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お布施の書き方は?どの袋を使う?金額相場からマナーまで徹底解説!

お布施の書き方は?どの袋を使う?金額相場からマナーまで徹底解説!

この記事は2分で読めます

お布施の書き方は?どの袋を使う?金額相場からマナーまで徹底解説!
普段関わることがないお布施について、書き方やマナーが分からない、どれくらい包んだらいいの?と困っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、正しい書き方やマナー、金額の相場をご紹介しています。はじめての方でも滞りなく法要を終えられるように確認しておきましょう。

【目次】

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お布施とは

葬儀や法要の際に僧侶に渡すお金をお布施(おふせ)といいます。
これは寺院の維持費などに使われます。お布施にはお悔みの意味合いはなく、お世話になった僧侶へのお礼として渡すものです。
本来は読経や戒名の対価として僧侶に支払うのではなく、お寺の御本尊に捧げるものという意味です。
布施はもともと六波羅蜜という6つの修行法のうちのひとつで、見返りを求めずに金銭などの施しをすること、つまりお布施はあくまでも気持ちであり、金額の決まりはありません。

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お布施の正しい書き方

お布施の正しい書き方
お布施には黒墨の筆または筆ペンを使い、縦書きで記載します。
香典で使う薄い墨と間違えやすいのですが、こちらは涙で薄くなった、急いで駆け付けたため墨をする時間がなかったという意味があります。僧侶への感謝の気持ちをあらわすにはふさわしくありません。
また、書き方にも決まりがあります。奉書紙と封筒、中袋の書き方をそれぞれ確認しましょう。

表書き

奉書紙や白封筒の表書きには中央上部に「お布施」の文字を記載します。白封筒の場合は下部に喪主または施主氏名も記載します。
フルネーム、または苗字だけで問題ありません。〇〇家という書き方でも大丈夫です。

裏面の書き方

白封筒の場合は、裏書が必要です。左下に郵便番号と住所、金額、喪主または施主の氏名をフルネームで記載します。なお、奉書紙に裏書は必要ありません。

中袋の書き方

奉書紙の中袋の表面は、中央に金額を記載します。裏面に郵便番号と住所、喪主または施主の氏名をフルネームで記載します。

漢数字は旧字体で書く

金額は改ざん防止のためすべて旧字体で書き「金〇〇圓也」と縦書きで記載します。
壱(一)、弐(二)、参(三)、伍(五)、六、七、八、拾(十)、佰(百)、仟(千)、萬(万)、圓(円)の旧字体を使います。
例えば三万円包むなら、「金参萬圓也」となります。四と九については、不幸や苦労を連想させることから使用しないのがマナーです。

お布施を入れる袋の選び方

お布施を入れる袋の選び方
お布施として現金をそのまま渡すのはマナー違反とされています。ではどのように包むのがふさわしいのでしょうか。詳しく説明します。

奉書紙がふさわしい

お布施は奉書紙(ほうしょし)で包むのが正式な渡し方です。奉書紙とは伝統的な和紙の一種で厚さがあります。現代では弔辞を書いたり、香典を包む際に多く使われます。
奉書紙で包む場合は、中包みが必要です。中包みとして、半紙でお金を包んだ後、奉書紙で包みお渡しします。
中包みにはお札の肖像画が表上向きになるように包みます。奉書紙のつるつるした面が表面で、ざらついた面が裏面です。外側につるつるした面がくるように中包みを包みましょう。左右の順で折ったら、下上の順で折るのが正しい包み方です

白色の無地封筒でもよい

奉書紙がない場合は簡易的な方法として無地の白色封筒で渡しても問題ありません。封筒に郵便番号のマークなどが書かれていないか注意しましょう。
白封筒でお布施をお渡しする場合、中袋は使いません。二重封筒は不幸が重なることを連想させるため、縁起が悪いとされているからです。ただしお札が透けないようにできるだけ厚手の封筒に入れるのが望ましいです。

不祝儀袋は使わない

不祝儀袋は不幸があった方の遺族に香典袋として使用されるものです。僧侶にお礼として渡されるお布施に府祝儀袋を使うのはマナー違反とされます。同様に水引も不要です。
ただし地域によっては使用するところもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。

お札の入れ方

お布施は香典と違い、新札が望ましいです。香典は準備する時間がなかったという意味合いから、しわが入ったお札を使います。このことからお布施にも香典と同じく古札を包むのが正しいと思ってしまうかもしれません。
しかしお布施は僧侶への感謝の気持ちをあらわしたものです。
できるだけきれいなお札を用意しましょう。お札の向きをすべてそろえて、肖像画が表上部にくるように包みます。

法要別お布施金額の相場はいくら?

法要別お布施金額の相場はいくら?
お布施には金額の決まりがないとはいえ、どれぐらい渡せばいいのか悩んでしまいますよね。ここでは、法要ごとの目安を紹介します。

葬儀・告別式のお布施

葬儀・告別式のお布施の相場は10万~50万円です。葬儀では読経の回数が多く、戒名を授けてもらうため相場が高めです。
告別式は友人や知人が最後のお別れをする儀式です。葬儀と告別式は異なりますが、一括りとして執り行うことが多いため、一般的にお布施もまとめて渡します。
地域や宗派によって相場が異なるため、知人や葬儀社に相談するのもよいでしょう。

四十九日法要のお布施

四十九日法要の相場は3~5万円です。
四十九日法要は、故人が亡くなってから四十九日目に執り行います。この日に故人の行き先が決まる最終審判を受けるとされており、故人が無事に極楽浄土に行けるよう、親族が集まって冥福を祈ります。
僧侶による読経や納骨、会食をするのが一般的です。

