浄土真宗の葬儀と聞いても、一般的な仏式との違いがわからない方も多いのではないでしょうか。実は、浄土真宗の葬儀には独自の特徴があり、他の宗派とは異なる作法やマナーが存在します。この記事では、浄土真宗の葬儀の流れや特徴、依頼できる葬儀社について分かりやすくご紹介します。
※表は横にスワイプして比較できます
| 葬儀社 | |||
| 料金 | 198,000円〜 | 245,300円〜 | 880,000円〜 |
| 評価 | 3.84 ★ (31件) | 4.67 ★ (3件) | ー |
| 電話 | 相談する050-5231-1453 | 相談する050-5231-1442 | 相談する050-5231-3205 |
目次

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宗派名 | 浄土真宗(じょうどしんしゅう) |
| 開祖 | 親鸞聖人(しんらんしょうにん) |
| 本尊 | 阿弥陀如来(あみだにょらい) |
| 教えの中心 | 阿弥陀様の本願(他力本願)によって救われるという教え |
| 念仏の意義 | 阿弥陀様の救いへの感謝を「南無阿弥陀仏」と唱えて表す |
| 代表的宗派 | 浄土真宗本願寺派(西本願寺)・真宗大谷派(東本願寺) |
浄土真宗は、鎌倉時代に親鸞がその教えをまとめ、室町時代に弟子らによって広められた仏教の宗派です。
親鸞聖人は、すべての人を分け隔てなく救う阿弥陀様に深く感銘を受けました。人は自分の努力だけではなく、阿弥陀様の導き(他力)に身をゆだねて生きることが大切だと説いたのです。
この考え方は「他力念仏」と呼ばれます。 阿弥陀様の力にすべてをゆだね、感謝の気持ちで「南無阿弥陀仏」と唱えることで、極楽浄土への往生を願う教えです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 葬儀の目的 | 阿弥陀様の救いに感謝するための儀式 |
| 供養の考え方 | 故人への供養ではなく、阿弥陀様への感謝を表す |
| 教えの根拠 | 「亡くなった瞬間に仏となる」とする〈往生即成仏〉の教え |
| 故人の位置づけ | 故人はすでに仏となっており、供養を必要としない存在 |
| 儀式の意義 | 阿弥陀様の導きに感謝し、念仏を通じて感謝の心を表す |
葬儀は阿弥陀様の救いに感謝するための儀式であり、故人の供養を行うための儀式とは捉えません。
浄土真宗には、亡くなった瞬間に阿弥陀様によって仏になれる「往生即成仏(おうじょうそくじょうぶつ)」の教えがあるのです。
すでに仏となった故人に供養は必要でなく、導いてくれた阿弥陀様に感謝する場と捉えています。

浄土真宗本願寺派の葬儀
浄土真宗本願寺派の葬儀は、読経から焼香、回向までを一つの式として執り行います。
浄土真宗大谷派の葬儀
真宗大谷派の葬儀は、自宅から斎場へ向かう「葬儀式第一」と一般の参列者が立ち会う「葬儀式第二」の二部構成です。
近年では、斎場で両方を行う形式も多く見られます。
ここでは、葬儀式第二の流れを紹介します。
念仏の唱え方や焼香の方法が本願寺派と異なるため、事前に確認しておくと安心です。

