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「御香料」と香典の違いとは?金額の相場や遺族への渡し方、表書きのマナーを解説

「御香料」と香典の違いとは?金額の相場や遺族への渡し方、表書きのマナーを解説

この記事は2分で読めます

「御香料」と香典の違いとは?金額の相場や遺族への渡し方、表書きのマナーを解説
御香料は故人の法要時にお供えするお金のことです。しか、香典との違いや渡すタイミング、金額相場、表書きのマナーなど、いざ法要で渡す際に「失礼がないか」心配になることもあるでしょう。
本記事では、御香料を渡す上で知っておきたい基本マナーを詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

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御香料とは?

御香料(ごこうりょう)は、仏教の法要の際に故人にお供えするお金のことです。香典とは異なり、四十九日、一周忌、三回忌などの回忌法要で使います。

かつてはお香をお供えしていたことから「香」という字が含まれていますが、現在ではお金をお供えすることが一般的です。

仏教以外の法要では、「御香料」ではなく、「御神前」や「御花料」といいます。

御香料と香典の違い

項目違い
御香典葬儀やお通夜で渡す
御香料四十九日などの法要で渡す
香典と御香料の違い



御香料と香典の違いは、渡すタイミングです。
御香料は四十九日や一周忌、三回忌といった回忌法要で遺族に渡します。

一方香典は、葬儀や通夜の際に渡します。

香典と御香料は中身は一緒ですが、渡すタイミングが異なると覚えておきましょう。

御香料の金額相場と包む際のポイント

御香料の金額相場と包む際のポイント
御香料で包む金額は、故人との関係や年齢に応じて変わってきます。

たとえば、両親や義父母に対しては1万~5万円、兄弟姉妹なら1万~3万円が目安です。年齢に応じて金額も変わり、30代以降では3~5万円を包むのが一般的です。

地域によっても相場は変わるため、身近な人や親戚と相談して決めるのもいいでしょう。

御香料の金額相場の目安

香典の金額目安
関係性20代の目安30代以降の目安
両親(義父母) 3万円〜5万円 5万円〜10万円
兄弟姉妹 1万円〜3万円 3万円〜5万円
祖父母(義祖父母) 1万円 1万円〜3万円
おじ・おば 1万円 1万円〜3万円
友人・知人 3千円〜5千円 5千円〜1万円


会食が含まれる法要の場合、1~2万円追加すると丁寧です。関西地方では金額が少し高めになる傾向にあります。。

包む金額と不祝儀袋の選び方

包む金額に応じて、不祝儀袋を選ぶことも重要です。1万円程度なら黒白の水引の袋が基本ですが、3万円以上になる場合は双銀の水引を用いる場合もあります。

特に関西地方では、黄白の水引を使うことが一般的です。

水引は「結び切り」を選びます。結び切りには「これっきり、一度きり」といった意味合いが込められており、弔事など何度も繰り返したくない場合に用いられます。

御香料で包む金額の決め方

葬儀の口コミが2025年1月に実施した「香典に関する調査」(対象:1,008人)によると、香典の金額は故人との関係性で決める方が最も多いという結果が出ています。

【香典の金額を決める際に重視した要素(抜粋)】
故人との関係性:82.5%
自分の年齢や社会的立場:25.1%
家族・知人からのアドバイスや意見:20.7%

出典:香典に関する調査/葬儀の口コミ(2025年)

香典や御香料は、本来「気持ちを込めて渡すもの」です。そのため、金額は故人との関係性を基準に、自分がどれだけ渡したいかを考えて決めるとよいでしょう。

たとえ高額を包めなかったとしても、気持ちがこもっていれば、遺族にはしっかり伝わります。

御香料袋の正しい書き方とマナー

御香料袋の正しい書き方とマナー
御香料袋の書き方には、いくつかのマナーがあります。

・御香料袋の表書きと薄墨の使い方
・中袋の記入方法:漢数字と金額の書き方

ここでは、上記2つについて詳しく解説していきます。

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御香料袋の表書きと薄墨の使い方

御香料袋の表書きには「御香料」または「御仏前」と書きます。四十九日法要までは薄墨を、それ以降は通常の濃さの筆ペンで記すのが一般的です。

薄墨には、悲しみの涙で墨がにじんでしまう様子や、急いで墨をする時間が取れなかったことを表す意味があります。そのため葬儀や通夜では薄墨を使いますが、法要は時間に余裕があるため、通常の濃さで記すのが一般的です。

記入には筆ペンや毛筆を用いるのが望ましいものの、手元にないときはサインペンでも代用できます。

名前は下段中央に、表書きよりもやや小さく記します。連名の場合は、目上の方を右から順に並べ、3名以上になるときは代表者名の隣に「他一同」と書くのが一般的です。

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宗教別・宗派別の御香料の表書き

宗教別・宗派別の御香料の表書き
宗教や宗派によって、表書きも変わります。
仏教の法要なら「御香料」、神道なら「御玉串料」や「御神前」、キリスト教なら「御花料」や「御ミサ料」です。失礼に当たらないように、調べて確認しておきましょう。

