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【重視されるのは合理性か情緒か】葬儀をしない「直葬」の選択と後悔

【重視されるのは合理性か情緒か】葬儀をしない「直葬」の選択と後悔

この記事は3分で読めます

【重視されるのは合理性か情緒か】葬儀をしない「直葬」の選択と後悔
直葬の満足度は比較的高いものの、4人に1人が後悔している結果に

「直葬」という言葉を聞いたことはありますか。
「直葬」とは告別式を行わず火葬だけを執り行うという葬儀形式となります。

直葬は、費用面の負担軽減や遺族の心理的・時間的な負担軽減などのメリットがある一方で、故人との最後の別れの機会が限られるというデメリットもあります。

では実際に直葬を経験した方々は、この葬儀形式をどのように感じているのでしょうか。
事前のイメージと現実にはどのような差があるのでしょうか。

そこで今回、『葬儀の口コミ』(https://soogi.jp)を運営する株式会社ディライト(https://delight.co.jp/)は、直葬の喪主経験者を含む20~70代の男女を対象に「直葬」に関する調査を行いました。 【引用・転載時のお願い】
・クレジットと出典元のリンクを明記していただきますようお願い申し上げます。
『葬儀の口コミ』の調査によると...
リンク先<https://soogi.jp/news/1868>

【目次】

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直葬に関する調査結果トピックス

・直葬という言葉の認知度は約5割
・経済的合理性が魅力とされる一方で、情緒的な要素が不足しているというイメージもあり、社会の直葬への印象は二極化
・直葬費用は半数以上が30万円未満と回答
・約7割が直葬の選択に満足し、自身も行いたいと回答
・約3割の直葬を後悔する声には簡素さや時間の短さが想像以上だったという回答が上位に

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直葬という言葉の認知度は約5割、経済的合理性が魅力とされる一方で、情緒的な要素が不足しているというイメージも

直葬という言葉の認知度は約5割、経済的合理性が魅力とされる一方で、情緒的な要素が不足しているというイメージも
まずはじめに、「直葬という言葉をどの程度知っていますか?(喪主経験者の方、経験する前にどの程度知っていましたか?)」と質問したところ、『全く知らなかった(48.6%)』と回答した方が約半数という結果になりました。

約半数の方が「直葬」という言葉自体を全く知らなかった結果から、直葬の認知度がまだそこまで高くないことがうかがえます。

「『直葬』に対してどんなイメージがありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『簡素なお別れになる(36.6%)』と回答した方が最も多く、『費用負担を抑えられる(31.8%)』と続きました。

費用面や手軽さが注目される一方で、簡素であるという印象が強いようです。
他にも「手間がかからず楽」「短時間で済む」といった実用的な側面も評価されている一方で、前回実施した「家族葬」へのイメージに対する調査結果では上位にみられなかった「冷たい印象」や「故人をないがしろにしている」という否定的な見方も存在しており、直葬に対する社会の見方が二極化している様子もうかがえます。

直葬は「費用」や「参列者の少なさ」から選ばれる

直葬は「費用」や「参列者の少なさ」から選ばれる
ここからは直葬経験者にうかがいました。
「直葬という言葉を知ったきっかけは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『亡くなった後、葬儀社からの案内で知った(27.5%)』と回答した方が最も多く、『葬儀社のパンフレットや広告で見た(22.3%)』『インターネットの記事などで見た(19.9%)』と続きました。

約半数が葬儀社からの情報によって知るきっかけとなっており、認知度の結果もふまえると、事前に直葬についての情報入手や検討する機会は少なく、直葬の検討は直前でのタイミングが多いのではないでしょうか。

家族葬と比較をした結果直葬を検討する人が半数以上

家族葬と比較をした結果直葬を検討する人が半数以上
さらに、他の葬儀形式に対する検討の有無もうかがいました。

「直葬を選ぶ前に、他の葬儀形式(家族葬や一般葬など)を検討しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『家族葬を検討した(55.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『一般葬を検討した(35.2%)』『直葬のみを考えた(10.6%)』という結果になりました。

実際には直葬のみを検討するケースは少なく、他の形式と比較検討をへて直葬の選択に至っている方が約9割という結果となりました。
同時に家族葬の検討をした方が半数以上という結果も示されましたが、最終的に直葬を選んだ理由は何でしょうか。

直葬を選んだ理由は「費用を抑えるため」

「直葬を選んだ理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『費用を抑えるため(34.8%)』と回答した方が最も多く、『故人の意向のため(28.1%)』『遺族が少ないため(20.7%)』と続きました。

直葬の選択理由として、経済的な負担を抑えたいというニーズが強く見られる中でも、「故人の意向のため」(28.13%)と「他の遺族の意向のため」(12.11%)を合わせると、4割以上の人が意向を尊重した結果として直葬を選んでいることがわかります。これは儀礼よりも個人の希望に沿った形式が選ばれやすくなっていると考えられます。

