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家族葬と言われたら参列する?香典や服装のマナー、参列基準を解説

家族葬と言われたら参列する?香典や服装のマナー、参列基準を解説

この記事は2分で読めます

家族葬と言われたら参列する?香典や服装のマナー、参列基準を解説
訃報の際に「家族葬で行います」と言われた場合「参列しても良いのだろうか」「香典や供花はどうすればいいのか」など、悩まれる方は多いのではないでしょうか。
家族葬は少人数で行われるため、参列者の範囲やマナーも一律ではなく、戸惑う場面が出てくることもあります。
この記事では参列するべきか迷う時の判断基準から、服装や香典の扱い、葬儀後の弔問のタイミングまで、家族葬と言われたときの対応について詳しく解説しています。

【目次】

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家族葬とは

家族葬は、親族や親しい友人などの少人数で執り行われる小規模な葬儀形式です。
参列者を限定することで、遺族の参列者への気遣いが減り、ゆっくりと故人を見送ることができるのが特徴です。また一般葬に比べて費用を抑えやすいメリットもあります。
高齢化に伴い、友人関係の参列者が減るケースが多いことも家族葬が選ばれる理由のひとつです。

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家族葬と一般葬の違い

家族葬と一般葬の主な違いは、参列者の範囲です。
家族葬では親族や親しい友人を中心に10~30人程度で行われることが多いです。一方で一般葬では会社関係者や近所の人なども参列するため、数十人~数百人規模になることもあります。

一般葬の場合、遺族は参列者への挨拶などの対応が必要になり、ゆっくりと故人とのお別れの時間がとれないことがあります。家族葬であれば身内だけの小規模な葬儀になるため、参列者への対応に追われることなく、ゆっくりと故人とのお別れをすることができます。

家族葬が増えている理由

家族葬が増えている理由には、高齢化や葬儀に関する価値観の変化によるものがあります。

高齢により友人や知人との付き合いが少なくなるケースが増え、また退職後長年経ってから亡くなり会社関係の付き合いも少なくなっていることから、そもそも呼ぶ参列者があまりいないというケースもあるでしょう。
また以前は、社会的な儀式として伝統やしきたりとして葬儀を行っていたところから、「親しい人だけでゆっくり送りたい」と考える方が増えてきたことも家族葬が増えた理由としてあげられます。一般葬の場合多額の費用が掛かり、その負担を軽減したいという不況による経済的な理由も一つです。
ここ10年ほどで増え始めていた家族葬ですが、コロナ禍にさらに増加しました。その後も葬儀の小規模化の波は現在も続いています。

家族葬に参列する範囲

家族葬に参列する範囲は、喪主や遺族の意向によって決まるため、明確なルールはありません。
一般的には2親等以内の親族(両親、子供、孫、兄弟姉妹)を中心に行われることが多いです。また故人と特に親しかった友人や、日頃からお世話になっていた近所の人、介護施設の方などを招く場合もあります。

一方で会社の同僚や取引先など、仕事関係の人を招くことは稀です。ただし故人と特別に親交が深かった場合は参列をお願いするケースもあります。

家族葬への参列は迷惑?参列するかの判断基準

家族葬では参列するかどうかを決める際、基本的には遺族からの案内の内容が判断材料になります。
勝手に参加すると遺族に負担をかけてしまうこともあるため、確認をしましょう。

親族の場合

親族は、通常2親等まで(両親、子供、兄弟姉妹など)を中心に参列するケースが多いです。
もし遠い親戚の場合、訃報を受けた際に葬儀の日程や場所を案内された場合には、参列しましょう。
親戚でも「同居家族だけで行う」と言われた場合には参列を控えます。
遺族から直接案内を受けずに、伝え聞いた場合には遺族に念のため確認することをオススメします。基本的には直接案内がない場合には参列を控えてほしいという意図がある場合が多いです。

友人・知人の場合

基本的には、遺族から案内がなければ参列を控えるのがマナーです。親しい間柄であったとしても、勝手に参加することで遺族に気を使わせてしまう可能性があります。どうしても参列したい場合には遺族に確認しましょう。
反対に「お越しください」と案内を受けた際には、できるだけスケジュールを調整して参列しましょう。

