寒中見舞いを喪中はがきの代わりにしたら失礼？適切な時期や例文を紹介

寒中見舞いを喪中はがきの代わりに使うことは失礼ではありません。むしろ、自然な形で訃報を伝えられます。喪中はがきが間に合わない場合や、相手に気を使わせたくない場合に適した方法です。ただし、落ち着いたデザインや適切な表現を選ぶことが大切です。

寒中見舞いは松の内が明けた1月8日以降、立春（2月4日頃）までに送るのが一般的です。それ以降になる場合は「余寒見舞い」として送りましょう。送るタイミングを守ることで、相手に失礼にならず適切な挨拶ができます。

喪中を伝える寒中見舞いでは、華やかなデザインやお祝いの言葉は避けましょう。「賀正」「おめでとう」などの表現や、忌み言葉を使わないように注意します。また、年賀はがきではなく普通はがきを使用するのがマナーです。

「寒中お見舞い申し上げます。寒さ厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。昨年○月に父○○が永眠いたしましたため、年始のご挨拶を控えさせていただきました。○○様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」などが適切です。