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「悼む」「弔う」「偲ぶ」の意味と違い|場面ごとの例文や使い分けをご紹介

「悼む」「弔う」「偲ぶ」の意味と違い|場面ごとの例文や使い分けをご紹介

この記事は2分で読めます

「悼む」「弔う」「偲ぶ」の意味と違い|場面ごとの例文や使い分けをご紹介
葬儀や法事などの場面で「悼む」「弔う」「偲ぶ」など故人に対する気持ちを表す言葉が使われます。
しかしそれぞれの言葉がどのように異なり、どの場面でどれを使ったらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では「悼む」「弔う」「偲ぶ」の意味と使い方、また状況に応じたお悔やみの言葉の伝え方を具体例を交えて解説します。

【目次】

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「悼む」「弔う」「偲ぶ」の使い分け

「悼む」「弔う」「偲ぶ」の使い分け
「悼む」「弔う」「偲ぶ」は、いずれも故人への想いを表現する言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いがあります。

悼む(いたむ)弔う(とむらう)偲ぶ(しのぶ)
意味死への悲しみと嘆き故人の哀悼と供養故人を懐かしく思い出す
使う時期訃報を聞いた直後・葬儀
・告別式
・通夜 ・偲ぶ会
・葬儀後
・法要
よく使う表現「心から悼みます」
「深く悼んでおります」
「謹んで弔います」
「故人を弔う」
「故人を偲んで」
「在りし日を偲ぶ」


「悼む」:死に対する悲しみと嘆きを表し、感情を表す言葉です。追悼式や悼辞などで使われます。
「弔う」:葬儀や法要といった儀式を通じて、死者の霊を慰める行為を指します。公式な場で使用されるのが一般的です。
「偲ぶ」:故人との思い出を懐かしむニュアンスが強い言葉です。故人だけでなく過去の出来事や人柄にも使えます。偲ぶ会など、自由な形式での集まりで使われる場合が多いです。


「悼む」は悲しみの感情、「弔う」は儀式としての供養、「偲ぶ」は追憶と懐かしさを表すのが一般的です。

葬儀の場面別 正しい言葉の選び方ガイド

「悼む」「偲ぶ」「弔う」は、葬儀の場面に応じて適切な言葉を使用する必要があります。
以下に、場面別で使用する正しい言葉の選び方ガイドをまとめたため、迷った場合はチェックしましょう。

【訃報を受けた時】
◆ 使う言葉:「悼む」
✓ 例:「突然の訃報に接し、心から悼んでおります」
✓ ポイント:故人への悲しみの気持ちを表現

【お通夜(1〜2日後)】
◆ 使う言葉:「偲ぶ」
✓ 例:「故人を偲び、お参りさせていただきました」
✓ ポイント:故人の思い出を大切にする気持ちを表現

【告別式(2〜3日後)】
◆ 使う言葉:「弔う」
✓ 例:「謹んで故人を弔わせていただきます」
✓ ポイント:正式な儀式での追悼の意を表現

【火葬・収骨】
◆ 使う言葉:「弔う」
✓ 例:「最後のお別れとして弔わせていただきました」
✓ ポイント:儀式的な場面での使用

【初七日法要(7日後)】
◆ 使う言葉:「偲ぶ」「悼む」
✓ 例:「故人を偲びながら、ご冥福をお祈りします」
✓ ポイント:思い出を振り返る場面

【四十九日法要(49日後)】
◆ 使う言葉:「偲ぶ」「悼む」
✓ 例:「故人を偲び、在りし日の姿を思い出しております」
✓ ポイント:故人を懐かしむ気持ちを表現

【一周忌以降の法要】
◆ 使う言葉:「偲ぶ」
✓ 例:「一年が経ち、改めて故人を偲んでおります」
✓ ポイント:時間が経過した後の追悼


上記は一般的な使い分けの例です。宗教や地域によって異なる場合があるため、状況にあわせて適切な言葉を選択できるといいでしょう。

「悼む」とは?

