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納棺式の服装やマナーについて解説|かかる費用や時間は?

納棺式の服装やマナーについて解説|かかる費用や時間は?

この記事は2分で読めます

納棺式の服装やマナーについて解説|かかる費用や時間は?
初めての納棺式を迎えるとき、多くの人が「何を準備すればいいの?」「どんな流れなの?」といった疑問や不安を抱えるものです。特にマナーや手順が分からないと、親族や周りの人に迷惑をかけてしまわないか心配になるでしょう。

この記事では、納棺式の基本的な流れから準備、必要なマナーや服装、費用の目安まで網羅的に解説します。また、納棺式が行われる場所や宗教ごとの違いについても詳しく触れます。
故人との最後のお別れを悔いなく迎えられるよう、ぜひ最後までご覧ください。

【目次】

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納棺式とは?流れや準備の基本をわかりやすく解説

ここではまず納棺式の基本情報を解説します。

納棺式とは?

納棺式は、故人を棺に納める儀式です。故人の体を清め、死装束を着せ、副葬品を一緒に納めます。
故人が安らかに旅立てるよう願いを込めて行われるものです。
また遺族としても直に故人の身体や顔に触れられる最後の機会となります。

納棺式を行う目的

納棺式の主な目的は、故人を清め、旅立ちの準備を整えることです。遺族が故人と向き合い、感謝の気持ちを伝える場でもあります。

納棺式を行うタイミング

納棺式は、一般的に通夜や葬儀の前に行われます。
亡くなってからすぐ行われることもあれば、通夜の直前に行うこともあります。地域や宗教によってもその具体的なタイミングは異なります。

湯灌とは?

納棺の際に遺族の希望などにより「湯灌」が行われることもあります。
湯灌(ゆかん)は、故人の体を清める儀式です。温かいお湯で湯舟やシャワーを使って体を洗い清めます。

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旅支度とは

旅支度とは、故人があの世への旅路に出るための準備を指します。死装束を着せ、頭陀袋(ずだぶくろ)や杖などを持たせます。
宗派によって持たせる持ち物に微妙な違いがあります。
以前は白の死装束を着せることが一般的でしたが、最近では故人が生前好んで着ていた服などで納棺することもあります。

家族葬でも納棺式は行う?

納棺式は家族だけで行われるため一般葬の場合、この時間が家族がゆっくり故人とお別れできるタイミングになります。
一般会葬者がいない家族葬の場合、他のタイミングでもゆっくりお別れができるから、と納棺式は必要ないと考える方もいます。
しかし納棺式は故人の死を受け入れるための大切な時間です。そのため家族葬でも納棺式をしっかりと行うことをオススメします。

納棺式を行う場所

納棺式を行う場所
納棺式を行う場所は、主に自宅、安置室、斎場です。

自宅

自宅での納棺式は、故人が生前過ごした場所で行うため、家族にとって心の整理がしやすいという利点があります。自宅の座敷や仏間など、適切なスペースを確保し、葬儀社と相談して準備を進めます。ただし、スペースや設備の制約がある場合もあるため、事前に確認が必要です。

安置室

専用の安置室では、適切な温度管理や衛生管理が行われており、安心して納棺式を執り行うことができます。
スペースの問題などで自宅で行うことができない場合に利用します。

斎場

斎場での納棺式は通夜や葬儀を同じ場所で行うため、移動の手間が省けるという利点があります。斎場には、納棺式専用の部屋や設備が整っている場合もあるので安心です。
使用量がかかる場合もあるので事前に確認しておきましょう。

納棺式の具体的な流れと手順

納棺式の具体的な流れと手順
納棺式の具体的な手順を順を追って説明します。

末期の水

まず故人の唇を水で潤す「末期の水」を行います。家族が順番に水を含ませたガーゼや綿で唇を湿らせます。
水が使われるのが一般的ですが、故人が好きだったお酒などで行うこともあります。

湯灌

遺族の希望があれば故人の体を清める「湯灌」を行います。温かいお湯で体を洗い清め、清潔な状態で旅立てるようにします。専門のスタッフが行うことが多いですが、家族が参加することも可能です。

旅支度

故人に死装束を着せる「旅支度」を行います。白い衣装や経帷子(きょうかたびら)を着せ、頭陀袋(ずだぶくろ)や杖などを持たせます。
故人があの世への旅路を無事に進めるようにとの願いが込められています。

死化粧

故人の顔に化粧を施す「死化粧」を行います。生前の面影を残し、安らかな表情で旅立てるようにします。専門のスタッフが行うことが多いですが、家族が希望すれば一緒に行うこともできます。

納棺

準備が整ったら、故人を棺に納める「納棺」を行います。家族や親族が協力して、故人を丁寧に棺に収めます。

副葬品を納める

納棺の際、故人の愛用品や思い出の品を副葬品として棺に納めます。ただし火葬の際に燃えにくいものや爆発の危険があるものは避ける必要があります。具体的には、ガラス製品や金属製品、スプレー缶などです。
副葬品を選ぶ際には入れてはいけないものがないか葬儀社に相談しましょう。

棺に入れてはいけないもの
・金属製品: 腕時計、アクセサリー、メガネなど。
・ガラス製品: 写真立て、ガラスの置物など。
・プラスチック製品: おもちゃ、CD、DVDなど。
・スプレー缶やライター: 爆発の危険があるため厳禁です。
・果物や食べ物: 水分が多く、燃え残る可能性があります。