参列する目安

参列するか否かは「遺族から葬儀の場所や日時を知らされたか」が一つの目安になります。
参列の案内が届いた場合には、できるだけ日程を調整して参列するようにしましょう。
もし参列できない場合には、速やかに遺族に連絡を入れて香典や供花を準備します。
家族葬の場合、香典や供花の受け取りを辞退している場合も多いため、送る前に遺族に確認しましょう。

参列すべきでない場合

訃報の連絡を受けた際に「近親者のみで執り行います」などと明確に案内された場合には参列しないのがマナーです。
また明確に言われなくても、葬儀の日時や場所を聞かされなかった場合には参列を辞退してほしいという意図がある可能性が高いため、参列は控えましょう。情報を人に伝えるのも避けます。
もし人づてに葬儀の情報を聞いたとしても、勝手に参列しない方が無難です。

家族葬と言われたときの香典・供花マナー

家族葬では香典や供花を送る前に遺族の意向を確認することが重要です。
遺族側から「香典辞退」や「供花不要」の案内がある場合は、無理に贈らないのがマナーとされています。

香典が必要か

参列する際、基本的には香典を持参します。
しかし家族葬では、遺族が香典を辞退するケースが多く見られます。香典辞退の旨を先に知らされていた場合には持参する必要はありません。
もし当日香典辞退を申し出られた場合には、無理に渡さずに持ち帰ります。

参列しない場合には、葬儀後の弔問の際に持参する、郵送するという方法もあります。
郵送する際には必ず現金書留を利用します。お悔やみの手紙を同封すると丁寧です。

香典の金額の目安は一般葬と変わりません。友人の場合は5,000~10,000円、親族では10,000~30,000円程度が多いです。

供花・供物・弔電は送っていいか

供花や弔電も、家族葬では事前に遺族の意向を確認することが重要です。

遺族に確認しずらい場合には、葬儀を担当する葬儀社に連絡をして「●●家に供花/供物/弔電を送りたいのですが、辞退はされていませんか?」と聞くのが一番正確です。
供花や供物に関してはその場で発注の手続き方法を案内してもらうことができるでしょう。

辞退の旨の連絡があったり葬儀社から辞退の旨を聞いた場合には、無理に送ってはいけません。

送る場合には開始の2~3時間前には葬儀場に届くように手配します。

家族葬のに参列するときの服装やマナー

家族葬に参列する際の服装やマナーについてご紹介します。

家族葬の服装

家族葬に参列する際には「準喪服」や「略礼服」を着用します。
正喪服は喪主に近い遺族が着用するものです。家族葬の場合、格式張らないことが多いため比較的服装のマナーは厳しくありませんが、落ち着いた服装を心がけましょう。

男性は黒いスーツ、白無地のワイシャツ、無地のネクタイを着用します。家族葬の場合は黒や濃紺のビジネススーツでも無地であれば問題ないとされています。薄いストライプ程度であれば許容される場合もありますが、無地の方が無難です。
女性は黒のアンサンブルやワンピース、パンツスーツで、髪が長い場合には低い位置で一つにまとめましょう。アクセサリーは結婚指輪と真珠のネックレス程度に留めるのが適切です。

学生の場合は学校の制服が正式な服装です。制服がない場合には黒を基調とした落ち着いた服を用意しましょう。

参列時に気を付けるべきマナー

参列時は短く丁寧な言葉でお悔やみを伝えるのが基本です。長話や大声での会話は避けましょう。
また「重ね重ね」や「ますます」といった忌み言葉は避けます。

葬儀では受付で「お悔やみ申し上げます。」という言葉とともに香典を渡すのが一般的ですが、家族葬で香典を受け付けていない場合、受付が設置されていない場合も少なくありません。
その場合には、遺族に直接お悔やみの言葉を伝えます。

