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葬儀で樒を使う理由は?関西の葬儀ので樒を使うしきたりをご紹介

葬儀で樒を使う理由は?関西の葬儀ので樒を使うしきたりをご紹介

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葬儀で樒を使う理由は?関西の葬儀ので樒を使うしきたりをご紹介
葬儀は、故人を送り出す大切な儀式ですが、地域や宗派によってその風習はさまざまです。特に関西地方では、樒(しきみ)が葬儀において重要な役割を果たしています。
この記事では、関西特有の葬儀文化や樒の使われ方を解説します。

【目次】

      樒とは?
    1. 樒と榊の違い
    2. 葬儀で樒を使う訳
      関西地方では葬儀で樒が使われる
    1. 入口の「門樒(かどしきみ)」
    2. 祭壇の両脇に二天樒
    3. 近年では紙樒や板樒が使われる
    4. 香典の代わりの「樒代」
      樒が使われる宗派
      関西地方のその他の葬儀の風習
    1. 香典の水引は黄白
    2. 友引にも葬儀をする
    3. 部分収骨
      まとめ
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樒とは?

樒とは「しきみ」と読み、仏教の儀式や葬儀で重要な役割を果たす常緑樹です。一年を通じて美しい緑の葉を保ちます。特に関西地方の葬儀や創価学会の葬儀などで使用されます。
その強い香りと毒性から、邪気を払うとされ、故人を守る意味合いがあります。

樒と榊の違い

樒と榊はどちらも儀式に使われる常緑樹ですが、役割や意味に違いがあります。樒は仏教の儀式で使用され、邪気を払う役割があります。一方で榊は神道の儀式で使われ、神棚や神社の供え物として神聖視されます。

見た目も似ていますが、葉の厚みや光沢、葉の付き方で区別できます。樒は枝先から複数枚の葉が出ているのに対し、榊は枝の下の方から左右交互に葉が出ています。また樒は毒性があり、邪気払いの役割を担います。一方で榊には毒性はなく、清浄なイメージで神道儀式に用いられます。榊は樒ほど強い香りを発しません。

葬儀で樒を使う訳

樒は律宗の開祖である鑑真が唐から日本に持ち込んだとされており、仏教儀式で重要な植物とされています。極楽浄土に咲くとされる「青蓮華(しょうれんげ)」に似ているため、樒は尊い植物と考えられるようになったという説があります。。

さらに、毒性と強い香りを持つ樒は、以下のような理由から仏事で重宝されてきました。

邪気を払う象徴
仏教では「香」が邪気を払うとされており、樒の強い香りがその役割を担うと考えられました。

遺体を守る役割
土葬が主流だった時代には、樒の毒性と香りが獣害を防ぐとされ、遺体を守るために使われました。

丈夫で手入れが容易
樒は枯れにくく、忙しい仏事の際に水やりの手間が省けるため、実用的な面でも重宝されました。

これらの背景から、樒は葬儀に欠かせない存在となり、特に関西地方ではその風習が色濃く残っています。

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関西地方では葬儀で樒が使われる

関西地方の葬儀では、樒(しきみ)が特に重要な役割を果たしています。他の地域と比べ、独自の風習やしきたりが色濃く残っており、樒の使われ方も特徴的です。

入口の「門樒(かどしきみ)」

関西の葬儀では、会場の入口に「門樒」と呼ばれる大きな樒を飾ります。これは、故人を邪気から守る結界の役割を果たすとされています。門樒は、参列者からの供花として贈られることが多く、関西では供花や花輪よりも丁寧なお供えとされています。

祭壇の両脇に二天樒

祭壇の左右後方には「二天樒」と呼ばれる樒を配置します。これも結界の一部として、故人を守る意味があります。

近年では紙樒や板樒が使われる

近年、葬儀会場のスペースや規制の関係で大きな樒を飾ることが難しい場合があります。代わりに紙に名前を書いた「紙樒」や、板に名前を書いた「板樒」が主流となっています。門樒の代わりとして会場の入口などに掲示されます。

香典の代わりの「樒代」

関西地方では、香典の代わりに「樒代」を納める習慣があります。紙樒や板樒を供える際に、2,000円から3,000円程度の樒代を受付で納めるものです。樒代は強制ではなく、納めた場合でも香典返しはありません。
地域や宗派によってこの風習があるか否かが変わるため、事前に確認することが大切です。

樒が使われる宗派

関西地方以外でも特定の宗派で樒が使われることがあります。
葬儀で樒が使われるのは以下の宗派です。

・浄土真宗
・日蓮正宗
・創価学会
・真言宗

関西地方のその他の葬儀の風習

関西地方の葬儀には、他の地域とは異なる独自の風習がいくつか存在します。以下では、特に特徴的な3つの風習について詳しく説明します。

香典の水引は黄白

関西地方では、香典袋の水引に黄白を用いる習慣があります。関東では白黒が一般的です。

関西地方で黄白が使われるのには、公家の名残があると言われています。
当時、皇室への贈り物には玉虫色の水引が使われていました。遠めに見ると白黒に見え、庶民が白黒の水引を使ってしまうと畏れ多いとされたため黄白が使われるようになったそうです。

部分収骨

関西地方では火葬後の遺骨を全て収骨せず、一部のみを収める「部分収骨」の風習があります。これは、遺骨の一部を宗派の本山に納める「本山納骨」を行うためであり、故人の供養と宗派への信仰心を示す意味合いがあります。そのため、収骨の際には喉仏の骨を収める本山用の骨壷と、胴骨を収めるお墓用の骨壷の2種類が用意されることがあります。
また特に本山納骨を行わずに、火葬場で供養されるのも一般的です。

まとめ

樒(しきみ)は、関西地方の葬儀において重要な役割を果たす植物です。その強い香りと毒性から、邪気を払う象徴として用いられています。宗派や地域によっても使用方法や意味合いが異なるため、地域に長く住む親せきなどに確認をして対応すると安心です。

よくある質問

Q

樒(しきみ)と榊の違いは何ですか?

樒は仏教の儀式や葬儀で使われ、榊は神道の儀式で使われます。樒は邪気を払う植物として使用され、その毒性と香りが特徴です。一方、榊は神聖な植物として神棚や神社で供えられます。見た目も似ていますが、樒の葉は厚く光沢があります。

Q

樒が葬儀で使われる理由は何ですか?

樒は邪気を払う象徴として、故人を守る役割を持ちます。その毒性や強い香りが、土葬の時代には獣害から遺体を守るために使われました。

Q

関西地方で樒が特に重視されるのはなぜですか?

関西では、樒が葬儀文化に深く根付いています。「門樒」や「二天樒」など、地域独特の使われ方が特徴です。さらに、香典の代わりに「樒代」を納める風習もあります。

Q

樒代とは何ですか?

樒代は、関西地方で香典の代わりに納める費用のことです。紙樒や板樒を供える際に受付で支払います。金額は2,000円から3,000円程度が一般的です。樒代を納めても香典返しはない場合が多いです。

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株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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