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【地域別の葬儀文化】都市部と地方では葬儀形式や費用に差異が出る結果に

【地域別の葬儀文化】都市部と地方では葬儀形式や費用に差異が出る結果に

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【地域別の葬儀文化】都市部と地方では葬儀形式や費用に差異が出る結果に
株式会社ディライト(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:高橋 亮)は、喪主を務めたことのある男女を対象に、「地域ごとの葬儀の風習の違い」に関する調査を実施しました。

日本では、地域ごとに葬儀の形式や風習が大きく異なり、それぞれに特有の文化が存在します。
都市部と地方では葬儀の進め方や参列者数、費用などにどのような違いがあるのでしょうか。
また、地域特有の風習にはどのようなものがあるのでしょうか。

そこで今回、『葬儀の口コミ』(https://soogi.jp)を運営する株式会社ディライトは(https://delight.co.jp/)は、葬儀に行ったことがある、または参列したことがある20~70代の男女を対象に「地域ごとの葬儀の風習の違い」に関する調査を行いました。

【目次】

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首都圏・関西で「新聞の訃報欄」はほとんど使われない

首都圏・関西で「新聞の訃報欄」はほとんど使われない
「知人の葬儀があることを知る経路として、経験したことがあるものを全て選んでください(複数回答可)」と質問したところ、東北地方・北陸地方・首都圏・関西地方・九州地方で以下のような回答になりました。

【東北地方】
『親族からの連絡(84.5%)』
『友人からの連絡(57.5%)』
『新聞の訃報掲載欄(34.5%)』

【北陸地方】
『親族からの連絡(84.0%)』
『友人からの連絡(58.0%)』
『新聞の訃報掲載欄(34.0%)』

【首都圏】
『親族からの連絡(81.2%)』
『友人からの連絡(60.9%)』
『郵送による通知(7.9%)』

【関西地方】
『親族からの連絡(84.6%)』
『友人からの連絡(60.2%)』
『郵送による通知(4.0%)』

【九州地方】
『親族からの連絡(87.1%)』
『友人からの連絡(66.2%)』
『新聞の訃報掲載欄(16.4%)』

東北地方・北陸地方・九州地方では新聞の訃報掲載欄の利用率が比較的高くなっており、新聞が地域社会の重要な情報源として機能していることが伺えます。

首都圏では新聞の訃報掲載欄が4%にとどまったこと、関西では上位に入ってこなかったことから、新聞購読率の低下やコミュニティの規模と結びつきの違いがみられる結果となりました。

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首都圏では家族葬の割合が半分以上

首都圏では家族葬の割合が半分以上
続いて、「直近で経験した葬儀はどのような形式でしたか?」と質問したところ、東北地方・北陸地方・首都圏・関西地方・九州地方で以下のような回答になりました。

【東北地方】
『一般葬(参列者を限定せず通夜と告別式を行う従来型の葬儀)(57.5%)』
『家族葬(近親者のみで行う小規模な葬儀)(37.0%)』

【北陸地方】
『一般葬(参列者を限定せず通夜と告別式を行う従来型の葬儀)(43.6%)』
『家族葬(近親者のみで行う小規模な葬儀)(46.0%)』

【首都圏】
『一般葬(参列者を限定せず通夜と告別式を行う従来型の葬儀)(42.3%)』
『家族葬(近親者のみで行う小規模な葬儀)(52.2%)』

【関西地方】
『一般葬(参列者を限定せず通夜と告別式を行う従来型の葬儀)(53.2%)』
『家族葬(近親者のみで行う小規模な葬儀)(43.3%)』

【九州地方】
『一般葬(参列者を限定せず通夜と告別式を行う従来型の葬儀)(57.5%)』
『家族葬(近親者のみで行う小規模な葬儀)(37.0%)』

首都圏は家族葬の割合が半数以上となり、都市化に伴う生活様式の変化、核家族化、地域コミュニティの希薄化などが要因として考えられます。
また東北や九州などの地方では、地域社会の結びつきが強いため、一般葬を選択する要因の一つになっていることが示唆されました。

東北地方では火葬後に葬儀が行われる割合が3割以上

東北地方では火葬後に葬儀が行われる割合が3割以上
葬儀の流れは、地方によって差があるのでしょうか。

「葬儀の流れはどちらでしたか?」と質問したところ、東北地方とそれ以外の全国で差異がみられる結果になりました。

【全国】
『通夜や葬儀の後にお骨の火葬が行われた(87.7%)』
『お骨の火葬が行われた後で通夜や葬儀が行われた(12.3%)』

【東北地方】
『通夜や葬儀の後にお骨の火葬が行われた(64.0%)』
『お骨の火葬が行われた後で通夜や葬儀が行われた(36.0%)』

東北地方では、火葬を先に行う「前火葬」の割合が3割以上と、全国平均の約1割を大きく上回っています。東北地方では火葬を先に行う風習が根強く残っているようです。

さらに、葬儀にかかる日数についても伺いました。

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首都圏では葬儀まで1週間以上かかることも

首都圏では葬儀まで1週間以上かかることも
「亡くなってから葬儀を行うまでの日数を教えてください」と質問したところ、東北地方・北陸地方・首都圏・関西地方・九州地方で以下のような回答になりました。

