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中袋なし香典袋の書き方とは?注意点や金額相場まで詳しく解説

中袋なし香典袋の書き方とは?注意点や金額相場まで詳しく解説

この記事は2分で読めます

中袋なし香典袋の書き方とは?注意点や金額相場まで詳しく解説
「中袋がない香典袋を使っても失礼にならないのかな?」 「中袋のない香典袋はどのように書けばよいの?」 とお悩みではありませんか。 大切な人が亡くなったときお悔やみの気持ちを表すのに欠かせない香典ですが、香典袋には中袋があるものとないものがあります。中袋がない香典袋でも、適切な書き方とマナーを守れば失礼にはあたりません。 この記事では、中袋なしの香典袋の表書きや裏書きの書き方はもちろん、中袋がない香典袋を使う場面、お札の入れ方、手渡しのマナー、金額相場まで詳しく解説していきます。

【目次】

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中袋なし香典袋の書き方

中袋なし香典袋の書き方
中袋がない香典袋の場合、表と裏に直接記入する必要があります。ここでは表書きと裏書きの詳しい書き方と注意点を紹介しましょう。

表書きの書き方と注意点

表書きは、故人の宗教や宗派に合わせて記載します。

仏式の場合
御霊前(ごれいぜん)四十九日まで
御仏前(ごぶつぜん)四十九日以降
御香典(ごこうでん)宗教や宗派がわからない場合

神式の場合
御神前(ごしんぜん)・御玉串料(おたまぐしりょう)・御榊料(おさかきりょう)

キリスト教式の場合
カトリック
御花料(おはなりょう)・御ミサ料(おみさりょう)
プロテスタント
御花料(おはなりょう)・献花料(けんかりょう)・弔慰料(ちょういりょう)

【注意点】
・表書きは、毛筆または筆ペンで丁寧に書きます。
・浄土真宗では、御霊前は使いません。四十九日まで魂がさまよっていると考える他の宗派と違い、亡くなるとすぐに仏になると考えられているため、四十九日前であっても「御仏前」を使います。
・お通夜や葬儀の場合は、薄墨を使って表書きをします。急な訃報を知って駆け付けたことや悲しみの涙で墨が薄くなったという意味があるためです。しかし、地域によっては、薄墨を使用しないこともありますので、地域の高齢者や葬儀社などに確認するとよいでしょう。また、濃い墨で書くことが必ずしもマナー違反ではありませんので、迷ったら濃い墨で書くのが無難です。

裏書の書き方と注意点

裏書きには、金額と住所を記載します。

金額は、水引の下の段の左側に頭に「金」を付けて旧漢字で記載します。

★旧漢字の書き方
1→「壱」 2→「弐」 3→「参」 5→「伍」 10→「拾」 千→「阡」 万→「萬」 円→「圓」です。
例:「金参阡圓」「金伍阡圓」「金壱萬圓」

一般的には縦書きにしますが、横書きの場合には、「金3,000円」「金10,000円」と算用数字で記載しましょう。
住所は金額の右側に少し小さく書きます。

【注意点】
氏名は、香典袋の表書きに記載しているので裏書きには不要です。
住所の番地などの数字も縦書きであれば漢数字で記載します。この際に旧漢字で書く必要はありません。

中袋なしの香典袋を使うのはどんなとき?

中袋なしの香典袋を使うのはどんなとき?
中袋なしの香典袋が使われる場合はおもに以下の2つがあります。

①「不幸が重なり縁起が悪い意味」を避けたいとき
②略式で3千円~1万円を包むとき

順に解説しましょう。

「不幸が重なり縁起が悪い意味」を避けたいとき

中袋で二重にすることは、「不幸が重なる」ことを連想させるという考え方があります。
そのため、あえて中袋のない香典袋を選ぶことがあります。

略式で3千円~1万円程度を包むとき

一般的に、包む金額が3千円から1万円程度の場合には、略式で中袋のない香典袋が使われる傾向があります。
中袋付きの香典袋が正式なものと言われている地域もありますので注意しましょう。

