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弔い上げとは?読み方、準備の進め方をわかりやすく解説

弔い上げとは?読み方、準備の進め方をわかりやすく解説

この記事は2分で読めます

弔い上げとは?読み方、準備の進め方をわかりやすく解説
弔い上げは、故人の供養を一区切りとする最後の法要です。しかし、その具体的な意味や流れ、費用など、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。この記事では、弔い上げの基本的な意味やタイミング、準備の方法から、簡略化の方法までくわしく解説します。

【目次】

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弔い上げとは?意味と由来

弔い上げとは、故人の供養を一区切りとする最後の法要のことです。多くの場合、三十三回忌や五十回忌に行われます。この法要は、故人が浄土に旅立った証であり、また供養を終えることで、家族が新たな一歩を踏み出すきっかけにもなります。
これから「弔い上げとは何か」や「なぜ行うのか」を詳しく説明します。弔い上げを理解し、準備をするための参考にしてください。

弔い上げとは

弔い上げは「とむらいあげ」と呼びます。故人を供養する最後の法要です。三十三回忌や五十回忌に行うのが一般的ですが、家族の事情や宗派によって時期が異なることもあります。法要の内容は、他と変わらずにお寺で僧侶による読経を行い、その後に親族が集まり供養の場を設けることが一般的ですが、供養のタイミングや内容は地域や宗派ごとに違いがあります。

なぜ弔い上げを行うの?

弔い上げを行う理由は、故人の魂が浄土に到達したという証を得て、遺族が新しい生活を送るためです。この法要を通じて、「供養が完了した」という節目を迎えられます。
さらに弔い上げを行い、定期的に行う法要がなくなることで、経済的負担や準備の手間が減ります。一方で、「供養を終えること」に対して葛藤を持つ方もいるかもしれませんので、その場合は、家族でしっかり話し合い、無理のない形で進めることが大切です。

弔い上げをしないとどうなる?

浄土真宗やキリスト教などでは弔い上げを行いません。
弔い上げをしなくていい宗教宗派では、必ずしも必要ありません。

弔い上げを行うタイミング

この段落では、弔い上げを行う一般的な時期や、早める場合の注意点について詳しく解説します。

三十三回忌や五十回忌が基本

弔い上げは、通常三十三回忌または五十回忌に行われます。このタイミングは、故人の魂が浄土に到達し、成仏したとされる年数を目安にしています。三十三回忌が「年忌供養の一区切り」とされる場合が多いですが、宗派によっては弔い上げが五十回忌になります。また故人の供養をより丁寧に行いたい場合などに五十回忌を選ぶことも珍しくありません。
ただし、どちらの場合でも、法要の日程は早めに計画して、親族やお寺に相談して調整しましょう。

弔い上げを早める場合の注意点

家族の事情や親族が高齢で集まれないなどの理由で、弔い上げを三十三回忌よりも早めることもできます。その場合は、お寺や親族と相談し、適切な弔いあげの時期を決められると良いでしょう。地域の習慣や宗派の教えに合ったタイミングを選ぶ必要があります。

弔い上げの流れ

弔い上げを行う際には、事前準備から当日の流れ、法要後まで、流れを理解することが大切です。この章では、弔い上げの流れについて説明します。

事前準備

弔い上げを円滑にするためには、親族間での日程調整などの事前準備が必要になります。以下を参考に準備をしていきましょう。
日程を決める
家族や親族が集まりやすい日程を選びます。またお寺の都合も確認し、早めに予約を取りましょう。

親族や関係者への連絡
お手紙や電話で参加者に日時や場所を伝えます。

お寺や僧侶への依頼
法要を依頼する際には、内容や時間を具体的に伝えます。

必要な準備物の確認
お布施やお供え物、会食の手配などの準備を行います。

当日の流れ

弔い上げ法要の一般的な流れは下記です。こちらも参考にしてみてください。

お寺での法要
僧侶による読経を行い、故人を供養します。ご家族や親族も一緒にお経を唱え、故人を供養します。

お墓参り
法要後にお墓へ行き、掃除やお花を供えます。綺麗に整えたら、線香をお供えし、手を合わせます。

会食やお礼の挨拶
親族・僧侶で会食を行います。故人の思い出を話すことで供養に繋がります。

弔い上げ後にすること

弔い上げの後には次のようなことを行います。

位牌の整理
弔い上げ後、位牌を自宅で祀るか、永代供養に移すかを家族で話し合って決めます。

遺骨の扱い
弔い上げの後は、寺院で永代供養してもらうことが可能です。お墓がある場合はお墓に入れるのでも問題はありません。永代供養をしてもらうことで、必ず遺族がお墓の供養などをしなくてよくなります。

感謝の気持ちを持ち続ける
弔い上げが終わったからといって故人への想いを忘れるわけではありません。日々感謝の気持ちを持ち続け、ときどき故人に思いを寄せられると良いですね。

