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終活の片付けは何から?家族が困らない進め方と家の終活

終活の片付けは何から?家族が困らない進め方と家の終活

この記事は2分で読めます

終活の片付けは何から?家族が困らない進め方と家の終活
終活の片付けというと、「家にあるものをできるだけ捨てる」と、断捨離のように考える人が多いかもしれません。 しかし、終活で大切なのは、家族があとで判断に困らない状態にすることです。残しておきたいものを選んだり、大切なものの場所がわかるようにしたりすることも、終活の一部といえるでしょう。    不動産売却の情報を発信するリビンマッチ編集部が、身の回りのものから、大きな財産である「家」まで、終活の片付けを解説します。
※リビンマッチ編集部による寄稿です

【目次】

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終活の片付けは「捨てる」だけではない

終活の片付けは「捨てる」だけではない
終活の片付けは、家にあるものを捨てて、空っぽにすることが目的ではありません。これからも使いたいもの、思い出として手元に残したいもの、家族に譲りたいもの、もう必要のないものなどを、自分で判断できるうちに整理しておくことが目的です。

家族が「これはどうすればいいのだろう」と判断できないものが大量に残っていると、整理する人の負担が大きくなります。反対に、ものが残っていても「これは残したい」「これは処分してよい」と家族が判断できれば、整理の負担を減らせます。

そのため、終活の片付けでは、たくさん捨てることよりも、自分のものや財産について、どうしてほしいのかを整理することを意識してみましょう。

終活の片付けは3ステップで進める

終活の片付けは3ステップで進める
家のなかを一度に片付けようとしても、ものの多さに疲れて、収拾がつかなくなってしまいます。
終活では急いですべてを整理する必要はありません。まずは身近なものから始め、重要なもの、財産へと範囲を広げていきましょう。

1.身の回り品を「残す」「手放す」「保留する」に分ける

初は衣類や本、食器、趣味のものなど、普段目にしているものから始めます。判断するときは、細かく分類しすぎず、次の3つくらいに分ければ十分です。

・残す
・手放す
・保留する


終活だから思い切って捨てなくては、と考える必要はありません。長年使ってきたものや思い出の品は、すぐには判断できないことがあります。そのようなものはいったん保留し、時間を置いてから改めて考えましょう。
手放すと決めたものも、すべて捨てる必要はありません。まだ使えるものなら売却したり、家族や知人へ譲ったりする方法もあります。
まずは、自分がこれから使うものと、もう役目を終えたものを少しずつ分けることから始めましょう。

2.重要なものは「どこにあるか」がわかるようにする

終活の片付けをしていくと、なかには捨ててはいけないものも見つかります。たとえば、通帳、保険関係の書類、年金関係の書類、印鑑、不動産の権利関係の書類などです。こうした重要なものは、「どこに保管しているのか」がわかる状態にしておくことが大切です。

スマートフォンやパソコンのなかにも、写真や連絡先、ネットサービスの契約など、大切な情報が入っています。ただし、暗証番号やパスワードを誰でも見られる場所に書いておくのは適切ではありません。必要な情報が存在することや、確認方法について家族に共有しておくとよいでしょう。

探さなくても場所がわかるようにしておくことも、立派な終活です。

3.財産は「どうしてほしいか」まで考える

預貯金や有価証券、不動産などの財産について、自分が今後どうしたいのかも考えておきましょう。

たとえば、いま住んでいる自宅が持ち家であれば、

・このまま住み続けたい
・将来は子どもに引き継いでほしい
・施設に入居するときは売りたい


など、人によって希望は異なります。

もちろん、終活ですべてを決める必要はありません。しかし、なにも決めていない状態より、現時点の考えを家族に話しておくだけでも判断材料になります。
特に不動産は、衣類や家具のように簡単に処分できません。身の回りの整理が進んできたら、「この家を将来どうするか」も片付けのひとつとして考えてみましょう。

本人には大事、家族には「これどうしよう?」となるもの

終活の片付けでは、本人にしか意味や価値がわからないものを残しておくと、将来家族が処分する際に悩ませる原因になります。

たとえば、引き出しから何本も出てくる用途不明の鍵です。本人なら、もう使っていない鍵だと判断できますが、家族にはわかりません。正体不明のケーブルなども同じです。本体は処分しているのに、コードだけ残っていると家族は判断できないのです。

さらに悩ましいのが、趣味のものや思い出として残しているものです。切手、模型、レコードなどのコレクションは、家族が判断に迷わないよう、価値や希望する扱い方を伝えておきましょう。

