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エンバーミングに資格は必要?資格取得の流れや年収などを解説

エンバーミングに資格は必要?資格取得の流れや年収などを解説

この記事は2分で読めます

エンバーミングに資格は必要?資格取得の流れや年収などを解説
故人を美しく送り出すための技術、エンバーミング。 遺体を長期間保存できるため、震災のときに注目を集めました。しかし最近では一般の葬儀でも需要が増え、エンバーミングを仕事にしたいと思っている方も多いでしょう。   では、エンバーミングを職業にするにはどのようにすれば良いのでしょうか? エンバーミングの資格やキャリア、年収などについて詳しく解説します。

【目次】

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エンバーミングとは何をすること?

エンバーミングとは何をすること?
エンバーミングとは、遺体を保存するための技術のこと。
エンバーミングを施す人はエンバーマーと呼ばれます。

死後、人はどんどん姿が変わっていきます。
何も処置をしていないと、腹水が溜まったり黄疸が発生したりなど、火葬のときまで生前の姿をキープするのは難しいでしょう。
だからこそ、できるだけ生前の姿でいられるようにエンバーミングを施すのです。

納棺師の仕事と混同されることがありますが、納棺師が道具や技術を使って遺体の見た目を整えるのに対し、エンバーマーは見た目だけではなく体内にも処置をするのが特徴です。

日本におけるエンバーミングの件数は、1995年は8,415件、2020年は42,760件と年々増加しており、その職業の重要性にも注目が集まっています。

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エンバーミングを施すためには資格が必要です。
エンバーミング資格について、基礎知識を見ていきましょう。

エンバーマーの資格を得るための流れ

エンバーミングをするには、専門の資格が必要です。
エンバーマーの養成学校(日本ヒューマンセレモニー専門学校/エンバーマーコース/エンバーミング学科25名)があるので、そこに入学して知識や技術を学びましょう。

卒業すると、エンバーマー認定試験(年1回)を受けられます。この試験に合格すれば、晴れてエンバーミング資格を取得できます。

現在、日本でのエンバーマーの資格は、IFSA(日本遺体衛生保全協会)認定のもののみ。IFSA認定の唯一の専門学校が、日本ヒューマンセレモニー専門学校なのです。
なお、試験に合格して得たエンバーミングの資格は、IFSA加盟企業のエンバーミングセンターに就職する場合に必要となります。

学習内容と期間

日本ヒューマンセレモニー専門学校 エンバーミング学科の受講期間は、2年間。
授業では、一般教養をはじめ、解剖学・修復学・病理学など医学系の知識も学びます。

試験の内容と合格率

エンバーミングを得るための試験は、それほど難しくありません。
難易度は、福祉系や医療系の資格試験と同じようなレベルで、きちんと勉強すれば合格できるでしょう。


参考までに、試験の合格率はおよそ50~60%といわれています。

試験内容は、筆記試験と実技試験の2種類。
筆記試験では、防腐消毒や解剖の知識などが出題され、実技試験では遺体を処置するための実務的な技能が評価されます。

学費と費用の目安

日本ヒューマンセレモニー専門学校 エンバーミング学科において、授業料や施設費など一式の費用を合計すると、卒業までの2年間でトータル250万円程度になります。

年度によっても異なるため、あくまで目安として参考にしてください。

エンバーミング資格取得後のキャリアと年収

試験に合格してエンバーミング資格を取得したら、エンバーマーとして就職できます。
就職先としては、葬儀関連の施設やエンバーミングの専門施設が多いようです。

初めは月給20〜25万円程度ですが、経験を重ねることで年収400万〜600万円を目指すことも難しくありません。また、教育係や責任者など責任ある立場に昇格したり、独立したりなど、活躍の場を広げる方もたくさんいます。

エンバーミングのメリットとデメリット

エンバーミングのメリットとデメリット
エンバーマーとして働くことには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

エンバーミングのメリット

エンバーミングでは、遺体の体内に処置を施し、見た目も美しく整えます。
防腐はもちろん顔色まで生前に近い状態を保てるため、通夜や葬儀まで日数がかかってもゆとりを持ったお別れができるでしょう。
衛生面だけではなく、遺族の心のケアにもつながるのです。

エンバーミングのデメリット

エンバーミングの費用は決して安くありません。エンバーミングを希望しても、費用面から断念する遺族も多くいます。
また、遺族によっては故人の体内に手を加えることに抵抗を感じたり、宗教によってはエンバーミングそのものを禁止したりしていることもあります。

【体験談】エンバーマーのやりがい

【体験談】エンバーマーのやりがい
ここまで、エンバーミングの知識や資格取得の流れなどを解説してきました。
では実際にエンバーマーとして働いている方は、何がきっかけになり、どのようなやりがいを感じているのでしょうか?

一例ですが、実際にエンバーマーとして働いている方の声を紹介します。

■私はもともと、臨床検査技師を目指していました。
病院の病理検査室で解剖を終えたとき、目の前で防腐処置や縫合をしているのを見て、このような職業があるのかと興味を持ったのがすべてのきっかけでした。

その後、エンバーマーを目指すべく、日本ヒューマンセレモニー専門学校を卒業し、エンバーミングの資格を得ました。

今は葬儀関連の施設でエンバーミングしていますが、処置するときは、故人の“お人柄”を意識しています。葬儀担当者に故人の歩みを詳しく聞き、その方のイメージに合った表情や姿をつくるよう心掛けているのです。

エンバーミングを通してお客様の心を少しでもケアできたと実感したとき、この仕事に就いてよかったと思います。

まとめ

エンバーミングは、遺体を「外観」「体内」の両面から処置するのが特徴です。
遺体を長期間保存できるため、震災の際に活用され、今では一般の葬儀でも需要が増えています。

最後の別れだからこそ、生前のままの姿で、美しく。
遺族の涙ながらの「ありがとう」は、エンバーマーとしてのやりがいにつながるでしょう。

よくある質問

Q

エンバーミングの国家資格はあるの?

エンバーミングの国家資格はありません。 しかし、エンバーミングを施すにはエンバーマー認定資格(遺体衛生保全士/IFSA)が必要です。

Q

エンバーミングは資格がなくてもできますか?

エンバーミングを施すには、エンバーマー認定資格(遺体衛生保全士/IFSA)が必要です。 エンバーマー認定資格を得るためには、日本ヒューマンセレモニー専門学校 エンバーミング学科を卒業し、試験に合格しなければなりません。

Q

エンバーミングはドライアイスでの保存とどう違うの?

エンバーミングは、体内の血を抜き、代わりに薬品を注入する方法です。そのため腐敗を大きく遅らせることができ、遺体の海外輸送の際にも重宝されています。 一方でドライアイスは、単純に体を冷却することで腐敗を遅らせる方法です。 どちらも遺体の保存に使われますが、効果が長い・高いのはエンバーミングでしょう。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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