地域や風習などによって若干の違いはありますが、浄土真宗の葬儀は以下の流れで執り行われます。
浄土真宗本願寺派の葬儀
浄土真宗本願寺派の葬儀は、読経から焼香、回向までを一つの式として執り行います。
- 導師(僧侶)入場
- 三奉請(さんぶじょう):阿弥陀様や仏・菩薩を招き、短く念仏を唱えてから読経を始めます。
- 導師焼香
- 正信偈(しょうしんげ):参列者は合掌し、静かに聴聞します。
- 喪主・遺族の順で焼香
- 参列者の焼香
- 念仏を唱える
- 和讃(わさん):導師が中心となって唱えますが、地域や寺院によっては参列者も声を合わせることがあります。一般的には合掌して静かに聴聞します。
- 回向(えこう):故人が阿弥陀様の救いにより極楽浄土へ往生できるよう祈ります。
- 導師の退場
- 喪主挨拶
- 出棺
浄土真宗大谷派の葬儀
真宗大谷派の葬儀は、自宅から斎場へ向かう「葬儀式第一」と一般の参列者が立ち会う「葬儀式第二」の二部構成です。
近年では、斎場で両方を行う形式も多く見られます。
ここでは、葬儀式第二の流れを紹介します。
- 導師(僧侶)入場
- 総礼(そうらい):全員で合掌し、念仏を唱えて礼拝します。
- 読経
- 短念仏十遍(たんねんぶつじっぺん):「南無阿弥陀仏」を10回唱えます。
- 回向(えこう):故人が阿弥陀様の救いにより極楽浄土へ往生できるよう祈ります。
- 導師焼香・表白(ひょうびゃく):導師が焼香し、葬儀の趣旨を仏前で述べます。
- 正信偈(しょうしんげ):参列者は合掌し、静かに聴聞します。
- 焼香:導師が焼香し、仏様に供えます。
- 念仏
- 総礼
念仏の唱え方や焼香の方法が本願寺派と異なるため、事前に確認しておくと安心です。
葬儀の種類や規模によっては、喪主挨拶が省略・弔電の読み上げ追加などで流れが変わる場合もあります。