・仏教の場合
・神道やキリスト教の場合

ここでは、上記2つの宗教・宗派の式に参列する場合の表書きを解説します。

仏教の場合

仏教の法要は、葬儀や通夜、四十九日前の法要では「御霊前」を使います。これは四十九日前は故人が仏になる前に霊体として存在していると信じられているためです。

仏となった四十九日以降の法要では「御仏前」や「御香料」を用います。
しかし浄土真宗では、「故人は亡くなった瞬間に仏様になる」という考え方があるため、葬儀や四十九日前の法要でも「御霊前」ではなく「御仏前」を使います。

神道やキリスト教の場合

神道の法要では「御神前」や「御玉串料」と書きます。「御霊前」でも間違いではありませんが、「御神前」の方がより遺族や故人に寄り添った書き方になります。

仏教の表書きである「御仏前」や蓮の絵が入った袋は避けましょう。

キリスト教の場合、基本的に「御花料」を表書きとして使います。カトリックなら「御ミサ料」、プロテスタントなら「弔慰料」と書いても問題ありません。

宗派がわからない場合は「御花料」としておくと安心です。水引のない白無地の袋か、十字架や白い百合の花が描かれた袋が一般的です。

御香料を渡すタイミングと正しい渡し方

御香料を渡すタイミングと正しい渡し方
法要の際に御香料を渡すタイミングや丁寧な渡し方について説明します。
渡し方のマナー、遺族に配慮するための具体的な方法も紹介します。

法要の受付での渡し方とタイミング

法要の受付が設けられている場合、御香料は受付で来場時に渡すのが一般的です。
袱紗(ふくさ)から御香料袋を取り出し、受付の方に表書きが見えるように丁寧に手渡します。その際に「この度はお悔やみ申し上げます」といった簡潔な挨拶を添えるといいでしょう。

長くせず簡潔に済ませることで、相手の負担を減らせます。
受付の方やご遺族への配慮としても、法要が始まる時間に遅れないうに少し早めに到着し準備を整えておくと良いでしょう。

遺族への丁寧な渡し方と気をつけるべき点

受付の方がいない場合は、空いている時間に遺族に声をかけてお渡しするか、スタッフの方に御香料をお渡しします。

故人にお供えする場合は、焼香を行った後にご香料を祭壇にお供えします。その際は、表書きを故人が読めるように向きを整えて置きましょう。

後日ご自宅を訪問して渡す場合には、線香をあげて故人に挨拶し、その後に御香料をお渡しします。そのまま祭壇に直接お供えするか、「この度はご愁傷様でした。御霊前にお供えください」とお悔やみを伝えて、遺族へ香典を渡しましょう。

まとめ

御香料は法要の際にお供えする金品のことで、香典とは渡すタイミングや表書きに違いがあります。

今回は、御香料の相場や包む際のマナー、表書きのルールを紹介しました。これらを知っておけば、安心して法要にて失礼のない対応ができるはずです。近いうちに法要や弔事がある方はぜひ確認してみてください。

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よくある質問

Q

御香料と香典の違いは何ですか?

御香料は主に四十九日、一周忌などの法要で使われるお金です。一方、香典は葬儀や通夜で渡されます。中身は同じでも、渡すタイミングによって名称が変わります。法要の場では「御香料」を用い、葬儀では「香典」が使われるのが一般的です。

Q

御香料の金額の目安はどのくらいですか?

金額は関係性と年齢に応じて異なります。両親には3万~10万円、兄弟姉妹には1万~5万円が目安です。友人には3千円~1万円程度を包むのが一般的です。また、地域差もあるため、親族に相談して決めると安心です。

Q

御香料袋の表書きはどう書きますか?

表書きには「御香料」または「御仏前」と書きます。薄墨の筆ペンを使うのがマナーです。名前は中央に、表書きよりやや小さく記入しましょう。連名の場合、目上の人を上に書き、3名以上なら代表者名と「他一同」を併記する方法が一般的です。

Q

御香料はいつ、どのように渡しますか?

法要の受付で、袱紗(ふくさ)から御香料袋を取り出し、表書きが見えるように渡します。「この度はお悔やみ申し上げます」と一言添えると丁寧です。受付がない場合、遺族に直接渡すか、祭壇にお供えするのが良いでしょう。

Q

御香料と書くのは、いつまでですか?

明確な期限は定められていません。 期間ではなく場面で使い分けるのが基本で、通夜・葬儀は「御香典」、四十九日や一周忌などの法要は「御香料」(または「御仏前」)とします。地域や宗派で違いがあるため、迷ったら喪家の意向に合わせましょう。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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