宗派が異なれば、葬儀の流れや儀式、マナーにも特徴や違いがあります。
日蓮宗の葬儀は、他の宗派には見られない独特な特徴があるため、参列する前に確認しておくことが大切です。
この記事では、日蓮宗の葬儀全般について、葬儀の流れや儀式の特徴、参列時のマナーについて解説します。
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葬儀社 | |||
料金 | 245,300円〜 | 198,000円〜 | 880,000円〜 |
評価 | 5 ★ (2件) | 3.84 ★ (31件) | ー |
電話 | 相談する050-5231-1442 | 相談する050-5231-1453 | 相談する050-5231-3205 |
目次
日蓮宗とは、鎌倉時代中期に日蓮聖人が開祖した宗教で、経典は法華経です。
法華経は、仏教の基本となる考え方があり、すべての人が分け隔たりなく成仏できると説かれています。
法華経を信仰する日蓮宗は、「南無妙法蓮華経」という7文字のお題目を唱えることが最良の修行とされています。
日蓮宗の教えは、お題目を唱える行を行うことで、生きている間に悟りを開き仏の状態になる「即身成仏」という悟りを得て、仏の状態になれるという考え方です。
日蓮宗の葬儀の特徴は、お題目である「南無妙法蓮華経」を唱えることを重要視していることが特徴です。
僧侶や参列者がお題目を繰り返し唱えることで、故人の信仰の深さをたたえる行為とされています。
また、信仰心の深さを示すことで、故人は必ず霊山浄土で釈迦牟尼仏にお会いし、成仏できるとされています。
日蓮宗の葬儀は、故人の信仰心をたたえ、遺族がこれからも信仰に励むことを誓いながら、霊山浄土に辿り着く手助けをしているという考えで執り行っているのです。
① 僧侶の入場
② 道場偈(どうじょうげ)
③ 三宝礼(さんぽうらい)
④ 勧請(かんじょう)
⑤ 経偈(かいきょうげ)・読経・咒讃鐃鈸(しゅさんにょうはち)
⑥ 開棺
⑦ 引導
⑧ 焼香・祖訓・唱題
⑨ 宝塔偈(ほうとうげ)・回向(えこう)
⑩ 四誓(しせい)・三帰(さんき)・奉送(ぶそう)
⑪ 閉式
⑫ 退堂
⑬ 出棺
日蓮宗は仏教の宗派の一つですが、葬儀の儀式には他の宗派にはない特徴が3つあります。
・題目を読む
・鳴り物を使う
・戒名ではなく法号
一つずつ解説します。
僧侶をはじめ、参列者も含めた全員で「南無妙法蓮華経」という題目を読むことが特徴です。
葬儀で題目を読むことは、故人の魂のお釈迦様がいる霊山浄土に送り出し、成仏を願う意味がこめられています。
日蓮宗では、題目を読むこと自体が大事な儀式であり、修行なのです。
日蓮宗の葬儀では、鳴り物を使うのも、他の宗派とは異なる特徴の一つです。
シンバルのような妙本と呼ばれる仏具や銅鑼という鳴り物と呼ばれる仏具を使います。
さらに、読経の際には、一般的な葬儀で使われる木魚の代わりにカンカンと高い音がする木証と呼ばれる道具も使われます。
鳴り物には、邪気を払い、故人を霊山浄土へ正しく導く役割があるとされているのです。
戒名ではなく法号を授かるのも、日蓮宗の葬儀の特徴です。
一般的に仏教では、仏弟子となった故人に授けられるのが戒名ですが、他の宗派のように授戒の儀式は存在しません。
これは、日蓮宗が日蓮聖人の教え「法華経に帰依することが持戒にまさる」に基づいているためで、戒名の代わりに法名に院号・道号・日号・位号を加えた法号が授けられます。
日蓮宗の葬儀に参列するときに気を付けることは4つあります。
日蓮宗の葬儀には、他の宗派とは異なるルールや風習があるため、事前に知っておけば、慌てずに対処できます。
参列するときに気を付けることは次の4つです。
・数珠の持ち方
・香典袋の書き方
・焼香の上げ方
・服装
それぞれ確認してみましょう。
日蓮宗の葬儀では勤行数珠という、数珠を108個繋げた数珠を使います。
数珠の持ち方は、お唱えや回向の際に、輪を8の字にねじり、2本の房が出ている方を右手の中指、3本の房が出ている方を左手の中指にかけ、房を手の甲に垂らし手を合わせるのが日蓮宗では一般的です。
香典袋の書き方は、四十九日前の法要であれば、「御霊前」または「御香典」と書きます。
ただし、四十九日が過ぎて香典を持参する場合は、「御仏前」または「御香典」の表書きになるため、注意しましょう。
焼香の上げ方の作法は次のとおりです。
1. 祭壇に進む前に、遺族や参列者に一礼します
2. 祭壇に進み、焼香台の前で合掌後、一礼します
3. 焼香盆のお香を親指と人差し指で軽くつまみます