葬儀の捉え方以外にも浄土真宗では他の葬儀と異なる点が複数あります。
一般的には白衣を着せることが多いですが、中には生前愛用していた服を着せる場合もあり、故人や遺族が自由に選べます。
浄土真宗では亡くなったと同時に極楽浄土で仏になれると捉えているため、あの世まで旅をする必要がなく、旅支度も不要なのです。
そのため、浄土真宗では「あの世への旅支度」といわれる死装束を着せることはありません。
末期(まつご)の水とは、故人の口に水を含ませ、あの世で喉が渇かないようにと願う儀式です。
浄土真宗では、故人は苦しまずにすぐ成仏すると言われているため、末期の水は不要とされています。
浄土真宗では故人に対して授けられる名を「法名」と呼んでおり、戒名を使用することはありません。
・戒名=自力修行をめざして受戒した人に授ける名
・法名=仏様の弟子になった人が授かる名
戒名と法名には上記の違いがあるとされており、他力念仏の教えである浄土真宗は修行をせず、阿弥陀様の救いによって弟子になれるのです。
そのため一般的に戒名と呼ばれる名は必要なく、法名を授かります。
一般的には僧侶へのお礼と捉えられているお布施ですが、浄土真宗では阿弥陀様に対するお礼としてお布施を納めます。
阿弥陀様の導き・救いによって故人が極楽浄土に往生できたと捉えるため、感謝の気持ちをお布施という形で表しているのです。
| 一般的 | 浄土真宗 | 説明 |
|---|---|---|
| 天国 | お浄土 | 浄土真宗には天国の概念がない 「お浄土」あるいは「浄土」を使う |
| 他界・永眠 | 浄土に往生する | 故人はすでに仏になっていると捉えるため 阿弥陀様のいる浄土に渡った(往生)という意味 |
| 告別式 | 葬儀 | 別れを意味する言葉を使わない |
| 魂や御霊 | 故人 | 往生即成仏の考え方により、霊になるとは考えないため |
| 和尚さま | ご院主さま・ご院さま | お寺の主を指す言葉 |
他の仏教では一般的に使われる言葉でも、浄土真宗では避けるべき言葉があります。
「天国→お浄土」
一般的にはあの世を表す言葉ですが、浄土真宗には天国という概念はありません。 阿弥陀様の救いによって極楽浄土に往生しているため、仏様がおられる場所と捉え「お浄土」あるいは「浄土」を使います。
「他界・永眠→浄土に往生する」
弔電などで使われることが多い言葉ですが、故人はすでに仏になっていると捉えるため、仏様として生まれ変わっているのです。
あの世などの概念もないため、阿弥陀様のおられる浄土に渡った(往生)と表現します。
「告別式→葬儀」
浄土真宗では故人は仏様に生まれ変わり、浄土から導いてくださると捉えるため、別れを意味する告別式は使いません。
「魂や御霊→故人」
他の仏教では49日間かけて魂がこの世を離れる準備をしているといわれていますが、浄土真宗には「往生即成仏」の教えがあるため、魂と表現するのは不向きです。 そのため、亡くなった人のことを表すときには故人を使ってください。
「和尚さま→ご院主さま・ご院さま」
お寺の主を指す言葉です。浄土真宗ならではの呼び方なため、覚えておくといいでしょう。
迷った場合は、住職やお寺さまと呼んでも問題ありません。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 服装 | 一般的な喪服で参列し、派手さを避ける 門徒は喪服の上から「門徒式章」を首にかける場合も |
| 挨拶 | 「ご冥福をお祈りします」は使わない 「お悔やみ申し上げます」「この度はご愁傷様です」と声をかける |
| 香典袋 | 「御霊前」は使わない 「御仏前」または「御香典」を使用 |
| 数珠の持ち方 | 合掌時以外は左手に持ち、合掌時は両手の親指で挟むようにして持つ 飾り房は下に垂らす |
| 焼香の上げ方 | 額に押しいただかず、お香を1回つまんでそのまま香炉に供える 合掌は焼香後に行う |
次に、葬儀に参列するときに気を付けたいマナーや事柄について説明します。
一般的に喪服と呼ばれる服装で参列しましょう。
派手な印象を与えないよう質素な装いで参列するのが一般的です。
ただし浄土真宗の門徒になっている人の場合は、喪服の上に首から下げる法具(門徒式章)を身に着ける場合もあります。
遺族への挨拶に使われる言葉に「ご冥福をお祈りします」がありますが、浄土真宗は往生即成仏の教えがあるため「お悔やみ申し上げます」と声をかけます。
そして受付にいる関係者や親族には「この度は誠にご愁傷様です」と挨拶をするのが適切です。
浄土真宗の葬儀では、香典袋には「御仏前」または「御香典」と書きます。
故人は亡くなった瞬間に仏様になるとされるため、「御霊前」は使いません。
迷った場合は、どの宗派でも使える「御香典」が無難です。
合掌するとき以外は左手に数珠を持ち、合掌の際には、両手の親指で挟むように持ち、飾り房は下に垂らします。
