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供花の種類は宗教・宗派によって異なる|NG例やふさわしい花について解説

供花の種類は宗教・宗派によって異なる|NG例やふさわしい花について解説

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供花の種類は宗教・宗派によって異なる|NG例やふさわしい花について解説
供花にふさわしいお花はあるのでしょうか?供花に適した花は宗教や宗派によって異なるため、事前に調べておくのが大切です。特に、トゲの付いた花やブリザードフラワーは避けなければいけません。
この記事では、
 ・供花に適した花の種類
・宗教別の選び方
・葬儀で使われる花の種類
主にこれらについて解説します。供花を贈る予定がある方は、マナーを把握して失礼のないように対応しましょう。

【目次】

      供花に適した花の種類と特徴
    1. 菊・小菊・スプレーマム
    2. カーネーション
    3. ユリ・カサブランカ
    4. トルコギキョウ
    5. デンファレ
    6. リンドウ
      宗教別の供花・枕花の種類と選び方
    1. 仏式
    2. 神式
    3. キリスト教式
      葬儀で使われる花の主な種類
    1. 供花(きょうか・くげ)
    2. 花輪(はなわ)
    3. 枕花(まくらばな)
    4. 献花(けんか)
      供花の手配方法
      供花の相場
      まとめ
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供花に適した花の種類と特徴

供花に適した花の種類と特徴
花の種類特徴
菊・小菊・スプレーマム・最も供花に使われている
・枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花など幅広く使われる
カーネーション・暑い夏でも他の花に比べて長持ちする
ユリ・カサブランカ・カサブランカは香りが高く、ボリュームがあって日持ちする
・スカシユリやテッポウユリは、枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花などに
トルコギキョウ・トルコギキョウは菊やユリを引き立て役として使われることが多い
デンファレ・デンファレは細長い花茎の先に多くの花をつける蘭の一種
・花持ちが良い
リンドウ・紫や青、ピンクのリンドウは白い菊やカサブランカと組み合わせて使う
・仏壇の花や手元供養の花、墓参りの花としても
供花のお花の種類


供花に使われる花は、枕花や後飾り供花、仏壇の供花など用途によって異なります。

ここでは代表的な花の特徴を紹介します。

菊・小菊・スプレーマム

菊は供花に最も使われている花です。

白い菊が多く使われる理由は、
・花言葉に「ご冥福をお祈りします」があるから
・白い色はけがれがないことを表すから
これらのように言われています。

花の咲き方にまとまりがあり長持ちすることも選ばれる理由です。枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花など幅広く使われています。

カーネーション

白いカーネーションは、母の日に亡き母に贈る花として用いられてきた歴史があります。

花言葉は「あなたへの愛は生きている」です。
暑い夏でも他の花に比べて長持ちすることから、菊に次いで人気があります。

ピンクやブルー、ライム色のカーネーションを白い菊やユリに組み合わせると、上品で華やかな供花になります。

ユリ・カサブランカ

白いユリは西洋では純潔の聖母マリアを象徴する花とされています。

カサブランカは香りが高く、ボリュームがあって日持ちするため、枕花や後飾り供花として用いられます。スカシユリやテッポウユリは、枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花などに使われます。

トルコギキョウ

トルコギキョウは菊やユリを引き立てる名脇役として使われることが多い花です。
花色が紫、白、ピンク、クリーム、グリーンなど豊富にあります。

理想とする供花の色合いにまとまりやすいのが特徴です。一重咲きや八重咲き、フリル咲き、小輪タイプなど形や大きさもさまざまで、用途によって使い分けられます。

デンファレ

デンファレは細長い花茎の先に多くの花をつける蘭の一種です。花持ちが良いことから供花として使われることが多くあります。

細長い茎を活かして枕花や後飾り花のアウトラインに用いたり、アレンジの全面に挿して動きを出したりします。ピンク、ワインレッド、黄、白、グリーンなど豊富なカラーバリエーションがあります。

リンドウ

リンドウは日本の秋を代表する草花で、花言葉は「あなたの悲しみに寄りそう」です。凛としていて涼しげな紫や青、ピンクのリンドウは白い菊やカサブランカと組み合わせて使います。

季節が感じられる菊やワレモコウ、オミナエシなどと組み合わせて、仏壇の花や手元供養の花、墓参りの花として使うのも良いでしょう。

宗教別の供花・枕花の種類と選び方

宗教別の供花・枕花の種類と選び方
葬儀は以下のような宗教に応じて内容が変化し、使われるお花も変わります。

・仏式
・神式
・キリスト教式

供花を贈る場合は、故人の宗教にあわせるのがマナーです。
ここでは、各宗教に適したお花の種類と選び方について解説していきます。

仏式

仏式葬儀では、白を基調とした花が飾られます。一般的に使用されるのは菊、百合、カーネーション、胡蝶蘭などです。

近年では故人が好きだった花やプリザーブドフラワーを使用する場合も増えています。
ただし、バラにはトゲがあるためあまり使われません。

関西地方の一部では、供花の代わりに樒(しきみ)を使う習慣があります。


神式

神式葬儀は基本的に仏式と同じように供花を選んで問題ありません。特に白い菊や百合の花が一般的です。

花の色味も白を基調としていますが、淡い黄色の花を使用する場合もあります。籠盛りのフラワーアレンジメントやフラワースタンドが主流です。
仏教やキリスト教と同様に、神式葬儀でもバラはあまり用いられません。

