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【東京都23区の葬儀社選び】地域ごとの葬儀費用や形式、決め手の差を調査

【東京都23区の葬儀社選び】地域ごとの葬儀費用や形式、決め手の差を調査

この記事は3分で読めます

【東京都23区の葬儀社選び】地域ごとの葬儀費用や形式、決め手の差を調査
都心部エリアでは事前から多角的に葬儀の情報収集。家族葬よりも一般葬が多い傾向

人生の中で最も大切な瞬間の一つ、葬儀。その意思決定には、遺族の想いと現実的な要素の両方が深く影響を及ぼします。
特に東京都23区のように多様な選択肢が存在する地域では、どのように葬儀社を選び、どの点に重きを置いて意思決定を行っているのでしょうか?
また、葬儀にかかる費用や満足度は世帯年収や生活状況により大きな違いがあるのでしょうか?
そこで今回、東京都23区に在住し喪主経験のある方(居住地を①~④に区分)を対象に「東京都23区内における葬儀の意思決定」に関する調査を実施しました。

※居住地区分
①東京都心部エリア(千代田区・中央区・港区)
②副都心エリア(新宿区・渋谷区・豊島区・文京区)
③東部エリア(台東区・墨田区・江東区・荒川区・葛飾区・足立区・江戸川区)
④西部エリア(品川区・目黒区・大田区・世田谷区・中野区・杉並区・北区・板橋区・練馬区)

【目次】

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東京都23区内における葬儀の意思決定に関する調査トピックス

・葬儀社の比較・検討で重視した点は、どのエリアでも「費用の明確さ」が1位
・西部では「費用の安さ」を重視する人が36.4%と、他エリアに比べて高い割合
・都心部では他地域よりも葬儀に関して多角的に情報収集をする傾向に。葬儀社探しも早期の傾向・都心部では事前見積もりより実際の費用が上回った割合が約40%、最も高い結果
・居住エリア内の葬儀社を選ぶ傾向が強いが、都心部・副都心では選択肢が広い
・葬儀社選択の決め手は「見積もりの明確さ」が最多、次いで立地・アクセスの良さ
・西部では150万円未満で収まった割合が7割と、費用を抑えやすい傾向
・実際の葬儀費用は東部・西部エリアで高く、都心部エリアでやや低い傾向

葬儀社の選びの基準は「費用の明確さ」がトップに

葬儀社の選びの基準は「費用の明確さ」がトップに
まずはじめに、「葬儀社を比較・検討する際、重視した点は何ですか?(上位3つまで回答)」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

【東京都心部エリア】
・『費用の明確さ(52.5%)』
・『費用の安さ(32.1%)』
・『スタッフの対応や信頼感(25.5%)』

【副都心エリア】
・『費用の明確さ(58.1%)』
・『スタッフの対応や信頼感(31.9%)』
・『立地やアクセスの良さ(31.2%)』

【東部エリア】
・『費用の明確さ(49.4%)』
・『立地やアクセスの良さ(40.4%)』
・『スタッフの対応や信頼感(34.3%)』

【西部エリア】
・『費用の明確さ(62.1%)』
・『費用の安さ(36.4%)』
・『立地やアクセスの良さ(35.3%)』


全エリアで『費用の明確さ』が最も重視されている結果となりました。その中でも、都心部と西部では費用の安さの回答も次に高く、「コスト重視」の傾向が強いことがうかがえます。
一方で東部では、他地域と比較しコスト感を重視する方が少なく、立地やアクセス性の良さなど、居住地に近い会場を選びたい意向が強いと考えられます。

都心部では生前から多角的に葬儀の情報収集をする傾向

都心部では生前から多角的に葬儀の情報収集をする傾向
続いて「葬儀社の情報を収集する際に使用した媒体は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

【東京都心部エリア】
・『葬儀社の公式ホームページ(39.0%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(20.9%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(23.9%)』

【副都心エリア】
・『葬儀社の公式ホームページ(41.2%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(29.6%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(26.2%)』

【東部エリア】
・『葬儀社の公式ホームページ(36.2%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(33.2%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(17.7%)』

【西部エリア】
・『葬儀社の公式ホームページ(38.6%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(35.3%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(19.1%)』


全エリアで『葬儀社の公式ホームページ』が最も多く利用されている情報収集媒体であることが示されました。
都心部では、他地域に比べて紹介された葬儀社にそのまま決定する割合が低く、8割が情報収集を経て葬儀社を選んでいることが特徴的です。
また、前問で「過去利用者の評価・口コミ」を重視する回答が他地域の約2倍に達しており、多角的な情報を基に慎重に意思決定を行う傾向がうかがえます。

