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遺影を仏壇に飾るのは良くない?タブーや適切な飾り方を解説

遺影を仏壇に飾るのは良くない?タブーや適切な飾り方を解説

この記事は3分で読めます

遺影を仏壇に飾るのは良くない?タブーや適切な飾り方を解説
仏壇に遺影を飾るのは、実はNGとされることがあります。自宅で何気なく飾っている方も、知らずにマナー違反になっているかもしれません。正しく供養するために、なぜNGなのか、どこにどう飾るべきかを事前に確認しておきましょう。
この記事では、遺影を飾る際のタブーや適切な位置を詳しく解説。大切な人をより丁寧に供養するための判断軸をご紹介します。

【目次】

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遺影を仏壇に飾るのはよくない?理由や対処法を解説

遺影を仏壇に飾るのはよくない?理由や対処法を解説
遺影を仏壇に飾るのはよくないと聞きますが、ほんとうでしょうか。
結論から伝えると、遺影を仏壇の上や中に飾るのはよくないです。

ここでは、
・遺影を仏壇に飾ってはいけない理由
・仏壇にかざってしまったときの対処法
この2つについて解説します。

遺影を仏壇に飾ってはいけない理由

仏壇の中は浄土の世界を表し、本尊などの神聖なものが置かれます。
そのため、宗教的な意味を持たない故人の遺影を置くのは不適切です。

同じように、仏壇の上に飾るのも適切ではありません。
仏壇の上では、本尊を見下ろす形になってしまうため、避けるようにしましょう。


仏壇に飾ってしまったときの対処法

仏壇に遺影を飾ってしまった場合の対処法は、主に以下の2つです。

【飾る場所を変更する】
遺影は、仏壇の中や上ではなく、仏壇の隣や棚の上など、本尊よりも下の位置に飾るのが適切です。仏壇に向かって左側(向かって右が上座となるため)に置くとよいとされることもあります。目線の高さや、家族が自然に手を合わせられる場所に飾ると、日常的に故人を偲びやすくなります。

【宗派やお寺に確認する】
どうしても仏壇の中に遺影を置きたい場合は、菩提寺や信仰する宗派の考え方を確認するのが安心です。宗派によっては、本尊に写真を置くことを容認するケースもありますが、厳密に禁じている場合もあります。

仏壇に関するルールやしきたりは、家庭ごとの慣習にも左右されるため、迷ったときは専門家に相談するのが確実です。

遺影を飾る意味

遺影は葬儀などで飾られる故人の生前姿の写真です。
宗教的な意味はなく、必ずしも飾らないといけないものではありません。

しかし多くの方が遺影を飾っているのには、故人を感じられるという心理的な理由が大きいです。

実際に顔を目にすることで、心の中で語りかけたり、思い出を振り返ったりできます。
また遺族にとっては、故人が見守ってくれているかのようで心の安定に繋がることもあるでしょう。

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遺影を飾るのは良くない?

遺影を飾るのは良くない?
遺影を自宅に飾るのは、風水的な問題や縁起が悪いなどの理由で良くないという言う風説がありますが、それは正しくありません。
遺影は亡くなった方を身近に感じられるものなので、飾り方に注意点はあるものの、飾ってはいけないことは決してありません。

遺影を飾ってはいけない場所・注意点・特徴

遺影を飾ってはいけない場所・注意点・特徴
遺影には飾るべきでない場所や、飾る際の注意点があります。
それぞれ詳しく解説します。

仏壇の上や中には飾らない方がいい

仏壇の上や中に遺影を飾るのは避けたほうが良いとされています。
仏壇の中は浄土の世界を表すもので、本尊など神聖なものが置かれています。
その中に宗教的な意味を持たない故人の遺影を置くのは不適切と考えられるためです。

また上に置くのも本尊を見下ろすことになるため、避けるべきとされています。仏壇の真正面も仏壇に手を合わせる際に背を向けることになってしまうため、仏壇の近くに置くときは横など少しずらした位置に置くのが適切です。

キッチンやトイレなど水回りは避けるべき理由

キッチンやトイレなどの水回りに遺影を飾るのは避けましょう。風水的な意味ではなく衛生環境の問題です。

これらの場所は湿気が多く、遺影が劣化しやすい環境です。また衛生的な観点からも、故人への敬意を欠く場所とされています。遺影を長く美しい状態で保つためにも、湿気の少ない場所を選ぶことが大切です。

リビングや寝室などに置く際の注意点

リビングや寝室など、家族が日常的に過ごす場所に遺影を飾る場合は、家族のなかで嫌がる人がいないか確認しましょう。
特にリビングは家族が集まる場所であり、遺影を飾ることで故人を身近に感じることができます。

しかし常に目に入る場所に遺影があると、心理的な負担を感じる方もいるかもしれません。寝室に飾る場合も、故人が見ているようで寝つきに影響するという方もいます。
心理的な負担を感じる人がいないかどうか、確認しましょう。

遺影に関するタブー

遺影に関するタブー
遺影を置く場所に関する特別なタブーはありません。
しかし上記で説明した通り、仏壇の上や中、水回りなどには置かない方がいいとされています。

また遺影が必要なくなった際に処分することもタブーではありません。
自治体のルールに従って一般ごみとして出しても何も問題はないため安心してください。

遺影を飾らない選択肢も

遺影を飾らない選択肢も
遺影を飾ることに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。
また遺影はどうしても場所を取ってしまうため、置く場所がないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは遺影を飾らない選択肢についてご紹介します。

遺影をアルバムやデジタルで保存する

遺影をアルバムに保管したり、デジタルデータとして保存する方法があります。

アルバムにまとめることで、必要なときに故人の写真を見返すことができます。またデジタルフォトフレームを活用すれば、複数の写真をスライドショー形式で表示でき、故人の様々な表情を楽しむことができます。

遺影を常に飾らなくても、故人を身近に感じる手段となるでしょう。

遺影を処分する方法

遺影を処分するには主に次の3つの方法があります。

・お寺や神社でお焚き上げをしてもらう
・自治体のルールに従って一般ごみとして出す
・葬儀社や遺品整理業者に依頼する


いずれの方法でも問題ありません。
一般ごみとして出す場合には、紙や布で包んで捨てるといいとされています。
もしごみとして捨てるのに抵抗がある場合には、お焚き上げがおすすめです。

遺影を飾るのに適した場所はある?

