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相続で困ったらこれ!手続きの流れ、期限・費用・もめない方法まで全部分かる

相続で困ったらこれ!手続きの流れ、期限・費用・もめない方法まで全部分かる

この記事は2分で読めます

相続で困ったらこれ!手続きの流れ、期限・費用・もめない方法まで全部分かる
大切なご家族を亡くされて、お悲しみの中にいらっしゃることと思います。そんな中で「相続の手続きって何から始めたらいいの?」「書類がたくさんあって何がなんだか...」「家族でもめるのだけは避けたい」そんなお気持ちではないでしょうか。 この記事では、50代・60代の方でも安心して進められるよう、相続手続きの「やることリスト」を分かりやすくお伝えします。難しい法律用語は極力使わず、「まず何をすればいいか」から「いつまでに何をすればいいか」まで、あなたの疑問にお答えしていきますね。

【目次】

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相続手続きの全体の流れ【期限付きでやるべきこと】

相続手続きの全体の流れ【期限付きでやるべきこと】
まずは期限がある手続きを整理していきましょう。

手続き期限
死亡届7日以内
相続放棄・限定承認3か月以内借金を引き継がないならここで放棄
準確定申告4か月以内亡くなった方の最後の税金手続き
相続税申告・納税10か月以内財産が多い場合のみ必要
相続登記3年以内2024年から義務化、やらないと罰金
相続手続きの期限一覧


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最初にやるべき3つのステップ

最初にやるべき3つのステップ

ステップ1:死亡届を提出する(7日以内)

葬儀社の方が代わりにやってくれることが多いので、「死亡届の提出もお願いできますか?」と聞いてみてください。

同時にやること
・お葬式の許可手続き
・住民票を削除する手続き
・世帯主を変更する手続き(14日以内)
・健康保険証などを返す手続き

ステップ2:相続人と財産を調べる(3か月以内に開始)

必要な書類
・亡くなった方の戸籍謄本(生まれてから亡くなるまでの全部)
・相続人全員の戸籍謄本と住民票
市役所で「相続手続きのために戸籍を全部ください」と言えば、係の方が調べて教えてくれます。

財産の調査
・預貯金(すべての銀行に残高証明書を請求)
・不動産(固定資産税の納税通知書を確認)
・株式・保険・借金

ステップ3:相続するかどうか決める(3か月以内)

種類内容こんな時に
単純承認財産も借金も全部もらう財産の方が多い時
相続放棄何も一切もらわない借金の方が多い時
限定承認財産の範囲内でだけ借金を引き継ぐどちらが多いか分からない時


借金が心配な場合は、3か月以内に家庭裁判所で相続放棄の手続きをします。調査に時間がかかる場合は期間延長も可能です。

相続人と財産の分け方【基本ルール】

相続人と財産の分け方【基本ルール】

相続人になる人の順番

順位相続人
第一位子供配偶者と子で相続
第二位父母配偶者と父母で相続(子がいない場合)
第三位兄弟配偶者と兄弟姉妹で相続(子も父母もいない場合)
相続人の優先順位

配偶者(妻や夫)は必ず相続人になります。その他は順位があり、上の順位の人がいれば、下の順位の人は相続人になりません。

財産の分け方の基本

相続人の組み合わせ配偶者の割合その他
配偶者 + 子1/2子全体で1/2
配偶者 + 父母2/3父母全体で1/3
配偶者 + 兄弟姉妹3/4兄弟姉妹全体で1/4


例:配偶者と子ども2人の場合
・配偶者:1/2(50%)
・子ども:それぞれ1/4(25%)ずつ

この割合は「話し合いでまとまらない時の基準」です。みんなで話し合って違う分け方にすることもできます。

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遺産分割協議を円満に進める方法

遺産分割協議を円満に進める方法

話し合いを始める前の準備

まず整理しておくこと
・相続財産の正確な把握(財産目録の作成)
・相続人全員の確定
・法定相続分の確認(話し合いの基準として)

話し合いを始める前に、「お父さん(お母さん)を偲んで、みんなで円満に解決したい」という共通の目標を確認することが大切です。

効果的な話し合いの進め方

・財産目録を事前に全員に配布
・一度にすべてを決めず、段階的に進める
・話し合いの内容を記録に残す

多くの方が感情的になりがちですが、数字を見ながら冷静に話し合うことで、意外とスムーズに解決することが多いです。

遺産分割協議書の作成

話し合いがまとまったら、必ず書面にします。

必ず記載すること
・亡くなった方の基本情報(氏名、生年月日、死亡日、住所)
・相続人全員の情報
・財産の詳細(不動産は地番まで、預貯金は口座番号まで)
・誰がどの財産を取得するか
・相続人全員の署名と実印での押印

財産の分け方の選択肢

方法内容メリットデメリット
現物分割財産をそのまま分けるシンプル不公平になりやすい
代償分割1人が取得し他に現金で補償不動産を維持できる現金の準備が必要
換価分割売却して代金を分ける公平売却の手間とコスト

