葬儀の口コミロゴ

評判の良い葬儀社に
依頼できる口コミサイト

閲覧履歴

閲覧履歴

メニュー

葬儀の口コミ
葬儀社を探す
葬儀の情報
2025年「年賀状じまい」が主流に。簡略化する日本の年賀状文化。6割以上が年賀状を出さない理由とは

2025年「年賀状じまい」が主流に。簡略化する日本の年賀状文化。6割以上が年賀状を出さない理由とは

この記事は2分で読めます

2025年「年賀状じまい」が主流に。簡略化する日本の年賀状文化。6割以上が年賀状を出さない理由とは
新年の挨拶はLINEが最多、新年の挨拶はデジタル化が加速。形式ばった年賀状離れが明らかに。

2000年代頃までは、年賀はがきや暑中見舞い、喪中はがきなど、季節の挨拶やマナーとしてはがきを送る慣習がありました。
近年では、デジタル化の進展とともにはがきを利用する方も少なくなっています。

では、2025年の新年のあいさつとして年賀状をはがきで出す予定の方はどのくらいいるのでしょうか。
また、喪中はがきなどに関してはどのようにしているのでしょう。

そこで今回、『葬儀の口コミ』(https://soogi.jp)を運営する株式会社ディライト(https://delight.co.jp/)は、20~70代の男女を対象に、「年賀状と喪中はがきの文化」に関する調査を行いました。

【目次】

相談できるお葬式

powered by Delight Ad

年賀状と喪中はがきの文化に関する調査結果トピックス

・2025年、新年のあいさつとして年賀状を出さない人は約6割
・年賀状を出さない理由は約8割が「年賀状じまい」
・新年のあいさつ手段はLINEやメール。特にあいさつを行わない方も約4割以上
・約7割が喪中はがきを「出さない」と回答、年賀状を出さない割合よりも多い結果に
・文化が簡略化していくことに賛成は約8割。理由は「手間の軽減」が最多に
・約2割は反対と回答。伝統が失われることや人間関係の希薄化を懸念する声が明らかに

2025年の年賀状を出さない予定の方は約6割

2025年の年賀状を出さない予定の方は約6割
はじめに、「2025年、新年のあいさつとして年賀状をはがきで出す予定ですか?」と質問したところ、約6割の方が『出さない(62.6%)』と回答し、年賀状を出さない人が多数派であることが明らかになりました。

それでは、年賀状以外でどのような手段で新年の挨拶を検討しているのでしょうか?

2025年は年賀状を『出さない』と回答した方に「年賀状を出す代わりに、どんな手段で新年のあいさつを行う予定ですか?(複数選択可)」と質問したところ、『LINE(46.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『特に行わない(44.0%)』『メール(15.0%)』となりました。

新年の挨拶がデジタル化・簡略化され、特にテキストベースの手段が主流となりつつあることがうかがえます。

さらに、特に行わないと回答した方も次いで多くなっており、形式的な挨拶への価値観の変化により、新年の挨拶を行う文化そのものが必須とは見なされなくなりつつあるようです。

従来、年賀状を出さない理由としては「喪中」が主だったものの、時代の流れの中で「年賀状じまい」を行う方も増えています。
では、年賀状じまいをするのには、どういった理由が多いのでしょうか。

年賀状じまいをしている・検討している人が8割以上

年賀状じまいをしている・検討している人が8割以上
「出さない理由として、当てはまるものを教えてください」と質問したところ、『「年賀状じまい」を既にしている(64.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『今年から「年賀状じまい」を検討している(14.7%)』『喪中(12.1%)』となりました。
※年賀状じまい:年賀状(年賀はがき)を出すのをやめること

既に6割以上が年賀状じまいを行っており、さらに今年から「年賀状じまい」を検討している方も一定数いるようです。

続いて「年賀状じまいの選択理由を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『手間の軽減(43.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『メールやSNSなど電子的な手段で十分(42.7%)』『人間関係の整理(20.6%)』となりました。

手間の軽減と回答した方が最も多く、経済的理由よりも電子的手段の活用や人間関係の整理が上位にくる結果となりました。
年賀状を出さない背景としては、新年の挨拶文化の希薄化に加え、経済的負担の軽減よりも手軽さを重視する現代的な価値観が考えられます。


さらに、限られた時間を効率的に使いたいという現代社会の忙しさや、デジタルツールの利便性が、伝統的な年賀状文化を大きく変容させていると考えられます。

関連記事

年賀状じまい(終活年賀状)とは?失礼なく年賀状を終わらせる方法と例文・テンプレート集

年賀状じまい(終活年賀状)とは?失礼なく年賀状を終わらせる方法と例文・テンプレート集

「喪中はがきを出していない」と回答した方は7割以上

「喪中はがきを出していない」と回答した方は7割以上
年賀状じまいをしても、年賀状が届くこともある中でどういった対応をしている方が多いのでしょうか。

「年賀状じまいはどの程度しましたか?」と質問したところ、『全く送っていない(65.7%)』『受け取った人への返信のみ(21.6%)』『ごく一部の親しい人のみに送っている(4.2%)』『関係が希薄になった人だけ送らなくなった(8.5%)』という回答結果になりました。

年賀状を全く送っていない層が過半数を超え、慣習としての年賀状離れが進行していることが明らかになりました。
同様に年末年始のはがき文化の一つである、喪中はがきについてもうかがいました。

「喪中はがきに関してはどうしていますか?」と質問したところ、約7割の方が『出していない・出さない(73.6%)』と回答しました。

年賀状を出さない方が約6割である一方、喪中はがきを出さない方はさらに多く、7割以上に達しており、喪中はがきの方がより簡略化されていることが示されました。
高齢化に伴い、年賀状と合わせて終活の一環として喪中はがきを簡略化している方も多いようです。