供花の他に、神饌物(しんせんぶつ)として塩や米、季節の食べ物をお供えする風習があります。

キリスト教式

キリスト教式の葬儀では、一般的に百合、小菊、スプレー菊などが使われます。

仏式葬儀で使う白い菊は使わないため注意してください。

生花を用いた籠盛りのフラワーアレンジメントを供花とするのがマナーです。造花やプリザーブドフラワー、トゲのある花は避けてください。

贈り主の名札はつけず、故人の自宅宛に送付するケースが多くなっています。

葬儀で使われる花の主な種類

項目用途設置場所
花輪会場装飾・故人への敬意 会場入口・周囲
供花祭壇装飾祭壇両脇
枕花故人の枕元に供える棺の周り
献花・告別式の際、参列者が一人ずつ花を祭壇に供える
・主にキリスト教の葬儀で行われる
祭壇
供花のお花の種類


葬儀で使用される花には、主に「供花」「花輪」「枕花」「献花」の4種類です。

いずれも故人への弔意や供養の気持ちを表すものですが、それぞれ役割や贈る場面が異なります。

供花(きょうか・くげ)

供花は通夜や告別式の際に、祭壇の脇に飾られる花です。故人の霊を慰め、遺族にお悔やみの気持ちを伝える目的があります。

一般的には故人の近親者や、遠方のため式に参列できない方が贈ります。白を基調とした生花で、百合・洋ラン・菊などが多く用いられます。


花籠やフラワースタンド、フラワーアレンジメントなどの形式があり、会場のスペースに応じて選びます。

花輪(はなわ)

花輪は葬儀会場の外や入り口に飾られる、円状のスタンドタイプの花飾りです。白や青などの寒色を基調としています。

贈り主は近い親族や、故人にゆかりのある会社関係などの団体が中心です。屋外に置くため造花であることが多くなっています。
ただし、キリスト教では造花が不可とされるため花輪は使用しません。

また式場によっては飾ることができない場合もあるため、事前確認が必要です。

枕花(まくらばな)

枕花は臨終、訃報後から通夜にかけて、故人の枕元に飾る花です。

親族や故人と特別親しかった友人が贈るものとされています。
遺体の近くに飾るため、小さく控えめな籠花などが適しています。白をメインに優しい色合いの生花を選びましょう。

故人が亡くなってすぐ用意するのがマナーです。遺体と一緒に移動するため、コンパクトなサイズを心がけます。

献花(けんか)

献花は主にキリスト教の葬儀で行われる風習です。告別式の際、参列者が一人ずつ花を祭壇に供えます。

仏式のお焼香と同じ意味合いを持ち、故人へのお別れを伝える行為です。祭壇ではなく棺の中に花を供える場合もあります。

使用される花は必ず白の生花とされています。百合や蘭、カーネーションなどの洋花が中心です。

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供花の手配方法

供花は葬儀社もしくは生花店に依頼するのが一般的です。葬儀社に供花を依頼する場合は、葬儀社へ直接連絡しましょう。

生花店に直接依頼する場合も、先に葬儀社へその希望を伝えます。葬儀社によっては提携している生花店以外からの供花を設置できないこともあるためです。

注文時には「喪主名」「葬儀の日時」を忘れずに確認し手配します。

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まとめ

供花には通夜・告別式で飾る「供花」、枕元に飾る「枕花」、キリスト教式で用いる「献花」など種類があります。それぞれ贈る場面や相場が異なるため、状況に応じた選択が大切です。

宗教によっても使用される花が異なります。仏式では菊や百合、神式でも同様の花が用いられますが、キリスト教式では洋花が中心となります。

供花を贈る際は葬儀社に相談し、宗派や地域の習慣に合った花を選びましょう。故人への弔意を込めて、適切なマナーで供花を贈ることが遺族への配慮にもつながります。

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よくある質問

Q

供花のタブーは?

バラなどトゲのある花は「茨の道」を連想させるため避けるべきです。また毒性や香りの強い花も基本的にタブーとされています。造花はキリスト教式では不可であり、宗教によっても使用できない花があるため事前確認が必要です。

Q

家族葬で供花を贈る親族は誰ですか?

家族葬では基本的に故人の兄弟姉妹や子ども、孫などの近親者が供花を贈ります。ただし家族葬は「香典・供花辞退」とされる場合も多いため、遺族の意向を最優先することが大切です。迷う場合は喪主や葬儀社に確認しましょう。

Q

家族葬と言われたら花を贈るべきですか?

家族葬と言われた場合、まず遺族の意向を確認することが最も重要です。「家族葬」という言葉には「近親者のみで静かに送りたい」という意味が含まれており、香典や供花を辞退するケースが多くあります。案内状に「供花辞退」の記載がある場合や、遺族から辞退の意思が示された場合は贈らないのがマナーです。

Q

供花にふさわしい花は?

供花にふさわしいのは白を基調とした菊、百合、カーネーション、胡蝶蘭などです。これらは花持ちが良く、格式があり、長年供花として使われてきた定番の花です。近年では故人の好きだった花を選ぶケースも増えていますが、宗教や地域の習慣に配慮することが大切です。

Q

葬儀で供える花はどれですか?

葬儀で供える花は宗教によって異なります。仏式・神式では菊、百合、カーネーション、胡蝶蘭が一般的です。キリスト教式では百合、蘭、カーネーションなどの洋花が中心で、白い菊は使いません。いずれも白を基調とした生花を選び、故人への弔意を表します。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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