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「大往生でしたね」は使ってはいけない?大往生と言われる年齢や使い方・言い換えを例文付きで紹介。

「大往生でしたね」は使ってはいけない?大往生と言われる年齢や使い方・言い換えを例文付きで紹介。

この記事は2分で読めます

「大往生でしたね」は使ってはいけない?大往生と言われる年齢や使い方・言い換えを例文付きで紹介。
「大往生」という言葉の具体的な意味や使い方が分からない、遺族に対して使っていいのかどうか迷う方は多いのではないでしょうか
「大往生でした」と言われた場合にどのように返したらいいのか分からないという場合もあるでしょう。

この記事では、「大往生」の意味や由来、適切な使い方を例文を含めてわかりやすく解説します。

【目次】

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「大往生」とは?

「大往生」とは?
「大往生」は「だいおうじょう」と読みます
ここでは大往生の意味や由来をご紹介します。

「大往生」の意味

「大往生」とは、長い人生を全うし、安らかに最期を迎えることを意味します。
人生を終える際に苦しみが少なく、心穏やかにこの世を去った場合に使われます。
「天寿を全うした」と同じようなニュアンスで使われ、病気や事故などによって苦しむことなく亡くなった場合に使われるのが一般的です。
若くして亡くなった場合や、苦しい闘病の末に亡くなった場合には、「大往生」という表現は使いません。

故人に対して、天寿を全うしたことを尊び、故人の長寿を称える気持ちを込められ使われることもあります。

「大往生」の由来

「大往生」という言葉は、仏教の「極楽往生」という言葉に由来します。
「往生」は仏教において、故人の魂が極楽へ旅立つことを意味しており、更に「大」を付けることでより安らかな最期であったことを強調しています。

ちなみに「往生際が悪い」という言葉もありますが、この「往生」も同じ由来です。追い詰められたときなどに諦めが悪いことを表します。
故人の魂が極楽に旅立つこと、つまり亡くなるとき、それが転じて追い詰められてどうしようもなくなった時のことを「往生際」というようになり、諦めの悪いことを「往生際が悪い」と表現することになりました。

「大往生」の例文

「大往生」は基本的に遺族側が他人に死を伝える際または葬儀などでの挨拶の場で使われます。
次のような言い方をすることが一般的です。

「父は100歳で苦しむことなく眠りにつき、大往生でした」
「祖母は大往生でしたので、本人も満足して眠りについていることかと思います」
「母は98歳で苦しむことなく、大往生を遂げました。今頃天国で父や旧友との再会を楽しんでいることを願います」

「大往生」と言えるのは何歳から?

「大往生」と言えるのは何歳から?
何歳まで生きたら「大往生」と言えるのか、明確な年齢の定義はありません
多くの場合、80歳以上または平均寿命以上で病気や事故などで苦しむことなく自然な死を迎えた場合に用いられます。

反対に平均寿命を超えていたとしても、事故や病気などで苦しんだ末に亡くなった場合には「大往生」という言葉は使わないのが一般的です。

遺族に「大往生でしたね」というのは失礼?

遺族に「大往生でしたね」というのは失礼?
葬儀や弔問の際に遺族に対して「大往生でしたね」というのは失礼でありマナー違反とされています。
お悔やみの気持ちを込めていたとしても、他人が使うべきではありません。

大往生という言葉は遺族が「故人は十分に天寿を全うした」という意味を込めていう言葉です。他人から言われても遺族からしたら「もっと生きていてほしかった」と思っていて、遺族からしたら故人の死を軽んじられていると感じてしまう恐れがあります。

「大往生でしたね」以外のお悔やみの使い方

弔問の際には「お悔やみ申し上げます」や「ご冥福をお祈りいたします」などの言葉をかけます。
また「どうぞご無理なさらずに」や「お力落としのことと思いますが、お身体を大切に」「何か私にできることがあれば仰ってください」といった遺族を気遣う言葉をかけるのもいいでしょう。

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参列者は大往生を使わない

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葬儀に参列した際、遺族にかけるお悔やみの言葉には注意が必要です。
たとえば、受付での香典の渡し方や金額などのマナーと同じように、言葉づかいにも気を配ることが大切です。

葬儀の口コミが2025年1月23日に1,008人を対象として実施した「香典に関する調査」では、香典の文化について「伝統的な習慣として大事にすべき」と答えた人が29.5%にのぼりました。

この結果からも分かるように、現代ではマナーに寛容な人もいる一方で、伝統や形式を大切にしている人も少なくありません。

「大往生」は本来、安らかで立派な最期を意味する言葉ですが、遺族にとってはまだ悲しみの最中であるため、参列者が使うのはふさわしくないとされています。

お悔やみの場では、
「このたびはご愁傷様でございます」
「心よりお悔やみ申し上げます」
といった、形式的でありながらも失礼のない言葉を選ぶようにしましょう。

遺族から「大往生でした」と言われたときの返し方

遺族から「大往生でした」と言われたときの返し方
遺族から「大往生でした」と言われた場合、「そうですね、大往生でしたね」と同調するのも避けるべきです。
遺族の気持ちに寄り添いながら適切な言葉を選ぶことが求められます。また会いたかった、もっと生きていてほしかったという気持ちも伝えつつ、遺族の気持ちにも同調するような表現を選びましょう。

