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喪中で年末の挨拶をしないのは失礼?
喪中で年末の挨拶をしなくても、失礼にはなりません。年末の挨拶は義務ではなく、慣習や心遣いによるものです。喪中は故人を偲ぶことに専念する期間であり、形式的な挨拶を控えることは全く問題ありません。 どうしても一年の感謝を伝えたい場合は、ご紹介した例文のような、新年の慶賀を避けた簡潔な挨拶にとどめましょう。無理に形式的な挨拶をするよりも、故人を偲ぶ気持ちを優先することが大切です。
喪中の人が「良いお年を」と言っていいの?
自身が喪中の場合、喪中ではない相手に「良いお年を」と伝えることは、失礼にはなりません。しかし、可能であれば「どうぞ穏やかな年末をお過ごしください」や、「来年もよろしくお願いいたします」といった表現で置き換えると、互いに気を遣わずに挨拶ができるでしょう。
喪中の新年の挨拶はどうする?
喪中の期間は、新年の慶事に関する挨拶を控えるため、年賀状は出さないことが一般的です。「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」という旨を記載した喪中はがきを事前に送ります。新年の挨拶として、松の内(一般的に1月7日)を過ぎた後に寒中見舞いを送りましょう。寒中見舞いは、慶事の挨拶ではないため、喪中でも送ることができます。 また、対面で挨拶する際には、「あけましておめでとう」という言葉は使わないように注意します。「本年もどうぞよろしくお願いいたします」のような表現であれば問題ありません。

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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