遺影を飾るのに適した場所はある?
遺影を置く場所や飾り方についての注意点をご紹介します。

仏壇の近くに置く

遺影を仏壇の近くに置くのが一般的です。
しかし仏壇の中や上は避け、横や近くの棚などを選びましょう。

仏間に置く

家の格式高い場所として仏間に遺影を置くのも一般的です。
仏間の「長押(なげし)」にフックをかけて飾る家が多いです。ドラマや映画、または祖父母の家などで仏間の上にずらーっと亡くなった方の写真が飾られているのを見たことがあるかもしれません。

リビングや寝室に置く

仏間がない場合、リビングや寝室など家族が日常的に過ごす場所に置くこともあります。
故人を身近に感じることができますが、人によっては心理的負担を感じる場合もあるので、家族で話し合って置く場所を決めましょう。

宗派による向きの違い

宗派によって遺影を飾る向きに次のような決まりがあります。

・曹洞宗:南向き
真言宗:総本山の方向


しかし元々遺影に宗教的な意味合いはないため、厳密に守る必要はありません。

葬儀で付いていたリボンや装飾は外す

葬儀の際に遺影に付けられていたリボンや花の装飾などがあった場合には、葬儀が終わった後は外すのが一般的です。

複数の遺影は右から亡くなった順に

先祖代々の遺影を飾る場合、右側から年代の古い順番で飾るのが一般的です。
向かって右川の方が位が高いと言われるためです。

鴨居に置く

画像
鴨居に金具を取り付け、その部分に遺影を飾る方法もあります。
鴨居とは、障子と天井の間にある横木の部分です。

鴨居に遺影を置くと、遺影が部屋を見下ろす形になるため、故人様が空から見守っていると捉えられています。

遺影の保管方法と注意点

遺影の保管方法と注意点
遺影を長くきれいに保存しておくための注意点をご紹介します。

ほこりや湿気を防ぐ

遺影は置いたままにするとほこりがたまりやすくなります。定期的に柔らかい布でフレームを拭き、ほこりを取り除きましょう。
また湿気の多い場所に置くと写真が波打ったり、カビが生えたりする可能性があります。湿度が高い場所には置かないようにしましょう。

直射日光を避ける

直射日光は、写真の色あせや劣化の原因となります。遺影を飾る際には、直射日光が当たらない場所を選びましょう。

しっかり固定する

遺影を飾る際には、しっかりと固定することが重要です。地震などの揺れで落下しないよう、壁に掛ける場合や長押に掛ける場合には特に注意が必要です。
棚に置く場合は滑り止めシートを敷くなどの対策を行いましょう。これにより遺影の破損や落下委による怪我を防ぐことができます。

まとめ

遺影の飾り方や保管方法には注意点があります。
それらを守れば「遺影を飾るのはよくない」ということはありません。

仏壇の中や上、多湿な場所や直射日光が当たる場所などを避けて飾りましょう。
遺影があることで心理的負担を感じるかたもいるため、家族で話すことが大切です。

よくある質問

Q

遺影を仏壇の上に飾るのは良くないのでしょうか?

仏壇の上に遺影を飾るのは避けたほうが良いとされています。仏壇の上部は浄土を象徴し、故人の写真を置くのは不適切と考えられます。また、仏壇の中にはご本尊が祀られているため、そこに遺影を置くのも避けるべきです。仏壇の横や近くの棚など、少し離れた場所に飾るのが適切です。

Q

遺影を飾らないという選択肢もあるのでしょうか?

遺影を飾ることに抵抗がある場合、必ずしも飾る必要はありません。遺影はアルバムに保存したり、デジタルデータとして保管することもできます。デジタルフォトフレームに表示するなど、故人を偲ぶ方法はさまざまです。自分や家族に合った方法で、無理なく故人を偲ぶことが大切です。

Q

遺影をキッチンやトイレに飾るのはなぜ避けるべきですか?

キッチンやトイレなどの水回りは湿気が多く、遺影が劣化しやすい環境です。また、衛生的な観点からも故人への敬意を欠く場所とされ、遺影を飾るには適していません。遺影を長く美しい状態で保つためにも、湿気の少ない場所を選びましょう。

Q

リビングや寝室に遺影を飾る際の注意点はありますか?

リビングや寝室など、家族が日常的に過ごす場所に遺影を飾る場合は、家族の同意を得ることが大切です。リビングは家族が集まる場所で、遺影を飾ることで故人を身近に感じられますが、常に目に入るため心理的負担を感じる方もいます。家族と話し合い、負担が少ない場所を選びましょう。

Q

遺影を飾るのは良くないですか?

基本的に遺影を飾ること自体は問題ありません。ただし、飾る場所や家族の気持ちに配慮することが大切です。

Q

遺影を置いてはいけない場所は?

仏壇の中や上、キッチンやトイレなどの水回りは避けましょう。湿気や神聖な空間との兼ね合いで不適切とされています。

Q

大きい遺影はどうしたらいいですか?

葬儀後はリサイズして小さめの写真にし、家庭内に飾りやすくするのが一般的です。処分する場合はお焚き上げや専門業者への依頼も検討できます。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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