葬儀の口コミロゴ

評判の良い葬儀社に
依頼できる口コミサイト

閲覧履歴

閲覧履歴

メニュー

家族が亡くなって初めてのお正月に飾るお供え物の選び方を解説

家族が亡くなって初めてのお正月に飾るお供え物の選び方を解説

この記事は2分で読めます

家族が亡くなって初めてのお正月に飾るお供え物の選び方を解説
年の瀬が迫り新年を迎える準備を進める中で、家族や親族が亡くなって初めてのお正月には、どのようなお供えを用意するとよいのでしょうか。
喪中期間はお祝い事を控え故人を偲びつつ過ごすことが一般的ですが、この記事では、喪中のお正月に適したお供えと、その扱い方について解説します。

【目次】

相談できるお葬式

powered by Delight Ad

正月のお供えの種類と選び方

故人を大切に想いながら年の始まりを迎えるためには、どのようなお供えを準備することが相応しいのでしょうか。

お供えとは

お供えは故人を偲び、ご先祖様や神仏への感謝を表すための品物です。家庭にある仏壇や祖霊舎、神棚へ供えるものと、法事の際に持参するものがあります。このうち仏壇へお供えする品物は、五供(ごく)と呼ばれるものを基本に用意します。

・五供
五供は「香(こう)」「花(け)」「灯(とう)」「水(すい)」「飲食(おんじき)」の5つを指し、特に香・灯・花の3つは三大供養と呼ばれ重要視されます。


一方神道での仏壇にあたる祖霊舎には「米・塩・水・酒・榊」を基本として、魚を供えることもあります。また仏壇、祖霊舎ともに故人が生前好んでいたものなどもお供えすることが一般的です。

お正月に用意するお供え

お正月は福徳をもたらす歳神(としがみ)様をお迎えし、お祝いをする神道由来の行事です。亡くなって初めてお正月を迎えるにあたって、特別に用意するお供えの品物はありません。
家族や親族を亡くして初めて迎えるお正月は、お祝い事を避ける喪中の期間に該当します。そのため鏡餅や門松などの正月飾りも控え、普段と同様にお線香やお花、飲食物をお供えします。

関連記事

喪中の正月・年末年始の過ごし方とは?お年玉や初詣に行ってもいいのか、避けるべき行事を解説

喪中の正月・年末年始の過ごし方とは?お年玉や初詣に行ってもいいのか、避けるべき行事を解説

お供えの飾り方と注意点は?

お供えの飾り方と注意点は?
心を込めてお供えを用意しても、飾り方を誤ると故人に対して思わぬ失礼にあたる場合もあります。適切な飾り方を覚え、敬意を伝えられるようにしましょう。

仏壇にお供えする時の基本的な配置

仏壇にお供え物を配置する場所は、宗派・地域によって多少の差異があります。一般的にはまず中心に仏飯器・茶湯器を配置し、その左右に懐紙を敷いた高坏(たかつき)と呼ばれる器を用意して飲食物を供えます。仏壇の下段や経机には花やロウソク・香炉を置きます。

お供えを飾る時の注意点

お供え物を選定したり、飾り付けたりする際にはいくつか注意するポイントがあります。

①香:仏壇に供えるお線香の本数は宗派によって1〜3本と異なります。またお線香を折ったり、三角形に立てたりといった作法があるため、各家庭の宗派に合わせた方法でお供えしましょう。

②花:においの強い花や棘のある花を避け、奇数本を供えます。色は白を基調とした3色(白・紫・黄色)、もしくは5色(3色+ピンク・赤)にまとめることが一般的です。

③灯:電気式の灯りを用意することも可能ですが、本物のロウソクを灯す場合には、周囲に燃え移るものが置かれていないか注意します。また仏壇を離れる際、火は息で吹かずに手やロウソク消しを用いて消しましょう。

④飲食:水やご飯、果物は新鮮なものを用意します。肉や魚などの殺生を連想させる食べ物はお供え物として相応しくありません。

お正月らしさを出す飾り付けのポイント

喪中のお正月は飾り付けや祝いの料理を控え、故人を偲び静かに過ごす期間となりますが、新年を迎える区切りとしてできる事をご紹介します。

・年末に掃除をしておく
年末に家の掃除をする場合には、仏壇の清掃も行うと清潔が保てて気持ちよく年を越せます。

・お供え物を普段より質の良いものにする
喪中は仏壇を過度に装飾することは避けるべきです。しかし、普段は造花を飾っているが生花を供える、上質なお菓子を用意するなど控えめな変更でも、新年を気持ちよく迎えることができるでしょう。

喪が明けて次のお正月を迎えた時には、門松や鏡餅を仏壇に飾るとお正月らしく華やかになります。

この記事を読んでいる方へ

葬儀の準備は早めが安心。

まずは無料で相談してみませんか?