困るのは、価値があるのか、ただ何となく取ってあるだけなのか判断できないものです。旅先で拾ったきれいな石、海辺で集めた貝殻、小さな置物など……本人はちょっと気に入ったから置いていただけでも、家族には何か特別な思い出があるのではと考えてしまいます。

似たようなものに写真や記念品があります。すべてを残す必要はなくても、どれを大切にしているのかは本人にしかわかりません。

こうしたものを無理にすべて処分する必要はありません。ただし、終活の片付けでは、家族が「これ、どうすればいいの?」と迷うものを減らすことも意識してみましょう。

家そのものの終活も考えておく

家そのものの終活も考えておく
終活の片付けを進めていくと、最後に「家」の判断を迫られる人も少なくないでしょう。終活では家のなかだけでなく、家そのものも片付けの対象になるのです。

家そのものの片付けを、どのように考えればよいのか解説します。

家をどうしたいか、自分の考えを伝えておく

持ち家がある場合、家そのものの終活も考えておきたい重要なテーマです。

避けたいのは、「子どもが何とかするだろう」となにも決めずに残してしまうことです。

たとえば、子どもへ家を残したいと思っていても、子ども自身にはすでに持ち家があり、その家に住む予定がないこともあります。一方で、家を相続したいと考えている子どももいるでしょうから、売却を検討しているなら「いずれ売るつもり」と家族へ伝えておくのもよいでしょう。

家の扱いを決定する必要はありませんが、少なくとも、自分がどう考えているのかを家族に伝えておくことが、家の終活の第一歩です。

売却するなら家財を全部片付けてからでなくてもよい

家を売るのなら、家のなかを空っぽにする必要があると考える人もいるでしょう。しかし、売却を検討する段階であれば、必ずしも家財の片付けを先に済ませる必要はありません。

まず不動産会社へ相談して、次のことを確認すると効率的です。

・家がいくらくらいで売れそうなのか
・仲介と買取のどちらが向いているのか
・売却するなら、どこまで片付ける必要があるのか


特に長年住んだ家では、大型家具や家電、衣類、食器などが大量に残っていることがあります。

すべて処分してから進めようとすると、片付けそのものが大きな負担になり、家について考えることまで先送りしてしまいかねません。売却する可能性があるなら、家財をすべて処分する前に不動産会社へ相談し、どこまで片付ける必要があるのか確認しておくとよいでしょう。

買取なら家財を残したまま売却できる場合もある

家を売る方法には、一般の買主を探す「仲介」のほか、不動産会社が直接家を買い取る「買取」があります。

買取に対応する不動産会社のなかには、家具や家電などの残置物がある状態でも売却できる会社があります。その場合、家財を一つひとつ自分で処分してから売るのではなく、家と家財の整理をまとめて進められるのです。大量の家財があって、自分たちで片付けることが難しい場合には、有力な選択肢になるでしょう。

ただし、すべての不動産会社が残置物の処分に対応しているわけではなく、残せるものや条件も会社によって異なります。また、買取は仲介と比べて売却価格が低くなる傾向があることにも注意が必要です。

できるだけ高く売ることを優先するのか、片付けや売却にかかる時間・手間を減らしたいのかなどによって選択は変わります。家の売却も検討しているのなら、最初から方法をひとつに決めず、複数の不動産会社へ相談して条件を比較してみましょう。

終活の片付けは「家族がわかる状態」を目標に

終活の片付けは、家にあるものを処分することではありません。

何を残したいのか、何を手放してよいのか。重要なものはどこにあるのか……こうしたことが家族に伝わる状態になっていることが大切です。適切に終活を行うことで、あとから家族が判断に迷う場面を減らせます。

そして、持ち家があるなら、家をどうするのか忘れずに考えておきましょう。

売却する場合でも、家財をすべて片付けてから始める必要はありません。仲介で売却するのか、買取を利用して家財の整理も含めて進めるのかなど、先に選択肢を知っておくことで、住まいの終活も進めやすくなります。

不動産会社によって、得意な物件や売却方法だけでなく、残置物がある場合の対応も異なります。家の売却を考えるときは、査定価格だけでなく、「どこまで片付ける必要があるのか」「残置物があっても対応できるのか」まで複数社に確認して比較するとよいでしょう。

不動産一括査定サイト「リビンマッチ」では、一度の入力で複数の不動産会社へ査定を依頼できます。終活をきっかけに家の売却を考えている方は、売却方法や片付けについて相談できる不動産会社を探す際に活用してください。

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この記事の寄稿者

リビンマッチ編集部

不動産の一括査定サイト「リビンマッチ」の制作をしています。リビンマッチでは、むずかしい不動産のことをできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。 不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。

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