄子を初夢で見ると縁起がいいと言われていますが、実際どんな効果があるのでしょうか。
ここでは、以下の観点で初夢で一富士二鷹三茄子を見る意味を解説していきます。

・初夢とはいつ見る夢？1月2日の夜説の根拠
・一富士二鷹三茄子を初夢で見たときの運勢
・縁起の良い初夢を見る方法と宝船の絵の活用法

初夢を見る方法についても解説しているため、あわせてチェックしてください。

広く知られる「一富士二鷹三茄子」には、実は「四扇五煙草六座頭」という続きがあります。これらはすべて、初夢に見るとその年の運気が上がるとされる大変縁起の良いものです。

良い夢を招くには、古くからの習わしである「宝船」の絵やカードを枕の下に敷いて寝る方法が有効とされています。ぜひ昔ながらの知恵を活用し、素晴らしい初夢を見て、いい一年のスタートを切ってください。