「悼む」という言葉は、死に対する深い悲しみや嘆きを表現する言葉です。

「悼む」の意味・読み方

「悼む」は「いたむ」と読みます。誰かの死を悲しみ、その人の死を心から嘆く感情の表現です。
類義語に「哀悼」や「追悼」があり、これらは「悼む」という感情を表すと同時に、その感情を伝える形式的な場面でも使用されます。

「悼む」の使い方・例文

「悼む」は死に対して嘆く気持ちを表す際に使用します。

「友人の死を悼む」
「不慮の事故で急逝した彼を悼む声が多く聞かれた」

英語では「mourn」や「grieve」という表現が適切です。

「悼む」行為の具体例

悼む行為は追悼式や葬儀の場面で多く見られます。
追悼式では、故人を思い出し、出席者同士でその人の思い出を分かち合います。個人レベルでは、心の中で亡くなった人を思い出し、感謝の気持ちや未練を心に留めることも一つの悼む行為です。また手紙や弔電を通じて遺族に哀悼の意を表すことも重要な行為の一つです。

「弔う」とは?

「弔う」とは?
「弔う(とむらう)」とは、亡くなった人を悼み、その冥福を祈るための行為を指します。「とぶらう」という読み方から派生しています。

「弔う」の意味

「弔う」は亡くなった方への哀悼と供養の双方を表しており、葬儀などの公式な場面でよく使われます。
また講義では亡くなった人だけでなく、その遺族を慰めるという意味も含まれています。

「弔う」の使い方・例文

「弔う」という言葉は、葬儀や供養の儀式のほか、個人の心の中で亡くなった人を想う場面でも用いられます。

「戦没者を弔うために記念碑が建てられた」
「四十九日法要を通して故人の霊を弔う」
「祖母の命日に墓前で静かに彼女を弔う」

「弔う」行為の具体例

具体的な弔いの行為としては、葬儀、法要、命日の供養などがあります。
仏教では四十九日法要などが一般的で、故人が成仏することを願う儀式です。キリスト教では追悼ミサが行われることが多く、他の宗教でもそれぞれの教えに基づく弔いが行われます。
また個人として故人の墓参りや献花をする行為も弔いに含まれます。

「偲ぶ(しのぶ)」とは?

「偲ぶ(しのぶ)」とは?
「偲ぶ(しのぶ)」とは、故人や過去の出来事を懐かしく思い出す行為を指します。

「偲ぶ」の意味

「偲ぶ(しのぶ)」は、過去の人や出来事を懐かしく思い出す意味を持ちます。
故人を偲ぶとは、その人自身のことやその人との思い出を振り返ることです。
故人に限らず、遠く離れた場所や昔の経験にも使われます。
また「偲ぶ」は過去を振り返るだけでなく、その人への思いを新たにし、他人と共有する機会にもなります。偲ぶ会では、故人の好きだった音楽や趣味を取り入れることが多いです。

「偲ぶ」の使い方・例文

「偲ぶ」は、公式・非公式を問わずさまざまな場面で使われます。以下のような使い方が一般的です。

故人への敬意:「私たちは、祖父を偲びながら感謝の念を伝えました」
過去の出来事の追憶:「戦後の苦労を偲ぶ記録が博物館に残されています」
遠く離れた人への想い:「遠くにいる友を偲び、手紙を書いた」

「偲ぶ」行為の具体例

「偲ぶ」行為に代表されるのが「偲ぶ会」の開催です。
葬儀後、友人や知人が集まり、故人との思い出を語り合う場として開かれることが一般的です。最近では、オンラインでの追悼サイトを通じて写真やメッセージを共有するケースも増えています。
また記念碑などを設置するのも偲ぶ行為の一つです。