「大往生でした」と言われたときの返答例

「大往生でした」と遺族から言われた場合、下記のような言葉を選ぶといいでしょう。

「もっとお元気なお姿を拝見したかったですが、安らかにお眠りになられたのなら、ご家族も少しは安心ですね」
「そうでしたか、非常に残念ですが、〇〇様が安らかに旅立たれたと聞いて安心しました」
「またお会いしたかったので残念ですが、安らかな最期であったとのことで何よりです」

『大住生』『大従生』は間違い!正しい漢字と読み方を解説

「大往生(だいおうじょう)」という言葉は、人生を立派に終えたことを表す美しい表現ですが、漢字を間違えてしまうケースがよくあります。特に多い誤表記が以下の2つです。

  • ・大住生(☓ 住 → ◯ 往)
  • ・大従生(☓ 従 → ◯ 往)

「往生」とは、命を全うしてあの世へ旅立つことを意味します。
そこに「大」をつけることで、「穏やかに」「満足のいくかたちで」人生の最期を迎えたという意味合いが込められます。

見た目が似ている漢字のため混同しやすいですが、「大往生」が正しい表記です。
意味や読み方とあわせて、しっかり覚えておきましょう。

「大往生」の言い換え表現

「大往生」の言い換えについては「天寿を全うする」「安らかに眠った」などが適切です。
「天寿を全うする」は天から与えられた命を行き抜いたというニュアンスが含まれ、長生きしたことが強調されます。「安らかに眠る」は、故人が苦しまず穏やかに旅立ったことを強調し、柔らかな印象を与えます​。

「大往生」の対義語

「大往生」とは逆の意味を持つ対義語として「早逝(そうせい)」や「急逝(きゅうせい)」といった表現がよく使われます。
「早逝」は30代や40代など、平均寿命よりも著しく早く亡くなった場合を指し、故人の将来が期待されていたときやもっと長生きしてほしかったと感じる場面、「急逝」は予期しない突然の死を意味し、病気や事故などで急に命を落とした場合に用いられる言葉です。

「大往生」が故人の人生をたたえたり、安らかな最期だったことを表す穏やかなニュアンスが含まれるのに対し「早世」「急逝」は故人の人生が全うされなかったという深い悲しみのニュアンスを伴います。

まとめ

「大往生」という言葉は、長寿を全うし、安らかに最期を迎えることを意味します。
遺族側が使う言葉であり、他人が遺族に対して「大往生でしたね」と使うのは失礼とされています。代わりに「お悔やみ申し上げます」などの適切な言葉をかけましょう。
遺族から言われた場合には、残念な気持ちを示しつつも安らかな最期を迎えたことへの安心感への共感の気持ちを伝えます。

よくある質問

Q

「大往生」とはどういう意味ですか?

「大往生」とは、長い人生を全うし、安らかに最期を迎えることを意味します。苦しまずに心穏やかに亡くなった場合に使われることが多く、「天寿を全うした」という表現と似ています。特に高齢で自然な死を迎えた場合に用いられることが一般的です。

Q

遺族に「大往生でしたね」と言うのは失礼ですか?

はい、遺族に対して「大往生でしたね」というのは失礼とされています。この言葉は遺族が故人の長寿を称える際に使うもので、他人が使うと遺族にとっては故人の死を軽んじていると感じられることがあります。代わりに「お悔やみ申し上げます」といった言葉が適切です。

Q

「大往生」という言葉を使える年齢は何歳からですか?

「大往生」という言葉に明確な年齢の定義はありませんが、一般的には80歳以上、または平均寿命を超えた方が苦しまずに亡くなった場合に使われます。事故や病気で苦しんで亡くなった場合には使われません。

Q

遺族から「大往生でした」と言われたとき、どう返答すれば良いですか?

遺族から「大往生でした」と言われた場合、「そうですね」と同調するのは避けましょう。代わりに「もっとお元気でいてほしかったですが、安らかにお眠りになられたなら、ご家族も少しは安心でしょうね」といった、遺族の気持ちに寄り添う言葉を選ぶと良いです。

Q

「大往生」とはどのような意味ですか?

「大往生」とは、仏教の概念で、苦しまず安らかに亡くなることを指します。一般的には、長寿を全うし、穏やかに生涯を閉じることを意味します。

Q

「大往生でしたね」という表現は適切ですか?

「大往生でしたね」という表現は、遺族に対して使う際には注意が必要です。遺族の心情を考慮し、慎重に言葉を選ぶことが大切です。

Q

「大往生」と言われる年齢はありますか?

「大往生」とされる明確な年齢はありませんが、一般的には長寿を全うした場合に使われることが多いです。

Q

「大往生」の類語や言い換え表現はありますか?

「大往生」の類語としては、「安らかな最期」「穏やかな旅立ち」などがあります。状況に応じて適切な表現を選ぶと良いでしょう。

Q

「大往生」の反対語は何ですか?

「大往生」の反対語としては、「非業の死」「早逝」などが挙げられます。若くして亡くなることや、不慮の死を指す表現です。

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この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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