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市民葬・区民葬とは?頼む前に費用相場、メリットデメリットを知っておこう。安く葬儀ができるって本当?

市民葬・区民葬とは?頼む前に費用相場、メリットデメリットを知っておこう。安く葬儀ができるって本当?

この記事は2分で読めます

市民葬・区民葬とは?頼む前に費用相場、メリットデメリットを知っておこう。安く葬儀ができるって本当?
市民葬・区民葬とは、各自治体が葬儀社と提携して葬儀を行う制度です。比較的低価格で葬儀を行うことができます。住民の経済的負担を軽減することを目的としたこの制度。しかし必ずしも「最低価格」で利用できるという訳ではありません。
「低価格で葬儀ができる」というイメージだけで選択して後悔することがないよう、その内容や注意点について紹介します。
【ネタバレ】「本当に必要最低限の葬儀でいい」という方にしかオススメできません。

【目次】

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市民葬・区民葬とは?

市民葬・区民葬とは、各自治体が葬儀社と「この規格の葬儀を、この費用でやってください」と協定を結んだものです。
「規格葬儀」「市民葬儀」と呼ばれたり、自治体独自の呼び名の場合もあります。
経済的に余裕がない場合でも、住民が安心して葬儀が行えるように設けられた制度なので比較的低価格に設定されています。

本来、葬儀のサービスは民間企業である葬儀社が提供するため、内容や価格設定は葬儀社の自由です。
しかし経済的余裕がない場合「いくらかかるか分からない」という状況では、安心して依頼することができなくなってしまいます。
誰もが必ず亡くなるため、経済的余裕がなくても火葬を行わなければならないのはもちろんのこと、最低限の弔いをする権利は保証されなければなリません。

そのためあらかじめ「この規格の葬儀をこの費用で」と最低限自治体として保証しておくことで、自治体の住民が安心して葬儀を行えるようにしたのがこの制度です。

※すべての自治体に設けられている制度ではありません。
故人の住所がある自治体に、市民葬・区民葬に該当する制度があるかどうか、確認しておきましょう。

市民葬・区民葬の利用条件

市民葬や区民葬を利用するための条件は自治体に住民票があるか否かです。
所得や納税額などに関する制限は特にありません。

「故人の住民票がその自治体にあった」「喪主の住民票がその自治体にある」そのどちらかである必要があります。
もし故人と喪主の住む自治体が異なる場合には、それぞれ自治体の葬儀内容を確認しておきましょう。

市民葬・区民葬を利用するには?

市民葬・区民葬を利用する方法は2つあります。
ここでは主な申込方法を紹介しますが、自治体によって方法が異なるためお住まいの自治体へ確認してください。

自治体の受付で申し込む

身内の方が亡くなると「死亡届」を自治体に提出します。
その際に市民葬・区民葬を行いたい旨を伝え、申し込みます。その際に、自治体と提携している葬儀社の一覧を渡されますので、その中から1社を選びます。

葬儀社に直接申し込む

コチラの方法が一般的。
自治体と提携している葬儀社に直接申し込みます。
「市区町村名 市民葬・区民葬」で調べると、その市区町村で市民葬・区民葬を利用できる葬儀社の一覧が出てきますので、そこから一社選んで、葬儀社に連絡します。
その際に市民葬・区民葬を利用したい、と伝えましょう。

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市民葬・区民葬の費用相場

市民葬・区民葬の費用相場は自治体によって異なりますが、一般的に通常の葬儀よりも低く抑えられています。

東京23区の区民葬を例に見てみましょう。
区分料金
金らん5段飾(桐張棺) 312,180
金らん4段飾(桐張棺) 259,600
白布3段飾(プリント棺) 136,400
白布2段飾(プリント棺) 100,100
祭壇料金

区分料金
金らん5段飾(桐張棺) 325,380
金らん4段飾(桐張棺) 272,800
白布3段飾(桐張棺) 171,600
白布2段飾(桐張棺) 135,300
祭壇料金(棺長尺館)


※満6歳以下の子供は、各1,100円(税込)の割引
※祭壇を利用しないで 寝棺のみを利用の場合は、桐張棺66,000円、プリント棺44,000円、桐張棺(長尺棺)79,200円(別途人件費がかかります)


霊柩車料金
宮型指定車(10kmまで):33,270円(税込)
普通霊柩車(10kmまで):15,570円(税込)

火葬料金
大人:59,600円(非課税)
小人(満6歳以下):34,500円(非課税)


これらの料金は基本的なものであり、オプションを追加する場合や、飲食代、宗教者へのお礼などには別途費用がかかります。
全体的な費用相場としては、10〜30万円程度が平均的で、お通夜と告別式を行っても50万円以内に収まることが多いようです。
自治体や選択するオプションによって大きく費用は変わるため、選ぶ前に詳細を確認することが重要です。

市民葬・区民葬のメリット

市民葬・区民葬には大きく2つのメリットがあります。

費用を抑えられる

市民葬・区民葬は、住民の葬祭費の負担を軽減することが目的としています。
そのため直接葬儀社に依頼するよりも低価格で行えることが多いです。
通常、葬儀費用は平均で195万円(2017年度 日本消費者協会アンケート)と言われていますが、市民葬・区民葬を利用すると50万円以内で葬儀を行えることがほとんどです。