例えば、自宅を長男が相続し、次男・三男にそれぞれ500万円ずつ支払うという「代償分割」なら、家を維持しながら公平に分けることができます。

相続税がかかるかの判断と専門家の選び方

相続税がかかるかの判断と専門家の選び方
まず、相続税を払う必要があるかを確認しましょう。

基礎控除額の計算 基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 相続人の数
例:配偶者と子ども2人の場合 3,000万円 + 600万円 × 3人 = 4,800万円


相続財産が4,800万円以下なら、相続税の申告は不要です。
実は、相続税を払っているのは全体の約8%だけ。ほとんどの方は相続税の心配をする必要がありません。

専門家が必要な場合と費用の目安

専門家こんな時に依頼費用の目安
司法書士不動産の名義変更、もめていない相続5-15万円
弁護士家族間でもめている場合30万円~
税理士相続税の申告が必要な場合財産額の0.5-1%
専門家の使い分け


費用を抑えるコツ
・戸籍集めなど、できることは自分でやる
・複数の専門家から見積もりを取る
・全部お任せではなく、部分的に依頼する

相続税の節税対策(簡単なもの)

小規模宅地等の特例
自宅の土地は330㎡まで80%評価減になる可能性があります。6,000万円の土地が1,200万円の評価になることも。
配偶者控除
配偶者は1億6,000万円または法定相続分まで相続税がかかりません。
生前贈与
毎年110万円まで無税で贈与できます。早めに始めれば大きな節税効果が期待できます。

よくある相続トラブルと対処法

家族でもめる原因と対処法

「介護をしたのに平等なんておかしい」という感情
→ 介護への貢献は「寄与分」として考慮できます。具体的な貢献内容を整理して話し合いましょう。

不動産の分け方が分からない
→ 売却して現金で分ける、一人が相続して他の人に現金で補償する、などの方法があります。

生前にもらったお金の扱い
→ 「特別受益」として相続分から差し引くかどうか、家族で話し合いが必要です。

よくある困ったケース

連絡の取れない相続人がいる場合
・戸籍附票で住所を調べる
・それでも見つからない場合は家庭裁判所に「不在者財産管理人」の選任を申し立て

遺言書が見つかった場合
・自筆の遺言書は絶対に開封しない
・家庭裁判所で「検認」の手続きをする
・公正証書遺言の場合はそのまま有効

借金の方が多いことが判明した場合
・3か月以内なら相続放棄が可能
・相続人全員が放棄すれば、次の順位の人に相続権が移る
・孫がいる場合は孫への影響も考慮する

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まとめ

長い記事をお読みいただき、ありがとうございました。

この記事では、相続で大切な3つのポイントをお伝えしました。
期限を守ること:相続放棄・限定承認(3か月)、相続税申告(10か月)、相続登記(3年)など、それぞれの期限を忘れずに手続きを進めること
家族で話し合うこと:お金の話は難しいですが、みんなで協力すれば必ず良い解決策が見つかること
一人で抱え込まないこと:分からないことは専門家に相談し、できることは自分でやって、無理をしないこと

もし今、相続の手続きで困っているなら、まずは亡くなった方の戸籍を取ることから始めてみてください。市役所の窓口の方も親切に教えてくれるはずです。きっと道筋が見えてきますよ。

参考:事故車買取のタウ

よくある質問

Q

相続放棄をしたら、他の家族に迷惑をかけてしまうのでしょうか?

お気持ちはよく分かります。でも、相続放棄は法律で認められた正当な権利です。借金が多い場合は、家族みんなで早めに相談して、一緒に相続放棄することもできます。一人で悩まず、まずは家族で話し合ってみてくださいね。

Q

相続税の申告を自分でやるのは無理でしょうか?税理士さんに頼むとお金がかかるので...

お金のことを心配されるお気持ち、よく分かります。相続税の申告は複雑なので、財産が多い場合や特例を使う場合は、やはり税理士さんにお任せした方が安心です。でも、複数の税理士さんから見積もりを取って比較すれば、思ったより安くできる場合もありますよ。

Q

遺産分割協議書って、難しそうですが、自分たちで作れるものなんですか?

家族だけで作ることもできますが、後でトラブルにならないよう、重要な部分はしっかり書いておく必要があります。心配でしたら、司法書士さんにチェックしてもらうだけでも安心ですね。完全にお任せしなくても、「これで大丈夫ですか?」と確認してもらうだけなら、費用も抑えられます。

Q

相続登記をしないとどうなるんですか?そんなに急がなくても大丈夫でしょうか?

2024年から法律が変わって、3年以内に相続登記をしないと10万円以下の罰金を払う可能性が出てきました。また、時間が経つと相続人が増えて手続きがもっと複雑になることもあります。「面倒だな」と思われるかもしれませんが、早めに済ませておいた方が安心ですよ。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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