4. つまんだお香を1回額の前に押しいただき、香炉にくべる動作を3回繰り返します
5. 数珠を左手にかけて南無阿弥陀仏を唱えながら、再度合掌します
6. 焼香台から2歩程度下がり、遺族や参列者に一礼し、席に戻ります
なお、参列者が多い場合は、焼香の回数が1回の場合もあるため、注意しておきましょう。
服装は、他の宗教と変わりません。
男性はスーツ、ネクタイ、靴、靴下、ベルトなどを黒で統一し、女性もジャケットやスーツ、ワンピース、靴、バッグ、ストッキングなどすべて黒で統一し、着用します。
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ましゃましゃ
自宅で急逝だったので、祭壇に飾るものや棺に入れてあげたいものなど全く準備出来ずにいたのですが、小さな雑談の中の些細なエピソードから父が生前好きだったお酒を枕に備えて下さった森谷さん本当にありがとうございます。 納棺の際には参列者全員でお寿司を握って棺に一緒に入れました。(これも森谷さんアイデア)初めての体験に参列者全員喜んでいました。本当にいい思い出になりました。 喪主の母の意向でお坊さんは呼ばずに家族だけでの御見送りになりましたが出棺までの時間をゆっくりと父を囲んで過ごせました。 気持ちにもゆとりができ、本当に温かくていいお葬式に出来ました。
投稿日:
S.S
サン・ライフさんの斎場は、他家のお葬式に参列した経験もありましたし、ご葬儀展示会などのイベントにも2回ほど参加して式場を見学したこともありました。「何かあったらここでお世話になろう」と決めておりましたから、義母が亡くなった後、すぐに電話をすることができました。事前に決めておいたので余計な不安を感じることなく、本当に良かったと思います。
葬儀は親族20人ほどの家族葬でした。身内だけだったので気を張ることもなくゆっくりと見送ることができました。担当の_沼さんには、細かなところまで手取り足取り面倒をみていただきました。納棺の儀では綿花の白無垢を着せていただき、こんなに丁寧にしてくれるのかと親族も驚いていました。これまで多くのお葬式に参列してきましたが、初めて見たこのサービスには、義母も喜んでくれていたと思います。
式場の横にある控室はホテルのような雰囲気で、コンシェルジュの方がお茶を勧めてくださるなど、色々とお気遣いをいただきました。ソファセットやマッサージチェア、簡易キッチンなども備えられた洋風の控室は、サン・ライフさんにお願いしようと決めた理由の一つでもあります。通夜の晩は宿泊もできると聞いたので、遠方から来ていた親族にゆっくり休んでもらうこともできました。良い意味で、お葬式の雰囲気のしない寛いだ時間を過ごすことができました。
波乱万丈の人生を送った義母も、最後はゆっくりとしたお別れの中、安らかに旅立てたと思います。_沼さんをはじめスタッフの皆さんがこまめに声をかけてくれたので、親族との和やかな雰囲気の中で心の負担なくご葬儀を行うことができました。
投稿日:
K.I
私の方が年上ですから、漠然と自分が先にゆくと思っていた矢先、妻に病気が見つかりました。もう手の施しようがないと言われた二か月後、今まで大病もしたことの無かった妻は、あっという間に私を置いていってしまいました。
途端に、息苦しくなったような気がしました。悲しみや虚しさが押し寄せ、何をしたら良いのか分からず立ち止まるしかありませんでした。そんな私を支えてくれたのは、菊地さんを始めとしたサン・ライフの方々でした。
お葬式に慣れている人間など、どこにもおりません。きっと私も、当たり前と言われる事さえ分かっていなかった。そんな中、自分達でも分かっていなかった意向を一緒に見出して、何でも叶えてくれました。
「一番頼りになる施行担当をつけます」と頼もしく頷いてくれた打ち合わせ担当の岩下さんや、そうして出会った施行担当の菊地さん。どんなことを尋ねても快く教えてくれる、何でも任せられるのだと安心させてくれるというのは、実はありそうでない、最高のサービスなのではないかと思います。
自宅での納棺後、式場へ出発する際には、妻と親交のあった近所の皆さんが大勢見送ってくれました。菊地さんがおっしゃるには「お見送りされる方や会葬される方を見ると、お亡くなりになった方がどういう人だったのかが、分かるんですよ」とのこと。人あたりの良かった妻が残した絆の多さに、どれだけ妻が慕われていたのか、大切な人だったのかを改めて気づかせて貰ったような気持ちです。
投稿日:
Q
中郡二宮町で日蓮宗に対応している葬儀社は?
中郡二宮町で日蓮宗に対応している葬儀社は、中郡二宮町二宮1152にある「サン・ライフ(ファミリーホール二宮)」です。