数珠の長さによって二重にしたりするなどの工夫をし、飾り房の方向だけ注意してください。
浄土真宗本願寺派の焼香は額に近づけず、1度だけお香をお供えします。
お香をつまみ、そのままの状態でお供えするだけです。
念仏を唱える場合は「なもあみだぶつ」と唱えてください。
また、合掌するのは焼香の後だけです。
| 項目 | 本願寺派(西) | 真宗大谷派(東) |
|---|---|---|
| 焼香の回数 | 1回 | 2回 |
| 焼香の作法 | 押しいただかない(共通) | 押しいただかない(共通) |
| 念仏の唱え方 | 「なもあみだぶつ」 | 「なむあみだぶつ」 |
| 数珠の持ち方 | 房を下に垂らす | 房を左側に垂らす |
浄土真宗は、本願寺派(西)と真宗大谷派(東)に分かれており、葬儀の形式にも違いがあります。
以下のように流れや焼香の方法が異なるため、参列前に確認しておきましょう。
・焼香の違い:本願寺派は1回・真宗大谷派は2回
・本願寺派は「なもあみだぶつ」・真宗大谷派は「なむあみだぶつ」
・数珠の持ち方の違い:本願寺派は房は下に・真宗大谷派は左に
本願寺派と真宗大谷派の葬儀の違いについて、詳しく解説していきます。
焼香の違い:本願寺派は1回・真宗大谷派は2回
本願寺派の焼香は1回ですが、真宗大谷派では2回行います。
どちらの宗派でも、抹香を額に押しいただく必要はありません。
迷ったときや時間が限られる場合は、1回で統一されることもあります。
本願寺派は「なもあみだぶつ」・真宗大谷派は「なむあみだぶつ」
念仏の唱え方にも違いがあります。
本願寺派では「なもあみだぶつ」と唱えますが、真宗大谷派では「なむあみだぶつ」 と発音します。
全員で念仏を唱える場面があるため、唱え方にも気を配りましょう。
数珠の持ち方の違い:本願寺派は房は下に・真宗大谷派は左に
簡易数珠の扱いは共通ですが、本式数珠の持ち方が異なります。
本願寺派では房を下に垂らしますが、真宗大谷派では房を左側に垂らします。
また、真宗大谷派では親玉を上にして、親指と人差し指で軽く挟むように持ちましょう。
日常では本式数珠を使う機会は少ないものの、使用する際は正しい持ち方を覚えておくと安心です。
| 宗派名 | お布施の平均金額 | 主なお経 | 焼香の回数 | 焼香の作法 | 戒名の呼び方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浄土真宗 | 約17.8万円 | 正信偈・阿弥陀経 | 1回 (大谷派は2回) | 抹香を額に押しいただかず、そのまま香炉に供える | 「法名」 |
| 真言宗 | 約21.2万円 | 理趣経・光明真言・般若心経 | 3回 | 抹香を額に押しいただいてから香炉に供える | 「戒名」(法名表記もあり) |
| 浄土宗 | 約19.2万円 | 阿弥陀経・観無量寿経・無量寿経 | 1〜3回 | 抹香を額に押しいただいて供える | 「戒名」(法名と表記する場合も) |
| 日蓮宗 | 約25.2万円 | 法華経(方便品・自我偈) | 1〜3回 | 太鼓や木鉦を鳴らしながら読経。焼香は寺院により作法が異なる | 「法号」(戒名・法名と表す場合も) |
| 臨済宗 | 約32.7万円 | 般若心経・法華経・観音経 | 1〜3回 | 抹香を額に押しいただいて供える(作法は寺院により異なる) | 「戒名」 |
| 曹洞宗 | 約25.3万円 | 修証義・般若心経・大宝楼閣陀羅尼 | 2回(地域によって異なる) | 1回目は額に押しいただき、2回目はそのまま香炉に供える | 「戒名」 |
| 天台宗 | 約26.7万円 | 般若心経・法華経 | 2〜3回 | 抹香を額に押しいただいて供える | 「戒名」 |
| 創価学会 | お布施不要 | 法華経の「方便品」「寿量品(自我偈)」を中心に読誦し、「南無妙法蓮華経」を唱える | 3回 | 親指・人差し指・中指の3本で香をつまみ、額まで上げてから香炉にくべる | 戒名は授けず、生前の名前を使用 |
※お布施の平均金額は、葬儀の口コミが2025年に実施した『お布施に関する調査』(全国の喪主1,002人対象)によるものです。
各宗教の葬儀マナーを一覧にし、上記表にまとめました。
各ページでは、葬儀の流れや足立区でおすすめの葬儀社を紹介しているため、気になる宗教名をクリックしてご覧ください。
葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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小田原市で浄土真宗の葬儀を取り扱う葬儀社を紹介します。
365日24時間対応しているので、不安なことや不明なことがあれば、電話で聞いてみてください。


