かなでさんのこだわりはありますか
かなでのこだわりは『出会い』を大切にし、『丁寧』に仕事をするということです。 故人の『心』を酌んであげるということがこの業界の本当の使命だと考えているので、お客様との出会いを大切にして、その人の本当の『想い』を酌んであげることを常に心がけています。
その上で何かしていることはありますか
かなででは現在スタッフを一人しか雇っていません。 先ほども言ったように、本当の『想い』を酌んであげることがこの業界の使命だと思っているので、付け焼き刃の人材は雇いたくないと考えています。 特に故人様は自分の意志がないので、我々葬儀社が意志を酌んであげないといけないと思います。だからこそ意志を酌んでくれる人じゃないとこの仕事はできないと考えており、あまり雇っていません。
かなでさんの強みはなんですか
お客様のニーズに合わせてアドバイスをしながら、お客様の『想い』に沿った葬儀になるように方向づけできることです。 例えばホールを持っていないことも、お客様に併せた提案ができる一つの理由です。 自社でホールを持っていると、そこに誘導しがちになります。 しかし「自宅の近くがいい」「お年寄りが多いので交通の便を重視したい」「人数が少ないので小さいホールでいい」など様々な要望がある中で、自社ホールを持たないからこそお客様の要望にあわせて葬儀を行う場所を提案することができます。
印象に残っている葬儀はありますか
強いこだわりを持っている方の葬儀は印象に残っています。 例えばバイクを祭壇に飾っていたり、その人の好きなお花をたくさん入れたりするものは印象に残っています。
仕事のやりがいを感じる時はいつですか
お客様に「ありがとう」や「お願いしてよかった」と言われた時にすごくやりがいを感じています。
コロナ感染者が亡くなった場合でも対応してくれますか
はい、対応しております。 かなででは250,000円から対応しております。
他社では50万円近くというところもあります。かなでさんでは、どうしてそこまで安くできるんですか
かなでには自社の寝台車(主に病院からご遺体を運ぶときに使う)や故人様をお納めするパウチ(納体袋)があるからです。 コロナ患者の直葬で何に一番お金がかかるかというと、寝台車の手配や運転手に対する保証です。他社さんの場合、寝台車の手配や運転手さんなど外部に発注しないといけないためお金がかかるのですが、かなでは全て自社でできるのでその分安くなっています。 また感染症の講習を受けて安全な対応を心得ていますし、パウチなども自社で持っているため、より安全にご対応することができます。
これからの目標はありますか
一件一件お客様との出会いを大切に、ずっと続く関係を築いていきたいです。 かなでにご依頼をいただいた以上、出会いを大切にして、丁寧な仕事をすることで、今後何かあった時に他のことでも相談できるような関係になれればと思って接しています。
葬儀業界に対しての展望はありますか
昔の葬儀は誘導されるまま、しきたりに沿って行われてきました。 しかし現在は自由な発想で行われるようになってきているため、簡略化されているものもあります。 その中で、「簡略化したものをやりたい」というお客様もいれば「しきたりに沿ってやりたい」「自由な発想でやりたい」と様々なニーズがあります。 さらにこれからはもっと様々なニーズが出てくると考えています。 そういったお客様のニーズにそった葬儀を行うことができれば、我々のいう『お客様の想いを汲み取る』という点が一番活かされるのではないかなと考えているので、今後も一件一件丁寧に接していきたいです。