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グリーフケアはなぜ必要?グリーフケアの基本から専門的な支援、セルフケアまで解説

グリーフケアはなぜ必要?グリーフケアの基本から専門的な支援、セルフケアまで解説

この記事は3分で読めます

グリーフケアはなぜ必要?グリーフケアの基本から専門的な支援、セルフケアまで解説
「グリーフケア」という言葉を聞いたことがありますか? 主に大切な人を失った人に対する、心理的なケアのことを言い、日本ではここ20年ほどの間に広まってきました。 本記事では、グリーフケアの必要性やその内容について解説します。悲しいことですが、大切な人を失う経験はいつするかわからないもの。ぜひ一読して、グリーフケアについての理解を深めてくださいね。

【目次】

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グリーフケアとは

グリーフケアとは
グリーフケアとは、死別をはじめとした「喪失」を体験した人を支援するもので、死別ケアや悲嘆ケア、グリーフサポートなどと呼ばれることもあります。

悲しみに寄り添うことで立ち直り、前向きに生きられるようなケアを行います。グリーフケアを提供するのは家族や友人、遺族同士、医療関係者などのほか、自分自身も含まれます。

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グリーフケアの広まり

グリーフケアは1960年代に米国で始まり、その後ヨーロッパに広まりました。日本においてグリーフケアが研究対象となったのは1970年代。
そして世間に大きく広まったきっかけは、2005年のJR福知山線の脱線事故でした。この大事故では107名に及ぶ人が亡くなり、遺族の心のケアが重要視されました。

グリーフケアは大切な人を亡くした遺族の孤立を防ぎ、精神的・身体的な不調を予防するためにあります。
悲しみへの適切なケアを受けることで苦境を乗り越え、希望を胸に人生を歩めるようになるのです。

グリーフケアのプロセス

グリーフケアのプロセス
人が喪失に直面した時の心理的なプロセスとして、「悲しみの5段階」があります。悲しみの5段階は、1969年に、精神科のエリザベス・キューブラー・ロスによって提唱され、広く知られているものです。グリーフケアに関わる人はそれぞれの段階における、心の動きに合わせた対応が必要です。

「悲しみの5段階」

悲しみを受け入れる過程には個人差が大きいものです。
下記に記載するような順序で進むとは限らず、また、人によって一つの段階に長く留まったり、進んだり戻ったりすることもあります。

拒否:起きたことを受け入れられず、何かの間違いではないかと考える。
怒り:拒否の後、怒り・憤慨・妬みなどの感情が現れる。「なぜ自分が」と考え、周りに怒りをぶつける。
取り引き:「〇〇するのでこうしてほしい」などと考える。それまで信仰心が無くても神や仏にすがったり、多額の財産を寄付したりする場合もある。
抑うつ:取り引きに意味が無いと理解して絶望し、何も手につかなくなる。
受容:少しずつ現実を受け入れ、前向きに新たな生活を送ろうとする。

自分でできるグリーフケア

自分でできるグリーフケア
グリーフケアは誰かにしてもらうばかりでなく、自分自身でできることも多くあるので、下記に解説します。

悲しみを肯定する

悲しみを感じるのは、人としてごく自然な感情です。気持ちを抑え込むことなく、自分自身が悲しみをそのまま認めることが大切です。

感情を表出する

家族や友人に今の自分の気持ちや故人との思い出について話すと、気持ちが落ち着くことがあります。話せる相手がいない・話したくない時は、日記や手帳に書き出すのも有効です。

別れのセレモニーを行う

葬式やお別れの会、四十九日法要などへの出席が、気持ちに区切りを付けるきっかけとなることがあります。また他の出席者と悲しみを共有し、思いを吐き出す機会ともなります。

グリーフケアは専門家に頼ってもOK

グリーフケアは専門家に頼ってもOK
専門的なグリーフケアを受けたいと思った時に頼ることのできる、さまざまな機関について紹介します。ケアの種類や提供方法も多様なので、その時の自分に合ったものが選べます。

電話やメールでの相談

自治体やNPO法人などが、電話での窓口を設置してグリーフケアに当たっています。メールで相談に乗ってもらえる機関もあり、対面では話しづらい場合にも気軽に利用できます。

自助グループ・サポートグループ

自助グループは同じような体験をした人たちが集まり、当事者が主催をして行われるものです。参加者は自分の気持ちを表現し合いつつ、「自分だけではない」と感じることができます。

カウンセリング・精神科、心療内科

グリーフケアには専門の認定資格があります。知識を持ったカウンセラーによる、個別のカウンセリングを受けて気持ちを整理することができます。

一般的な精神科・心療内科でもグリーフケアの対応は可能ですが、中にはグリーフケア専門外来が設けられていることがあります。医師や専門職員によるカウンセリングのほか、必要があれば薬物療法を受けることもできます。

グリーフケアを受けるべきサイン

人によっては、自分がグリーフケアを受けるべき状態なのか、判断しかねることもあるでしょう。「喪失」による変化は、決して軽視できるものではありません。次のような状態であれば、積極的にケアを受けましょう。

身体的症状

睡眠障害や食欲の変化・頭痛・体重減少などのほか、血圧や心拍数の異常のような身体的症状が出ることがあります。このような症状がある時は、グリーフケアが必要です。

精神的症状

さまざまな精神的症状が出ている場合も、グリーフケアを受けるべきです。意欲の低下や不安感・焦燥感・無力感がみられたり、時には抑うつ状態や希死念慮が現れたりすることもあります。

周りの人がかけるべき言葉・避けるべき言葉

周囲の人は、普段以上に掛ける言葉への注意が必要です。内容によっては、相手を深く傷付けてしまうこともあります。

かけるべき言葉
喪失に直面した人の気持ちに寄り添い、悲しみを受け入れるような言葉が良いです。いつでも話を聞くこと、力になりたいと思っていることを伝えると、相手は必要な時に助けを求めやすくなります。

避けるべき言葉
励ましのつもりの「がんばって」や良かれと思ってするアドバイス、共感を示すための「あなたの気持ちはよくわかる」などは避けましょう。言われた側が負担に感じたり、自分を責めてしまうことがあります。

まとめ

大切な人を亡くした後も、遺された人の人生は続いていきます。
思い出を大切にしながらも前向きに生きていくため、周囲は適切な支援を行いたいですね。
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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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