蓋を閉じる

最後に蓋を閉じます。蓋を閉じたら合掌をして納棺式は終了です。

納棺式に必要な時間と費用の目安

納棺式に必要な時間と費用の目安
納棺式を行う際、所要時間や費用が気になる方も多いでしょう。ここでは納棺式にかかる平均的な時間や費用の目安を解説します。

所要時間の目安

納棺式にかかる時間は、一般的に30分から1時間程度です。
湯灌や死化粧などの工程を含める場合や、家族がゆっくりとお別れの時間を取りたい場合は、1時間半から2時間程度かかることもあります。

費用の目安

納棺式にかかる費用は、湯灌や死化粧、納棺の手数料などを含めて、約5万円から10万円が一般的な相場です。
葬儀社によっては葬儀プランに含まれている場合もあるので確認しておきましょう。

費用を抑えるには自宅で納棺式を行うことを検討しましょう。
安置室や斎場のスペースを使用すると、施設使用料がかかる場合があります。

納棺式の服装とマナー

納棺式の服装とマナー
納棺式は、故人との最後のお別れの場です。適切な服装とマナーを守ることで、故人への敬意を表せます。
ここでは、納棺式にふさわしい服装や、守るべきマナーについて詳しく解説します。

納棺式の服装

納棺式では一般的に、喪服や準喪服が望ましいとされています。ただし自宅で行う場合や、家族のみでの納棺式では、地味な平服でも問題ないとされています。具体的には、以下の点に注意してください。

男性の場合: 黒や濃紺のスーツに白いシャツ、黒のネクタイを着用します。靴や靴下も黒で統一し、派手な装飾は避けましょう。

女性の場合: 黒や濃紺のワンピースやスーツを選びます。スカートの丈は膝下とし、肌の露出を控えます。ストッキングは黒を選び、アクセサリーは控えめにします。

子どもの場合: 学生であれば制服を着用し、小さな子どもは地味な色合いの服装を選びます。


基本的に肌の露出を控え、派手なアクセサリーや装飾は外すのがマナーです。

納棺式のマナー

納棺式では次のようなマナーに気を付けましょう。

静かに見守る: 納棺式は厳粛な場です。私語を控え、静かに故人との別れの時間を過ごしましょう。

携帯電話のマナー: 携帯電話は電源を切るか、マナーモードに設定します。着信音や操作音が鳴らないように注意しましょう。

身内以外は参加しない:肌を露出する可能性があることから納棺式には基本的に身内以外は参加しません。家族から参加を求められた時以外は勝手に参加しないようにしましょう。

宗教による納棺式の違い

宗教による納棺式の違い
納棺式の手順や儀式は、宗教や宗派によって少し異なります。

神道

神道でも基本的な流れは仏教と変わりませんが、旅支度で着用するものなどに違いがあります。
男性は白丁、烏帽子を身に付け、杓を持ちます。
助成は白の小袿を着て、扇を持ちます。
また棺に紙垂を下げた注連縄をまくのが一般的です。

キリスト教

キリスト教の場合、カトリックであれば神父、プロテスタントの場合は牧師の立ち合いのもとに行われます。十字架やロザリオを持たせることがあります。
棺に聖水を注ぐこともあり、棺を閉じた後にカトリックでは十字架を載せます。

納棺式の後の流れ

納棺式が終わった後には、通夜があります。
通夜を行う場所以外で納棺式をした場合には、移動します。通夜よりも前の日付に納棺式を行う場合もあるため、移動がいつになるかは葬儀社とすり合わせをしておきましょう。
通夜を行ったら翌日に葬儀・告別式、火葬という流れが一般的です。地域によって火葬を先に行う場合もあります。

まとめ

納棺式は、故人との最後のお別れの場であり、故人が安らかに旅立てるように準備をする儀式です。
この記事では、納棺式の基本的な流れや準備、場所、必要な費用、服装とマナー、副葬品の選び方、宗教ごとの違いについて解説しました。
特に初めて納棺式を迎える方にとって、この記事が不安を解消し、スムーズに準備を進める助けとなれば幸いです。

よくある質問

Q

納棺式で適切な服装は何ですか?

納棺式では喪服や準喪服が一般的です。男性は黒や濃紺のスーツに白いシャツと黒いネクタイ、女性は黒や濃紺のワンピースやスーツが望ましいです。肌の露出を控え、アクセサリーは最小限にしましょう。自宅での納棺式の場合は地味な平服でも問題ありません。子どもは制服や地味な服装を選ぶと良いです。

Q

納棺式のマナーにはどのようなものがありますか?

納棺式では静かに見守り、私語を控えることが大切です。携帯電話は電源を切るかマナーモードに設定しましょう。副葬品を納める際には火葬で燃えないものや危険物を避けます。基本的に身内のみで行われるため、親族以外は参加しないのがマナーです。

Q

納棺式にかかる費用の目安はどれくらいですか?

納棺式の費用は湯灌や死化粧、納棺の手数料を含めて5万円から10万円程度が一般的です。内容や葬儀社によって費用は異なるため、事前に見積もりを確認しましょう。施設を利用する場合は追加費用が発生することがあります。費用を抑えるには自宅で行うことも検討できます。

Q

納棺式ではどのような副葬品を選ぶべきですか?

副葬品には故人の愛用品や思い出の品を選びましょう。ただし、火葬時に燃えないものや危険物(例: 金属製品、ガラス製品、スプレー缶)は避ける必要があります。例えば、写真、手紙、布製品などは問題なく納められます。選ぶ際は葬儀社と相談すると安心です。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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