創業明治35年 地元の方が安心して任せる葬儀社
葬儀場併設
イヨダ(イヨダ小田原会館)は創業明治35年、100年以上の歴史があります。各地域の風習や、お寺ごとの細かなしきたりにも精通。親子で三代、四代と葬儀を依頼する方もいる、地元の方から信頼されている葬儀社です。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
葬祭費給付金制度とは?>>
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-1453
直近で3人が相談しています!
こちらでも相談できます


「家族葬」も「一般葬」も 年間7000件の実績をもつ葬儀社
対面相談可
葬儀場併設
小田原市扇町、小田原駅から徒歩13分の小田原式典総合ホールを運営する「サン・ライフ」 年間7000件もの葬儀を行う、経験豊富な葬儀社です。 「家族だけ」の葬儀から、お世話になった方を広く呼ぶ一般葬まで様々な葬儀に対応しています。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
葬祭費給付金制度とは?>>
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相談ダイヤル
050-5231-1442
直近で20人が相談しています!


洋風の花々で彩る、明瞭でシンプルな花葬プラン。
葬儀場併設
近代的で洋風の花々が特徴の花葬プラン。お見積もりは固定プランで安心の価格設定です。お選びいただくのは献花、火葬場のお弁当、返礼品のみ。それ以外はすべて決まっており、打ち合わせもシンプルでわかりやすく進行します。明瞭で手間の少ないプランをご提供いたします。
申請すると給付金を受け取れる可能性があります。
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申請すると給付金を受け取れる可能性があります。葬祭費給付金制度とは?>>
相談ダイヤル
050-5231-3205
現在営業中
神奈川県小田原市栄町1-6-10


湘和会堂小田原は、平安レイサーピスが運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。 ご遺族の方々にとって一番負担のかかる二日間ですから、細かいところまで私たちが気を配り、安心してお過ごしいただきたいと思っております。
神奈川県小田原市西酒匂1-3-52


小田原セレモニーホールは、さがみライフサービスが運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。 ≪さがみライフサービス株式会社≫では、ご家族のみなさまの悲しみのご負担を少しでも軽減できるように、皆さまのお気持ちを大切にしながら、万全のサポートができるよう、誠心誠意ご奉仕させていただきます。
神奈川県小田原市堀之内448


市兵衛会館報徳斎場は、市兵衛葬具店が運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。富水駅より徒歩10分程度。
神奈川県小田原市多古730-1


カルチャーBONDS小田原は、平安レイサーピスが運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。 家族葬からご会葬の方々が多い社葬や大型葬まで、ご葬家のご要望に合わせて安心してご利用いただける落ち着きのある葬祭ホールです。
神奈川県小田原市中町3-1-2


セレモニー小田葬ホールは、小田原市民葬祭が運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。 葬儀に数百万もかかると思っていませんか?当社は葬儀の“価格破壊”に挑戦しております。
神奈川県小田原市栢山423


湘和礼殯館栢山は、平安レイサーピスが運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。従来の葬儀斎場と異なり、建物全体を一葬家だけで貸切る新しいタイプの葬儀斎場です。
神奈川県小田原市城山4-1-12
小田原市の家族葬は辰美屋で安心
小田原市の辰美屋葬儀店は、仏式・神式・キリスト教式など多様な葬儀プランを提供します。事前相談や24時間対応で、安心してお任せください。創業大正元年の信頼がございます。詳しくみる
神奈川県小田原市早川209
小田原市に密着した葬儀社
早川メモリアルホールきくやは小田原市に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。詳しくみる
神奈川県小田原市扇町2-19-7
小田原市に密着した葬儀社
ハマソウは小田原市に密着した葬儀社です。24時間365日、お迎えも事前相談にも対応しています。
神奈川県小田原市成田217-1


成田セレモニーホールは、さがみライフサービスが運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。 ≪さがみライフサービス株式会社≫では、ご家族のみなさまの悲しみのご負担を少しでも軽減できるように、皆さまのお気持ちを大切にしながら、万全のサポートができるよう、誠心誠意ご奉仕させていただきます。
神奈川県小田原市早川209-2


