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関西では友引でも葬儀ができる!棺に友引人形や市松人形を入れる理由は?

関西では友引でも葬儀ができる!棺に友引人形や市松人形を入れる理由は?

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関西では友引でも葬儀ができる!棺に友引人形や市松人形を入れる理由は?
「友引に葬儀をしてはいけない」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
確かに首都圏エリアを中心として多くの地域で、友引に火葬場が休場となっています。
しかし大阪府・京都府などを中心に関西地方では友引にも葬儀が行われることが多いです。
この記事では友引に葬儀をしてもいいのか?関西地方で友引に葬儀を行う際の風習などについてご紹介します。

【目次】

      「友引に葬儀をしてはいけない」と言われる理由
    1. 「六曜」とは?
    2. 「友を引く」から葬儀が避けられる
      大阪・京都など関西では友引にも葬儀ができる
    1. 人形を一緒にいれる
      関西地方特有の葬儀の風習
    1. 樒を使う
    2. 香典の水引が黄白
    3. 一部の骨を骨壺に納める「部分収骨」
      まとめ
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「友引に葬儀をしてはいけない」と言われる理由

ここでは「友引に葬儀をしてはいけない」と言われている理由について解説します。
これには「六曜」の考え方が影響しています。

「六曜」とは?

六曜とは「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6つで構成された暦の一つです。元々中国で使われていたもので、日本でも吉凶を占う際に使われていました。

先勝(せんしょう・せんかち): 午前中が吉で午後が凶の日。「先んずれば必ず勝つ」という意味で、何事も急ぐと良いとされています。お通夜は避けた方が良いとされます。
友引(ともびき・ゆういん): 午前11時ごろから午後1時ごろは凶で、それ以外は吉の日。「友を引く」という意味から、葬式を避けるべきとされますが、結婚式には良い日とされています。
先負(さきまけ・せんぶ): 午前中が凶で午後が吉の日。「先んずればすなわち負ける」という意味を持ち、控えめに行動するべきとされている。
仏滅(ぶつめつ): 物事が終わる(滅する)大凶の日。お祝い事を避けるべきですが、仏事や別れには良い日とされています。
大安(たいあん): 凶の時間帯がない吉日。何事も成功するとされ、結婚式や開業などに適しています。
赤口(しゃっこう・せきぐち): 午前11時ごろから午後1時ごろのみ吉で、それ以外は大凶の日。刃物や火元に注意するべきとされています


六曜は特に結婚式や葬式などの重要な行事で意識されることがありますが、現代では迷信として捉える人も多く、その信ぴょう性は薄れつつあります。

「友を引く」から葬儀が避けられる

「友引」は友を引くと書くことから、亡くなった人が他の人を連れて行ってしまう、という迷信があります。
しかし本来は「共引」と書き、勝負をしても引き分ける、勝負のつかない日という意味でした。
そこから「友引」という漢字に変化したことから「友引に葬儀をしてはいけない」と言われるようになったようです。
現在では友引は火葬場の定休日、というぐらいの認識でもいいでしょう。

そう言った迷信であることや、人口に対しての火葬場の数の問題から関西地方では友引でも葬儀が行われています。

大阪・京都など関西では友引にも葬儀ができる

大阪・京都・兵庫などの関西では友引でも火葬場が開いており、葬儀をすることができます。
これは亡くなる人数に対して火葬場が少ないことなどが理由として挙げられます。

友引に葬儀をする際に、それぞれ人形を一緒にいれるという風習があるようです。

人形を一緒にいれる

友引に葬儀をすることを気にしない人が多いですが、配慮として友を引かれてしまわないように、身代わりとして棺に人形を入れる風習があります。

「いちま人形」「市松人形」「いちまさん」「友引人形」「友人形」と、地域によってこの人形の呼び方は異なります。

関西地方特有の葬儀の風習

友引に葬儀を行う以外にも関西地方特有の葬儀の風習があります。
ここでは代表的なものをご紹介します。

樒を使う

関西地方の葬儀では、常緑樹である樒(しきみ)が供花として用いられることが多いです。樒が仏教の儀式でよく使われ、その強い香りや毒性が邪気を払うとされているためです。 土葬時代には遺体を守るためにも使われていました。
関西地方では樒を会場の入り口に飾ったり、樒の代わりとして代わりに紙に名前を書いた「紙樒」や、板に名前を書いた「板樒」を使うことがあります。

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香典の水引が黄白

関西地方では香典袋の水引に黄白を使う習慣があります。一方で関東では白黒が一般的です。

関西で黄白が用いられる背景には、公家文化の影響があるとされています。かつて皇室への贈り物には玉虫色の水引が使われており、これが遠目には白黒に見えました。そのため庶民が白黒の水引を使用するのは畏れ多いとされ、代わりに黄白が用いられるようになったと言われています。

一部の骨を骨壺に納める「部分収骨」

関西地方では、火葬後の遺骨を全て収めず、一部だけを拾骨する「部分収骨」という習慣があります。これは、遺骨の一部を宗派の本山に納める「本山納骨」を行うためのもので、故人の供養と宗派への信仰を表す意味があります。

そのため、拾骨の際には喉仏を納める本山用の骨壷と、胴骨を納めるお墓用の骨壷の2種類を用意することがあるのです。また本山納骨を行わず、火葬場で供養するのも一般的です。

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まとめ

関西地方では、友引にも葬儀が行われることが一般的です。その背景には、火葬場の数が少なく、友引を避けていては十分な対応が難しいという実情があります。また、友引に葬儀を行う際には、迷信への配慮として棺に人形を入れる「友引人形」の風習が見られます。

友引に葬儀をしてはいけないというのは迷信です。しかし親族の中に気にする方がいる可能性があるのでその際には友引人形などを使うことで心の負担を軽減しましょう。

よくある質問

Q

友引に人形を棺に入れる風習にはどんな意味がありますか?

友引に棺に人形を入れる風習は、「友を引く」という迷信への配慮として行われます。この人形は故人の身代わりとされ、遺族や参列者の心の負担を和らげる意味があります。市松人形などがよく使われますが、地域によって異なる名前で呼ばれることもあります。

Q

六曜の友引に関する迷信とは何ですか?

友引は「友を引く」と解釈され、故人が他の人を引き連れていくと考えられることから、葬儀を避けるべき日とされてきました。ただし、本来の意味は「共引き」で、勝負が引き分ける日を指しており、迷信として広まったものであるとされています。

Q

友引に葬儀をする場合の配慮としてどのようなことが行われますか?

友引に葬儀を行う場合、参列者の中に迷信を気にする方がいることを考慮し、友引人形を棺に入れることがあります。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
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株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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