また東京23区の方であれば火葬料が安くなる可能性があります。
東京都内の町屋斎場、桐ケ谷斎場、四ツ木斎場、代々幡斎場、落合斎場、堀之内斎場は、通常最も安価な火葬炉でも火葬料が90,000円かかりますが、区民葬を利用した場合には59,600円と3万円以上も安くなるのです。

自治体と提携した葬儀社だから安心

市民葬・区民葬は自治体に認定された葬儀社しか行うことが出来ません。
自治体に認定されるには、自治体が定めた一定水準をクリアする必要があります。
そのため法外に高い費用を請求されるなどの心配はありません。その点で安心して依頼することが出来ます。

市民葬・区民葬のデメリット

一方でデメリットもあります。
市民葬・区民葬のデメリットは大きく2つです。

追加料金がかかることも......。

市民葬・区民葬は、基本的に「必要最低限」という色が強く、内容が不十分なことも。
例えば、ドライアイスの交換や枕飾りの料金が含まれていなかったり......。
その場合には追加料金がかかります。
必要なものを追加していていくうちに、追加料金がかさんで予算オーバーなんてことも考えられます。

とっても質素な葬儀になる

こちらも、「必要最低限」という考えから起こることです。
祭壇は白木祭壇だけとという事が多く、グレードアップするためには追加料金がかかります。

そのため、本当に「必要最低限だけでいい」という方にしか市民葬・区民葬はオススメできません。

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市民葬・区民葬はこんな人にオススメ

市民葬・区民葬の特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。
以上のことを踏まえると市民葬・区民葬は以下のような方にオススメです。

・必要最低限の葬儀を行いたい
・ボッタクリは絶対に避けたい
・自治体が認めている葬儀社に依頼したい


「必要最低限」であることと、自治体から認められている葬儀社のみが扱える葬儀というのが市民葬・区民葬の特徴です。

市民葬・区民葬より安い葬儀社もある

市民葬・区民葬には、自治体と提携した安心の葬儀社で比較的低価格で葬儀を行うことができるというメリットがあります。

しかし自治体の設定した規格によっては、追加料金が使い料金がかさんで結局高額になることも......。
最近は市民葬・区民葬でなくても、比較的低価格のプランを提供している葬儀社がたくさんあります。

費用とその内訳をよく見比べてみましょう。
繰り返しますが「本当に必要最低限でいい」という方にしか市民葬・区民葬はオススメできません。

「葬儀の口コミ」では各市区町村のページに、市民葬区民葬に対応している葬儀社の一覧を掲載しているので、検討中の方は一度ご覧になって、2,3社話を聞いてみてくださいね。

よくある質問

Q

市民葬とは何ですか?

市民葬とは、自治体が提供する低価格で基本的な葬儀サービスのことです。主に経済的負担を軽減するために設けられており、一般的な葬儀に比べて費用を抑えることができます。

Q

市民葬を利用するメリットは何ですか?

市民葬のメリットは、自治体が定めた料金で葬儀を行えるため、費用が明確であることや、経済的負担を軽減できる点です。また、基本的な葬儀サービスが含まれており、安心して利用できます。

Q

市民葬を利用するための条件はありますか?

市民葬を利用するには、故人や喪主がその自治体の住民であることが一般的な条件です。詳細な条件や手続きは自治体によって異なるため、事前に確認することが重要です。

Q

市民葬の費用相場はどのくらいですか?

市民葬の費用は自治体によって異なりますが、一般的には数十万円程度とされています。具体的な金額やサービス内容は各自治体の案内を参照してください。

Q

市民葬と一般の葬儀の違いは何ですか?

市民葬は自治体が提供する基本的な葬儀サービスで、費用が抑えられている点が特徴です。一方、一般の葬儀は葬儀社が提供し、サービス内容や費用が多様で、遺族の希望に合わせてカスタマイズできます。

Q

市民葬・区民葬とは何ですか?

市民葬・区民葬とは、各自治体が葬儀社と提携し、比較的低価格で葬儀を行う制度です。住民の経済的負担を軽減するために設けられており、最低限の葬儀を行うための規格が決められています。ただし、全ての自治体で行っているわけではないため、事前に確認が必要です。

Q

市民葬・区民葬のメリットは何ですか?

市民葬・区民葬のメリットは、費用を抑えられることと、自治体が認定した葬儀社を利用できる点です。葬儀費用は通常よりも安価に設定されており、例えば50万円以内で行えることが多いです。また、認定された葬儀社のため、安心して依頼できる点も魅力です。

Q

市民葬・区民葬のデメリットはありますか?

市民葬・区民葬のデメリットとして、追加料金が発生する場合があることや、葬儀が質素になりがちな点が挙げられます。基本的に必要最低限の内容しか含まれていないため、ドライアイスの交換や祭壇のグレードアップなど、追加の費用がかかる場合があります。

Q

市民葬・区民葬はどんな人にオススメですか?

市民葬・区民葬は、必要最低限の葬儀を希望する方や、葬儀費用を抑えたい方、自治体が認めた葬儀社に依頼したい方にオススメです。ただし、追加料金が発生する場合もあるため、本当に最低限の葬儀で問題ない方に適しています。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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