縁起が悪い初夢を見てしまったらどうする？夢の意味や、心の持ち方について解説

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最終更新日：2025年11月29日

突然ですが、今年の初夢はどんな夢でしたか？普段は夢の内容を意識していないけれど初夢だけは気になる、という方もいるのではないでしょうか。昔から初夢は一年の運勢を占う、特別なものとされてきました。今回は初夢の定義や夢の意味、そして縁起の悪い夢を見てしまった場合の対応方法について解説します。年の始まりを気持ちよく迎えられるよう、ぜひ最後まで読んでくださいね。

【目次】

そもそも「初夢」とは？

初夢で吉凶を占う風習について

一富士二鷹三茄子
四扇五煙草六座頭
宝船
お金
朝日

初夢において縁起が悪い夢

歯が抜ける
追いかけられる
事故に遭う
落ちる

縁起が悪い初夢を見てしまったら

本当に縁起が悪いのか確かめる
逆夢と考え、ポジティブに捉える
伝統的なおまじないを行う

まとめ

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そもそも「初夢」とは？

初夢とは、新年を迎えてから最初に寝た夜に見る夢のことです。
大晦日である12月31日から元日の1月1日に見るのを初夢だと考える人もいますが、一般的には1月1日から1月2日にかけて見るのが初夢です。

また、1日から2日の間に夢を見なかったり、覚えていなかったりする場合は2日以降の夜に見た夢を初夢とする、という考え方も存在します。

初夢で吉凶を占う風習について

日本には昔から「夢合わせ」と呼ばれる、夢の内容から吉凶を占う習慣がありました。中でも初夢に関しては、新年の運勢を占う重要な夢として扱われており、現代でもその考え方は深く根付いています。

では、初夢占いにおいて縁起が良い・悪いのはどのような夢なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

一富士二鷹三茄子

縁起が良い初夢として有名なのが、一富士二鷹三茄子です。
言葉の通り、運気の上昇を示すと言われる富士山の夢が最も縁起が良く、次いで大空を力強く飛ぶ鷹、3番目に「財を成す」や「子孫を成す」という言葉にかけられた茄子が、吉夢であるとされています。

四扇五煙草六座頭

あまり知られていませんが、一富士二鷹三茄子には続きがあり、それが四扇五煙草六座頭です。4番目には縁起の良い「末広がり」の形である扇、5番目には高価な嗜好品であった煙草が縁起物とされていました。

また、剃髪により「毛が無い」ことから「怪我無い」、つまり家内安全を暗示するものとして、座頭(盲目の僧侶)が6番目に縁起の良い夢として言い伝えられています。

宝船

金銀や米俵などを乗せた宝船の夢は大きなチャンスが近づいていることを示しています。
船に恵比寿や大黒天といった七福神が乗っている場合は、さらに縁起が良いと言われていますよ。

お金

お金を手にする夢は意外にも金運には関係なく、健康や良縁を示しています。新年を健やかに、良い出会いの中で過ごせることを意味しているのです。

朝日

朝日が出てくる夢は、運気の上昇や可能性が広がることを暗示すると言われています。仕事面での成功や、新しい出会いが期待できます。

初夢において縁起が悪い夢

初夢において、縁起が悪い・見た人は注意が必要と言われるのは、以下のような内容です。

歯が抜ける

夢占いでは、歯は生命エネルギーを表しています。歯が抜けるというのは悪いことが起こる前兆で、特に健康面でのトラブルには注意が必要です。
一方で、夢の中で歯が抜けてすっきりしている場合は、良いことの変化を暗示する吉夢となります。

追いかけられる

何かに追われる夢は、プレッシャーや焦りなどを感じている時に見やすいと言われています。精神面での不調につながりやすいので、思い当たることがある時は解決するよう努めましょう。

事故に遭う

交通事故に遭う夢を見た場合は、何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。先を急ぎすぎず、慎重に行動することが大切となります。

落ちる

高いところから落ちる夢が示すのは、急激な運気の低下や精神的な不安定さです。不安やプレッシャーから落ちる夢を見ることも多く、変化に対する準備が重要となります。

縁起が悪い初夢を見てしまったら

縁起の悪い初夢を見てしまうと、新年が良くない年になるのではと不安になりますね。
ですが、そのような場合の対処法はきちんと用意されているので、安心してください。

本当に縁起が悪いのか確かめる

一見、縁起が悪いのではと思うような内容でも、実は吉兆を示す夢だということもあります。例えば太る夢は金運の上昇を、火事の夢は悪い状況の終わりを暗示していると言われています。

自分の見た初夢が本当に縁起が悪いのか、まずは冷静に確かめましょう。

逆夢と考え、ポジティブに捉える

逆夢とは正夢の対義語で、夢とは正反対のことが現実に起こることです。
悪い夢を見てしまった際の縁起直しとして昔からある考え方で、夢をポジティブに捉えることで現実をより良いものとすることができます。

伝統的なおまじないを行う

良くない初夢を見てしまった時のためのおまじないは、いくつかあります。夢の内容がどうしても気になってしまう方は、以下のどれかを行ってみましょう。

①「獏にあげます」と唱える
「ゆうべの夢は獏にあげます」と3回唱えます。獏とは、夢を食べると言われる伝説上の生き物。悪い夢をなかったことにしてくれます。

② 誰かに話す
夢の内容について、目覚めたその日の午前中に誰かに話しましょう。「話す」は「離す」ことになり、縁起の悪い夢を切り離すことができます。

③ 紙に書いて流す
夢の中の出来事を紙に書いて川に流すことで、悪運も同時に流せます。現代において川へ流すのは難しいため、代わりに水道で紙を洗い流す方法がよく行われています。