初盆のお布施

初盆のお布施の相場は3~5万円です。

初盆とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことです。お盆はご先祖様や故人を家にお迎えし供養する日本の伝統的な行事です。
初盆では、僧侶をお招きして法要や会食を行います。

一周忌のお布施

一周忌のお布施の相場は3~5万円です。
一周忌は、故人が亡くなって一年目の命日に執り行う法要です。
節目となる法要なので、親族だけではなく友人なども招き、大きな規模となるのが一般的です。僧侶による読経や会食を行います。三回忌以降のお布施は1万~5万円が相場です。

御膳料と御車代

お布施とは別に御膳料と御車代を僧侶に渡します。
これは食事代と交通費のことです。一般的にそれぞれ5千~1万円が相場です。なお僧侶が会食に参加する場合、タクシーを手配した場合や、僧侶の移動がない会場の場合などは渡す必要はありません。

お布施を渡すときのマナー

お布施を渡すときのマナー
最後に、いつどのようにお布施を渡すのか作法について説明します。流れを把握し、僧侶へ失礼なくお布施を渡せるように準備をしておきましょう。

お布施を渡すタイミング

葬儀や法要が始まる前に、僧侶に挨拶を兼ねてお布施を渡すのが一般的です。
僧侶が忙しくされている場合などは、無理せず葬儀や法要のあとに渡しても問題ありません。その場合は、会食後に渡しましょう。
僧侶が会食に参加されない場合は法要のあとに渡します。

切手盆や袱紗を使う

僧侶にお布施をそのまま手渡すのはマナー違反とされています。
袱紗で包み切手盆に乗せて渡すのが丁寧ですが、近年では袱紗から出したお布施を切手盆に乗せて渡すことが多いです。切手盆とは、黒塗りの四角い小さなお盆で、冠婚葬祭で使われます。
渡す際の作法は、まず切手盆を自分の前に置き、お布施を自分側に向けて切手盆に乗せます。僧侶に一礼し、切手盆を両手で右回りに回転させ僧侶の方へ向けて渡します。
御膳料や御車代なども一緒に渡す場合は、御布施が一番上にくるように重ねて置きます。

切手盆が用意できない場合は、袱紗に包んで渡します。弔事は、明るい色は避け、紫や灰色など寒色系の袱紗を用意します。
袱紗に包んで行き、僧侶の前で袱紗からお布施を出します。袱紗の上にお布施を自分の方へ向けて置き、そのあとは切手盆のときと同じように渡します。

お礼を述べる

僧侶にお布施を渡すときに、感謝の気持ちを伝えるのがマナーです。
葬儀が始まる前に渡す場合は、「お忙しい中、足を運んでいただきありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」などと一言添えてお布施を差し出します。
葬儀が終わった後に渡す場合は、「本日はご尽力いただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」などとお礼を述べましょう。

まとめ

お布施は、僧侶へ感謝の気持ちをあらわしたものです。そのため、マナーをきちんと知り、失礼のないようにすることが大切です。お布施について包みの選び方、書き方、渡し方などを説明しました。正しく準備し、感謝の気持ちを伝えられるようにしましょう。

よくある質問

Q

お布施の表書きはどのように書けばよいですか?

お布施の表書きには、中央上部に「お布施」と黒墨で縦書きします。薄墨ではなく、黒墨を使うのが一般的です。また、施主の名前をフルネームか苗字のみで、白封筒の下部に記載します。〇〇家と書く方法も許容されており、奉書紙を使う場合には表書きのみで、裏面の記載は不要です。

Q

お布施に使う袋はどのようなものが適していますか?

お布施には、奉書紙が正式であり、白色の無地封筒でも問題ありません。不祝儀袋はマナー違反とされるため避けましょう。また、二重封筒も避けるべきです。封筒が薄い場合は、中身が透けないように厚手のものを選びます。郵便番号のマークが付いていないかも確認しましょう。

Q

お布施の金額は漢数字でどのように書けばよいですか?

お布施の金額は改ざんを防ぐため、旧字体の漢数字で書きます。「金〇〇圓也」と縦書きにし、例えば3万円の場合は「金参萬圓也」となります。四や九は縁起が悪いとされるため、使用を避けます。また、封筒の裏面にも金額を記載し、丁寧に準備することが大切です。

Q

お布施を渡すタイミングと渡し方を教えてください。

お布施は法要が始まる前に、僧侶へ感謝の言葉を添えて渡すのが一般的です。切手盆や袱紗を使い、直接手渡しするのは避けます。僧侶が忙しい場合は、法要後や会食後に渡しても問題ありません。お礼を述べながら、丁寧にお布施を差し出すことがマナーです。

Q

お布施の封筒の表書きはどのように書けば良いですか?

お布施の封筒の表書きは、中央上部に「御布施」または「お布施」と縦書きで記入します。濃い墨を使用し、毛筆や筆ペンで丁寧に書くことが望ましいです。

Q

お布施の中袋には何を書けば良いですか?

お布施の中袋の表面には、金額を旧字体の漢数字で記入します。例えば、3万円の場合は「金参萬圓也」と書きます。裏面には、施主の住所、氏名を縦書きで記入します。

Q

お布施の金額はどのように書けば良いですか?

お布施の金額は、旧字体の漢数字を用いて記入します。例えば、1万円は「金壱萬圓也」、5万円は「金伍萬圓也」と書きます。

Q

お布施を渡す際のマナーはありますか?

お布施を渡す際は、袱紗に包んで持参し、僧侶に直接手渡します。渡す際には、「本日はよろしくお願いいたします」といった挨拶を添えると良いでしょう。

Q

お布施に使用する封筒の種類は何が適切ですか?

お布施には、白無地の封筒や奉書紙を使用します。水引は不要で、装飾のないシンプルなものを選びましょう。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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