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| 関係性 | 相場の金額 |
|---|---|
| 親族・家族 | 5,000円〜10,000円 |
| 友人・知人 | 3,000円〜5,000円 |
| 職場の同僚 | 3,000円〜5,000円 |
| 職場の部下 | 5,000円〜10,000円 |
| 近所の方 | ・3000円程度 ・お見舞いの品(消耗品)でもよい |

| 項目 | 選び方・書き方 |
|---|---|
| 封筒の種類 | 紅白のご祝儀袋(中袋付き) |
| 熨斗(のし) | なし |
| 水引 | 結び切り・あわじ結び(紅白) |
| 表書き | 「御見舞」「お見舞」 |
| 筆記具 | 毛筆・筆ペン(濃い墨) |
| 名前(個人) | フルネーム(表書きの下中央) |
| 中袋表面 | 金額(大字漢数字「金 壱萬円」) |
| 中袋裏面 | 住所・氏名(左下) |
| お札の向き | 肖像画が中袋表側、状態の良い古札 |
お見舞い金を渡す際の金額の相場はどのくらいですか?
お見舞い金の相場は相手との関係性によります。家族や親戚には5,000円~10,000円、友人や知人には3,000円~5,000円が一般的です。職場関係では、同僚に3,000円~5,000円、部下に5,000円~10,000円が目安です。金額は忌み数の4、6、9を避けるのがマナーです。
お見舞い金を渡す際のタイミングはいつが良いですか?
お見舞い金を持参するタイミングは、相手の体調が落ち着いた頃が適切です。入院後3~5日や手術後2~3日が目安ですが、事前にご家族や本人に確認しましょう。病院の面会時間も考慮し、相手に負担をかけない範囲で訪問してください。
お見舞い金を渡す際に注意すべきマナーは何ですか?
お見舞い金を渡す際は、ご本人や付き添いの方に確認してから渡しましょう。「お大事に」「ゆっくり休んでください」といった声掛けが望ましいです。「かわいそう」や「がんばって」は避けましょう。面会時間は30分以内にするのが良いです。
お見舞い金を郵送する場合の手順を教えてください。
お見舞い金を郵送する際は、事前にご家族へ連絡を入れてからにしましょう。「御見舞」と表書きしたお見舞い用の封筒(熨斗なし・紅白の結び切り)に現金を包み、メッセージを添えた手紙とともに現金書留で送ります。送る時期も相手の体調に配慮し、無理のない範囲で行うことが大切です。
お見舞い金を辞退された場合はどうする?
お見舞い金を辞退された場合は、無理に渡してしまうのはかえって失礼にあたります。そのようなときは、花や果物といった差し入れや、お見舞いの手紙・カードなど、金銭以外の方法で気持ちを伝えるのが良いでしょう。相手の体調や状況を考え、負担にならない配慮を心がけることが大切です。
現金と商品券、どちらが良い?
一般的には現金がもっとも無難で広く受け入れられています。ただし、現金を受け取ることに気を遣う方や、すぐに使えるものを望む方には商品券を選んでも問題ありません。迷ったときには現金を選ぶのが安心です。
入院期間によってお見舞金の金額は変わる?
入院期間の長さによって金額を変える必要はありません。お見舞い金は期間ではなく、相手との関係性を基準に考えるのが一般的です。たとえば親族や親しい友人であれば5,000~10,000円程度、知人や同僚であれば3,000~5,000円程度が目安です。
家族が代理で渡しても良い?
本人に直接渡せない場合、家族が代理で届けても失礼にはなりません。その際には「本人に代わりまして」と一言添えれば十分です。むしろ体調への配慮として適切な対応といえます。
お見舞い金のお返しは必要?
お見舞いに対するお返しは基本的に必要ありません。ただし、回復した後には「快気祝い」として感謝の気持ちを伝えるのが一般的です。快気祝いには「病気が治ってお返しできるようになりました」という意味が込められており、いただいた金額の3分の1から半額程度を目安に贈り物を選ぶのが習慣です。
家族にお見舞い金は渡すの?
一般的に、家族や同居している身内にお見舞い金を渡す習慣はありません。家族は生活や治療費を共に支えている立場であり、あらためて金銭を「贈る」必要がないからです。 ただし、資産家や伝統を重んじる家庭、または地域の慣習によっては、形式的に親族間でお見舞い金をやり取りすることもあります。とはいえ、現代では珍しく、多くの場合は家族に対しては差し入れや看病そのものがお見舞いの気持ちを表す方法になるでしょう。


東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。
葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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