葬儀の口コミで葬儀社をさがす

お供えする期間と片付けの目安

亡くなって初めてのお正月を迎える場合、特に四十九日法要や忌中を終えていない場合にはお正月の飾りなどのお供えは控えます。通常のお供えが適しています。

喪が明けた後のお正月については、他の正月飾りと同様に正月事始めの12月13日以降を目安に鏡餅などをお供えします。ただしお供えする物の鮮度や、クリスマスとの兼ね合いを考慮して、年末ギリギリにお供えや飾りを行う家庭も多いようです。


仏壇へのお供えは基本的に、朝に供えて夕方までに下げます。水・ご飯・線香は毎日、果物は傷む前に交換することが望ましく、お菓子も賞味期限に注意してお供えしましょう。

地域や宗派によるお正月のお供えの違い

住んでいる地域や宗派によって、お正月に適したお供えや飾りが多少異なるため、故人の好みや慣習に合わせて用意することが大切です。以下に宗教・地域ごとのお供え物の特徴をご紹介します。

地域特有のお供え

・金沢:上段が紅、下段が白の鏡餅を用いるのが特徴的です。

・沖縄:旧正月には「火の神」へのお供えとして炭を飾るほか、「ハレの膳」と呼ばれるおめでたい料理が並んだ膳を仏壇へ供えます。具体的には赤飯や子孫繁栄をイメージさせる田芋を使ったドゥルワカシーが出されます。

宗教別のお供えの特徴

・仏教:一般的には五供を基本に果物・お菓子を供え、肉や魚を避けます。ただし浄土真宗は水・香は供えないなど宗派によっても変化がみられます。

・神道:神棚に供えるものと同様に、お米・お酒・塩・榊などを供えます。仏教とは異なり、鮮魚を供えることも可能です。

・キリスト教:お供えの習慣はありませんが、生花や遺影を飾ることで故人を偲ぶことが多いです。

お供えした物を片付ける方法

お供えを片付け・交換する際には、故人や仏様への感謝の気持ちを忘れず、丁寧に扱うことが大切です。以下のポイントを参考に、適切な対応を心がけましょう。

お供えを家族でいただく際のマナー

お供えした食品のお下がりをいただくことは、故人や仏様からの恩恵を受け取ることができるとされています。食べる際には、お供えを下げた夜に家族でいただきます。

お供えはどうやって活用・処分する?

お供え物をいただく場合には衛生状態に注意し、食中毒になるリスクを避けることが重要です。夏場の暑い時期には食品の傷みも早いため、特に注意しましょう。また少し時間が経ってしまった果物は、ジャムなどに加工していただくと美味しく活用できます。

一方で古くなった花や飾りについては自治体の区分に従って、感謝の気持ちを込めて捨てましょう。

この記事を読んでいる方へ

葬儀の準備は早めが安心。

まずは無料で相談してみませんか?

まとめ

大切な人が亡くなって初めてのお正月は、故人を偲ぶ気持ちと新年を迎える心構えを両立させたいものです。ご紹介したお供えの種類や選び方が、穏やかな年末年始を過ごす一助となれば幸いです。

よくある質問

Q

亡くなって初めてのお正月には、どのようなお供え物を準備すればよいですか?

亡くなって初めてのお正月は喪中にあたるため、正月飾りや特別なお供え物は控えます。仏壇には普段通り線香や花、飲食物を供えましょう。故人が生前好きだったものや、新鮮な果物やお菓子なども適しています。

Q

仏壇にお供えを飾る際、注意すべき点はありますか?

お供えする際は、宗派に合わせた作法を守ることが大切です。香は本数や折り方に注意し、花はにおいの強いものや棘のあるものを避けます。食べ物は新鮮なものを選び、肉や魚など殺生を連想させるものは控えましょう。

Q

喪中でも新年らしさを出したい場合、どのように飾ればよいですか?

喪中でも新年を迎える準備として、仏壇や部屋の掃除を行い、清潔な状態に整えるとよいでしょう。また、普段より質の良い花やお菓子をお供えすることで、控えめながらも新年らしさを感じられます。

Q

地域や宗派によってお正月のお供えは異なりますか?

はい、地域や宗派によって違いがあります。例えば、沖縄では「ハレの膳」や炭を供えます。仏教では五供を基本とし、神道では米や酒、鮮魚を供えることもあります。ご家庭の慣習に合わせた準備が大切です。

葬儀の口コミ公式LINEバナー
相談できるお葬式

powered by Delight Ad

葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

X Icon

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

【書籍】
後悔しない葬儀とお墓選び

Amazonランキング 冠婚葬祭・マナー部門1位獲得

『後悔しない葬儀とお墓選び』

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2025/5/30)

もしもの時に後悔しない選択をするために 葬儀とお墓選びで多くの方が失敗する落とし穴を徹底解説 国内最大手の葬儀社&お墓の口コミサイト 「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」運営社代表による、 損しないために知っておきたい、葬儀・お墓の基礎知識

【インタビュー記事】
「葬儀業界のインフラ企業」を目指して!AI活用で課題を解決するニッチ市場のオンリーワンとは

葬儀社/斎場/火葬場を探す

← ニュース一覧に戻る
葬儀の口コミロゴ

葬儀の口コミ

評判の良い葬儀社が見つかる
口コミサイト

お墓の口コミロゴ

お墓の口コミ

評判の良い霊園お墓が見つかる
口コミサイト

葬儀の口コミロゴ

葬儀の口コミ

評判の良い葬儀社が見つかる口コミサイト

お墓の口コミロゴ

お墓の口コミ

評判の良い霊園・お墓が見つかる口コミサイト

← ニュース一覧に戻る