年賀状や喪中はがきの文化の簡略化に約8割の方が「賛成」と回答

年賀状や喪中はがきの文化の簡略化に約8割の方が「賛成」と回答
喪中はがきを出していない、出さないという方が多いことがわかりましたが、どのようにして知人の訃報情報を得ているのでしょうか。

「知人の訃報を知る手段として経験があるものを教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『喪中はがき(63.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『LINE(31.4%)』『電話(28.3%)』となりました。

今までの経験として、喪中はがきが最も多い一方で、LINEや電話といった電子的・直接的な手段も次いで割合を占めており、情報伝達の多様化が進んでいることが示されました。

デジタルツールの普及により、簡略化することへのハードルが低くなり、年賀状だけでなく、喪中はがきの必要性も低くなっているのかもしれません。

このように、年賀状や喪中はがきなどの文化が簡略化していくことについてどう考えられているのでしょうか。

「年賀状や喪中はがきの文化が簡略化していくことをどう考えていますか?」と質問したところ、『とても賛成である(34.9%)』『やや賛成である(46.3%)』『やや反対である(14.8%)』『とても反対である(4.0%)』という回答結果になりました。

簡略化に賛成する方が多い一方で、一定数の反対意見もあり文化への認識が分かれている様子がうかがえます。それぞれ理由をうかがいました。

賛成の理由には『時間や手間の削減』|伝統の消失を危惧する声も

賛成の理由には『時間や手間の削減』|伝統の消失を危惧する声も
「賛成の理由を教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、『時間や手間を省ける(63.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『コストの削減(45.5%)』『面倒な気遣いから解放される(40.2%)』となりました。

一方で、「反対の理由を教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、『日本の伝統が失われる(46.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『人間関係が希薄になる(39.2%)』『心のこもった交流ができない(31.2%)』となりました。

年賀状や喪中はがきの文化の簡略化に対して、約8割の方が賛成しており、その主な理由は時間や手間の節約、コスト削減、面倒な気遣いからの解放といった実用的な側面に集中しています。

一方、反対派は日本の伝統を大事にしたいという想いや、人間関係の充実性を重視しているような情緒的な理由を挙げています。
効率性や利便性を重視する現代の価値観が、伝統的な文化や人間関係のあり方よりも優先される傾向にあることを示唆しています。

まとめ:伝統文化の簡略化を8割が支持する背景には手間や時間の削減、人間関係のかたちの変化

今回の調査から、年賀状や喪中はがきなどの日本の伝統的な慣習に関する実態や考え方が明らかになりました。これらの慣習が簡略化される背景には、主に以下の2つの要因が関わっていると考えられます。

1つ目は時間や手間の負担軽減です。年賀状じまいや簡略化を支持する理由として、時間短縮や手間の削減が最も多く挙げられました。特に年末年始の多忙な時期には、印刷や準備作業が大きな負担となることが背景にあると考えられます。また、SNSやLINEなどのデジタルツールの普及により、特に若年層や現役世代は紙媒体でのやりとりを煩雑と感じる傾向もあるかもしれません。

2つ目は文化や価値観の変化です。「新年のあいさつは特に行わない」という選択肢が上位に見られることから、伝統的な慣習を重要視しない価値観が広がりを見せています。年賀状や喪中はがきは、かつては疎遠になった知人や旧友とのつながりを再確認する手段としての役割を果たしていましたが、現代ではその必要性が薄れており、人間関係の希薄化がみられる結果となりました。「人間関係を整理するために年賀状じまいをした」という意見や、LINEなどを活用した気軽なあいさつが主流になっています。

こういった慣習の簡略化に対し、8割以上の方が賛成だと考えている反面、一定数の方は喪中はがきの簡略化に反対しており、日本の伝統喪失や人間関係の希薄化を懸念しています。しかし、効率性や利便性を重視する現代の価値観が、伝統的な文化や人間関係のあり方よりも優先される傾向にあることを示唆しています。

簡略化が進む一方で、多くの人が何らかの形で新年のあいさつや喪中の知らせを続けていることが分かりました。伝統や慣習は大切にされつつも、時代に合わせて柔軟に変化していくものといえるでしょう。
葬儀の口コミ公式LINEバナー
小さな森の家

powered by Delight Ad

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

X Icon

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

【書籍】
後悔しない葬儀とお墓選び

Amazonランキング 冠婚葬祭・マナー部門1位獲得

Amazonランキング
冠婚葬祭・マナー部門1位獲得

『後悔しない葬儀とお墓選び』

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2025/5/30)

もしもの時に後悔しない選択をするために 葬儀とお墓選びで多くの方が失敗する落とし穴を徹底解説 国内最大手の葬儀社&お墓の口コミサイト 「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」運営社代表による、 損しないために知っておきたい、葬儀・お墓の基礎知識

【インタビュー記事】
「葬儀業界のインフラ企業」を目指して!AI活用で課題を解決するニッチ市場のオンリーワンとは

葬儀社/斎場/火葬場を探す

← ニュース一覧に戻る
葬儀の口コミロゴ

葬儀の口コミ

評判の良い葬儀社が見つかる
口コミサイト

お墓の口コミロゴ

お墓の口コミ

評判の良い霊園お墓が見つかる
口コミサイト

葬儀の口コミロゴ

葬儀の口コミ

評判の良い葬儀社が見つかる口コミサイト

お墓の口コミロゴ

お墓の口コミ

評判の良い霊園・お墓が見つかる口コミサイト

← ニュース一覧に戻る
葬儀の口コミ
葬儀社を探す
葬儀の情報