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類義語「追悼」「鎮魂」とは

似た言葉に「追悼」「鎮魂」という表現もあります。

「鎮魂」の意味と使い方

「鎮魂」は死者の魂を慰め、安らかに眠ることを祈る行為を指します。主に宗教的な儀式や霊を静める目的で行われます。

お悔やみの言葉の伝え方

お悔やみの言葉の伝え方
悼む気持ちや弔う気持ちなどを伝えるお悔やみの言葉についての注意点や例文をご紹介します。

お悔やみの言葉を伝える際の注意点

お悔やみの言葉を伝える際には次の点に注意しましょう。

忌み言葉の使用を避ける
不幸を繰り返すような印象を与える「たびたび」や「ますます」などの重ね言葉は避けましょう。また「死去」「死亡」といった直接的な表現も控え、「ご逝去」や「ご生前」といった言い回しにすることが適切です。

安易な励ましは控える
遺族に「頑張ってください」などの安易な励ましの言葉をかけるのは、プレッシャーを与える可能性があるため避けた方が良いでしょう。「無理をせずにお過ごしください」という言葉がより適しています。

宗教に配慮した表現を使う
宗教ごとにふさわしい表現が異なります。たとえば、仏教では「ご冥福をお祈りします」が一般的ですが、仏教以外、仏教でも浄土真宗では不適切です。
どの宗教宗派でも使える「お悔やみ申し上げます」という言葉を使うのが無難でしょう。

お悔やみの言葉の例文

お悔やみの言葉を伝える際には次のような表現をするのが一般的です。

「このたびは、誠にご愁傷様でございます。お祖父様には生前、大変お世話になり、心より感謝申し上げます。突然の訃報に驚いており、ただただ残念でなりません。どうかご家族の皆様、ご無理をなさらずお過ごしください。」
「このたびのご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。まさかこのようなことになるとは思わず、言葉もありません。」
「この度は、ご家族の皆様にとっても辛いことと存じます。もし何かお手伝いできることがございましたら、遠慮なくお申し付けください。私にできることは何でもさせていただきたいと思っております」
「このたびの訃報を伺い、ただただ驚いております。心からお悔やみ申し上げます。お父様には何度も温かく接していただき、本当に感謝しています。ご家族の皆様どうぞ無理をなされないようご自愛くださいませ。」

まとめ

「悼む」「弔う」「偲ぶ」の3つの言葉には、いずれも故人を想う心が込められていますが、それぞれ異なるニュアンスと用途があります。
厳密に使い分ける必要がある場面は多くありませんが、それぞれの場面で相応しい表現を選びましょう。
言葉の意味と正しい使い方を理解し、葬儀や法事といった場面での対応に役立てていただければ幸いです。

よくある質問

Q

「悼む」と「弔う」の違いは何ですか?

「悼む」は、故人の死を悲しむ感情を示す言葉で、主に追悼式や悼辞で使用されます。「弔う」は、葬儀や法要を通じて霊を慰め、供養する行為を指します。感情を伝えるのが「悼む」、儀式としての行為が「弔う」です。

Q

「偲ぶ」という言葉はどのように使いますか?

「偲ぶ」は、故人や過去の出来事を懐かしく思い出し、その人への感謝や敬意を表す言葉です。「祖父を偲んで命日に集まる」「遠い友を偲んで手紙を書く」などのように、公式な場面や個人の思いを表現する際に使われます。

Q

お悔やみの言葉を伝える際の注意点は何ですか?

忌み言葉(「たびたび」「ますます」など)や「死去」といった直接的な言葉は避け、「ご逝去」など柔らかい表現を使いましょう。また、「頑張ってください」のような励ましの言葉は遺族に負担をかけるため、「どうか無理をなさらずお過ごしください」とするのが適切です。

Q

遠方からのお悔やみの言葉はどう伝えればよいですか?

遠方にいる場合、メールや電話でお悔やみを伝えることも適切です。「ご逝去を伺い、心からお悔やみ申し上げます。直接お伺いできず申し訳ありませんが、後日改めてご挨拶させていただきます」といった表現で、誠意を示しましょう。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
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株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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