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エンバーミングの保存期間はどれくらい?目安の期間から死後100年近く保存されている実例までご紹介

エンバーミングの保存期間はどれくらい?目安の期間から死後100年近く保存されている実例までご紹介

この記事は1分で読めます

エンバーミングの保存期間はどれくらい?目安の期間から死後100年近く保存されている実例までご紹介
エンバーミングを行うと、どれくらいの期間ご遺体を保てるのでしょうか。 聞き慣れない技術のため、「本当にそのまま置いておいて大丈夫なの?」と不安に思う方もいるでしょう。 この記事では、エンバーミングの保存期間の目安や実際に長期間保たれた事例を紹介します。 なかには、エンバーミングによって100年以上経っても姿を保っている例も。気になる方はぜひ最後までチェックしてください。

【目次】

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エンバーミングとは?ご遺体を長期間保つための技術

エンバーミングとは、ご遺体を一定期間、清潔で穏やかな状態に保つための技術です。

  • ・故人が亡くなってから葬儀まで数日から1週間以上空くとき
  • ・夏場など気温が高く、遺体を安置する環境が厳しいとき
  • ・温度管理が難しいとき

  • このような場合にエンバーミングを施すと、葬儀の日までご遺体の状態を安定して保てます。

エンバーミングを行う目安|葬儀まで1週間以上空くときが基準

わかりやすい例は、故人が亡くなってから葬儀までの期間が1週間以上空くケースです。
ご遺体は、時間が経つにつれて徐々に変化し、匂いや見た目に影響が出てしまいます。

たとえエアコンやドライアイスで管理したとしても、1週間以上そのままの状態を保つのは難しいものです。

そのため、防腐処理で外気や湿度などの環境に左右されにくい状態にし、葬儀まで安心して過ごせるようにします。

エンバーミングの費用は10,000円~25,000円ほどが一般的です。
実施するかどうかは、葬儀までの日数や移送距離、安置場所の環境などをもとに、葬儀社と相談して判断しましょう。

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エンバーミングの保存期間は最大50日が目安

エンバーミングの保存期間は最大50日が目安
エンバーミングの期間は、法律などで定められていません。
しかし、日本の法律は実質火葬をするのを義務付けているため、長期間保存できないと考えていいでしょう。

日本遺体衛生保全協会(IFSA)は、保存期間について以下のように定めています。

海外移送をする場合を除き、死亡と判定された日から50日を超えて保全しない
出典:日本遺体衛生保全協会(IFSA)公式サイト

ですが、長期間保存するケースはあまり多くありません。

一般的な期間は10~14日ほど

エンバーミングが行われる主なケースは、葬儀まで1週間以上空くときです。
火葬場や式場の空きがない場合や親族が集まりにくいときは、葬儀まで10~14日ほど間が空くことがあります。

このようなときは、エンバーミングを施してご遺体の状態を安定させます。
時間が経っても見た目や匂いの変化を抑えられるため、穏やかな姿のまま葬儀を迎えることが可能です。

基本的には葬儀までの期間を想定して行われるため、10~14日程度とイメージしておきましょう。

海外搬送では1ヶ月以上対応も可能

海外で亡くなった方を日本に搬送する際には、航空便や各国の手続きに時間がかかるため、葬儀まで1ヶ月以上かかるときがあります。
そのため、海外搬送ではエンバーミングがほぼ必須です。

遠距離の移送でもご遺体を安定した状態で維持できるため、生前に近い姿で対面ができます。

エンバーミングは永久保存できる?

エンバーミングでどのくらい遺体を保てるのか、永久保存が可能なのか気になる方もいるでしょう。

エンバーミングは、遺体を美しい状態で保つための技術ですが、永久保存はできません。

日本では、実質的に火葬が義務に近い形で行われているため、長期間そのままの姿を残すことは難しいといえます。

ただし、海外ではエンバーミングによって長期間保たれた事例もあるため、ご紹介していきます。

死後3ヶ月間、広告に登場した「ビスガ・マン」

画期的なエンバーミング技術の例として有名なのが、「ビスガ・マン」です。

「ビスガ・マン」は、1902年にアメリカの葬儀雑誌『サニーサイド』の広告に登場しました。
「ビスガ・マン」は、広告掲載時点ですでに亡くなっていましたが、死後3ヶ月経っても生きているかのように座っていたといわれています。

この広告は、当時のエンバーミング技術を紹介する目的で作られました。
20世紀初頭において、遺体を3ヶ月も自然な姿で保てるのは画期的だったのです。
「ビスガ・マン」の例から、数ヶ月間にわたり遺体の状態を保つのが可能だとわかるでしょう。

亡き妻と7年間生活をともにしたカール・タンツラー

1930年代のアメリカで、カール・タンツラーという男性が墓泥棒の罪で拘束されました。
カールは、亡くなった妻の遺体をこっそりと防腐処理し、7年間も共に生活していたのです。

妻の遺体は一度土葬されており、状態はよくありませんでした。
それでもカールは、自らの手で修復を重ね、生前の姿に近づけようとしました。
この行為が発覚し、最終的にカールは警察に拘束されます。

永久的な維持ではないほか、正規の事例ではありませんが、人の手によって数年間遺体を保存した事例といえるでしょう。

死後100年近く維持されているロシアのレーニン

ロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニンは、エンバーミングされた遺体として世界的に有名です。
1924年に処置が施されて以来、死後100年近く経った今もその姿は保たれています。

驚くべきは、保存状態の高さです。

専門チームによる定期的なメンテナンスが続けられており、現在も生前に近い表情が残されています。
モスクワの赤の広場にあるレーニン廟では、一般公開でその姿を見ることができます。

ロシア旅行ができるようになった際には、訪れてみるのもいいでしょう。

まとめ

この記事では、エンバーミングの保存期間について、一般的な目安から海外での長期保存例までご紹介しました。
エンバーミングは費用がかかりますが、ご遺体を自然な姿で保つための大切な方法のひとつです。

実施するかどうかは状況によって異なります。
家族や葬儀社と相談しながら、最も納得できる形を選びましょう。

よくある質問

Q

エンバーミングは何年もつ?

日本では法律上、火葬が実質的に義務に近いため、数年単位の保存は行われません。 適切な処置であれば、最大で約50日間、ご遺体を安定した状態に保てます。

Q

エンバーミングは腐るのでしょうか?

防腐処置を行うため、通常の環境下では腐敗しません。 ただし、薬液の効果や保管環境が不適切な場合は、徐々に変化が進むこともあります。

Q

エンバーミングはいつまでもつ?

永久的な保存はできません。 目安として10~14日ほどが一般的で、最長でも約50日と考えられています。

Q

エンバーミングのデメリットは?

費用が10〜25万円ほどかかるほか、処置には専門施設と時間が必要です。 また、宗教的な理由で受け入れられない場合もあります。

Q

エンバーミングの保存期間は?

一般的には10〜14日間、長くても50日程度です。 葬儀までの期間や保管環境に応じて、葬儀社が適切な期間を提案します。期間は、状況を確認しながら相談に応じて決めましょう。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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