メモリアルホールきくや会館は、きくや葬祭が運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。JR早川駅より徒歩0分。
神奈川県小田原市堀之内324-3


イヨダ富水葬祭場は、NPO法人かながわ支援センターが運営する通夜・告別式を行うことができる施設です。
神奈川県小田原市栄町1-16-42


神奈川県小田原市新屋280-1


sachinilkuru
小田急線「富水」駅から徒歩10位でしょうか?坂道はないので、徒歩も有りだと思います。駐車場は分散されていますが、それなりの広さがあります。近くにコンビニもあります、お泊りする場合も、お風呂、ドライヤーなど着替え以外は用意されています。喫煙は建物の入口に灰皿が置かれています。
投稿日:
O
主人は芯が強く勤勉家で、孫たちと近所の公園で一緒に遊ぶ家族思いの優しい人でもありました。若い頃は大手電機メーカーに鋳物職人として勤務し、1級技能検定も取得。30代からは私の両親が従事していた保養所の管理をする仕事に就き、両親が引退した後は従業員を雇いながら夫婦で管理を続けました。趣味にしていた写真撮影はメーカーに勤めていた頃から始めたもので、現像も自分で行うほど本格的に取り組んでいました。自分で育てた胡蝶蘭やカトレアなどの花々、綺麗な風景を好んで被写体にし、所持していたカメラが痛まないよう、自宅に専用の保管庫も用意。管理人時代には調理師免許を取得しましたが、取得以前から料理の腕は良く、私の友人が訪ねてきた際には手料理を振る舞ってくれたこともありました。 家族3人での旅行が忘れられない時間に主人が軽度の認知症と診断され、その後、要介護4の認定を受けたことでホームへ入居。その1年後、急性心不全のため89歳で静かに旅立ちました。生前は前立腺の病気を抱えていたため滅多に遠出することがなかった主人ですが、娘と家族3人で高尾山に泊りがけで旅行したことが一番の思い出になっています。大切にしていたカメラは娘と2人の孫たちが受け継いでくれますので、主人も安心してくれているのではないのでしょうか。サン・ライフには私の両親が亡くなった際に葬儀をお願いし、その対応がとても良かったため夫婦でサン・ライフメンバーズへ入会。主人が亡くなった時も迷わずサン・ライフに連絡することができました。葬儀までの間はホール内にある安置室で主人を休ませていただきました。近くにはソファが設置されていましたのでゆっくりと主人に付き添うことができました。また、家族葬にピッタリのコンパクトな式場で、祭壇周りは主人が好きな胡蝶蘭を中心とした花々で埋め尽くされ、とても華やかな雰囲気になりました。 スタッフの寄り添いと心遣いに感謝通夜・告別式には親族をはじめ、私の友人や娘の会社関係の方々が会葬。式を担当した秋山さんは私たち遺族に優しく寄り添い、また、色々な感動を与えてくれました。主人が大切にしていたカメラをペーパークラフトで作成し、ゴルフ大会で獲得したトロフィーと一緒に展示してくれたほか、好物のマグロの刺身と主人の名前入りの箸袋を霊前に。納棺の際にはそれらを手向けることができましたので、秋山さんの心遣いには感謝の言葉しかありません。また、プロの方が作成したオリジナルの会葬礼状は主人の人柄がよく表現された素晴らしい文章で、会葬された方々からも好評でした。スタッフの皆さまに支えられながら、孫やひ孫たちと共に主人を見送ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。
投稿日:
A
息子は仲間が困っていると放っておけない性格で、多くの方と交友関係を築いていました。輸出する大きな機械などを梱包する仕事に従事した後、トラックドライバーに転身。元気に働く一方で休日は私を散歩に誘い、一緒にランチを楽しみました。帰りはいつも私を気遣う言葉をかけてくれて、親想いのやさしい一面を持っていました。そんな息子が突然倒れたのが数年前の年末。朝「行ってきます」と元気に家を出た数時間後のことでした。電話を受けてすぐに病院へ向かうと、意識がない重篤な状態で、病院のベッドに横たわる息子の姿を見て涙が止まりませんでした。その後、一命はとりとめたものの脳に障害が残り、懸命にリハビリを続けました。