【東北地方】
『1日~3日(54.0%)』
『4日~6日(33.0%)』
『7日~(13.0%)』

【北陸地方】
『1日~3日(81.0%)』
『4日~6日(17.5%)』
『7日~(1.5%)』

【首都圏】
『1日~3日(50.5%)』
『4日~6日(31.7%)』
『7日~(17.8%)』

【関西地方】
『1日~3日(85.0%)』
『4日~6日(11.5%)』
『7日~(3.5%)』

【九州地方】
『1日~3日(95.0%)』
『4日~6日(3.5%)』
『7日~(1.5%)』


7日以上と回答した方の割合が首都圏で最も多くなっています。これは人口密度が高いために、葬儀場や火葬場の予約の混雑などが大きな要因になっているのではないでしょうか。

他の地域、特に九州地方では「1日〜3日」で葬儀が行われるケースが9割以上と、亡くなってから比較的日数を置かずに葬儀ができる傾向が見られます。

首都圏と関西地方では費用を抑えた葬儀が多い傾向に

首都圏と関西地方では費用を抑えた葬儀が多い傾向に
ここまで葬儀の形式や流れの中で地域差がみられる結果となりましたが、費用に関しても地域によって違いはあるのか質問しました。
葬儀を行ったことがあると回答した人のみに、「葬儀を行う際の費用はどれくらいでしたか?」と質問したところ、東北地方・北陸地方・首都圏・関西地方・九州地方で以下のような回答になりました。

【東北地方】
『30万円未満(7.3%)』
『30万円~90万円未満(27.4%)』
『90万円~150万円未満(37.9%)』
『150万円~210万円未満(16.1%)』
『210万円~270万円未満(3.2%)』
『270万円以上(8.1%)』

【北陸地方】
『30万円未満(8.0%)』
『30万円~90万円未満(19.2%)』
『90万円~150万円未満(40.0%)』
『150万円~210万円未満(12/8%)』
『210万円~270万円未満(11.2%)』
『270万円以上(8.8%)』

【首都圏】
『30万円未満(15.7%)』
『30万円~90万円未満(17.9%)』
『90万円~150万円未満(44.0%)』
『150万円~210万円未満(14.2%)』
『210万円~270万円未満(2.2%)』
『270万円以上(6.0%)』

【関西地方】
『30万円未満(11.3%)』
『30万円~90万円未満(31.0%)』
『90万円~150万円未満(33.8%)』
『150万円~210万円未満(15.5%)』
『210万円~270万円未満(3.5%)』
『270万円以上(4.9%)』

【九州地方】
『30万円未満(15.5%)』
『30万円~90万円未満(19.4%)』
『90万円~150万円未満(35.7%)』
『150万円~210万円未満(17.1%)』
『210万円~270万円未満(4.7%)』
『270万円以上(7.8%)』

唯一、首都圏でのみ30万円未満の低価格帯の割合が3番目に高くなっており、関西地方では「30万円未満」と「30万円~90万円未満」を合わせた90万円未満が4割以上と、比較的低コストで行われていることを示しています。
人口の多い地域においては、小規模な葬儀や費用をある程度抑えた傾向が強いことが示唆されました。

一方、首都圏・関西地方以外の「東北地方」「北陸地方」「九州地方」では、150万円以上の費用をかけて実施している割合は27%以上と高くなっているため、伝統的な葬儀形式が好まれている可能性があります。

首都圏ではインターネットで葬儀の情報収集

首都圏ではインターネットで葬儀の情報収集
さらに葬儀を行ったことがあると回答した人のみに、「何で葬儀社に関する情報を得ましたか?」と質問したところ、東北地方・北陸地方・首都圏・関西地方・九州地方で以下のような回答になりました。

【東北地方】
『知人や親族の紹介(22.6%)』
『互助会に入っていた(20.2%)』
『葬儀社の会員になっていた(18.6%)』
『自宅や故人宅に近い(13.7%)』
『インターネット(葬儀社や葬儀場の検索)(12.1%)』

【北陸地方】
『知人や親族の紹介(20.8%)』
『互助会に入っていた(29.6%)』
『葬儀社の会員になっていた(18.4%)』
『自宅や故人宅に近い(12.0%)』
『インターネット(葬儀社や葬儀場の検索)(8.8%)』

【首都圏】
『インターネット(葬儀社や葬儀場の検索)(20.9%)』
『病院・介護施設・警察からの紹介(18.7%)』
『知人や親族の紹介自宅や故人宅に近い(17.9%)』
『自宅や故人宅に近い(17.2%)』
『互助会に入っていた(11.2%)』

