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エンバーミングが必要かどうかの判断基準|実施される理由やメリット・デメリットは?

エンバーミングが必要かどうかの判断基準|実施される理由やメリット・デメリットは?

この記事は2分で読めます

エンバーミングが必要かどうかの判断基準|実施される理由やメリット・デメリットは?
エンバーミングが必要かどうかは、火葬までの日数や予算、遺族の希望によって異なります。葬儀社から提案されても、本当に必要なのか、実施して後悔しないのかなど、不安に思う方もいるでしょう。 この記事では、以下の内容を具体的に解説します。
・エンバーミングが必要かを判断する基準
・エンバーミングのメリットとデメリット
・エンバーミングが必要な具体的な場面
判断に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【目次】

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エンバーミングが必要な理由と判断基準は?

エンバーミングが必要かどうかは、火葬までの日数や予算、遺族の希望によって異なります。

そのため、以下2つについて知っておくことが重要です。

・エンバーミングが必要かを見極める3つのポイント
・エンバーミングが必要ないケースとは

適切な判断をするためにも、事前に知識を身に着けておきましょう。

エンバーミングが必要かを見極める3つのポイント

エンバーミングの必要性は、主に3つの観点から判断できます。

1.火葬までに要する日数
火葬日までに一週間以上かかる場合は、エンバーミングを検討する価値があります。

2.生前に近い状態でお別れしたい場合
生前に近い姿でお別れしたい場合は、エンバーミングが適しています。

3.費用と予算のバランス
エンバーミングには、15万円から25万円程度の費用が発生します。
そのため、葬儀全体の予算との兼ね合いを考慮しましょう。

エンバーミングが必要ないケースとは

火葬までの期間が短い場合、エンバーミングは必ずしも必要ではありません。
通常2日程度であれば、ドライアイスなどの冷却保存で対応できるケースが多くあります。

また、費用面で予算が限られている場合は無理に選択する必要はありません。
さらに、宗教的・倫理的な理由で遺体への医療的処置に抵抗がある場合も、避けても問題ありません。

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エンバーミングは必要?費用やメリット・デメリットをご紹介

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エンバーミングの基本と仕組み

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エンバーミングの必要性を判断するには、基本的な知識を理解しておくことが重要です。
エンバーミングは、海外では広く普及していますが、日本ではまだ認知度が高くありません。

ここでは、エンバーミングとは何か、なぜ注目されているのか、具体的にどのような処置が行われるのかを解説します。

エンバーミングとは

エンバーミングには「殺菌・消毒」「防腐」「修復」「化粧」の4つの役割があります。
遺体内の血液を抜き取り、防腐剤を含む保全液を注入することで、長期保存を可能にします。

エンゼルケア(清拭)や湯灌(入浴の儀式)とは異なり、医学的な処置を伴う点が特徴です。

なぜエンバーミングの必要性が高まっているのか

日本遺体衛生保全協会(IFSA)によると、2024年のエンバーミング実施件数は年間約8万件です。2000年頃は約1万件とされており、この20年で大きく増加しています。

なぜここまでエンバーミングが広がったのでしょうか。
理由のひとつは、火葬場の混雑です。都市部では火葬まで1週間待つこともあり、その間に遺体の変化が進みやすくなります。そのため、状態を安定させる手段としてエンバーミングを選ぶご家族が増えています。

もうひとつは、グリーフケアの観点です。生前に近い穏やかな表情で故人と向き合えることは、遺族の悲嘆をやわらげ、最後の時間を落ち着いて過ごす助けになります。

こうした実務面と心理面の両方から、エンバーミングの必要性は年々高まっているのです。

エンバーミングのやり方

エンバーミングは、ご家族にとって次のような流れで進みます。

まず、エンバーミングを行うことに同意する書類にサインし、故人を専門の施設へ搬送してもらいます。ここから先の処置はすべて専門家が行うため、ご家族は見守るだけで大丈夫です。

次に、専用の処置室でエンバーマーが血液を排出し、防腐剤を循環させる作業を進めます。必要に応じて、お顔の表情を整えたり、化粧でより自然な姿に仕上げたりもしてくれます。

作業時間は2〜3時間ほどで、衛生管理のため立ち会うことはできません。処置が完了すると、故人のお体は長期間安置できる状態に整います。

最後に、整えられた故人はご家族のもとへ戻り、納棺や通夜・葬儀へと進みます。

エンバーミングのメリット・デメリット

エンバーミングのメリット・デメリット
エンバーミングの必要性を判断するには、メリットとデメリットを客観的に比較することが重要です。

費用対効果も含めて検討し、自分たち家族にとって本当に価値があるかを見極めましょう。ここでは、それぞれの側面を詳しく解説します。

エンバーミングのメリット

エンバーミングの最大のメリットは、生前に近い穏やかな表情で故人を見送れることです。病気や事故で容貌が損なわれた場合でも、修復技術により自然な姿に整えられます。

また、強力な殺菌消毒により感染症のリスクが大幅に低減されます。ドライアイスが不要となり、長期間の保存が可能です。

さらに、故人の肌に直接触れてお別れできるため、心置きなく最後の時間を過ごせます。

エンバーミングのデメリット

一方、デメリットも存在します。最大の懸念は費用面で、15万円から25万円と高額で、葬儀費用全体を圧迫する可能性があります。

また、遺体にメスを入れる必要があるほか、処置中の2時間から3時間は遺体と離れなければいけない点もデメリットです。

専門施設への搬送が必須のため、自宅安置を希望する場合は別の手段を検討する必要があります。

エンバーミングが必要な具体的なシーン

エンバーミングの必要性は、置かれた状況によって大きく変わります。

ここでは、以下の項目ごとに代表的な場面の判断基準をご紹介します。

・火葬までの日数が長い場合に必要な理由
・なぜ海外搬送だとエンバーミングが必要なのか
・感染症で亡くなった場合にエンバーミングをする理由

実施するか悩んでいる方は、参考にしてください。

火葬までの日数が長い場合に必要な理由

都市部を中心に、火葬場の混雑により待機日数が長期化しています。安置期間が長くなると遺体の腐敗が進んでしまうため、一週間以上の安置が必要な場合はエンバーミングを検討してもいいでしょう。