少しの単語でお医者様や私たち家族と会話できるようになりましたが、次第に身体の機能が衰え、わずか45歳の若さで旅立ちました。3年7ヵ月という長い闘病生活を生き抜き、息子は本当によく頑張ったと思います。 45歳の旅立ちに家族が選んだホールサン・ライフのことは、私の仕事仲間から良い評判を聞いていました。もしもの時に備えて事前にパンフレットをもらった矢先、息子が旅立ちましたので、すぐにサン・ライフへ連絡。病院にお迎えに来てくださった原口さんはスピーディに対応してくれて、すぐに息子を安置室で休ませていただきました。お打ち合わせ担当された佐藤さんは、息子を亡くして動揺していた私に優しく接してくださいました。そして、これから行う息子の見送りのためにしなければならないことを分かりやすく説明していただきました。長い闘病の影響で、顔がやせ細りとても疲れた表情をしていた息子。佐藤さんのご提案で故人の身体を衛生的に保全するエンバーミングを依頼すると、とても安らかな表情に。息子に会いに来てくださった方々からは「ハンサムになったな」と声をかけていただきました。 細やかな気遣いにまた涙当日の式を担当された秋山さんは、ひどく落ち込んでいる私をよく気遣ってくださいました。息子が好きだった車のことを話したところ、その車をペーパークラフトで再現し、思い出の写真とともに飾っていただきました。また、誕生日が近かった息子のために、ご飯と大好きなお肉で豪華なケーキを作る機会をくださったのは本当に嬉しかったです。家族みんなの手で作り、柩に入れてあげることができました。きっと息子も天国で食べたかったお肉をお腹いっぱい食べて満足したのではないかと思います。アフターフォロー担当の井澤さんは、初めてのことで分からない私に、位牌や今後の供養について色々とアドバイスをいただきました。おかげで息子のために満足できるものを用意することができました。施設スタッフの飯山さん、村山さんにも本当にお世話になりました。スタッフの皆さんは本当にやさしくて気遣いが素晴らしいと感じました。息子の見送りをサン・ライフでお願いして良かったです。
投稿日:
Q
小田原市で浄土真宗に対応している葬儀社は?
小田原市で浄土真宗に対応している葬儀社は、小田原市中里240-2にある「イヨダ(イヨダ小田原会館)」です。
Q
小田原市で浄土真宗の葬儀は行えますか?
はい、小田原市でも浄土真宗の葬儀を行うことができます。イヨダ(イヨダ小田原会館)やサン・ライフ(小田原式典総合ホール)などでは浄土真宗の葬儀も経験があり、丁寧に執り行います。
Q
浄土真宗の葬儀費用はどのくらいかかりますか?
小田原市での浄土真宗葬儀費用は、家族葬で374,000円~980,000円、一般葬で561,000円~561,000円程度が目安です。また、50,000円の葬祭費補助金も利用できます。
Q
浄土真宗の葬儀で特徴的な流れはありますか?
浄土真宗では「往生即成仏」の教えに基づき、故人様は極楽浄土に往生されているとして葬儀を行います。焼香の作法も他宗派と異なります。
Q
小田原市で浄土真宗に対応している葬儀社はありますか?
イヨダ(イヨダ小田原会館)、サン・ライフ(小田原式典総合ホール)、願修寺などが浄土真宗の葬儀に対応しています。これらの葬儀社は本願寺派・大谷派どちらの葬儀も可能です。僧侶の手配等の相談も可能です。
Q
浄土真宗の焼香作法で注意すべき点はありますか?
浄土真宗では焼香時に香を額に押しいただかず、直接香炉に入れます。回数は本願寺派で1回、大谷派で2回が基本です。
Q
浄土真宗の葬儀で利用できる火葬場はありますか?
小田原市斎場【火葬場】(久野3664-8)などの火葬場を利用できます。火葬料金は宗派に関わらず金額は同じです。
Q
浄土真宗の葬儀で戒名はどうなりますか?
浄土真宗では「戒名」ではなく「法名」を授けられます。「釈○○」(男性)「釈尼○○」(女性)の形が一般的です。
Q
浄土真宗の葬儀で補助金は受けられますか?
神奈川県葬祭費補助金から50,000円の葬祭費が受け取ることができます。申請は葬儀後7日以内以内に小田原市役所で行ってください。この補助制度は宗派問わずご利用いただけます。
Q
浄土真宗の葬儀を選ぶ際の注意点はありますか?
本願寺派(西本願寺)と大谷派(東本願寺)で作法が異なるため、事前に確認しておきましょう。