【関西地方】
『知人や親族の紹介(19.7%)』
『自宅や故人宅に近い(18.3%)』
『インターネット(葬儀社や葬儀場の検索)(14.8%)』
『互助会に入っていた(13.4%)』
『葬儀社の会員になっていた(13.4%)』

【九州地方】
『知人や親族の紹介(26.4%)』
『自宅や故人宅に近い(20.9%)』
『互助会に入っていた(17.8%)』
『インターネット(葬儀社や葬儀場の検索)(14.7%)』
『葬儀社の会員になっていた(9.3%)』

首都圏が唯一インターネットを利用した割合が最多になっており、インターネットを使っての情報収集をする習慣が強いことが分かります。
反対に知人や友人からの紹介は、首都圏が最も低く、他の地域と比べてコミュニティが軽薄化していることが伺えます。

病院・介護施設・警察からの紹介によって情報を得た割合は、首都圏以外では上位の情報源として上がっていないことも分かりました。首都圏では病院や介護施設、警察などに葬儀社が営業をして、亡くなったときに紹介してもらうというスキームが他地域より浸透しているのでしょう。

東北・北陸では互助会に入っていた割合が知人友人からの紹介に次いで2番目に多い傾向にありました。
互助会とは葬儀や結婚式に備えて毎月積み立てをしておく制度です。地方では葬儀社の中でも互助会の割合が多いのがこの結果の要因として考えられます。

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〇〇県では葬儀が終わるまでどんちゃん騒ぎ?!

ここからは、みなさんに別の地域と居住地の葬儀を比較して違う点があったかお伺いしました。

■別の地域と居住地の葬儀を比較して違うと感じた点があれば教えてください。
・住居地では火葬が終われば帰宅だったが、福島で参列したときは火葬のあと食事会があった(20代/女性/東京都)
・山梨県では、亡くなった日から葬儀が終わるまでどんちゃん騒ぎだった(40代/女性/東京都)
・居住地では葬儀は自宅や葬儀社の会館などであるが、秋田県南部では火葬場で葬儀を同時に行っていた。(50代/女性/秋田県)
・宮崎県の葬儀で、当日、翌日、3日目と、お寺に、お参りに行き、少し驚いた。(50代/女性/福岡県)
・秋田県で、火葬のあとの通夜、葬儀を経験した(60代/男性/新潟県)
・輪島市では、祭壇に100円玉を積んでいった。(60代/男性/石川県)


「山梨県では葬儀が終わるまでどんちゃん騒ぎだった」や「宮崎県では当日・翌日・3日目はお参りに行った」など、地方によって具体的な違いが明らかになりました。
他にも、調査結果で明らかになったように、東北地方での火葬の順番に差があったという声も寄せられました。

【葬儀文化の比較】地域社会の結びつきや人口による違いが明らかに

今回の調査で、全国で葬儀の違いがあることが明らかになりました。

知人の葬儀があることを知った経路では、「新聞の訃報掲載欄」と「郵送による通知」に差がありました。特に東北と北陸では、3人に1人以上が新聞の訃報欄を通じて訃報を知ることになるようです。

また首都圏では人口密度が高く、地域社会のつながりが薄い傾向にあるため、個別の郵送通知やSNSやメールなどの直接的な連絡手段が主となっていると考えられます。

他にも、東北地方では火葬を先に行う「前火葬」の割合が3割以上で、亡くなってから葬儀を行うまでの日数も7日以上と回答した方が多かったです。
東北地方には「前火葬」の文化が根付いていることが示されました。

首都圏でも同様に葬儀まで1週間かかるといった回答が多く集まりましたが、人口の多さによる葬儀場や火葬場の予約の混雑などが要因として考えられます。

続いて葬儀を行ったことがある方に葬儀社に関する情報を得た手段を伺ったところ、地方では「知人や親族の紹介」が最も多いことが明らかになりました。
地方では知人や親族の紹介や互助会が信頼され、地域内での口コミや信頼関係が重要視されているようです。

一方、首都圏ではインターネット検索や病院・施設からの紹介が上位を占めていたことから、都市部特有の情報収集方法や緊急時の迅速な対応の必要性が示されました。
首都圏の方々はオンラインでの情報収集を重視し、素早く比較検討できる点を重視しているようです。
また、多忙な都市生活の中で、迅速に対応してくれる葬儀社を求める傾向があると考えられます。
インターネットで葬儀社の口コミを見られるサイトは、どの地域のニーズも満たす有効な手段となるのではないでしょうか。

調査概要

調査概要:「地域ごとの葬儀の風習の違い」に関する調査
【調査期間】2024年9月18日(水)~2024年9月20日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,004人
【調査対象】調査回答時に葬儀に行ったことがある、または参列したことがある20~70代の男女と回答したモニター
【調査元】株式会社ディライト(https://delight.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

【書籍】
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