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弔い上げにかかる費用

弔い上げを行う際には、さまざまな費用が発生します。主なものとして、お布施や会食代、引き出物、お墓の手入れ代などが挙げられます。これらの費用は地域やお寺、家族の状況によって異なるため、事前に確認し、計画を立てることが重要です。

お布施の相場

弔い上げにおけるお布施の相場は、一般的に3万円から5万円程度とされています。ただし、地域やお寺、宗派によって異なる場合があります。例えば、浄土宗や浄土真宗では、お布施は仏様への感謝の気持ちを表すものとされ、金額に明確な決まりはありません。
また、弔い上げは年忌法要の中でも最後の節目となるため、他の法要よりも高めの金額を包むことが一般的です。具体的な金額については、事前にお寺や僧侶に相談し、地域の慣習やお寺の方針を確認することをおすすめします。

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その他の費用

弔い上げでは、お布施以外にも以下のような費用がかかる場合があります。
会食代
法要後に親族や参列者と会食を行う場合に費用がかかります。参加者の人数や料理の内容によっても変わりますが、1人あたり5,000円から1万円程度が一般的です。事前に見積もりを取っておくと安心です。

引き出物やお礼品
参列者への感謝の気持ちとして、引き出物やお礼品を用意することがあります。1人あたり3,000円から5,000円程度が目安になります。

お墓の手入れ代
弔い上げに合わせてお墓の清掃や修繕、墓石を倒すことを行う場合はその費用がかかります。簡単な清掃であれば数千円程度ですが、修繕や撤去には数万円から十数万円になることもあります。こちらも事前に見積もりを取っておくことが大切です。

弔い上げの服装マナー

弔い上げでは、フォーマルな服装が基本です。男性は黒の喪服に白いシャツ、黒のネクタイを着用します。女性は黒のワンピースやスーツが適しています。アクセサリーはパールなどの控えめにし、派手な装飾は避けましょう。靴やバッグも黒で統一し、全体的に落ち着いた印象を心掛けてください。

弔い上げを簡略化する方法

弔い上げは故人を偲ぶ大切な法要ですが、家族の状況に合わせて、簡略化する方も増えています。ここでは、弔い上げを簡略化する方法について説明します。

永代供養の利用

永代供養とは、遺族に代わって寺院や霊園が遺骨の管理・供養を永続的に行う埋葬方法です。家族の負担を軽減できるため、近年注目されています。
永代供養の主な種類
合祀墓: 複数の遺骨を一緒に埋葬する方法で、費用を抑えられます。
永代供養墓: 個別に遺骨を安置し、一定期間後に合祀されることが多いです。
納骨堂: 屋内施設に遺骨を安置し、供養を行います。


永代供養のメリット
お墓の維持管理の手間が省けます。
後継者がいなくても供養が続けられます。

具体的な費用や供養内容は施設によって異なるため、事前に確認し、お寺や家族と相談して選ぶことが大切です。

小規模な法要にする

弔い上げをより故人に近い親族のみで行うことで、費用や時間を抑えることができます。会場は自宅や小規模な場所を選んだり、会食ではなく仕出し弁当に変更したりすることで小さい規模での弔い上げができます。
注意点として、親族間で事前に十分な話し合いを行い、同意を得ることが重要です。お寺にも簡略化する旨を伝え、了承を得ましょう。内容を簡素にしても、故人への敬意を忘れず、心を込めた法要にすることが大切です。

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まとめ

弔い上げは、故人を偲び、供養の一区切りを迎える大切な行事です。意味やタイミング、準備の仕方を理解することで、家族の事情に合った弔い上げが行えると良いですね。

よくある質問

Q

弔い上げとは何ですか?

弔い上げとは、故人の供養を一区切りとする最後の法要のことを指します。一般的には三十三回忌や五十回忌に行われます。故人の魂が浄土に到達したことを祝う儀式であり、遺族が新たな生活を始める節目でもあります。

Q

弔い上げを行う理由は何ですか?

弔い上げは、故人の魂が成仏した証として行われます。これにより、供養が完了した節目を迎えられます。また、定期的な法要が不要になることで遺族の経済的負担が減り、新しい生活に向けた区切りをつけることができます。

Q

弔い上げを簡略化する方法はありますか?

弔い上げを簡略化するには、永代供養を利用する方法があります。寺院や霊園に遺骨を預けることで、遺族の負担が軽減されます。また、親族のみで小規模な法要を行ったり、仕出し弁当を利用することで費用や手間を抑えることも可能です。

Q

弔い上げにはどのような費用がかかりますか?

弔い上げの主な費用は、お布施、会食代、引き出物、そしてお墓の手入れ代です。お布施の相場は3~5万円程度、会食代は1人あたり5,000~1万円が一般的です。その他、引き出物やお墓の清掃費用が加わる場合もあります。

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この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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