そのため紹介だけでなく、比較サイトやSNSなどを活用し自ら情報を集めて最適な葬儀社を選ぶ姿勢が強いと考えられます。
また『葬儀社の比較サイトやポータルサイト』の利用も一定の割合を占めており、特に都心部エリアと副都心エリアでその傾向が強くなっています。

都心部がより情報収集を行うという傾向は、情報収集の開始時期の違いにも表れています。

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逝去後からの情報収集が約半数。都心部では生前から情報収集を

逝去後からの情報収集が約半数。都心部では生前から情報収集を
都心部では、約3割が高齢になった段階で既に葬儀についての情報収集を開始し、病気の発覚や入院したタイミングで半数以上は開始していることが明らかになりました。

葬儀社の決定も半数以上が死後に

葬儀社決定タイミングに関しても、危篤状態になった際にはすでに葬儀社が決まっている割合が6割もいるようです。故人が亡くなってから葬儀社を決定する方が6割以上となった他地域とは大きく差がみられました。

西部の事前の情報収集割合は最も低く、副都心や東部では、情報収集を開始するタイミングとしては一定数早い方もみられるものの、実際の葬儀社決定においては、3地域とも変わらない結果となりました。
前問で明らかになった、紹介の葬儀社に決める割合が高いこれらの地域では、情報収集や事前準備が十分にできない傾向があるのかもしれません。

葬儀は都心部での実施が最も少ない一方で、東部在住者の8割以上が東部で葬儀実施を行っている結果に

葬儀は都心部での実施が最も少ない一方で、東部在住者の8割以上が東部で葬儀実施を行っている結果に
ここまで葬儀社決定前について、うかがってきましたが、実際にどこの地域で葬儀を行ったのでしょうか。

「葬儀を行った葬儀社の場所を教えてください」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

都心部の割合が最も低く、6割以下という結果になりました。都心部に住んでいる方は、他地域での葬儀社に決めた方が比較的多いことが示された一方で、東部は最も高く8割以上の方が東部にて葬儀を行っていることが明らかになりました。
葬儀社選びにおいて立地やアクセスを重視する方が多い東部では、居住地での実施割合も多いようです。

葬儀社選びの基準については明らかになりましたが、最終的に葬儀社の何を見て問い合わせ・依頼を決めたのでしょうか。

4人に1人以上が葬儀社の公式ホームページで最終決定

4人に1人以上が葬儀社の公式ホームページで最終決定
「最終的に何を見て葬儀社に問合せや依頼を決めましたか?」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

【東京都心部エリア】
・『葬儀社の公式ホームページ(35.5%)』
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(18.9%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(15.1%)』

【副都心エリア】
・『葬儀社の公式ホームページ(27.7%)』
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(26.5%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(13.1%)』

【東部エリア】
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(26.0%)』
・『葬儀社の公式ホームページ(23.4%)』
・『病院や介護施設から提供された資料や紹介カード(14.7%)』

【西部エリア】
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(32.7%)』
・『葬儀社の公式ホームページ(29.0%)』
・『病院や介護施設から提供された資料や紹介カード(12.5%)』


都心部と副都心では公式ホームページや比較サイトの情報が決定要因となっており、インターネット上の情報の充実が求められているようです。一方で東部・西部では、紹介元や病院・施設からの資料を通じた決定が多く、知人や地域ネットワークからの情報提供が主となっていることが示唆されました。

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決め手は「見積りの明確さ」

決め手は「見積りの明確さ」
さらに「葬儀社を選んだ際の決め手はなんでしたか?(上位2つまで回答)」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

【東京都心部エリア】
・『見積もりが明確だったから(34.4%)』
・『立地やアクセスが良かったから(18.5%)』
・『過去の利用者の評価・口コミがよかったから(16.6%)』
・『スタッフの対応が信頼できたから(16.6%)』


【副都心エリア】
・『見積もりが明確だったから(38.1%)』
・『立地やアクセスが良かったから(25.0%)』
・『スタッフの対応が信頼できたから(18.5%)』


【東部エリア】
・『見積もりが明確だったから(29.1%)』
・『費用が安かったから(22.6%)』
・『立地やアクセスが良かったから(27.2%)』

【西部エリア】
・『見積もりが明確だったから(35.7%)』
・『立地やアクセスが良かったから(27.2%)』
・『スタッフの対応が信頼できたから(21.0%)』


全エリアで葬儀社選びの際に「費用の明確さ」が最重視されていましたが、最終的な決め手においてもここは相違ないことが明らかになりました。
一方で東部以外のエリアにおいて立地やアクセスが2番目に決め手となっており、重視する点では高くなかったものの、葬儀社の場所は葬儀を行う上で重要な決め手となりえることが示唆されました。
さらに「費用の安さ」に関して、比較検討の際に重要視していた都心部や西部では決め手としては数字が低く推移しており、反対に東部では比較検討の際に上位になかったものの、決め手として費用安さの観点が大きくなっているようです。