安置中の弔問の注意点

葬儀に参列しない場合、葬儀前までの間故人が安置されているところに弔問に行く場合もあります。

安置中の弔問は遺族の許可をもらう

遺体が安置されている間に弔問を希望する場合、まず遺族に連絡を入れ、訪問の許可を得ることが必須です。遺族の同意がないまま突然訪れることは避けましょう。

安置中の弔問時のマナー

安置中の弔問では「準備していた」という誤解を避けるために香典は持って行かない方がいいとされてます。
面会時には、故人の顔にかかる白布は遺族が外すまで自分で触れないようにします。遺族は葬儀の準備で忙しくしている可能性が高いため長居は避けましょう。
死因を尋ねるのはマナー違反です。

服装は喪服でなく、略喪服または地味な色の服装が適切です。

葬儀後の弔問の注意点

家族葬に参列しなかった場合、葬儀後に弔問することがあります。弔問するタイミングや服装、挨拶の仕方などのマナーを守ることで、遺族に余計な負担をかけずに弔意を示すことができます。

弔問のタイミング

葬儀後の弔問は、葬儀が終わってから1週間から四十九日までの間に行うのが一般的です。葬儀直後は遺族が忙しく、気持ちの整理がつかない場合もあるためです。
訪問する際には事前に遺族に連絡し、遺族の都合に合わせて日時を調整しましょう。突然の訪問はマナー違反です。
また家族葬で葬儀を行った場合、葬儀後の弔問に関しても遠慮している場合があります。遺族から「遠慮してほしい」「忙しいので……」などと断られた場合には、その意向に従いましょう。
無理に押しかけるのは遺族に負担を掛けてしまう行為です。

弔問時のマナー

弔問時には派手な服装を避け、落ち着いた色の服装で訪問します。遺族が普段の生活に戻りつつある時期を考慮して喪服は避けます。
また訪問時には玄関先で「このたびはご愁傷様でした」「お悔やみ申し上げます」といった短いお悔やみの言葉を伝えます。
お線香をあげたい場合、遺族からの申し出があれば応じ、無理に申し出るのは避けましょう。

訪問の際は香典や供物を持参することが多いですが、あまり豪華なものは避け、菓子や花など控えめなものにしましょう。
長居をしたり死因について深く聞いたりするのはマナー違反です。

まとめ

家族葬は、近しい家族や親しい友人を中心に少人数で執り行う形式です。参列者の範囲、費用、服装、香典や供花などのマナーについても、一般葬とは異なる点があるため戸惑うこともあるでしょう。
基本的には遺族の意向や案内に従うことが大切です。

もし遺族に直接聞きにくい場合には、周囲の人や葬儀社に確認すると安心です。

よくある質問

Q

家族葬に参列するべきかどうか迷ったときの判断基準は何ですか?

参列するかどうかは、遺族からの案内があったかが重要な判断基準です。案内を受けた場合は、できるだけ参加するのが適切です。案内がなければ、香典や弔電を送るなど他の方法で弔意を伝えましょう。その際にも遺族が辞退していないか確認しましょう。

Q

家族葬では香典を持参した方が良いですか?

香典の有無は遺族の意向に従いましょう。家族葬では「香典辞退」と案内されることも多いため、その場合は無理に渡す必要はありません。持参する場合は、友人なら5,000~10,000円、親族なら10,000~30,000円が目安です。辞退の案内がある場合、他の方法でお悔やみを伝えると良いでしょう。

Q

家族葬に参列する際の適切な服装は何ですか?

家族葬では「準喪服」や「略礼服」が適切です。男性は黒いスーツに白いシャツ、女性は黒いワンピースやアンサンブルを選びましょう。学生は学校の制服が正式な服装です。

Q

葬儀後に弔問する際のマナーは?

葬儀後の弔問では、事前に遺族に連絡を入れて訪問の許可をもらいましょう。訪問時の服装は落ち着いた色のスーツやワンピースが適しています。香典や供物を持参することもありますが、遺族に負担をかけないよう控えめなものを選びます。長居は避け、簡潔にお悔やみの言葉を伝えるのがマナーです。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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