また、遺族を含め参列者の少なさを理由として挙げる回答も上位となり、高齢化や核家族化などの社会状況も理由の1つとして示唆されました。

費用面や社会状況などは、家族葬の選択とも近い部分があり、直葬と同時に家族葬が多く検討されやすいことがうかがえます。

半数以上が30万円以下の費用で実施

半数以上が30万円以下の費用で実施
費用を抑えたいという理由が最も多い中で、実際にかかった費用はいくらほどだったのでしょうか。

「直葬の費用はどれくらいでしたか?」と質問したところ、『10〜20万円未満(28.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『20〜30万円未満(19.7%)』『60万円以上(15.0%)』という結果になりました。

半数以上が30万円未満の費用で行っていたことが明らかになりました。
費用面を抑えるという要望は叶えられる形式であることが示された一方で、60万円以上と高額になるケースもありました。

約7割が直葬の選択に満足し、自身も行いたいと回答。一方で簡素さや時間の短さが想像以上だったと後悔する声も

約7割が直葬の選択に満足し、自身も行いたいと回答。一方で簡素さや時間の短さが想像以上だったと後悔する声も
次に直葬への満足度をうかがいました。
「直葬を選択して後悔していますか?」と質問したところ、7割以上の方が『あまり後悔していない(43.9%)』または『全く後悔していない(29.7%)』と回答しました。

直葬の満足度は一定高いものの、4人に1人は後悔の念を抱いていることがうかがえますが、どういった点で後悔を感じたのでしょうか。

「後悔していることは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『お別れの時間が短かった(41.5%)』と回答した方が最も多く、『想像以上に簡素だった(32.6%)』『故人の生前の意思を確認できていなかった(18.5%)』と続きました。

葬儀の時間を短くしたいという合理性を重視した直葬の選択理由がみられた一方で、故人との時間の短さが後悔した点として最多となっています。合理的・効率的な選択を優先したものの、短い時間では満足のいくお別れができずに後悔する傾向が示唆されました。

また、直葬に対し、簡素でシンプルな形式のイメージととらえている人が3割以上いる中でも、「想像以上に簡素だった」との回答が3割以上と、形式の選択時に直葬への理解が不足していたと考えられます。

その他も費用や儀礼の部分での後悔を挙げる意見もみられており、選択時やイメージとのギャップが大きな要因のようです。

「自分の時も直葬で」という声は多数

「自分の時も直葬で」という声は多数
一方で直葬での故人の送り出しに満足している方も多く、「自分の葬式でも直葬を選択したいと思いますか?」と質問したところ、約7割の方が『とてもそう思う(30.9%)』または『ややそう思う(39.7%)』と回答しました。

喪主を経験する中で直葬の選択を最善だと感じる方も多いようです。

直葬で葬儀社を選ぶ理由は「料金の明確さ」

直葬で葬儀社を選ぶ理由は「料金の明確さ」
最後に「直葬を行う葬儀社を選ぶ際、重視した点は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『料金の明確さ(43.2%)』と回答した方が最も多く、『料金の安さ(39.3%)』『スタッフの対応(32.6%)』と続きました。

直葬の葬儀社選びにおいて、費用重視の観点が大きい中でも料金形態が明確であることがより葬儀社に求められているようです。

また、直葬は通常の葬儀の流れと違うため、不慣れだったりネガティブな印象に不安を感じる遺族もいるため、よりスタッフの丁寧な説明やサポートなどの対応が重要だと考えられます。

まとめ直葬のイメージは「簡素なお別れになる」、後悔しないためにできることとは

今回の調査から、直葬に対するイメージと現状が明らかになりました。特に直葬が選ばれる背景には、以下の2つの要因が関わっていると考えられます。

1つ目は、費用負担の軽減です。直葬を選んだ理由として「費用を抑えるため」という回答が最多であり、約半数の方が直葬の「費用負担を抑えられる」というイメージを持っています。実際に、30万円未満で直葬を行った人が半数以上という結果からも、費用を抑えたいという遺族のニーズに応えられる形式であることが示されました。

2つ目は、シンプルで効率的な葬儀への関心です。儀礼よりも個人の意志や遺族の考えを重視して葬儀形式が選ばれていたり、手間の少なさや短時間での実施という実用的な理由も指示されている理由の1つです。また、高齢化や核家族化の進展により、遺族を含めた参列者の少なさといった現実的な事情からも、葬儀に関する時間や労力を最小限に抑え実施可能な直葬が選ばれる傾向があることがうかがえます。

一方で、想像以上に故人との時間が短かったり、簡素だったりといった内容に後悔を感じている結果にもつながっており、こういった合理性を重視する選択がマイナスにはたらいてしまう可能性もあるようです。

直葬におけるイメージとして、簡素であることなどの内容は挙がっているものの、「直葬」という形式に対する認知度が5割程度であることからも、正しい知識や情報収集ができていない方が一定数いることが示唆されました。

それでも、直葬に後悔していない方は約7割となり、将来的に自分自身の葬儀でも直葬を選びたいと考えている人も多いため、しっかりとした情報を得たうえで直葬を選ぶことができれば、満足度の高い直葬で故人を送りだすことができるのではないでしょうか。

また、そのための葬儀社選びとしては、料金形態が明確なことが重視されているようです。
同時に、スタッフの対応も重要視されており、費用の抑制やシンプルさが魅力である一方で、後悔の原因となりやすい側面もある直葬だからこそ、十分なサポート体制も備えた葬儀社が求められているといえるでしょう。
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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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