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都心部では一般葬が家族葬を上回る結果に

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「葬儀はどのような形式を選択しましたか?」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

都心部では一般葬が最も多く、副都心・東部・西部では家族葬の割合が一般葬を上回る結果となりました。家族葬の数字が高い背景には近年の小規模化・簡素化の傾向が顕著に表れています。
これは一日葬が、副都心以外のエリアで1割以上を占めていることからも読み取れます。

都心部の居住者は特に他の地域と比較して所得が高い傾向にあり、参列者が多い一般葬が行われる傾向にあることがうかがえます。

都心部が最も高価格|西部が比較的低価格

都心部が最も高価格|西部が比較的低価格
また、「葬儀費用の予算と実際にかかった費用を教えてください」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。

全体的にどのエリアでも、予算より実際の費用が上回る割合が多い結果となりました。

特に都心部では、100万円以上の金額感において全て上回る結果となり、都心部での葬儀は予算よりも多くの費用がかかることが示されました。250万円以上の費用がかかっている方も都心部が最も多くなっています。
予算との差異が小さかったエリアが西部となり、7割の方が150万円未満で予算を考えている中で、その費用感で実施できた方も7割と明らかになりました。他の地域と比較し、比較的安い費用感となっているのも予算との乖離が少ない理由ではないでしょうか。
こういった予算と費用の差異がみられるなかで、喪主は見積もりと費用の差についてどう感じているのでしょうか。

事前見積もりと実際の費用は6割以上「差がなし」

事前見積もりと実際の費用は6割以上「差がなし」
最後に「葬儀社からの事前見積もりと実際の費用に大きな差はありましたか?」と質問したところ、東京都心部エリア・副都心エリア・東部エリア・西部エリアで以下のような回答になりました。
都心部では約4割と副都心エリアでは約3割の方が、事前見積もりよりも実際の葬儀費用が上回ったと回答しました。
一方、東部エリア・西部エリアでは上回ったと回答した方は約2割と、東部・西部エリアではより費用を抑えられる可能性が高いことを示唆しています。
また西部エリアでより費用を抑えられている要因の一つとして、家族葬や一日葬といった小規模な葬儀形式を選択する傾向が強いことが考えられます。

まとめ:東京都内でも葬儀方法に地域差がみられる結果

今回の調査結果から、東京都23区内における葬儀社選びの基準や意思決定における傾向が明らかになりました。主に費用の明確さが重視される一方で、地域によって選択基準や情報収集の方法、葬儀に対する準備のタイミングに差があると考えられます。

1つ目は、葬儀社選びや情報収集についてです。東京都23区内では、葬儀社選びの際に「費用の明確さ」が最も重視される傾向が全エリアで共通して見られました。特に都心部と西部では「費用の安さ」を重視する割合が高く、コスト重視の傾向が顕著です。一方で東部では「立地やアクセスの良さ」への関心が高く、居住地に近い会場を選びたいという意向が強いことがうかがえます。

情報収集の方法においては、「公式ホームページ」の利用が全エリアで最も多い一方、都心部では「紹介された葬儀社にそのまま依頼する割合」が他エリアに比べて低く、多角的な情報収集を行う傾向が強いことが特徴的です。また、都心部では早い段階から情報収集を開始する人が圧倒的に多く、準備のタイミングは都心部とその他で大きな相違がみられました。
2つ目は行った葬儀形式についてです。
また葬儀の形式では、都心部で一般葬が多い一方、副都心・東部・西部では家族葬や一日葬といった小規模な形式が主流となっています。特に西部では、費用を抑えられる形式が選ばれる傾向が強く、都内の核家族化など小規模化が示唆されました。

3つ目が費用についてです。費用面では、全エリアで「費用の明確さ」が最も重視されており、見積もりの透明性が葬儀社選びの鍵となっています。都心部では実際の葬儀費用が予算を大きく上回るケースが多く、250万円以上の費用を要する例も見られました。一方、西部では予算と実際の費用の差異が最も少なく、7割が150万円未満で収まる結果となっています。

また「事前見積もりと実際の費用の差」に対する満足度には地域差があり、都心部や副都心で不満を感じる割合が高いのに対し、東部や西部では差異が少なく、比較的満足度が高い傾向が見られました。

東京都23区内における葬儀社選びの基準と傾向は、地域ごとの価値観やニーズの違いによって大きく影響を受けていることが分かります。特に都心部では、情報収集に積極的で多角的な視点から慎重に意思決定を行う一方、東部や西部では地域密着型の傾向が強く、紹介や地域ネットワークを重視する傾向があります。

地域差を理解し事前準備や情報集を怠らないことで、都内の中でも要望に沿った葬儀社選びを実現することができるのではないでしょうか。
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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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