ドライアイスでも遺体の状態を保てますが、腐敗を完全に止めることはできません。

特に一週間以上安置する場合や気温が高い季節では、遺体の状態を保てない可能性があります。

一方、エンバーミングなら一度の処置で長期保存が可能です。

なぜ海外搬送だとエンバーミングが必要なのか

国際輸送で遺体を空輸する際、エンバーミングがその国の法律で義務付けられているケースがあります。

感染症の拡散防止と衛生管理の観点から、安全な移送をするためです。

手続きには、各種書類の提出が求められます。海外での葬儀や埋葬を予定している場合、必ず葬儀社に国際輸送の要件を確認しましょう。

感染症で亡くなった場合にエンバーミングをする理由

感染症が死因となった場合、ご遺族や関係者の不安を軽減する目的で、エンバーミングが選ばれることがあります。エンバーミングでは、体内外の消毒や殺菌が行われ、ウイルスや細菌の働きを抑えることが可能です。そのため、対面時ににおいや体液の漏れといった心配が減り、より安心して故人と向き合える環境を整えられます。

ただし、すべての感染症でエンバーミングが行えるわけではありません。病原体の種類によっては、処置自体が禁じられている場合もあります。感染症が疑われる、または診断されている場合は、必ず葬儀社や専門施設に相談し、実施できるかどうかを確認しましょう。

エンバーミングで後悔する理由と対処法

エンバーミングで後悔する理由と対処法
エンバーミングは、実施後に取り消すことができません。そのため、事前に後悔する理由と対処法について把握しておくのが重要です。

ここでは、エンバーミングで後悔する理由や信頼できる業者を見極める方法について紹介します。

エンバーミングで後悔する理由

よくある後悔のパターンとして、事前説明不足による誤解があります。処置内容や費用について十分な説明を受けずに契約し、後から不満を感じるケースです。

また、家族間で意見が分かれたまま進めてしまい、後から問題になることもあります。

対策として、契約前に処置の詳細・費用・所要時間などを必ず確認してください。家族全員で話し合い、意思統一を図ることが不可欠です。

エンバーミング資格の有無を確認する

信頼できる葬儀社を見極めるポイントは、まず資格保有者の有無です。

日本遺体衛生保全協会(IFSA)の認定エンバーマーが在籍しているか確認しましょう。

次に、契約前に処置内容や費用の内訳を明示してくれるかをチェックします。曖昧な説明しかしない業者は避けるべきです。

実績や口コミも参考になりますが、最終的には直接話を聞いて信頼できるか判断してください。

匂いや衛生面では後悔しない理由

「エンバーミングをすると匂いが気になるのでは」という不安を持つ方がいますが、これは誤解です。

エンバーミングには、腐敗臭を抑制する効果があります。

そのため、匂いや衛生面で後悔することはないでしょう。

まとめ

エンバーミングは、火葬までの日数や予算、ご家族の気持ちによって必要性が変わるものです。生前に近い姿で送りたい、安心して対面したい、一週間以上の安置が必要などの場面では、大きな助けになります。

一方で費用の負担や処置への抵抗など、選びにくい理由もあります。大切なのはメリットと気になる点の両方を理解し、ご家族全員が納得して選ぶことです。

迷ったときは葬儀社に相談しながら、後悔のない最終判断をしていきましょう。

よくある質問

Q

エンバーミングは何年くらいもつのですか?

エンバーミングによる保存期間は、最大で50日程度と日本遺体衛生保全協会(IFSA)が定めています。永久保存は不可能で、あくまで一時的な防腐処置です。保存状態には個人差があり、遺体の状態や保管環境によって変動します。

Q

葬儀でエンバーミングは必要ですか?

葬儀において、エンバーミングは必須ではありません。しかし、火葬までの日数が長い場合や、生前の姿で見送りたい場合には有効な選択肢です。状況に応じて判断し、遺族の希望を最優先に考えましょう。

Q

エンバーミングはしたほうがいいですか?

メリットとデメリットを総合的に判断する必要があります。費用や処置への抵抗感と、生前に近い姿で見送れる価値とを天秤にかけてください。判断基準を整理し、迷う場合は葬儀社や専門家に相談することをおすすめします。

Q

エンバーミングを行った有名人は?

海外では、マイケル・ジャクソン、エリザベス女王、エヴァ・ペロンなどが知られています。米国では一般的な処置として広く浸透しており、多くの著名人が利用しています。日本でも、こうした海外事例が紹介されることで認知度が向上しつつあります。

Q

エンバーミングをすればキスや触れ合いはできる?

エンバーミング処置後は、キスや肌への接触ができます。強力な殺菌消毒により、感染リスクは軽減されているためです。ただし、処置の内容は状況によって異なるため、事前に業者へ相談するようにしてください。

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葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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