中袋なし香典袋へのお札の入れ方

中袋なし香典袋へのお札の入れ方
ここでは、香典袋へのお札の入れ方をご紹介します。

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肖像画が下になるように入れる

お札は、肖像画が下向きになるように入れます。
これは「顔を伏せる」という意味合いがあり、故人への哀悼の意を示すとされています。

新札の場合は折り目を付けて入れる

香典に新札は、マナー違反です。
新札は、故人が亡くなることを予測して準備していたと考えられるため、もし新札を入れる場合には、一度折り目を付けておきましょう。逆に、あまりに古く傷んだお札も失礼になります。

香典の渡し方のマナー

香典の渡し方のマナー
香典を渡す際にも、相手への配慮が必要です。

香典の手渡し方

香典袋は袱紗(ふくさ)に包んで持参し、渡す前に袱紗から取り出します。
袱紗は、香典袋を汚したり、水引が崩れたりするのを防ぐ役割があります。香典袋を取り出した袱紗は、受付の台の上に置きます(二つ折りで芯の入った金封タイプの袱紗は、袱紗の上に香典袋を置いて渡します)。

香典を渡す際は、相手に正面を向け、お悔やみの言葉を添え、香典袋の表書きが相手から見て正面になるように両手で差し出します。

香典を渡すときの声かけ

香典を渡すときは、必ず一言、お悔やみの言葉をかけます。
長々と話すのは避け、簡潔に「この度はご愁傷様でございます」などと哀悼の意を伝えることが大切です。

香典の金額相場|関係性ごとの目安

香典の金額相場|関係性ごとの目安
香典の金額は、以下のようになります。
しかし、故人との関係性やご自身の年齢や立場によって異なります。あくまで目安として参考にしてください。

両親:3万円~10万円
兄弟姉妹:1万円~5万円
祖父母:1万円~3万円
おじ・おば5千円~3万円
友人・知人:5千円~1万円
職場の同僚・上司・部下:3千円~1万円

香典を郵送する場合のマナーと送り方

やむを得ない理由で葬儀に参列できない場合は、香典を郵送することも可能です。添え状をつけ郵送します。

添え状の書き方と添え方

香典を郵送する際は、お悔やみの手紙(添え状)を同封するのがマナーです。便箋に縦書きで、以下の内容を記載します。

・故人のご逝去を悼む言葉
・葬儀に参列できないことへのお詫び
・心ばかりの香典を郵送する旨など


ご遺族と面識がない場合には、故人との関係性なども書き添えると親切です。

香典袋の郵送方法

香典は現金書留で郵送します。香典袋と添え状を現金書留封筒に入れて送ります。
普通郵便で送ったり、現金書留封筒に直接お金を入れたりしてはいけません。

まとめ

この記事では、中袋がない香典袋の書き方やマナーについて詳しく解説しました。
中袋がない香典袋でも、表書きや裏書きの作法、お札の入れ方、渡し方のマナーなどを守れば、失礼にはあたりません。中袋がない香典袋は、包む金額が比較的少ない場合や「不幸が重なる」ことを避けたい場合に用いられることが多いです。
故人への感謝の気持ちとご遺族への配慮を込めて、適切な香典を用意し、哀悼の意を伝えましょう。

よくある質問

Q

香典袋に中袋がない場合の書き方は?

表書きは、故人の宗教や宗派に合わせて「御霊前」「御仏前」「御香典」などを記載し、裏書きには金額、住所を記載します。

Q

香典袋は中袋なしでも大丈夫?

適切な書き方とマナーを守れば、中袋がない香典袋でも失礼にはあたりません。包む金額が少ない場合や、「不幸が重なる」ことを避けたい場合に使われることが多いです。

Q

御仏前と御香典、御霊前の違いは?

御霊前:仏式では四十九日までの霊前に用いる。 御仏前:仏式で四十九日以降に用いる。 御香典/御香料:宗派を問わず使用できる。

Q

ご霊前に三千円包むときの書き方は?

表書きに「御霊前」と記載し、裏書きに金額「金参阡圓」と住所を記載します。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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