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香典で避けるべき「包んではいけない金額」とは?包み方のマナーを解説

香典で避けるべき「包んではいけない金額」とは?包み方のマナーを解説

この記事は3分で読めます

香典で避けるべき「包んではいけない金額」とは?包み方のマナーを解説
香典で避けるべき金額があることをご存知でしょうか?
香典は故人を偲び遺族を支えるために霊前に供える金銭です。
「香奠」と表記することもあり、「お香を神へ供えて奉る」という意味を持ちます。仏教では線香を手向けることで弔意を示しますが、昔はこのお香や花、供物を葬儀や法要の際に香典として持ち寄ることが一般的でした。それが時代とともに変化し、現在のような金銭を包むものになりました。
この記事では香典に包んではいけない金額や、縁起を考慮したルールについて、基本的なマナーを解説します。

【目次】

      香典で包んではいけない金額がある?
    1. 忌み数
    2. 金額が少なすぎる、多すぎる香典
    3. 香典に相応しい金額は?
      「2万円の香典」は失礼?
      関係別の香典相場は?
      香典の包み方
    1. 宗教によって表書きが異なる
    2. 袋の選び方
    3. 香典に新札をつかってはいけない?
    4. お札の入れ方
      連名で香典を包む場合のマナー
      香典はいつ渡す?
      香典は何回忌まで渡すもの?
      香典は親など親しい間柄でも必要?
      まとめ
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香典で包んではいけない金額がある?

香典に包む金額の相場は、故人との関係性や法要の種類によって変わるものですが、縁起やマナーの観点から包んではいけない、不適切な金額もあります。
実際にどのような金額を避けるべきなのか以下で解説していきます。

忌み数

忌み数とは不吉であるとして、弔事では忌避される数字です。日本においては具体的には「4」と「9」が該当し、それぞれ「死」と「苦しみ」を連想してしまうことが理由となっています。そのため「4万円」は縁起が悪いと捉えられてしまい、香典の金額として適切ではありません。

香典が偶数で始まる数字の場合、「数字が割り切れる」「別れる」といった意味合いから、「故人との縁が切れる」ということをイメージさせます。そのため多くの地域で弔事には不適切であると考えられており、一般的には奇数の金額を包むことが無難です。

ただし夫婦連名の場合には2万円でもいいとされることもあります。

金額が少なすぎる、多すぎる香典

香典の金額が少なすぎる、または多すぎる場合も不適切であるため注意が必要です。金額が少ない場合、故人に対するお悔やみの気持ちが十分に伝わらず、軽んじられていると捉えられてしまい、ご遺族との関係性に影響を与えてしまうことがあります。また多すぎる金額の場合、香典返しがご遺族の負担になってしまったり、お金が重なる=不幸が重なると捉えられてしまったりする可能性があります。そのため香典は、状況に応じた適切な金額を包むようにしましょう。

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香典に相応しい金額は?

上記のような縁起の悪い、配慮に欠けた金額を避けるためには、香典を奇数で始まる金額で包むと良いでしょう。加えて1円単位の細かい数字は避け、切りの良い金額になるようにします。また1万円では足りないが3万円だと多いと感じる場合などには、香典とお供え物を両方用意するという方法もあります。

「2万円の香典」は失礼?

偶数の2万円の香典を包むのは失礼にあたるのでしょうか。「2」はペアを連想させ、偶数の縁を切るイメージを持たないため、近年では2万円でも問題ないとされることが多いです。さらに一万円札1枚と、五千円札2枚の合計3枚のお札を用意すると、縁起についての配慮をしていることも伝わるでしょう。しかし地域や故人との関係性によっては、奇数の金額を選ぶことが無難な場合があるため、状況に応じて金額を決めることが大切です。

香典の包み方

では実際に用意した香典はどのように包むのでしょうか。宗教ごとの香典の包み方や具体的なマナーについて説明します。

袋の選び方

香典袋は宗教によってデザインも異なります。黒白や双銀の水引の付いた袋は仏教や神道で用いられ、キリスト教では水引の付かない白無地の袋を使います。また香典袋は中に包む金額によっても使い分けられており、少額の香典を包む場合には水引が印刷されているシンプルなタイプを、金額が多ければ本物の水引の付いたものを選ぶ必要があります。

香典に新札をつかってはいけない?

一般的には香典に新札を包むことは避けるべきとされています。新札を使用すると「事前に用意していた=故人が亡くなる不幸を予測していた」という印象から、遺族が失礼だと感じてしまう可能性があるためです。突然の訃報でどうしても手元に旧札がない場合、一度折り目をつけるなどの対応をすると良いでしょう。

お札の入れ方

香典では故人に対するお悔やみの気持ちを表すため、袋の表面に対してお札の肖像画を裏向きに入れます。また外袋に包む際には裏の折り込み口は上から下へかぶせるようにし、結び切りの水引を使用しましょう。この折り込み方や水引には、悲しみが重ならない・繰り返されないようにという意味が込められています。

連名で香典を包む場合のマナー

会社や友人間のグループで故人に弔意を表す場合、連名で香典を包むことも可能です。

名前を記入する場合、3人程度までであれば全員の名前を香典袋の表書きに記入します。それ以上の人数になる場合には、表には代表者の名前を記入し、別紙に住所氏名の紙を同封します。その際には、目上の人から記入するようにしましょう。

また夫婦連名で香典を包む場合、1世帯分の金額でも問題ありませんが、葬儀後の会食に参加する場合などは少し多めに包むこともあります。ただし会食代を別に収集することもあるため、地域の風習や主催者側の指示に従って用意してください。

香典はいつ渡す?

葬儀や通夜に参列する場合には、受付時に係の方にお渡しします。何らかの事情があって参列できない場合には、後日弔問時に渡す・現金書留で郵送するなどの対応でも大丈夫です。郵送する場合にはできるだけ早く、またお悔やみの手紙を添えるとより弔意を表すことができます。内容としては、直接弔問できないことのお詫びと、ご遺族を気遣う言葉を簡潔に記しましょう。

香典は何回忌まで渡すもの?

一般的に友人・親戚の法要の参列は三回忌頃までが多く、参列する場合には必ず香典を持参します。

しかし七回忌以降の法要は身内のみで規模を縮小したり、そもそも執り行わない場合もあるため、香典の持参やその金額について事前の確認を行うと良いでしょう。

香典は親など親しい間柄でも必要?

例えば故人が親で、喪主が自分であれば香典は不要です。また喪主に扶養されている配偶者や子どもも基本的には香典を用意する必要はありません。しかしそれ以外の親兄弟や祖父母に対しては、親しい間柄でも用意することが一般的です。香典は故人へ弔意を、遺族へお悔やみの気持ちを表す大切なマナーのひとつです。きちんと用意をすることで故人や遺族への敬意を示しましょう。

まとめ

香典を用意することは、故人の冥福を祈り遺族に対するお悔やみを伝えるために重要な習慣です。偶数や忌み数などの包んではいけない金額を避ける、宗教や内容に応じた香典袋を選択するなどのマナーを守ることで、弔意がより誠実に伝わるでしょう。

よくある質問

Q

香典で包んではいけない金額はありますか?

香典では「4」や「9」を含む金額を避けましょう。「4」は「死」、「9」は「苦しみ」を連想させるためです。また偶数の金額も「縁が切れる」とされ不適切です。多くの地域では奇数の金額を包むことが無難です。

Q

香典は偶数の金額でも大丈夫な場合はありますか?

一般的に偶数は避けるべきですが、2万円の香典は例外です。ただし、一万円札1枚と五千円札2枚を組み合わせ、配慮を示すのが望ましいでしょう。

Q

香典に新札を使ってもよいですか?

香典には新札を使わないのが基本です。新札を使うと「不幸を予期していた」と捉えられ、失礼にあたるからです。手元に新札しかない場合は、一度折り目をつけてから包むと良いでしょう。

Q

香典の金額はどのように決めればよいですか?

故人との関係性や地域の習慣に応じて金額を決めます。例えば、親には5~10万円、兄弟姉妹には3~5万円が目安です。友人や知人の場合は5,000円から1万円が一般的です。また、年齢や経済状況に合わせて適切な金額を包むことが大切です。

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株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
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代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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